雑記

ゆっくりのんびりぐうたらり

おさんぽ~

2016年12月31日 23時30分07秒 | 日記
実家に帰ってきて今日で4日目。引きこもりの私にはめずらしく、外をうろうろしまくっています。
と言っても、遊びや買い物というわけではなく、ひたすら散歩。昼ごはんを食べた後、3時間くらい徒歩で放浪です。

実家に帰って以来、晴天に恵まれているので、薄手のコート一枚でも日差しでぽかぽか温かい。
コートのポケットにイヤホン差したスマホを突っ込んだら、あとは着のみ着のままで放浪スタート。

昨年の帰省時は、川の音が聞きたくて、ひたすら川に沿って歩き、水源近くの山中にある神社をゴールにしていましたが、
今回のゴールは海です。
無性に海が見たくて、てくてくてくてく海を見渡す神社、そして海岸に歩きました。

考えてみれば、こんなに近くで海を見たのって、十数年ぶりです。
田舎なので水も澄んでいるし、晴天なので真っ青でとてもきれい。
ああ、来てよかったなあと思うと同時に、
いざ海を目の前に立つと、ひさしぶりすぎて、なんだか妙に足がすくみました。
なぜかって、海でかいなー…と。本当に大きいんです、しかも内海ですが、対面は外海なので、ものっすごく遠くまで見渡せる。
まっすぐ進むとその先はもうユーラシア大陸につながっているわけで、でかすぎてちょっとびびるというか。

え、こんなにでかくてどうするんだろ…と我ながら謎なことを思ってたじろいでいました。情緒不安定か。

そして近所の教会にも行ってきました。
幼稚園がカトリック系なので、昔は意味がわからないながらも、幼稚園イベントとしてのミサに行ったりしてました。

しかし幼稚園を卒園してからは、
私の行く時間が悪いのか、いつも教会のカギが閉まっていたので、中に入れたのは十数年ぶり。

正面・両脇の壁に置かれている、十字架に打ち付けられたキリスト像や、処刑に向かうために十字架をかついだキリスト、キリストの遺体を抱きしめてうずくまるマリア様の象が、きれいでかっこいいなーと思いつつも(今思うとまさしく「荘厳」って言いたかったんだと思います)、みんな悲しそうな顔をしているのでどこかおっかないイメージが残っていたのですが、
改めて今日眺めてみると、ただの像でちょっと拍子抜け。でも、足置き使わないと座れなかった大きな木の椅子が、どってことないサイズだったり、
届かなかった説教台もふつうの大きさだったりで、ああ、本当に子どもだったんだなあ、と、和んでしまいました。

それと海の女神様をまつった神社にも、こちらも十数年ぶりに訪ねましたが、
記憶の中にあるよりもずいぶん小さくて驚きました。
ポシェットにヤクルト二本入れてもらって、おばあちゃんと手をつないでよく通ったもので、
その時の記憶だと境内はもっと広くて、神社ももっと大きかったように思うのですが…私大きくなったんだなあ、と、しみじみ。

それに神社の場所にも、ちょっとびっくり。海辺の小高いガケに面していて、180度海の眺望という。
そっか、こんな素敵な場所にあったのか。

もっともガケに生えた木がうっそうとしているので、木々の間に水平線はキラキラしているのが見えるものの、
神社自体は日影で薄暗く、しんと静かです。

で、思った。ただのよくある田舎だと思っていた自分の故郷って、意外にすごい場所なのかもしれないと。
海に面した場所に、海の女神さまの神社がまつられているのは、おそらく漁に出る人の無事を祈願したものでして。
そして、川の水源近くにある山中の神社は、水の神様たる龍神さまをまつった場所で、
治水、ひいては稲作の無事を祈願したもので。
そんな中、長崎というお国柄、小さな教会が点在していて。
そして古い桜の大木のあるおおきなお寺ももちろんあって。

神様や仏様という存在が、信仰とは別に、日常の中に存在していて、
きれいな川ときれいな海と豊かな水源を生み出す山に囲まれて、
しかも2016年の現在、その状態をしっかり維持していて、
実はこの町ってすごいんじゃないかと。
そこで生まれ育ち、そして帰ることができる私は、実は相当恵まれてるのかもしれない、と。

おひさしぶりに女神さまにご挨拶しながら、そんなことを思いました。


それにしても、バッグもお財布ももたずに放浪って、すごくひさしぶりでした。

ちなみに、スマホ持って歩いたのは、
迷子防止のマップ機能使用(田舎の迷子は本気で危険)と、
歩いている最中のウォークマン代わりです。

軽装備放浪、すごく楽ちんで、はまってしまいそうだなあと思いました。

という感じで、死ぬ気の残業・忘年会から一転、相当穏やかな年末を過ごせてとても幸せ。
年明けまであと30分。今年も良い年で、そして良い年末でした。誰に言ってるか自分でも謎ですが、ありがとうです。

最後になりましたが、超絶マイペースな『どこでもないところ』に遊びにきてくださったみなさま、ありがとうございました。
さらには拍手をくださったみなさま、こちらも本当にありがとうございました。
来年もマイペースにのんびりサイト更新していこうと思います。

ではみなさま良いお年を!!

テニ姫73話更新

2016年12月30日 23時33分00秒 | 更新記録
テニ姫73話更新しました。

やっと、やっと47話冒頭に繋げることができました…!!!
冒頭でちょっとネタ晴らしして、あとでそこにつなげるパターンというのを書いてみたかったので満足。
ただ問題は、47話を更新したのが昔すぎて、47話冒頭につながるんだということを気づく人いないだろうなってところです。あははは…

不二先輩を主人公が見つけたシーンは、たぶん何十回と書き直しました。
ねじれにねじれた不二先輩はどうやったら主人公を迎え入れるのかなあと。
で、さんざん考えた結果がぐーぱんち。
…我ながらどうしてこうなった感が否めませんが、これがいちばん自分的に納得する展開でした。
決して不二先輩をMにしたかったわけじゃないです(重要)

以前拍手にてコメントをくださった方が、
「不二先輩と主人公の関係に甘さをもう少し…」と、実にごもっともなことを書いていらっしゃって、思わず笑ってしまったことがありました。
今回のハグでちょっとは甘さを感じていただけましたでしょうか…?
…まあハグの前にぐーぱんちかましてますけども。

VS不二編はあと2話でおしまいの予定です。
お楽しみいただければ幸い。

最後になりましたが、拍手ありがとうございます!


最終回観た!!

2016年12月29日 00時09分12秒 | 日記
無事冬休み一日目です、イエイ!
そんなわけで本日は、雑記in実家。めっちゃ快適…。
うわあそういえばエアコンて体全体が温かくなる家電だったっけ…と幸せ満喫しています。

しかし仕事最終稼働日27日の16時まで、
「あれ、これほんとに冬休み取れないんじゃね?」って雰囲気濃厚でした。
23日納品予定の仕事がまだ終わっておらず、ちょっと待ってと延長入れて、なのにまだ27日に終わっていないという。
結果どうなったかというと、
…お、終わってない…。

リーダーが午後14時ころにようやく腹をくくり(遅い)、客先に相談に出かけました。
それが今年、彼を見た最後の姿となりました…(本当にあった怖い話)。
というわけで、年明け一発目から主任のお怒り爆発確定…うーわー…

そんな状態で今年最後の忘年会開始…!!!
17時から0次回が始まり、18時30分から本番開始というラインナップ。
0次回はビル内の1フロアで軽食会みたいな感じで始まるのですが、
15時ころ、部長がひょいと私の席に現れ焼酎の一升瓶をごとりと机に置き、「はい、あげる」と。

かくして17時まで、机の上に焼酎の一升瓶置いて仕事するという入社以来初の状態になりました。
通り過ぎる社員が、「うわー」って顔をするのはまあわかるとして、
「やっぱり」って顔するのはほんとどういうこと。解せぬ。

二次会はがんばって振り切りました。ええ振り切ってやりましたとも…!!!
今年分の溜まりに溜まった「NO」をここぞとばかりに使い切ってやりました。
しかし追いすがるディフェンス(部長と先輩)。
「いやいや、指定席取ったので明日新幹線絶対乗らなきゃなんで!荷造りとかありますし!」って応戦したところ、

部長「何時の新幹線?」
私「…じゅ、十四時…」
部長「荷造りにどんだけ時間かかるの?夜逃げでもするの?」

…年の最後に猛烈なツッコミいただきました。
というか前々から思ってたんですが、「二次会来ないやつノリ悪い」みたいなノリほんとなんなんだ。
飲み会に参加して笑いもちゃんと取ってもう十分じゃないか…!!!(叫

…しかしこの日ばかりは絶対に二次会に参加したくなかった理由は、実は別にありました。
それは何か。

ユーリオンアイスの11話と12話観たかったからに決まってるだろうこのやろう…!!!(アニメ>仕事)

帰ってお風呂入って速攻観ました。ようやく最終回観てしまいましたよ…!!!!
もうね!!!なんなんなのあれ!!!!公式最高だほんとありがとう…!!!!

まず11話で泣いた。
ヴィクトルはほんともう、もっと勇利をちゃんと見ててあげるべきだと思うんですよ。
無邪気が彼の魅力のひとつということはたいへん理解しているつもりですが、でもそれでいっちばん大事なもの見逃しちゃだめだよううう!!!
そして勇利くんもね、ちゃんと話さないとだめだよ!自己完結だめ!
めっちゃ日本人だな、って思うけど、もうじれったいいい!!!
きみの思う「すべき論」は本当にヴィクトルの望んでることなの?って。
でもね、考えた末の結論なんだよねーって…
プレッシャー感じつつも、ヴィクトルに見てほしい、ほめてほしい、ってその一心で楽しかったスケートに、今度は飲み込まれそうになって苦しそうな姿に、めっちゃ泣かれされた。

11話放送の時点で視聴しなくて心底正解だった。
あれ観て一週間納期ギリギリの仕事するとかほんと無理でした。私のオタク道的判断正しかった。

そして12話。
なにあれなにあれなにあれなにあれ…!!!!!
天国は公式にありました。ユーリオンアイスは最初から最後まで「公式が最大手」だった。もういっそ成仏した。
冒頭のヴィクトルの涙にのけぞり、フリー冒頭の実に彼ららしいやりとりでまた涙腺どっかん。

でもってここにきてユリオがやってくれた。
ウィクトルの心境ってあまりスポットが当たってないですが(それでいて燃料投下してくれるので、妄想の余地があって素晴らしいのですが)、
彼の行動の端々から、勇利の存在に彼は本当に救われたんだろうなあ、っていうのがしみじみ伝わってくる。
トップであることの孤独、オーディエンスの無邪気ゆえに残酷な期待、
好きであることに息苦しさを感じて、そういう自分を認めたくなくて、
そんなときの勇利の「Be my coach!」だったんだろうなあって思うと、私の涙腺はもう爆発するしかありません。

でもってエキシビジョン…!!!
最終回なのに勇利のフリー演技のシーンが短いなあ、ってちょっと残念に思ったのですが、
エキシビジョンでそんな残念気分は時のかなたにぶっ飛んでいきました。

あまりの衝撃にアニメで混乱するという初めての事態に陥りました。
え、フィギュアってそういう競技?え、あれ?ヴィク勇って妄想じゃなかった?あれ、公式?
公式様理解しました本日のメインディッシュはこちらだったのですねありがとうごちそうさまです!!!!(土下座

と、朦朧としている私にとどめをさすがごとく、全編通した中でもとびきりのヴィクトルの笑顔いただきました…!!!
もう…ほんと…私の初日の出はこれでもうよかです…
(あ、ちなみに私長崎県民です、勇利くんと方言で会話できるよやったね…!!)

ユーリオンアイスって、ふたつのLをフィギュアスケートの向こうにおいてきた皇帝が、
ふたつのLを取り戻す話だったんですね…深いわ…(真剣

結論としてあれ絶対二期やりますよね、二期フラグですよね!?
何はともあれ、ジャパニメーションの無限の可能性を感じました。創作ってすごい!!!


さって無事お休みに入ったので、サイトも更新していきますねー
では今日はお休みなさい!

良い年だったと思うのです

2016年12月24日 00時39分42秒 | 日記
あと一週間で今年も終わりですねえ…一年間、本当に早かった。

実は去年、体調を崩しまして、もう私の人生終わったと心底感じていた時期がありました。
体調を崩す前、一年ほどずっと仕事のことで耐えて耐えて耐えて毎日朝が来ることが怖くて仕方なかった時期があり、
そこが原因で体調を崩してしまった。

死ぬ踏ん切りもつかず、でも生活しているのもきつくて、
毎日消えたくて消えたくて仕方なくて、そしてそういう自分に自己嫌悪。
何も考えたくなくて、でも眠れないから、睡眠薬を飲みまくってました。

で、去年の9月頃、そんな状態を見かねた、数年間まったく接点がなかった上司が私を拾ってくれて、
そこからちょっとずつ風向きが変わってきました。

去年の暮れは、
「今年はいろいろ苦しかったけど、その苦しさがきっかけで風向きが変わったから、大事な一年になった」
などとしみじみしていました。

そして今年、畑違いの仕事にめちゃくちゃ苦労して、何度も逃げ出そうとしましたが、
そのたびに、本当にたくさんのひとに助けてもらって、どうにか一年やってこれました。

今年一年、楽しいよりもきついことの方が、たぶんずっと多かった。
今まで積み重ねてきたものがほとんど役に立たなくて、
わからないことがわからないような状態で、とにかく必死に目の前のことをこなして、
でもうまくいかなくて、会社のトイレの個室の中で、声殺して泣いたことが何度もありました。

でも、そのたびに、上司と先輩が声をかけてくれて、励ましてくれて、話をたっくさん聞いてくれました。
その上司と先輩は、入社当時にすごくお世話になっているひとでしたが、
お世話になっているだけで、私から何かしてあげたことなんて一度もなかったです。
でも、何度も、本当に何度も助けてくれました。

私はむかしから一匹狼というか、人付き合いなんかどーでもいい、ひとりでやっていけるわ、って思っていたし、
実際やってこれてしまったのですが、
去年と今年の出来事のおかげで、
誰かが心配してくれること、応援してくれていることが、こんなに自分の原動力になるんだ、ということを、初めて理解しました。
物語の中ではよくあることだけれど、あくまでお話というか、実感として理解していなかったこと。
理解できる人間になれてよかったと思います。

だから、特に苦労せずそれなりに楽しんでいた過去の数年よりも、しんどかった今年の方がずっと大事な、良い一年だったと思うのです。
「楽しい」と「良い・大事」は決して直結するものじゃないんだなと思います。

連休?何それおいしいの?

2016年12月22日 23時49分48秒 | 日記
ユーリon ICE 無事最終回したみたいですねー…
私はまだ観てません。年末休みに入ってから、11話・12話をまとめて観ようと固い決意をしています。

だって10話で3日間魂が抜けたんだから、最終回なんて観たらもう現世を解脱するに決まっているじゃないか…!!!

というわけで今日はピクシブでユーリタグ作品見るの、ものっすごく恐る恐るです。
何が何でも最終回のネタバレ回避せねば…。
でも素敵絵師さんたちのヴィクトルが、ヴィク勇が私を呼んでいる…何このジレンマ…

友人は今日うっかり朝の通勤電車内、スマホにてツイッター見てたところ最終回ネタバレを目にしてしまったらしく、
「あのアカウント炎上してしまえ…」と今日一日呪いの言葉を吐き続けていました。
オタクの恨みは怖いのである。

さて、楽しい冬休みの予定。
「ユーリonICE」の総ざらいはもちろん、
まだ一話も観ていない「鉄血のオルフェンズ」2期と「三月のライオン」と見たい。
「君の名を」も観に行きたいし、「この世界の片隅で」も観たい。
でもってもちろんテニ姫を書きまくりたい。凍結しちゃってるジパング二章を書きたい。
そしてなかなかのタワーになりつつある文庫本も読みたい。

…で、私の冬休みはいつから始まるんです…か…ね…(震


ところで今日の最大の驚き。
夕ご飯食べながらニュースを観ていて知りました。
え、三、連、休…だと…?
思わず箸を取り落しました。
「社内締切金曜ってことは実質月曜提出だから土日もがんばればなんとかいけるよね…!!」
なんてみんなで励ましあってたのに金曜日は祝日だと…?

ところで今日デバックしてたら機器のランプが猛烈な勢いであちこち点灯点滅をし始め、呆然としていたところ、
一緒にデバッグやってたおじいちゃん(同僚)がつぶやいた、
「ああ…クリスマスですからねえ…」がいまになってふつふつきています。

さて明日もがんばろう!