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「てつがくどう」鉄道模型をメインに、鉄道すべてを楽しむ事を発信していきます。

Podeaで73系電車の製作 その10

2017年05月29日 | レーザーカッター

またもや、前回からの更新から1ケ月以上経ってしまいました。工作スピードは相変わらずゆっくりですが、クモハ73、クハ79の床板完成までブログにアップします。

床板の構成は地鉄電車で有名な方の工作方法と同じ、1.0mmの真鍮板と1.0mmのプラ板2枚構成です。

車体裾からアングル位置まで3.5mmなので、真鍮板とプラ板で2mm、そこに1mm角のプラ棒をベースに床下機器を取付ると丁度良い高さになります。

クモハ73の動力はアルモデルのアルパワーHO-31B 【軸距31mm/車輪径11.5mm】を片側だけ取付けました。軽量のペーパー車2連では十分の動力です。やはり、旧型国電には床下機器の作りこみを意識すると、動力ユニットが台車内に納まるのが一番かと思います。

床下機器はクモハ、クハとも定番の日光モデルの床下機器セットです。今回は裏側の肉抜き部分にポリパテを充填してみました。硬化も早く余分なパテはペーパーでサクサク削れプラ板で塞ぐより簡単です。床板への接着はセメダインスーパーXクリアを使用しました。接着後も弾性があり強力とのことですが、ポロリ落下が不安でしたので1.0mmの真鍮線を植込みました。

各機器の配置で参考になったのが、かなり古いのですが古本で手にいれた、とれいん1977年7月号です。73系各車の床下機器写真が電空両側で載っています。クハ79920は意外と資料が無かったので助かりました。

連結部のブレーキ管と元空気管の配管はTNカップラーを使用したので、既製品のロストパーツでは配管の幅が広すぎて床板幅に収まりきれないので、真鍮線0.5mmとエコーの締切コックパーツと六角ユニオンを使用した自作品です。CADで作成した図面を元にヤットコで曲げ、ベーク板に取付穴を空けた組立ジグで製作しました。

塗装はいさみやのカラープライマー黒を吹いた後、真っ黒ではない黒(艶消し黒に青、茶、グレーを混ぜたもの)で塗りました。床下に塗る艶消し黒は意外と単純ようで奥が深く、真っ黒ではなくザラザラにならず滑らかで、かつ確りと艶が無いように仕上げるのが何時もながら難しいです。



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