
東京都知事になった青島幸男が、ばあさん役でやってたドラマです。
とっても面白くて大好きでした。
昔は、あんな、おばばがいっぱいいました。
ばあさんイコールあんな風貌でした。
頭は黒柳徹子さんの玉ねぎ頭で、ひっつめて、
てっぺんで、くくっていました。
或いは、かんざしや、櫛などで、留めていました。
そして、みんな着物の上に割烹着を着るのが定番です。
小保方さんが着た、あれです。
昔は今と違って60歳にもなりぁ、糞ジジイとババアでしたから、
そこら辺に、いっぱい野良ジジババが徘徊していました。
何にもしていないのに、子供を見つけては説教を垂れるか、
文句ばっかり言っていて、顔を見たら、この糞ガキ !
そして、うるさい糞ババア、糞ジジイの応酬で、
だからそれが、いじわるばあさんのドラマになったと思われます。
私の男気の有る叔母は、ぷかーと煙草の紫煙を燻らせながら、
ガキ共に、オイ、コラ 、糞ガキ! と呼び、
ガキ共は、死にさらせ、糞ババア ! と言い返し、
なんやとーー ! と追いかけて行き、蜘蛛の子を散らすように逃げて、
その中の、どんくさい一人が捕まって、耳を引っ張られながら連れてこられ、
手に、やいとを据えられて、ヒーーと泣いていました。
私は、アホな奴やなあ、地獄の門番みたいな人に逆らったら、
どんな目に会わされるか分からんのにと眺めていました。
多分その頃から、地獄の通行証は持ってたと思います。
見せてくれた覚えが有ります。
なんせ戦中派の人ですから、いっぱい修羅場を見て来たのでしょう。
本人も、何べんも、地獄に行って来たんや、と言ってましたから。
子供の私は、内心、何で帰って来たんや、戻って来んでエエのに。
と密かに思っていましたが、口に出して言えませんでした。
言ってしまったら、本当の地獄行きです。
好々爺なんて、どこにおるんやーー。
絶対、意地悪じいさんになってやるーー。
もうなってるか ?
そんな事はない、私は必ず、天国に行くに決まっていますので、
賢そうな子供がいると、よしよし、エエ子やねーと、
髪の毛が抜けるぐらい力いっぱいゴシゴシと撫でてあげます。
嫌がろうが、私が天国に行く為ですから、仕方がありませんので、何か ?
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