
小学校でも「うざい」「きもい」などの暴言を使う子どもが増えていると、大阪の公立小学校の現役教師・松下隼司先生は言います。「うざい」「きもい」などの子どもの暴言、どう対応していますか? “暴言が減った”という対応方法とは。
「『うざい(うざ)』は、『うざったい』と言いなさい」 「『きもい(きも)』は、『気持ち悪い』と言いなさい」 「『きしょい(きしょ)』は、『気色が悪い』と言いなさい」 と、言い直しをさせる対応をしたのです。
それも悪くはないと思います。
あくまで教師なんですから、正しい日本語で喋りましょう、
ぐらいは言うべきです。
なんでもかんでも省略しても、相手が必ずしも理解するとは限りません。
それは、大人になれば余計にそうなります。
私も自分の子供には、こんな事を、ほいほい言われました。
そういう時は、実際、理解できないので、
「はあ ?」「もっと分かりやすく言うて」と言いました。
そうすると、また、「うざい ! 」と言われます。
そしたら、また「はあ ? 」「分からん」と聞き直します。
「わからんもんは ねわからんから、ちゃんと説明せい ! 」
と何度でも言います。
そうすると、子供は面倒だから、もう言わなくなります。
私は、なんであろうが、コミュニケーションは、コミュニケーションだから、
何を言われてもしっかり聞いて、何らかの返事をします。
そんな、うざいなんて言葉に、いちいち怒らない。
子供は子供で、なんの形であれ、コミュニケーションをとる為に、
話してくるんだから、なんであろうが返事はします。
そして、それを私なりに楽しみます。
子供に、こっちは大人なんだから、知識とコミュ力では、
絶対負けへんぞと、分からせます。
子供は、大人と違い、言葉に実行力が伴わないんだから、怖くは有りません。
まあ、私の子供の頃は、コミュ力が無い人間がほとんどで、
何を言っているのか分からん大人もいっぱいいました。
その上、思ったら、即、実行の人間だらけでしたので、
そっちの怖さを良く知っていました。
ごちゃごちゃ言う子供なんて、可愛いもんです。
最近、中学に進学しないと表明した子供が話題になっているらしいですが、
その親は東大出で、収入もしっかり有り、
子供がプロゲーマーになりたいそうで、
勉強なんていつでも出来ると、おっしゃっています。
まあ、今の時代、そういう親や子供も出てくるでしょうね。
合理的と言えば合理的ですが、これからのAI時代こそ、
感情などの主観的な人間性が、必要とされると思いますから、
小中高の、子供の時の動物としての人間的な関わり方の経験が、
必要とされるようになるんではないでしょうか。
そういう意味でも、人間同士のコンタクトが有るスポーツに、
価値が出てくるでしょう。
五感を使い、人間を深く読み取る事が、重要になるような気がします。
人間とは何か、人間性とは何かというような哲学的な事は、
今の日本の学校教育では、学ばない。
その教育の無さが、今の日本の弱さに繋がっているように思います。
現代は大人でさえ、挨拶をまともにできない人間が多い。
そういう大人を見ると、私は不思議で仕方がない。
幼稚園の子供でさえ、おはようぐらい言えるのに、
社会人として働いてきたはずの人間が挨拶も出来ないとは、
どんな所に勤めてきたんやと不思議で仕方がありません。
せめて、こっちが挨拶したんやから、何か返せよ、無視するなよです。
裸の王様でさえ、会釈ぐらいはします。
お前は、いっしーか ?
とらんぷさんでさえ、手で合図ぐらいはします。
大人が、こんなんだらけなんですから、
子供もそうなるのは仕方がないでしょう。
そして私は、子供がトンチンカンな事を言った時は、分からないから、
何度でも聞き直します。
私が理解できるように説明しろと、言い続けます。
それが、あほ、ばか、タヒね、クソじじいであろうが、
何を言いたくて、それを言っているのか、分かるまで聞きます。
子供が言う、その程度の戯言に、いちいち腹を立てる事が私には分からない。
まあ私の場合は、相手が大人でも、そんな対応を取ってしまうので、
なぜか嫌われてきたみたいですけども。
ちゃんと理解したくて、聞き直してるだけなんですけどねー。
下手すりゃ、なんにも話さないのに、
先生に嫌われてしまった事も多々有りました。
何を勝手に、プリプリ怒っているのか、いっつも不思議で仕方がなかった。
これからAIロボット時代になれば、
私なんかよりもっとクールに対応されるでしょう。
そして、もっと論理的な説明を求められるでしょう。
相手は人間じゃないだけに、コミュニケーションに齟齬が起こっても、
人間の方に責任を取らされる事になるでしょう。
だからこそ、これからは、いい加減な言い逃れは出来なくなる。
学校に行かない自由があれど、その分、しっかりと自己責任になります。
その覚悟を、親も子供も持って下さいね。
目先の楽を取ると、その分のしっぺ返しは来ます。
よーく考えて行動しましょう。
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