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スティーヴィー・レイ・ヴォーンというブルースマン...☆

2015-01-27 22:46:27 | ☆徒然blog…♪

スティーヴィー。。

 

 

高校三年の夏、外で掃除をしている時間に、クラスメイトで唯一、マニアックな音楽話ができる足助出身の、あきひろ君なる人物から、その訃報を聞いたのでした。

でも、その当時そんなに聴き込んでこなかったので、レコード持ってなかったし、何か貸してくれる?ってきいたら貸してくれたのが、兄貴のジミー・ヴォーンとの共演ユニット~ヴォーン・ブラザーズのアルバムだったのでした。

 

 

このアルバムがまた、ジブくてね~☆

80年代を駆け抜けた、ナイル・ロジャース、当時、やや下火になりつつあった彼のプロデュースで、なんともモダンに、しかしスッキリシンプルに鳴らされたテキサス・ロッキン・ブルースの数々!!

これこそが、どぶゆき的には、スティーヴィーの最高のギタープレイが収められたアルバムだと思っているんだけど(笑)。

あ、トップの写真はね、違うアルバムなんですよ(笑)。

 

 

話戻して。。。

 

 

スティーヴィーといえば、もう、ブルースロックを80年代に蘇らせて、ブルースブームまで作り出してしまった張本人!彼の超テクニックと、ブルージーなロックは、通をうならせ、チャートを荒らしたのでした☆

とにかくそのデビューが衝撃的で、、、かのデヴィッド・ボウイのヒットシングル~レッツダンス!ここでバリバリのブルースギターで間奏を決めているのが彼だってことで、もう話題沸騰!

デビューアルバムが、いまだに最高傑作と呼ばれていたり。。

二作目がまた良くて、いきなり、当時のギタリストの誰もが一度はチャレンジしたギターフレーズ~♪スカットル・バッティン!がオープニングを飾る、衝撃と深みの一枚となったわけですが。。。

もちろん、あたしゃどれも好きなレコードなんだけどね。

個人的な好みで...この後アルコール中毒で戦線離脱してからの復帰第一弾~イン・ステップ、というアルバムが、彼のレコードでは一番好きだな☆

 

 

これも個人的な好みなんだけど...スティーヴィーのフレーズってね、むちゃくちゃうまいし、歌ってるし、なによりかっちょいいんだけど、、ちょっと手グセ的なところが多く感じられるのです。

数々のブルースジャイアントたちの演奏も、もちろん、限られた音でのフレーズだから、手グセ的になっちゃうところは多々あるんだけど、、、例えばBBキングなんて、やっぱり、歌そのもの、みたいなメロディをギターで毎回、紡ぎ出すわけよね。あーゆーの聴くと、やっぱり、その手グセがパターン化して聞こえたりするんだよね。。

 

 

で。

 

 

この復帰作はね、より楽曲重視というか、バンドっぽいのね。

そこがいいのです!

特に、A3の、♪タイトロープ、なんてもう、まんまミーターズみたいなニューオリンズ・ファンク風味だったり!

ロッキン・ブルーズ炸裂って感じが、とても好きですわ☆

 

 

 

で、遺作となってしまった最初に書いた「ヴォーン・ブラザーズ」のたった一枚のアルバム。

ここで聴かれるプレイは、、、兄貴に敬意を表してか、とにかく押さえのきいたギターフレーズが決まりまくっていて、過去のどのレコードより、スティーヴィーのギターが、メロディを奏でているんですよ。。。

なんと、こんなにやっぱしうまいんだ....と、愕然としてしまうくらいの、味のあるフレーズの数々。兄貴のジミーの存在と、ナイル・ロジャースのイカしたプロデュースが、こういうプレイを引き出しなのかな。。っておもうわ。

自身のバンド~ダブルトラブルでの演奏は、もっと勢い任せというか、豪快なんだけど、ややもすると手グセ、しかも、かれはすごくアルバート・キングの演奏を勉強していて、ときおりそのまんまのフレーズも出てくるもんね(笑)。

いや、それがかっこいいんだけどね!

 

 

でも、あたしゃ、遺作となった兄貴との共演版が最高だと、今でも思ってます。

そして、聴き返すのはやっぱり、イン・ステップ、それから、ファミリー・スタイルなんだよね~☆

 

 

 

 

時にこの、偉大な弟を持ってしまった、兄貴ジミー・ヴォーン。。。

この人のプレイがまた、弟とは正反対、全く逆(笑)。

本当に渋好みというか(苦笑)、派手には全然弾きまくらない人で、音数も少なくて。

でもね、これがまた、サイコーにクールでかっちょいいんですよ!音数が少ない分、しっかりメロディを弾いて、歌わせているのです。。。

じつは、このギタリストが、どぶゆきは、フェイバリットだったんです。

あと、ストーンズのロニー・ウッド、ね(笑)。

 

 

 

ジミーの演奏を聴いて、どぶゆきは、アドリブ演奏を志すことをやめたんですよ。

手グセでなく、メロディを紡ぎ出すことって、どうやったら出来るのかと、悩みにはまりました(笑)。

 

 

 

結局、スケールってのは、メロディを奏でるための下地なわけで...

 

 

 

ジミーは深いです。最高峰のホワイトブルースギタリストだと、あたしゃ思ってます。

弟のスティーヴィーは、兄貴が最高だと、いつもいつも言っていました。

 

 

 

で、そんな兄貴が自身のメインバンドを抜け、弟とこの兄弟ユニット~ヴォーン・ブラザーズに本気で取り組もうとしていたそんな矢先...

 

 

 

スティーヴィー・レイ・ヴォーンは、移動中の突如の飛行機の墜落事故で、この世を去ってしまうのでした。。。

まさか、ね。

かのロックンロールヒーロー~バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンスと同じ出来事に。。。

 

 

ロックスターの伝説の王道といってしまえばそれまでですが、、、あまりにも、突然のことだったのです。

 

 

 

 

結局、このヴォーン・ブラザーズのファミリー・スタイル、が、彼の遺作になってしまったわけです。

いいよ~、このレコード!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たらすな)
2015-01-28 08:46:54
ジミーはクラプトンのクロスロード・フェスティバルにも毎回呼ばれてて、今のブルースには居なくてはならない人なんだなと思う。

プレイは渋すぎて、僕はスティービーのほうがピンときて好きなんやけどね。あとスティービーは声もいいね。
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Unknown (どぶゆき。)
2015-03-18 21:02:39
スティーヴィーの声は、かなりソウルフルやもんね!
ギターより声の方が好みだわ(笑)。
俺ちんジョニーウインターが好きだな、こーゆーアグレッシヴな感じのでは。。
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