自分史・・純粋バカ一代・・ZAIYA友二 ・・デビルモンスター回顧録……旧タイトル 515の放浪

デビルモンスター逸話集・・そののちにアメリカ人たちから『デビルモンスター』と呼ばれた『オレ』の思い出話・・

≪純粋バカ一代≫《第31話》【対決免許試験場】≪26≫

2016年05月01日 00時07分55秒 | 自分史
【26】
俺は椅子から降りてしゃがんだ。これで管制塔からは見えないはずだ。

しゃがんだまんま、その部屋から出て、隣の部屋に移った。

後ろ姿だった男が、まだ小型マイクに向かって騒いでいる。

男はサングラスをしていたので、そーっと近づいて行って、そのサングラスのフレームをつかんだ。

それでやっと気がついて、俺を見ると驚いて飛びのいた。サングラスはとれた。

男はあわてて外を走っていった。そっちは、試験課の控室だ。俺は、その男が見えなくなるまで見送った。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿