Life with 2 and 4 wheels

バイクとくるま(ルノー メガーヌ)好きのつぶやき

中国の寝台列車

2006-05-23 20:48:24 | 
とある事情により、中国出張中に寝台列車で
上海~天津間を往復致しました。



上海→天津は「軟座」と言われるグリーン車の寝台で
2段ベッドで440元。(DVDのモニター付)

天津→上海は「硬座」と言われる普通の寝台で
3段ベッドで301元。

*参考までに飛行機だと往復の安いチケットで1000元程度。
 飛行機だと1時間40分の所を11時間かけて走って行きます。 


日本では、一度だけ急行「銀河」で大阪→東京まで行った事が有りますが、
それとの違いなんかをちょっと紹介します。

まず驚いたのが、カーテンが有りません。
こちらの人はまったく気にならないようです。
向かいが若い女の子だったりすると、こちらが気になって
眠れなくなりそう…(違ったけど)

日本だとはしごがついていたと思いますが、はしごは有りません。
入り口に所の壁に鉄のプレート(8センチぐらい)が
引き起こして出るようになっており、それに足を掛けて上ります。
お年寄りだと絶対に上れないと思いますが…

グリーン車の方だと上の段でも体を起こして座る高さが有りますが、
3段の方だと一番下だと頭がつかない余裕があるのですが、真ん中と上だと
天井が低く、寝るしか方法がありません!
ベッドの柵も高さが15cmぐらいしかないので、寝相の悪い人は転落注意(笑)


窓から見えているのが、真ん中のベッドです。上のベッドは窓の上!


そんな感じなので、一番下のベッドはおのずと共通スペース的な感じになっています。
みんなが寝始まるまでの間は、上のベッドの人が腰掛けたり、テーブルで食事をしたり…
食事の時は下の人は席を譲るのが、暗黙のルールだそうです。



天津駅を20:40に出発する列車に乗り込み自分の寝台を探すと
いきなり身内だから席を替わってくれと頼まれる。(良くは判らないがそんな意味だろう)
結局2回も席を替わった。中国では最初から同じ部屋で予約するという事をしないそうです。

今回は運良く私の下のベッドには、他の人がずっとは座っていなかったので
くつろぐ事が出来た。 しかし、周りは酒を飲んで談笑する人達や売り子の人が
行き来してやかましい。

10時をすぎるとだんだん静かになって来るので、私も ウトウトモード。
「ガタンゴトン」、「ガタンゴトン」 心地の良いリズムを聞きながらおやすみなさい…

5時頃目が覚めた。6時を過ぎると洗面所で歯を磨く人、朝飯を食べる人が増えて
にぎやかになってくる。

そうこうしている内に7:40上海へ到着!

たまには、こんなのんびりした旅?も良いですね!
















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