今更ですが、沖縄セルフダイビングでの便利グッズを。
まず、なぜ「沖縄」ってタイトルにしているかということについて。
沖縄以外ではセルフダイビングといっても、その海を管理し窓口になっているダイビングサービスを通して潜るというのが一般的らしい。施設利用料などがかかるのでセルフといっても数千円必要。ただ、シャワーなど施設の設備を利用できるため快適らしい。
沖縄では、タンクレンタルをしているお店でタンクを借りて、自分の車にタンクを積んで海に行って潜るスタイル。施設などないので当然シャワー用の水は自分で持参し、トイレも近くの公園のトイレを使う。トイレがないポイントだってある。まともな設備があるのは真栄田岬、レッドビーチ、ゴリラチョップくらい。その他の大多数のポイントは何もない代わりに、施設利用料や駐車料金を取られないため出費はタンクレンタル代のみ。1本500円前後で潜ることができる。
ちなみに、沖縄県内でタンクレンタルをしているお店はコチラ↓
http://blog.goo.ne.jp/diving-snowman/e/106041e2a56093049982f2f9f1a0a96d
今回は、そんな自給自足の沖縄セルフダイビングだからこそ必要になる便利アイテムについて。ダイビング器材(ウエイト持参も忘れずに)で何が必要かは誰でも分かると思うので、ここではダイビング器材以外で、沖縄セルフダイビングするのに便利な小物たちについて。
■車関連■
何も考えずに器材を積むと車のトランクルームは錆びるしタンクは転がるしかなり大変なことになる。実際自分が前に乗っていた車は対策不足のため垂れた海水でサビだらけになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/e6/d5ffba8a9c9b0d18b6c80de2955c1262.jpg)
まずは何といってもトランクルームのシート。濡れた器材を車に入れた時に車に海水が付かないように。前の車のこの対策が不十分でトランクルームのフロアとバックドアのストライカー部分が錆びだらけになりました。海好きの人の車はサビとの戦いです。サビは早期発見早期治療も大切ですが、予防が一番大切。
ちょっとしたトレイでもブルーシートでもいいですが、オススメなのは軽トラの荷台用シート。とても頑丈でまず穴は空かない。このシートの欠点は値段。3000円ほどします。。
あと、シートはトランクルームのサイズよりも大きめの方が良いと思います。ぴったりサイズだとちょっとした隙間から水が下に漏れてしまうことがあるけれど、大きめのサイズで写真のように荷台から垂らすようにしておけば水が入らない。こうしておけば休憩中も海水に気にせず荷台に腰掛けられて便利。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ad/60d49dfee25a8b0836d0d786caa2405f.jpg)
このトランクとドアの間の部分が錆びやすい弱点部分ですが、シートを垂らせばここも保護できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/6d/04ac698e3a901ae5b9dbbb0945fa624a.jpg)
次は、初めてセルフダイビングをするときに誰もが一度は困る、タンクの固定。適当にトランクに置いておくと、運転中ごろごろ転がります。そのまま転がしておく方もいるようですが、結構な重量のものなのでできれば固定しておきたい。
これもやり方は人それぞれで、タンク固定用として売られているハシゴのような道具を使ったり、すのこをひっくり返して使ったり、高さがあるトレイを使ったり、車を改造してタンクを固定する部分を作っているすごい方もいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/0f/5e398413c09c65724de9478e7eef54ec.jpg)
自分はゴムシート2枚を使って固定しています。ホームセンターやカー用品店に売っている、車用ゴムマット。
タンクの下に2枚敷いて、1枚を折り返し、間に木片を挟みます。この時、タンクは動かないように壁側に密着させて、木片も強めに押しこむ。ゴムなので滑らず強めに押し込めます。これで運転中にタンクが転がることはありません。転がらないどころか、全く動かないので運転中にタンクがカンカンぶつかるようなこともない。ゴムシートはクッションの役目も果たしていて車を傷つけないため、一石二鳥かなと思っています。また、タンクとタンクの隙間がなくなるので、トランクのスペースを有効に使うことができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/57/d49ed0ec810c3849908eae79ab2b7b06.jpg)
今のところ、これ以上の方法は見つけられていないので、一番オススメな方法です。自分が使っているのは上の写真のもの。デメリットは値段ですね。かなりの量のゴムをつかったシートなので1枚1200円ほど。木片は30円で買いました。沖縄のホームセンター、メイクマンでは木材コーナーの端っこに「工作コーナー」という名前の、木材の切れ端が安くで売られている場所があります。普通に角材を買おうとすると結構いい値段する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/3a/d1ec5eace740e4752e5ef6ed5aaf42ca.jpg)
ウエットスーツ着たままポイントを移動するときに便利なのが、車のシートに被せるウエットスーツ生地のシート。これで座席が濡れずに済む。おそらくどこのカー用品店にも売っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/fc/929d8be301dea1b3a841d88472cd089b.jpg)
衣装ケース。器材を入れて運搬するのに最適。安いし持ち運びしやすいしサイズもちょうど良い。ダイビング後に濡れた器材を入れてももちろん大丈夫。メッシュバッグは運搬しにくいし水も漏れるし、メッシュバック自体をコンパクトにできること(ボートではこれが大切なのですが)しか長所はなく、ビーチでのセルフダイビングには不向きです。たまにボートダイビングに行くときも、帰りの車では器材全てをメッシュバッグごとコイツに入れて持ち帰っています。さすがにメッシュバックそのまま車に入れると海水が車の内装に染み込むので。
ちなみに、衣装ケースはホームセンターにたくさん売っていますが、少し高くても耐久性や頑丈さを売りにしたものが良いと思います。通常の衣装ケースの用途よりも荒い扱いになるので。最初に買った最安衣装ケースはすぐに割れてしまいましたが、この衣装ケースは3年以上使っても全く問題なし。
ここまでは車を守る手段。県外から来てレンタカー使って潜るならやらなくてもいいかも。シートなんて荷物になるし、車が海水まみれになってもレンタカー返却の時点ではサビないので補修料金を請求されることもない。いずれ錆びるし臭いの原因にもなるのでレンタカー会社はかわいそうですが。
■シャワー・着替え関連■
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/28/aab02aa00fd5d11e5b171d381110ce8c.jpg)
ペットボトルの先に付けてシャワーにするノズル。とても便利です。100円ショップの園芸コーナーに売っていることが多い。
シャワー用にポリタンクの水を使っている方が多いかと思いますが、ポリタンクは重いので持ちあげるのが大変。そして、高いところに置くことができたとしても、水が勢い良く出すぎてほとんどが体に当たることなく地面に落ちてしまう。
そんな時、ペットボトルが便利です。片手でペットボトルを持ち上げ、片手で体を洗う。ペットボトルもフタを開けて傾けるとドバドバと水が出てきてしまいますが、このシャワーノズルがあれば効率的に水を使うことができます。1人につき2Lペットボトル1本あれば十分。
県外から来る方であれば、ポリタンクを準備するのは大変だけれど、ペットボトルは現地調達できるので簡単だと思います。シャワーノズルは大した荷物にならないので持参すれば便利。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/36/785cf0bc0dd3ce5c817cccbd71e98eeb.jpg)
お着替えポンチョ。バスタオルも兼ねています。
自分は男なので腰にバスタオル巻いててきとーに着替えを済ませていますが、妻はこれを使っています。施設がない沖縄のセルフダイビングでは、女性の着替えは結構大変。長めのタオルを使ったり、車内で着替えたり、近くの公衆トイレを使ったりといった他の方法もありますが、お着替えポンチョは一番ラクチンで安心だと思います。風が吹いても飛ばされないし、下にずり落ちることもない。ポンチョの内側にポケットが付いていて、あらかじめ下着などを入れておけるのもとても便利なようです。タオルも兼ねているので、別のタオルを持ってくる必要もない。
ちなみにこのお着替えポンチョ、mic21などのダイビング用品店で買うと1万円ぐらいで売ってやがります。「お着替えポンチョ」で検索すれば通販で3000円くらいで購入できるのでネットで買うのが良いと思います。サーフィン用やキャンプ用として売られていることが多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/3e/9ce6d2a7a055108b7c552b438ed43736.jpg)
すのこ。
これは上の2つに比べれば必要性は低いけれど、シャワーや着替えの時にすのこを下に敷くと体が汚れなくて便利です。ポイントによりますが、下が泥や砂の場合は特に便利。
以上、沖縄セルフダイビングで便利な小道具たちでした。ショップで潜る時はお店が準備してくれるようなものも自分で準備して、各々工夫しながら潜っています。
【追記】2016.9.18
衣装ケースを追加しました。
まず、なぜ「沖縄」ってタイトルにしているかということについて。
沖縄以外ではセルフダイビングといっても、その海を管理し窓口になっているダイビングサービスを通して潜るというのが一般的らしい。施設利用料などがかかるのでセルフといっても数千円必要。ただ、シャワーなど施設の設備を利用できるため快適らしい。
沖縄では、タンクレンタルをしているお店でタンクを借りて、自分の車にタンクを積んで海に行って潜るスタイル。施設などないので当然シャワー用の水は自分で持参し、トイレも近くの公園のトイレを使う。トイレがないポイントだってある。まともな設備があるのは真栄田岬、レッドビーチ、ゴリラチョップくらい。その他の大多数のポイントは何もない代わりに、施設利用料や駐車料金を取られないため出費はタンクレンタル代のみ。1本500円前後で潜ることができる。
ちなみに、沖縄県内でタンクレンタルをしているお店はコチラ↓
http://blog.goo.ne.jp/diving-snowman/e/106041e2a56093049982f2f9f1a0a96d
今回は、そんな自給自足の沖縄セルフダイビングだからこそ必要になる便利アイテムについて。ダイビング器材(ウエイト持参も忘れずに)で何が必要かは誰でも分かると思うので、ここではダイビング器材以外で、沖縄セルフダイビングするのに便利な小物たちについて。
■車関連■
何も考えずに器材を積むと車のトランクルームは錆びるしタンクは転がるしかなり大変なことになる。実際自分が前に乗っていた車は対策不足のため垂れた海水でサビだらけになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/e6/d5ffba8a9c9b0d18b6c80de2955c1262.jpg)
まずは何といってもトランクルームのシート。濡れた器材を車に入れた時に車に海水が付かないように。前の車のこの対策が不十分でトランクルームのフロアとバックドアのストライカー部分が錆びだらけになりました。海好きの人の車はサビとの戦いです。サビは早期発見早期治療も大切ですが、予防が一番大切。
ちょっとしたトレイでもブルーシートでもいいですが、オススメなのは軽トラの荷台用シート。とても頑丈でまず穴は空かない。このシートの欠点は値段。3000円ほどします。。
あと、シートはトランクルームのサイズよりも大きめの方が良いと思います。ぴったりサイズだとちょっとした隙間から水が下に漏れてしまうことがあるけれど、大きめのサイズで写真のように荷台から垂らすようにしておけば水が入らない。こうしておけば休憩中も海水に気にせず荷台に腰掛けられて便利。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ad/60d49dfee25a8b0836d0d786caa2405f.jpg)
このトランクとドアの間の部分が錆びやすい弱点部分ですが、シートを垂らせばここも保護できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/6d/04ac698e3a901ae5b9dbbb0945fa624a.jpg)
次は、初めてセルフダイビングをするときに誰もが一度は困る、タンクの固定。適当にトランクに置いておくと、運転中ごろごろ転がります。そのまま転がしておく方もいるようですが、結構な重量のものなのでできれば固定しておきたい。
これもやり方は人それぞれで、タンク固定用として売られているハシゴのような道具を使ったり、すのこをひっくり返して使ったり、高さがあるトレイを使ったり、車を改造してタンクを固定する部分を作っているすごい方もいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/0f/5e398413c09c65724de9478e7eef54ec.jpg)
自分はゴムシート2枚を使って固定しています。ホームセンターやカー用品店に売っている、車用ゴムマット。
タンクの下に2枚敷いて、1枚を折り返し、間に木片を挟みます。この時、タンクは動かないように壁側に密着させて、木片も強めに押しこむ。ゴムなので滑らず強めに押し込めます。これで運転中にタンクが転がることはありません。転がらないどころか、全く動かないので運転中にタンクがカンカンぶつかるようなこともない。ゴムシートはクッションの役目も果たしていて車を傷つけないため、一石二鳥かなと思っています。また、タンクとタンクの隙間がなくなるので、トランクのスペースを有効に使うことができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/57/d49ed0ec810c3849908eae79ab2b7b06.jpg)
今のところ、これ以上の方法は見つけられていないので、一番オススメな方法です。自分が使っているのは上の写真のもの。デメリットは値段ですね。かなりの量のゴムをつかったシートなので1枚1200円ほど。木片は30円で買いました。沖縄のホームセンター、メイクマンでは木材コーナーの端っこに「工作コーナー」という名前の、木材の切れ端が安くで売られている場所があります。普通に角材を買おうとすると結構いい値段する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/3a/d1ec5eace740e4752e5ef6ed5aaf42ca.jpg)
ウエットスーツ着たままポイントを移動するときに便利なのが、車のシートに被せるウエットスーツ生地のシート。これで座席が濡れずに済む。おそらくどこのカー用品店にも売っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/fc/929d8be301dea1b3a841d88472cd089b.jpg)
衣装ケース。器材を入れて運搬するのに最適。安いし持ち運びしやすいしサイズもちょうど良い。ダイビング後に濡れた器材を入れてももちろん大丈夫。メッシュバッグは運搬しにくいし水も漏れるし、メッシュバック自体をコンパクトにできること(ボートではこれが大切なのですが)しか長所はなく、ビーチでのセルフダイビングには不向きです。たまにボートダイビングに行くときも、帰りの車では器材全てをメッシュバッグごとコイツに入れて持ち帰っています。さすがにメッシュバックそのまま車に入れると海水が車の内装に染み込むので。
ちなみに、衣装ケースはホームセンターにたくさん売っていますが、少し高くても耐久性や頑丈さを売りにしたものが良いと思います。通常の衣装ケースの用途よりも荒い扱いになるので。最初に買った最安衣装ケースはすぐに割れてしまいましたが、この衣装ケースは3年以上使っても全く問題なし。
ここまでは車を守る手段。県外から来てレンタカー使って潜るならやらなくてもいいかも。シートなんて荷物になるし、車が海水まみれになってもレンタカー返却の時点ではサビないので補修料金を請求されることもない。いずれ錆びるし臭いの原因にもなるのでレンタカー会社はかわいそうですが。
■シャワー・着替え関連■
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/28/aab02aa00fd5d11e5b171d381110ce8c.jpg)
ペットボトルの先に付けてシャワーにするノズル。とても便利です。100円ショップの園芸コーナーに売っていることが多い。
シャワー用にポリタンクの水を使っている方が多いかと思いますが、ポリタンクは重いので持ちあげるのが大変。そして、高いところに置くことができたとしても、水が勢い良く出すぎてほとんどが体に当たることなく地面に落ちてしまう。
そんな時、ペットボトルが便利です。片手でペットボトルを持ち上げ、片手で体を洗う。ペットボトルもフタを開けて傾けるとドバドバと水が出てきてしまいますが、このシャワーノズルがあれば効率的に水を使うことができます。1人につき2Lペットボトル1本あれば十分。
県外から来る方であれば、ポリタンクを準備するのは大変だけれど、ペットボトルは現地調達できるので簡単だと思います。シャワーノズルは大した荷物にならないので持参すれば便利。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/36/785cf0bc0dd3ce5c817cccbd71e98eeb.jpg)
お着替えポンチョ。バスタオルも兼ねています。
自分は男なので腰にバスタオル巻いててきとーに着替えを済ませていますが、妻はこれを使っています。施設がない沖縄のセルフダイビングでは、女性の着替えは結構大変。長めのタオルを使ったり、車内で着替えたり、近くの公衆トイレを使ったりといった他の方法もありますが、お着替えポンチョは一番ラクチンで安心だと思います。風が吹いても飛ばされないし、下にずり落ちることもない。ポンチョの内側にポケットが付いていて、あらかじめ下着などを入れておけるのもとても便利なようです。タオルも兼ねているので、別のタオルを持ってくる必要もない。
ちなみにこのお着替えポンチョ、mic21などのダイビング用品店で買うと1万円ぐらいで売ってやがります。「お着替えポンチョ」で検索すれば通販で3000円くらいで購入できるのでネットで買うのが良いと思います。サーフィン用やキャンプ用として売られていることが多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/3e/9ce6d2a7a055108b7c552b438ed43736.jpg)
すのこ。
これは上の2つに比べれば必要性は低いけれど、シャワーや着替えの時にすのこを下に敷くと体が汚れなくて便利です。ポイントによりますが、下が泥や砂の場合は特に便利。
以上、沖縄セルフダイビングで便利な小道具たちでした。ショップで潜る時はお店が準備してくれるようなものも自分で準備して、各々工夫しながら潜っています。
【追記】2016.9.18
衣装ケースを追加しました。
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