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癒しのアクアリウム ~水草水槽でディスカスを~

ディスカスを水草水槽で泳がせてみたい!ネイチャーアクアリウムと原種ディスカス飼育の融合を目指して水草ディスカスに挑戦中。

No. 99 GES

2008-11-01 | 60cmエビタンク録
タイトルの「GES」って何?って思われた方も多いのでは、、、。



夏の終わりから本格的に飼育をはじめている我が家のエビ。

GESと略すのだかどうだか、ゴールデンアイシュリンプ

そうGolden Eye Shrimpです。勝手に略してみました。
決してゲス野郎とかではありませんので、、、。

CRS (Crystal Red Shrimp)のように、まだメジャーになっていないうちに名前のパテントでも取っておくか?(笑)

と、そんな訳で晴れて登場です。



といっても、小さすぎてうちのカメラではうまいこと撮影できないです。






これでも一番濃いめのエビちゃん。













価格はちょっと引いてしまう感があるのですが、ショップ相場で現在一匹、最低諭吉さん一枚くらい?

伊勢エビより断然高級品です(笑)。



そんな、GES君たち、まだ大阪でもほとんど出回っていないみたいです。
ペットバルーンで唯一取り扱っている(2008年9月現在)とかで、はっきりいって法外な値段付いてるんだけど飛ぶように売れてるそうな。
ショップでもたかだか1cmちょっとの個体ですから、飼育(販売)水槽も45cmくらいですし、手間も全然かからず。それで、店1の売り上げだそうです。利益なんか笑いが止まらないんでしょうね。



なぜ、みんながこぞって買うのか?



それはずばりブリードでしょうねえ。エビで一攫千金を目論んでるのでしょう。


自分自身、観賞魚で儲ける!なんてのはアクアリストの端くれにも置けない!と思っていた一人なので、それをやろうとしている自分には実は罪悪感があるんですが、ショップで説得されてしまいました。

「電気代、餌代くらいは稼がないと」、、って(いっいっ痛い!)


まあ私のペース(たかだか4~5匹)くらいではとても一攫千金なんてのにはほど遠く、ちょっとしたお小遣いにでもなればいいなあくらいなんですが、、、。

今のところ、元本割れ状態w(一匹お亡くなりになってますので)。




値が付く観賞魚の飼育、繁殖っていうのも最近の話で、やはりなんといってもCRSの登場が大きいですよね。アクアリスト以外の方でも知っているくらいになっていますから。
まあ需要がある限り、値段は維持される訳で登場から10年以上になると思うんだけどいまだに需要と供給があるんですね。最近は昔では考えられないくらいエビのクオリティーレベルが上がってはいますが、、、。


エビ以外では、やはりインペでしょうか。
インペリアルゼブラプレコ。

これも、昔から超高級な価格で取引されていますよね。エビに比べて殖しにくいのと、やはり需要があるんでしょうねえ。黒白のストライプはやはり綺麗なのか?
私はプレコは○○ロイヤルプレコに代表されるパナクエ派なのでインペにはいまのところ手を出していません(というか、高くて買えないし)。


それから、最近はブラジル政府の政策で輸入禁止の魚達は価格が高騰していますね。淡水エイが代表的でダイヤモンドポルカとかあり得ない値段だし。
まあ淡水エイは飼育水槽サイズを考えると普通のアクアリストでも(一般の人ならなおさら)簡単に手を出せる代物ではありませんが、、、。
繁殖させるには3mサイズは欲しいとか。もはや家庭で飼育する域を超えてますよね(笑)。


ことディスカスの繁殖に関しては、苦労の割に価格が付きませんしブリードものよりもワイルドものの方が(多分)人気があるので、素人が売買目的で繁殖させることはあまり考えられませんね(皆さん、考えらていないはず)。お店に持っていってもよほどの個体でない限りは断られるくらいでしょうし。ただディスカスはペアの繁殖、子育て行動そのものが魅力ですのでこれはこれで十分楽しめるのですが。
ディスカスも輸出禁止の措置が取られたりするととんでもない事態になりかねませんが、、、。
最近ではあり得ない話でもないみたいで、、、。



で、話は戻ってGESのほうはというと、

詳細は他の方の専門ブログでご覧になっていただくのがいいかと思いますが、このエビ、元はタイガーシュリンプ種で突然変異によって目が金色(アルビノ化したのかな?)になったものをドイツのブリーダーの方が固定化したそうです。
それが、いつ日本に入ってきたのかはよく知りませんが次世代のCRS市場としてアクアリウムだけに水面下で動き始めているw、というのが実情だと思います。

まだ全然供給が追いつかない状況みたいでショップでも「殖えたらいくらでも買い取るよ」みたいな勢いになってますから。

オークションでも人気でなかなか値も下がりませんね。この株価暴落のご時世にとんでもない商品です(笑)。



株の話題が出たので、このエビの儲け話についてちょっと、、、

アクアリストの金儲けって、やはり趣味でやっているだけにすごく抵抗あるんですよね。自分がほんとに欲しい(飼育したい)個体を飼育しているのか?って聞かれるとそこが微妙かもしれないってところがあって。
このGESも目が金色なだけで体色の薄い個体はそんなに綺麗か(観賞価値があるのか?)と言われると「う~ん」なんですよね。

それでも手を出すのにはやはり殖えて換金が頭にあるからか?

まあ、値が付く個体は元値も高価なのは仕方がないところではありますが、価格が高いっていうこと自体にドキドキ感が芽生えるのも事実です。

アクアリウムも長くやるとだんだん飽きてくるところってないですか?レイアウトを変えたりするのも手なのですが、そんなマンネリを打開してくれる一つに高価な生体っていうのはやはりありますね。エビごときに数万円出していると思うと朝も夜も死んでいないか確認するのに必死ですよ、僕の諭吉君元気かな~って(笑)。
それに、これまでのアクア知識、技術を総動員して傾倒する訳ですから、ベテラン(セミプロというより長いこと趣味でやってるという意味で)アクアリストになってきたら次はこのステージ(繁殖価値のある生体の繁殖)なのか~っても思っています。
まだアクアリウム始めたばかりの人はまだまだ楽しめることがたくさんあるのでいきなりこのステージにくるのはお勧めしませんね。破産とまではいかなくても、悔しい(悲しい)思いをすることになるかもしれませんから、、、。

そういう意味で、アクアの一攫千金は自分にとっては、よくわからない株やパチンコとかで金儲けしようと考えるよりか、これまで自分が培ってきた知識と技術でやる分、自己責任な訳なんですね。エビが死ぬのも爆殖するのも100%自分のせい(おかげ)ですから、もし全滅しても諦めも尽くというもんです。まあもともと趣味の飼育ですので、殖えたらラッキーみたいなスタンスですが、、、。
これを商売としてやっている人たちはこんな悠長なこと言っていられないと思いますが。

まあ株やパチンコもその道のプロの人たちにしてみたら同じようなことなのでしょうが、、、。


こんな想いで始めたエビ飼育でした。
なんだかこうやってマルチな生体飼育になっていくんだろうなあ。(商法ってな意味でなく、多種類という意味ね。けどちょっとは商法的な要素がない訳ではないかも、、、w)

ディスカス専門でいこうと思っていたのに、、、。





となんだか収まりのつかない文になってしまいましたが、随想録ですので、、、。

また想うことがあったら追記していこうと思います。



No. 98 60規格の中身

2008-10-29 | 60cmエビタンク録
さてさて、前回からの続きで60規格の中身の方の紹介を、、、。

とりあえず、水槽にジャイアント南米ウィローモスとキューバパール侘び草入れてみました。底砂はフォレストサンドシングーです。
ディスカス水槽からの使い回し。





ウィローモスは定番ですね。
ジャイアント南米を選んだのはなんとなく、綺麗に伸びるかな~っと。



こんな感じで釣り糸を使って巻いてあります。





キューバパールはショップで完全に勧められて、、、。
なんでもキューバパールの成長がエビ飼育の目安にもなるとか?

硬度とかpHとかの指標に出来るらしいです。



ADAから最近売り出されたやつらしく、侘び草シリーズの一つだそうです。普通に買うより断然高かったですが、まあADAですし、、、。高いのはね、、、。はっきりいって要らなかったけど、ショップとの付き合いもあるし何となくその場の勢いで一つもらって(買って)しまいました。

硬度やpHの他、光度も指標のひとつになるかもね。エビの成長に光も必要らしいので(カルシウムの産生に?)。

でも今のところCO2なしの環境下なので成長は遅いかも、、、。一応メタハラ使っているのですが。





そして、肝心の生体のほうですが、、、。

そう、エビですね。

ちっさ~~~~。



No. 97 オリジナル上部濾過槽

2008-10-18 | 60cmエビタンク録
今日、ご紹介するのはただいま立ち上げ中の60cmレギュラー水槽のメイン濾過装置である上部濾過槽についてです。

これは、大阪のペットバルーンのオリジナルのもので、ショップで見て結構気に入った造りになっていたのでこちらを導入することにしました。

価格は9000円だったかな?通販では8000円だったと思ったのですが、これは送料とかポイントとかの関係で安くしているそうです。と思ったら通販でも9000円ですね、値上がりしたかな?



写真を見ておわかりいただけると思いますが、現在はこのような濾材が入っております。右からウールマット、エーハイサブストラット(なんでこちらはエーハイムじゃないのか?不思議)、エーハイムサブストラットプロもどき?&コンペイトウ濾材のミックス、そして排水管スペースにバイコムバフィー(半分サイズ)です。全部、余っていたものを導入しています。





この濾過槽、4つの仕切りから構成されていまして、一番右に入った水が下の通って2番目に、次に上を通って3番目に、そして下を通って最終的に塩ビ管を通って下に落水されます。というわけで、普通の廉価版上部濾過槽に比べて同じくらいの容積ですが、飼育水の通過する効率は良さそうでしょう?

なかなかこれと似た上部濾過槽ってメーカー品では売っていなくて、少々上部濾過槽にしては高価ではありますが購入に至った訳です。

ポンプはニッソーの15年前くらいのものを使っていますが今のところ問題なく稼働中。ちょっと濾過能力が弱いので近々レイシーのP112Sあたりと置き換え予定です。

ちなみにバフィーの上に突き刺さっているのはpHメーターのセンサーですね。

下の仕様についてはまた次回。

(ちょっと延ばしすぎ?ですね、別にもったいつけている訳ではありません、アップしそびれているだけでして、、、)




実は、これ、エビ用です、、、(たはっ、)。