goo blog サービス終了のお知らせ 

ダイスフルデイズ

がじらのテーブルトークRPGな日々

PARANOIAリプレイ「市民、自然の脅威をかみしめる」その③

2013年03月29日 | TRPGリプレイ
2003年12月25日という10年近く前ににやったセッションのリプレイその③。

使用システムは「PARANOIA 2ndEdition」…を「奉仕の会」(※同人サークル)の同人誌などを参考にしながらのプレイ。
PARANOIAについては 『パラノイア』紹介を読むと幸福になれます。
いつもながら用語解説とかはしません。
(※)は後からつけたツッコミとか解説です。

なお、先にエントリしている
その①
と、
その②
を読んでからのほうが良いです。

前回までのあらすじ:ついに「ゴシゴシキングくん」を手に入れたトラブルシューターたち。はたして無事ミッションを遂行できるのか!?

Tomas-R-2D2-1:「では、次に行くところはEQUIPMENT GUYが一人で行ってくれたほうが…と、あとカメラマンがついていかなければならないな。一人で行っても大丈夫なところだから(笑)行ってきたまえ」

AREN-R-LLL-1:「はい。…では完璧を期するために改めてコードネームを確認したいのですが?…ミッションコードを」

Tomas-R-2D2-1:「ミッションコード?…じゃ、ゆっくり言うから覚えておけ。KIR-EIN-ISI-TEA-GERUだ。……まさか忘れていたと言うわけではないよな?」

AREN-R-LLL-1:「そんなことはありませんよ。完璧な市民にあるまじき行為ですね。改めて確認しただけですよ!」

Tomas-R-2D2-1:「仕方ないなあ…。ま、確認するという行為はすばらしいことだ」

AREN-R-LLL-1:「では、行ってきます」

Tomas-R-2D2-1:「任せたぞ。私はHYGIENE OFFICERと今後のミッションについて話し合いをしておくから」
(ここで市民AREN、MONGチーム、市民Tomas、BELチームに分かれる)

GM:では市民ARENと市民MONGはどこへ向かうのですか?

AREN-R-LLL-1:R&Dです。

(R&Dの前)

GM:R&Dの周りは…いつものことなのですがあまりにも人が少ないです。いや、むしろ居ない。(※R&Dの周りは謎の爆発がよく起こる危険地域である。噂ではR&Dの発明品が原因だと言われているが…噂は反逆です、市民)

AREN-R-LLL-1:まあ、いつものことですね。

MONG-R-OLL-1:気にしてはいけない。

GM:中に入ると受付があって、…人が寝てます。

MONG-R-OLL-1:…寝てる?

GM:えーっと。黄色い服を着た市民ですね。

AREN-R-LLL-1:市民!仕事中に寝るのは良くない行為ですよ!…銃を押し付けて撃ちます。

GM:…じゃあ、当たりました。

MONG-R-OLL-1:(笑)

GM:少しすると奥の部屋から同じ顔をした市民が出てきます。眠そうに。

R&D職員(GM):「あ~よく寝た…ん?何だね君たちは?」

MONG-R-OLL-1:よく寝たって…(笑)

AREN-R-LLL-1:「…えっと、ミッションを受けて、ここに試作品を取りに来いということだったのですが」

R&D職員(GM):「ん?…どのミッションだね?」

AREN-R-LLL-1:「ミッション名が…『KIR-EIN-ISI-TEA-GERU』です」

R&D職員(GM):「…ミッションコードではないのかね?」

AREN-R-LLL-1:「…そのとおりです」

R&D職員(GM):「市民、誤りは反逆だ」

AREN-R-LLL-1:「!!それはコミーの陰謀です。記憶が改ざんされていました!」

(zapzapzap...放たれるレーザー)(※さっきのお返しですよ☆市民)

AREN-R-LLL-1:…間に合わなかった。

(一同笑い)

R&D職員(GM):「んー、まあようはミッションコードがそれなわけだな。…はいはい。聞いとるよ。聞いとるけど私はここの事務官でな。技術屋の方がいまちょっと出ておるでな。ちょっと待っておれよ…」(ごそごそと何かを探しに奥に入っていった)

AREN-R-LLL-2:(帰ってきた)初めて黄色い市民を殺せた…。

R&D職員(GM):「あー、これだこれだ」(と言って、巨大な銃のようなものと、大きな四角い箱を机の上に置く)

AREN-R-LLL-2:大きいんですか?

GM:人が入るくらいの大きさで、背負うための紐と取っ手がついてるね(※引っ張ったら箱がばらけて中には聖衣が…って、当時仲間内で流行っていた某アニメの影響ですね)

AREN-R-LLL-2:……ちょっと待ってください。『聖○士○矢』の見すぎですよ。

R&D職員(GM):「『聖闘○星○』とはなんですか、市民?」

(一同爆笑)

AREN-R-LLL-2:…は?何も言ってませんよ。幻聴じゃないのですか?

R&D職員(GM):「いや、確かに私は聞いた。君も聞いただろ?君のMULTI CORDERにも撮られてるはずだ、そうだろ?」

MONG-R-OLL-1:(MULTI CORDERを再生中)「『聖○士○矢の見すぎですよ』…という風に発言しておりますな」

R&D職員(GM):「なるほど。…で、市民、『聖闘○星○』とはなんなのかね?」

AREN-R-LLL-2:「それはコミーの陰謀です!!」

R&D職員(GM):「いや、意味が分からないのだが」

AREN-R-LLL-2:「コミーが私を陥れるために何かをやったのです」

R&D職員(GM):「…何をやったと?」

AREN-R-LLL-2:「コミーにはミュータントと呼ばれる変な種族が…」

Tomas-R-2D2-1:この場には居ないから何も言えないなあ…。

MONG-R-OLL-1:(笑)「噂はいけませんよ、市民」

AREN-R-LLL-2:「…ということを上司に聞いた覚えがあります。きっとそいつらが何かしたに違いありません」

R&D職員(GM):「ふーむ。それで証拠はあるのですか、市民」

AREN-R-LLL-2:「そんなわけの分からない力に証拠などあるわけ無いでしょう」

R&D職員(GM):「なるほどな……。まあ、良い。(※GM的にここはさっさと進めたかったらしい)とりあえず、このでかい銃。名前が…まあ、私は文系だから良く分からないのだが…『試作型携帯マイクロブラックホール作成機』というらしいのだ」

MONG-R-OLL-1:「ほう」

R&D職員(GM):「なにやら、着弾と同時に半径3メートル以内の空間を削り取るとかいう代物らしい」

BEL-R-BET-4:へえ。

MONG-R-OLL-1:まさに…。

R&D職員(GM):「…これがまあ、一つテストしてもらいたいものらしいのだ。もう一つがこの大きな箱でな。中にアーマーが入っとる。んでこの取っ手を引くとだな、引いた者に装着されるのだが…これがまたすごい代物でな。全身に装着されるのだが、とりあえず手元のスイッチを入れないと全く動けない。スイッチを押すとだな、なんと、アーマーの部分すべてが不可視…つまり見えなくなるらしいのだ!その名も『ステルスアーマー』というらしい」

MONG-R-OLL-1:ほー。

R&D職員(GM):「んでだな。私も技術屋の言うことは良く分からないのだが、見えなくなるということは、自分も外が見えないということらしい。そこで、3つのオプションが選択できる。『目だけ出す』『顔だけ出す』『頭だけ出す』どれかを選ぶことができるらしい。…この2つをとりあえずテストしてほしいということだそうだ」

AREN-R-LLL-2:「了解しました」

R&D職員(GM):「とりあえず、今あるのはこんなとこだから、よろしく頼むよ」

AREN-R-LLL-2:「ありがとうございました」

R&D職員(GM):「うむ。…で、聖○士○矢とはなんだね?」

AREN-R-LLL-2:「へ…? 私はそんなこと言った覚えありませんよ」

R&D職員(GM):(市民MONGに向かって)「再生してくれたまえ」

MONG-R-OLL-1:(再生中)

AREN-R-LLL-2:「だから!それはミュータントの陰謀ではないのですか?私はそんなこと言った覚えありませんよ」

R&D職員:「うーむ。まあ、いいか」

(二人は戻っていきます)

GM:…では2人が戻ってきたね。大きな銃を持って、大きな箱を背負ってるよ。

Tomas-R-2D2-1:「やあ…MONGくん。すばらしい画が捕れただろう?(笑)…撮れたに違いない!私が見ていなかったときの状況を是非知りたいのだが…」

MONG-R-OLL-1:(笑)

Tomas-R-2D2-1:「再生してみてくれないか」

AREN-R-LLL-2:「…その前にとりあえず、装備の分配をやりたいと思います!」

Tomas-R-2D2-1:「うーむ。まあ、それは再生しながらでもできることかな?…分配と同時に、再生…まあ、聞きながらでもできるだろう」

(再生される映像…R&Dの受付から帰ってくるまでの一部始終)

Tomas-R-2D2-1:「ああ…あのときの市民は反逆者だったのか……これは…ああ…ん?…ちょっと待ちたまえ(市民ARENのほうを向いて)一つ聞きたいことがあるのだが。市民AREN?」

AREN-R-LLL-2:「…なんでしょうか?」

Tomas-R-2D2-1:「いやあ…私はミュータントという言葉は初めて聞くのだが。それは何だね?」

AREN-R-LLL-2:「いえ…上司が教えてくれた、私達の敵の一部らしいです」

Tomas-R-2D2-1:「ちょっと待ってくれよ…。コンピュータと話がしたいのだが。それは私が知らないということは、クリアランス以上の情報かもしれん。処罰するかどうかを、コンピュータさまにお伺いをたててくれ」

MONG-R-OLL-1:「わかりました」(COM UNITを操作)

(通信がつながります)

THE COMPUTER(GM):「市民のご用件を伺います」

MONG-R-OLL-1:「えー、コンピュータさまに少々お伺いをたてたいと思いまして…」

THE COMPUTER(GM):「何ですか?市民」

MONG-R-OLL-1:「えー…同ミッションを遂行するパートナーが、ミュータントという発言をいたしました。しかし、それを私は存じませんでしたので…この情報について私どもは知るべき情報なのかどうかを、コンピュータさまにお伺いをたてたところでございます」

THE COMPUTER(GM):「市民。ミッションコードは何ですか?」

MONG-R-OLL-1:「ミッションコード…KIR-EIN-ISI-TEA-GEUR!の作戦の執行中の出来事でございます」

THE COMPUTER(GM):「市民。ミッションコードが承認されません。もう一度お願いします」

BEL-R-BET-4:「…最後に『RU』でなく『UR』っていいましたよ」(※市民、そこですることは訂正でなく『誤りは反逆です、市民!zapzapzap』…ではないのですか?)

MONG-R-OLL-1:「マジか?…KIR-EIN-ISI-TEA-GERU!…以上」

THE COMPUTER(GM):「用件は何ですか、市民」

MONG-R-OLL-1:「え~っと…さっき言ったとおりでございます」

THE COMPUTER(GM):「…市民、ミッションは至上命令です。直ちに実行しなさい。…他に聞くことは?」

MONG-R-OLL-1:「…了解」

(通信が切れます)

Tomas-R-2D2-1:「…結果はどうだった?」

MONG-R-OLL-1:「え~っと。コンピュータは、回答を保留にしております」(笑)

Tomas-R-2D2-1:「保留か」

MONG-R-OLL-1:「はい。直ちにミッションを遂行せよ、と」

Tomas-R-2D2-1:「…では直ちにミッションを遂行することにしよう。…EQUIPMENT GUY!では装備の配給を行う。直ちにということだから、可及的速やかに行ってくれたまえ!」

AREN-R-LLL-2:「では私がこの背中に担いでいるものは…ステルスアーマーといって、装備している人間の姿を隠すことができる…すばらしい兵器です!!」

Tomas-R-2D2-1:「完璧だな!」

AREN-R-LLL-2:「まあ、これは作戦の遂行のために、安全を確保すべき人員に着せるべきだと思います。…そこで!リーダーにこれを受け取っていただきたいと思います」(笑)

Tomas-R-2D2-1:「…私か」

BEL-R-BET-4:「それはいいですね!」

Tomas-R-2D2-1:「それは…君の言うことだから間違いはないのだろう」

AREN-R-LLL-2:「ええ!私はこれを完璧な提案だと自負しております!」

Tomas-R-2D2-1:「で、コレの使用タイミングはいつがいいのかな?」

AREN-R-LLL-2:「え…敵に襲われる前に使えばいいです」

Tomas-R-2D2-1:「わかりました。では『敵に襲われる前』に私は使用する!…ま、君の完璧な意見に従おう」

AREN-R-LLL-2:「…それとこの銃ですが。一応…射出兵器の技能を持っている人間が持つのが良いかと」

Tomas-R-2D2-1:「私が前にリサーチしたところによるとだな…射出兵器を使えると発言したものは、いない」

AREN-R-LLL-2:「では一番『器用』な人間が持つのが良いかと」

Tomas-R-2D2-1:「一番器用…そういえば自分は器用だと言っていた人間がいたな…市民MONG!」

AREN-R-LLL-2:「ではこれを」(と言って市民MONGに渡す)「君は私の隣にいて共に話を聞いていたから、使い方は分かるね?」

MONG-R-OLL-1:「完璧であります!…ではお受けいたします」

(和やかに?進む装備の分配)

Tomas-R-2D2-1:「他にはもう?…無いのか。では可及的速やかにDOMセクタに向かいたいところだが…」

BEL-R-BET-4:「はい」

Tomas-R-2D2-1:「…こっから先の移動手段については指示が一切無い…わかるか?」

(一同沈黙、そして笑い)

AREN-R-LLL-2:「そういえば確かに秘密通路を使っていけと言われただけで具体的にどこから行くかは聞いていませんね」(※まあ、聞かれない限り答える義務は無いですし)

Tomas-R-2D2-1:「まず、秘密通路の場所が分からん」

BEL-R-BET-4:「DONセクタ…ですよね?」

Tomas-R-2D2-1:「…DONセクタに秘密通路があり、DOMセクタに入れるという話を聞いたが…どこから秘密通路が通じていてどこに抜けているのかと言う話は聞いていない…」

BEL-R-BET-4:(笑)

Tomas-R-2D2-1:「…まあ、私は完璧なリーダーなので、秘密通路は当然知っている」(笑)

AREN-R-LLL-2:「さすがリーダー!(笑)」

Tomas-R-2D2-1:「完璧な秘密通路を通っていこうではないか(笑)…ただ、そのためには地図が必要なので、これから地図を私はとってくる」

MONG-R-OLL-1:「了解しました」

BEL-R-BET-4:「どうやって取ってく…」

AREN-R-LLL-2:「分かりました!では我々はここで待っています!」

Tomas-R-2D2-1:「……仕方あるまい」

(一同笑い)

BEL-R-BET-4:「どうやって取ってくるのですか?」

Tomas-R-2D2-1:「いや、当然…配給所に行って、配給してもらってくるに決まってるではないか」

BEL-R-BET-4:「なるほど」

Tomas-R-2D2-1:「なんでそんな当たり前の聞くのだ?」

BEL-R-BET-4:「…いえ、少し気になったからです」

Tomas-R-2D2-1:「うむ。…あまり気にしすぎは良くないぞ。ここにHAPPINESS OFFICERがいないからいいが…いたら君は」

AREN-R-LLL-2:ハッピーピルを飲まされている(笑)

MONG-R-OLL-1:そうなんですか?

AREN-R-LLL-2:余計な事を考える頭など必要ない(笑)

MONG-R-OLL-1:…なるほど。「……懸念は反逆の第一歩ですよ、市民」(笑)

GM:いい言葉を言う…。

AREN-R-LLL-2:っていうかHYGIENE OFFICERだったらそれらしい仕事をしないと…。

(市民Tomasは一人地図を取りに行く…と見せかけてなにやら怪しいところへ)(※市民Tomasからのメモ<シエラ・クラブの同志のところへ地図を貸してもらいに行きます>/GMより返答:ありません。/市民Tomasからさらにメモ<地図を偽造します>/GMより返答:了解。ダイスを振ってください。/市民Tomas(コロコロ…18))

(帰ってきた市民Tomas)

Tomas-R-2D2-1:「地図を受け取ってきた」

GM:地図にはですね…子供の落書きのような、クレヨン描きのような線とですね、「このへん」と書いた矢印のようなものが大雑把に書かれていますね(笑)

BEL-R-BET-4:「へー…さすがリーダー!」

MONG-R-OLL-1:「…完璧だ。」

Tomas-R-2D2-1:「完璧だろ?(笑)配給してくれたんだ、これを。細やかな注意事項も完璧に聞いてきたから」

BEL-R-BET-4:「では早速行きましょう!」

Tomas-R-2D2-1:「うむ」では、(地図?を示しながら)この道なりに私の先導で行きます。

GM:ではその道なりに行くとですね、先のほうの通路は黄色いですね。

Tomas-R-2D2-1:完璧な地図が…あ、そうか。私はクリアランスを宣言していなかったからな。仕方ない。「では、迂回するとしよう」

MONG-R-OLL-1:「了解!」くるり。

AREN-R-LLL-2:「…完璧な市民がミスを犯したのですか?ひょっとして」

Tomas-R-2D2-1:「ミスではない。言わなかっただけだ」

AREN-R-LLL-2:「それはミスとは言わないのでしょうか?」

BEL-R-BET-4:「それをミスと言うのですよ」パキューン。(コロコロ…)

GM:…当たらないねえ。

Tomas-R-2D2-1:「イエロークリアランスの通路にレーザーを向けるとは何事だ!」

MONG-R-OLL-1:撃ちます。(コロコロ…)6だ。

GM:…じゃあ、市民BELはクローンナンバー増やしといてください。

BEL-R-BET-4:…はーい。

GM:では、新しい市民BELが後ろから来ますね。

Tomas-R-2D2-1:「前回の市民BEL-R-BET-4は、おそらく反逆者だったのだろう」

AREN-R-LLL-2:「…市民BELは反逆的な思想を持つクローンが多いですな」

BEL-R-BET-5:「まあ私は完璧ですので心配しないでください」

Tomas-R-2D2-1:「…ま、じゃあとりあえず、昔の市民BEL-R-BET-4の陰謀によってあらわれたこのイエローの通路、迂回して行くとするか」

MONG-R-OLL-1:「はーい」

GM:では迂回してどんどん進むとですね、他のセクタのへの通路がありますね。『DOL』と書いてますね。

Tomas-R-2D2-1:僕の記憶ではここ通る必要はあります?

GM:記憶?…ああ、もらった地図?のならここをまっすぐかな…?と思った。

Tomas-R-2D2-1:「一度DOLセクタに入って、別のゲートから入らなければならないから」とか言います。中に入ろうとするよ。(※DOLセクタなんぞ出てくる予定はありませんでした(笑)。ここからアドリブに入ります)

AREN-R-LLL-2:…いきなり入り口の色が違ったりしませんよね?

GM:とりあえず赤いですね。…進んでいくとビルが立ち並んでます。

Tomas-R-2D2-1:では僕の記憶を…じゃない。この地図を頼りに進みます。「…まあ、完璧だからな。俺は」(笑)

GM:ではどんどんと人気の無い場所に来ていますね。えっと、『POWER』と書かれた大きな建物にたどり着きますね。…『POWER』というのはようは発電所ですね。

MONG-R-OLL-1:なるほど。

Tomas-R-2D2-1:まあ、極秘だから…この中に入ったこととか他言しないように。コンピュータさまが『秘密通路』と言っておられるわけだからな。他言すると撃たれるぞ。

GM:え~とですね。こういう形のマーク(といって手で原子力のマークを表してみる)が描いてあって、その隣にドクロマークも描いてあるね。

Tomas-R-2D2-1:ああ…黄色いケーキを扱ってるところか。…たまに青い光が見えるという…。

GM:向こうのほうに見えてますね。綺麗な青い光が。あと、ちょっと蒸し暑いですね。

Tomas-R-2D2-1:あ…見えてる。あれ青いな~綺麗だな~(笑)「…この中にあるから。入るぞ」

MONG-R-OLL-1:「はい」

(そうするとオレンジ色の特殊な服を着た警備員らしき市民が近寄ってきます)

警備員(GM):「待て待て待て。お前ら何者だ?許可は取ってあるのか?」

Tomas-R-2D2-1:「コンピュータ様から『シエラ・クラブ』という秘密結社が悪事を働いていると聞きまして、その反逆者どもが占拠したDOMセクタの清掃に向かっている途中です。これ以上は秘密事項なので、お教えすることはできません」
(※市民Tomasからのメモ<『シエラ・クラブ』と言ったときにテレパシーで結社員かどうかをチェック、そうであれば同志であることを伝える>…無論結社員ではありません。ただの即興NPCです)

警備員(GM):「DOMセクタだと?…貴様ここのセクタの名前は知っているか?」

Tomas-R-2D2-1:「DOLセクタですな」

警備員(GM):「うむ。…ぜんぜん違うではないか。逆方向だぞ」

Tomas-R-2D2-1:「それは…言えません。コンピュータさまの…」

警備員(GM):「許可証はあるか?」

Tomas-R-2D2-1:「許可証……えー、許可証ですか…」

警備員(GM):「まあその前にミッションコードを示してもらおうか」

Tomas-R-2D2-1:「えー、KIR-EIN-ISI-TEA-GERUです」

警備員(GM):「分かった。ちょっと待ってろ(端末のほうに確認に行った)…ここにはそのようなミッションのことは来ておらぬようだが?」

Tomas-R-2D2-1:「おや?…それは恐らくシエラ・クラブの陰謀です!」

警備員(GM):「それは何なのだ?」

Tomas-R-2D2-1:「シエラ・クラブというのは…まあ、コンピュータさまのおっしゃるところによると、秘密結社らしいのですが」

警備員(GM):「秘密結社?…まあ、ようわからんが、とにかくウチは関係ない。大体今は施設が稼動中だ。邪魔になる」

Tomas-R-2D2-1:「稼動中でありますか…しかしここを通らないとDOMセクタには行けないのであります」

警備員(GM):「本当にそうなのか?確かめたのか?」

Tomas-R-2D2-1:「確かめては…おります。ここに地図もあります。配給所でもらったものであります」

警備員(GM):(地図?をみて)「地図…か?……これはどう見たって適当に描いた落書きに見えるのだが…」

Tomas-R-2D2-1:「配給されたときからこれなのですが」(笑)

警備員(GM):「どこで配給されたって?」

Tomas-R-2D2-1:「え…DONのHPD&MCで配給された…」

AREN-R-LLL-2:「隊長隊長。間違ったものを渡されたのかもしれませんよ。ちょっと戻って確認したほうがいいと思います」

Tomas-R-2D2-1:「…まさかコミーの陰謀だったとは」

AREN-R-LLL-2:「我々が行って隊長が受け取ったのが本当にそれだったのか確認してきましょうか?」(笑)

Tomas-R-2D2-1:「あ、それがいいかもしれないな。じゃあ、私がここに残っ…あっ、いやちょっと待て」(※市民Tomasはある重大なことに気が付いたようです)

AREN-R-LLL-2:「いや、隊長が行かないとまずいですよ」

Tomas-R-2D2-1:「君たちはしばらくここに残っていてくれたまえ」

AREN-R-LLL-2:「では記録係(市民MONG)も行ってもらいましょう」

Tomas-R-2D2-1:「そうだな。記録係もついてきてもらわないと困る。ではゆっくりいくぞ!」

BEL-R-BET-5:「…可及的速やかに行くのではないのですか?」

Tomas-R-2D2-1:「あ、そうだな。では可及的速やかに…できるだけ速く行くぞ」で、DOLを出たとたんにゆっくりと行きます。HPD&MCでも時間がかかるかもしれないな(笑)

GM:…その頃市民BELと市民ARENは、なぜか肌がひどく痒いなあと思ってかくと、ぼろぼろと皮膚が取れてきます。

BEL-R-BET-5:…えっ!?

GM:髪の毛も何本かつるつるっと抜けてきましたね。

AREN-R-LLL-2:…そういうことか。やられた。

(その頃、DONセクタのHPD&MCでは)

Tomas-R-2D2-1:「これが本物かどうか教えてほしいのだが」

HPD&MC受付嬢(GM):「これが本物か…って言われましても。意味が分からないのですが」

Tomas-R-2D2-1:「あの、これコンピュータさまから受け取った地図なのですが」

HPD&MC受付嬢(GM):「…どこで受け取ったのですか?」

Tomas-R-2D2-1:「いえ、ここで受け取ったのですが」

HPD&MC受付嬢(GM):「……あなたは記録によるとこちらに来られたのは…『ゴシゴシキングくん』を受け取りに来られたときだけで、その後には来られてないようですが…」

Tomas-R-2D2-1:「来ましたよ」

HPD&MC受付嬢(GM):「ですから記録によると来られていないと…」

Tomas-R-2D2-1:「もう一度確認してください」と50ほど…(と言いつつ袖の下を渡す。ギリギリ成功)

HPD&MC受付嬢(GM):「…あ、ありました、記録に。すみません」

MONG-R-OLL-1:すげー…。

Tomas-R-2D2-1:(地図?を見つつ)「我々はこれはコミーの陰謀ではないかと疑っているのですが」

HPD&MC受付嬢(GM):「そうですね。そうかもしれません。上のものに言っておきます」

AREN-R-LLL-2:(市民MONGに向かって)カメラで撮れなかった?あれ。素晴らしいアングルで。

GM:…では『厚かましさ』で判定してください(笑)

MONG-R-OLL-1:『厚かましさ』ですか!?…では(コロコロ…)。

GM:うん。バッチリ撮れた。

MONG-R-OLL-1:ジー(素晴らしいアングルで撮影中)

HPD&MC受付嬢(GM):「そうですねえ…私としてはとりあえずミッションの…ブリーフィングオフィサー?ですか。その人に聞いてみるのが良いと思うのですが」

Tomas-R-2D2-1:「あ、そうですね。分かりました。…やはりコミーの陰謀でしたね」

HPD&MC受付嬢(GM):「そのようですね」

Tomas-R-2D2-1:「うーむ。では急いで戻らなければ。仲間が危ない!」

色々と時事的にアブないネタが展開しつつ…。我らが勇敢なるトラブルシューター達の運命や如何に!次回を刮目して待て!

PARANOIAリプレイ「市民、自然の脅威をかみしめる」その②

2013年02月27日 | TRPGリプレイ
2003年12月25日という10年近く前ににやったセッションのリプレイその②。

使用システムは「PARANOIA 2ndEdition」…を「奉仕の会」(※同人サークル)の同人誌などを参考にしながらのプレイ。
PARANOIAについては 『パラノイア』紹介を読むと幸福になれます。
いつもながら用語解説とかはしません。
(※)は後からつけたツッコミとか解説です。

なお、先にエントリしている
その①
を読んでからのほうが良いです。

前回までのあらすじ:尊い犠牲を出しながらも、トラブルシューターたちのブリーフィング(打ち合わせ)はつづく。そして完璧なるアミダくじによる市民の役割分担(MBD)がついに決まる…!

BETTER(GM):「では…OPEN!」

MONG-R-OLL-1:ま…

AREN-R-LLL-1:まっすぐ…。

(アミダといいつつ横線がまったく無い縦棒だったりする)

BETTER(GM):「ぬ。今回はリーダーがいないようだな。誰かにリーダーをしてもらわないと困るのだが…。あ、ちなみにMBDについて説明をしよう。EQUIPMENT GUYはチームに配給された貴重な装備を管理する重要な役割だ」

AREN-R-LLL-1:「私ですね」

BETTER(GM):「うむ。そして、LOYALTY OFFICERはチーム内にコミーやそれに該当するような動きをしている者がいないかを観察し、メモをとり、後で報告する重要な役割だ。たとえば足が臭い者はコミーである疑いが強い」

BEL-R-BET-2:(笑)「LOYALTY OFFICERは私ですね」

BETTER(GM):「そして、C&R OFFICERはチームの雄姿を撮影し記録することと、COM UNITを使って私や偉大なるコンピュータに連絡を取る重要な役割。HYGIENE OFFICERはチーム内の清潔度を保ち、ミッションを成功に導く重要な役割だ。そして、ミッションの成功のカギを握るのがリーダーであるから、いないわけにはいかないのだが…。うーん。ま、いいや、君で」(と、ARENの方を指す)

AREN-R-LLL-1:「えっ?」

BETTER(GM):「いや、なんとなく」

Tomas-R-2D2-1:「いや、名前がAから始まってる人間ですから」

BETTER(GM):「君、リーダー兼任ね」

AREN-R-LLL-1:「…兼任というかその場合はリーダーだけにしてほしいのですが。完璧に任務をこなすには完璧に一つに絞ったほうが良いと思うのです」

BETTER(GM):「そうか、なるほどな」

BEL-R-BET-2:「…完璧な市民は何でもこなせるはずですが」

MONG-R-OLL-1:(笑)

BETTER(GM):「確かにEQUIPMENT GUYは必要だからな…。うん、やめた。やはり君だな、市民BEL!まあ、このチームにコミーなどいないだろうし、LOYALTY OFFICERは必要ないであろう」(※極めてアバウトな上司ですな)

MONG-R-OLL-1:「あ、なるほど」

AREN-R-LLL-1:「完璧な市民ばかりですよ。ここにいるのは」

Tomas-R-2D2-1:「そりゃ、コンピュータ様が選んだのですから」

BEL-R-BET-2:「間違いありませんね」

GM:では皆さんに配ります~。(といってMBDバッチとMBD解説カードを探し、渡していくGM)

BETTER(GM):(MBDを決めたアミダ?ボードを見つつ)……あれ?…間違えましたね。市民BELはHYGIENE OFFICERだな。(MBDの説明中、彼は『LOYALTY OFFICERは自分』と言っていたのでGMはそれを信じていた)「そのリーダーバッチを返したまえ!まさか市民が間違えるとはな…」

BEL-R-BET-2 :え、いや…。

Tomas-R-2D2-1:「なに!…ということは…今のは反逆ですか?」

(訪れる静寂、そして、その後市民BELに向けられる皆の銃口)zapzapzap...

Tomas-R-2D2-1:急いで弁解しないといけないのに…。

(結局無残に撃ち殺されるBEL-R-BET-2

MONG-R-OLL-1:おぉ~なんということだ~。

Tomas-R-2D2-1:市民BELは非生産的だなぁ…。(※というか、かなり理不尽な気がしないでもない)

(その後は順調に役割分担が進み、結果:市民MONG→C&R OFFICER、市民Tomas→リーダー、市民BEL→HYGIENE OFFICER、市民AREN→EQUIPMENT GUY、となった。また、それぞれのMBDで必要な装備、COM UNITやMULTI CORDER、SCS-6などが渡された)

BETTER(GM):「そういえば市民AREN」

AREN-R-LLL-1:「はい?」

BETTER(GM):「君はEQUIPMENT GUYだが、今回、EQUIPMENT GUYの任務は一番重要だ。なぜかというとだな、今回渡すゴシゴシキングくんは非常に貴重なもので、そのゴシゴシキングくんを管理するのは君だからなのだよ!無くなったり壊れたりすると君の責任となる。注意してくれたまえ」

MONG-R-OLL-1:「それはきわめて名誉なことですな市民(笑)」

AREN-R-LLL-1:「わかりました」


BETTER(GM):「さて、それでは早速行ってほしいのだが…。下にDONセクタまでの直通の輸送ボットを用意してある。それに乗っていきたまえ」

BEL-R-BET-3:「了解しました」

BETTER(GM):「では、健闘を祈るぞ」

GM:…といって彼は出て行きました。

Tomas-R-2D2-1:え~っと。「では、まず、リーダーとして聞いておきたい事がある。…君たちは基本的に何ができるのかね?それを聞いておかなければ完璧な作戦に支障をきたす。君たちにできること、その『能力』を教えてくれたまえ」(※市民Tomasからのメモ<私が『能力』と言った時に、他の三人が思いうかべた“能力”をテレパシーで読み取ります>=それぞれのミュータントパワーは何かを探る、ということでしょう。でも、GMってばダイスロールさせるの忘れてるし…)

BEL-R-BET-3:「つまり得意なことを言えばいいのですね?」

Tomas-R-2D2-1:「うん。できることを言え」

BEL-R-BET-3:「わかりました。…誰から?」

AREN-R-LLL-1:「ここはリーダーからお願いします」

Tomas-R-2D2-1:「良かろう。わたしができるのはな…靴を舐めることだ」

(一同笑い)

Tomas-R-2D2-1:「私の靴舐めは天下一品だよ?チームリーダーに任命されるほどだ。疑うのかね?市民(笑)」

BEL-R-BET-3:「いえ、ただ靴を舐めるという行為は…あまりにも不潔ではないですか?」

Tomas-R-2D2-1:「舐めて綺麗にするのだよ」

BEL-R-BET-3:「おお~なるほど。それはいいことですね、市民」

AREN-R-LLL-1:「…明らかに『トンデモ論法』だ」

(別にそういう技能を使ったわけではないが)

Tomas-R-2D2-1:「あとはこの、筋骨隆々な肉体と、スピードが私の武器だ。(筋力19、俊敏さ20)以上。では次は、HYGIENE OFFICER」

BEL-R-BET-3:「はい。えー、私はですね、エネルギー関係とレーザー関係の兵器が使えます。あと、雑用ボットの修理もできます。あとデーター検索とか。それだけであります」

Tomas-R-2D2-1:「ではAREN」

AREN-R-LLL-1:「わたくしは手榴弾を投げることができます」

(一同笑い)

Tomas-R-2D2-1:「うむ。重要なことだ」

GM:「えーっと。彼はArmed Forcesで、軍隊だからね」

AREN-R-LLL-1:「あ、あと完璧な理屈でもって人を、完璧に説得するのが得意です(※『トンデモ論法』のことを言っているようですが、それは人には使えません、市民)

Tomas-R-2D2-1:「君は理論家なのだね。理論に足元をすくわれないように気をつけたまえ」

AREN-R-LLL-1:「あと清掃ボットと輸送ボットの操作とメンテナンスができます」

Tomas-R-2D2-1:「君はやっぱり適任なのだね」(彼はEQUIPMENT GUYである)

AREN-R-LLL-1:「適任ですな」

Tomas-R-2D2-1:「では、えー、MONG」

MONG-R-OLL-1:「私はですね。手先の器用さには自身があります。あとはレーザー兵器も多少なり扱うことができます」

Tomas-R-2D2-1:これでわれわれは戦えることが判明した!(※まあ、ミュータントパワー含む、全能力を把握したわけですから)

(雑談。このゲームのプレイヤー発言がどうとかこうとか)

GM:えーと。ではいいですか~?

MONG-R-OLL-1:ほーい。

GM:あなたたちがHPD&MCビルを出るとですな、赤い輸送ボットがとまってます。んで、その近くに市民が一人たっています。

Tomas-R-2D2-1:「赤い輸送ボットがとまっているなら我々は乗れるではないか。では行こう、諸君」

AREN-R-LLL-1:じゃ、ついていきます。

Tomas-R-2D2-1:その人の色は?

GM:黄色いですね。

Tomas-R-2D2-1:じゃあ、上司ですな。私の靴舐め技能が役に立つw

AREN-R-LLL-1:例のトラブルシューターでは。

MONG-R-OLL-1:ああ。

NPC的黄色い市民(GM):「市民止まりたまえ!君たちは何だね?」

Tomas-R-2D2-1:「はっ!我々はえっと…(メモを探す)KIR-EIN-ISI-TEA-GERUというミッションコードを受け、ミッションに参加することになりました、レッドクリアランスのトラブルシューターであります」

NPC的黄色い市民(GM):「なるほど。君たちがそうか。私の名前はジョンという。聞いたであろうが、私が一昨日DOMセクタに行って…まあ、あまりにも汚いところだったので、残念にもミッションには失敗してしまったのだよ」

Tomas-R-2D2-1:「はい」

ジョン(GM):「まあ、私はまだ大人しいほうだ。私の仲間である、ポチやラッシーやブチやクロ、そしてシロなどはとても気性が激しいやつらでな。…まあ、勇敢であると言い換えることもできるかな?彼らがまあ、クソ食らえな反逆者どもの首を持って帰りたいと、勇んでおるのでな。つまり、反逆者どもには手を出すなということを言いにきたのだ」

AREN-R-LLL-1:「しかし、『クソ食らえ』とは完璧な市民に似つかわしくない言葉ですね」

ジョン(GM):「まあ、私が言った訳じゃないからな」

AREN-R-LLL-1:(逃げられた…)(※…そんなに上位クリアランスを陥れたいのですか?市民)

ジョン(GM):「つまりまあ、反逆者どもは我々に任せろということだ」

AREN-R-LLL-1:「つまり、私達は与えられた任務だけ完璧にこなせば良いと、そういうことですか?」

ジョン(GM):「まあ、そういうことだな」(※Tomasよりメモ<テレパシーで、反逆者に手を出したらどうするつもりなのか?>/GMより返信<手ぇ出したらヌッ殺す(はあと)>)

ジョン(GM):「では、この赤い輸送ボットに乗っていけという、ベターベスト様の指令だったので、まあ、乗っていけ」

Tomas-R-2D2-1:「では皆さん、乗りましょう」

BEL-R-BET-3:「了解です」

(輸送ボットの中に移動)

Tomas-R-2D2-1:「では席順を決めたいと思います」

GM:イスが6つあります。まだ起動していません。正面に起動ボタンが一個あります。

Tomas-R-2D2-1:「では起動はEQUIPMENT GUYの君にまかせる!」

AREN-R-LLL-1:「わかりました」

(全員が席について、シートベルトを付けたらスイッチオン!)

GM:ではドアが閉まって、声がします。

輸送ボット(GM):「バリバリとばすぜー!!行き先なんてしらねえ!」

Tomas-R-2D2-1:熱いなあ…インプットしてあるって言ったはずなんだけど…まあ、誰かの陰謀だろ(笑)

(モニターの一部に地図が表示されていてDONセクタとかは全く関係なしに走りまくっている)

Tomas-R-2D2-1:「速いなぁコレ…止まらないし」

輸送ボット(GM):「どこに行くなんて聞かないでくれBaby!どこまでも突っ走るぜ!」

BEL-R-BET-3:こちらの声は聞こえますか?

輸送ボット(GM):「おう、なんだい?」

BEL-R-BET-3:(ダメっぽいな…)

Tomas-R-2D2-1:「…完璧だからな我々は」

BEL-R-BET-3:「さすが完璧な機械」

Tomas-R-2D2-1:「完璧な機械だ。…まあ、いつか着くだろ」
(考え込んでしまう一同)(※市民ARENよりメモ<ミュータントパワー使用。普通のボットに戻します>…まあ、仲良くなって頼むことなら)
AREN-R-LLL-1:「…DONセクタに向かってほしい」

輸送ボット(GM):「おうおうおう。ARENの頼みじゃしかたあるめえ!いっちょ行ったろか!」

(DONセクタのほうに向かいはじめる輸送ボット)

GM:では…DONセクタに着きました~。

BEL-R-BET-3:じゃ、降りまーす。

(というわけで全員無事に到着)

Tomas-R-2D2-1:「これから我々がすることは、もちろん分かっているよな?諸君」

(一瞬の沈黙と爆笑)(※皆忘れていたようです。いけませんね)

AREN-R-LLL-1:「…ですから完璧なリーダーに完璧なリーダシップを発揮していただきたいと思います!」

Tomas-R-2D2-1:「そのつもりだよ(笑)…まあ、一応君たちの完璧さを確認しておきたかっただけだ」

GM:で、どうするの?

Tomas-R-2D2-1:じゃ、HPD&MCに行きます。

GM:HPD&MCにですね。…では着きました。ビルがありますね。

Tomas-R-2D2-1:「ではここから清掃ボットを取ってくるのは、やはりEQUIPMENT GUYの仕事だと…いや違うな。清掃ロボットだからHYGIENE OFFICER、行ってきたまえ」

BEL-R-BET-3:「了解であります!」取りに行くッス。

(市民BELがHPD&MCビルの中に入ると正面に受付と受付嬢、そして階段がある)

BEL-R-BET-3:えーっと…受付に行ってですね…。(ここで死ヌかな、フフッ)

HPD&MC受付嬢(GM):「何ですか市民。何か御用ですか?

BEL-R-BET-3:「えー…任務により『ゴシゴシキングくん』を取りに来ました」

HPD&MC受付嬢(GM):(いぶかしげに)「任務ですか。どのような任務ですか?…あの、ミッションコードを示していただけませんか?」

BEL-R-BET-3:(市民Tomasのほうに)…教えてください。

Tomas-R-2D2-1:いえ、僕は外にいますから。

HPD&MC受付嬢(GM):(さらにいぶかしげに)「ミッションコードは何なのですか?」

BEL-R-BET-3:…う~んどうしようかな。

GM:じゃ、思い出せるか判定~。

BEL-R-BET-3:(コロコロ…)…19だってさ。

GM:うん。全くわかんない。

BEL-R-BET-3:え…「そんなモン忘れちまったよパキューン」(銃を撃ったらしい)(※GM的には今回一番の名(迷)言です)

(一同爆笑)

GM:…ダイス振って?

(結果ははずれ、さらにビルの自動警備システムが発動し…)

GM:あなたの体に無数の穴が開きます。

BEL-R-BET-3:あ、開いちゃった。

GM:えーっと、(市民BEL以外の)皆さん、中から怪音が聞こえましたね。

Tomas-R-2D2-1:…市民BEL遅いなあ(笑)

GM:とか言ってると、あなた達の後ろから市民BELがやってきます。

AREN-R-LLL-1:「あれ?」

BEL-R-BET-4:「…わたくしは何をしていたんでしょうか?たしかここに来て…」

AREN-R-LLL-1:「HPD&MCに向かったのでは?」

Tomas-R-2D2-1:「…市民BEL、ゴシゴシキングくんは取ってこれたかね?」

BEL-R-BET-4:「なんのことでしょうか?」

Tomas-R-2D2-1:「えー…」

AREN-R-LLL-1:「やはりリーダーにその実力を発揮してもらいたいと思います!」

Tomas-R-2D2-1:「…何を言ってるんだ?リーダー発揮するべきは『リーダーシップ』だ。その辺のところを勘違いしないでいただきたい」

AREN-R-LLL-1:「だからみんなを指導して連れて行ってもらいたいのです!」

Tomas-R-2D2-1:「仕方が無いな、みんなついてきたまえ」

(結局、全員でビルの中に入っていく)

GM:じゃあ、中に入るとですね…一体の清掃ボットが何か赤いものを掃除し終えて去っていくところが見えますねw

(微妙な笑いが響く)

Tomas-R-2D2-1:では受付のお姉さんのところに。

GM:受付のお姉さんは赤い服を着てますね。

Tomas-R-2D2-1:あ、じゃあまともに話せるな。「やあ、ご同業。私はHPD&MCに所属しているTomas-R-2D2というものだが」

HPD&MC受付嬢(GM):「ああ、そうなんですか?」

Tomas-R-2D2-1:「えー、このたび晴れてミッションを…コレを見たまえ!(リーダーバッチを見せる)私がミッションリーダーになったのだ!」

HPD&MC受付嬢(GM):(いぶかしげに)「はあ…なるほど」

Tomas-R-2D2-1:「そこでだな、ちょっと、『ゴシゴシキングくん』を貸し出すように、指示が出ているはずなので」

HPD&MC受付嬢(GM):「あー…、はい、ミッションコードをよろしいですか?」

Tomas-R-2D2-1:「KIR-EIN-ISI-TEA-GERU…」

HPD&MC受付嬢(GM):「ああ、そのミッションコードですね。はい。ならば5階の特別備品窓口のほうへ行ってください」

Tomas-R-2D2-1:「5階の特別備品窓口だな。じゃ、行こうか。みな、ついてきたまえ。一歩でも遅れたものは…わかってるな?」

MONG-R-OLL-1:「完璧な市民に遅れはありません!」

Tomas-R-2D2-1:「では行こうか。えと、特別備品会議室……ん?特別備品…?」(※市民、忘れるの早すぎです)

GM:…まあ、そういう名前のところはありますね。…で、どうしますか?

Tomas-R-2D2-1:よし。頭のいい僕はパッと見渡して見たことのあるゴシゴシキングくんがある受付をさがすぞ。

GM:見たことのあるゴシゴシキングくんの受付?…はないですけど、一つだけ赤い服を着た男性がいる窓口がありますね。

Tomas-R-2D2-1:う~ん…そうだな…では、「あの窓口に違いない!完璧な私が確認済みだ。行って来い!」とEQUIPMENT GUYに(笑)

AREN-R-LLL-1:「そうですか。では完璧なリーダーに任せます。行ってください」

Tomas-R-2D2-1:「私はリーダーシップを下の階で見せた。今度は君の番だ。実力を見せてくれたまえ」

AREN-R-LLL-1:「行ってください!…それとも自信が無いのですか?リーダー」

Tomas-R-2D2-1:「自信はあるに決まっているではないか」

AREN-R-LLL-1:「では行ってください!」

Tomas-R-2D2-1:「なに、貴様はなぜ私に自信が無いと断言するのか?君は人の心が読めるとでもいうのか?」

AREN-R-LLL-1:「自信があるなら自分で行ってください!それが完璧な市民としてのあるべき姿です!」

(一同苦笑)

Tomas-R-2D2-1:(市民MONGに向かって)「…ちゃんとカメラで撮っているかね?」

MONG-R-OLL-1:「ぬかりはありません」

Tomas-R-2D2-1:(今度は市民ARENに向かって)「まあ、君はチームリーダーに意見したということで、後でコンピュータさまに処断してもらうから。…では仕方ないな皆、一緒についてきたまえ」

(一同笑い)

Tomas-R-2D2-1:「私のリーダーシップを見せねばならないからなぁ」

(窓口へ向かう一行)

窓口の市民(GM):「ご用件は何でしょうか?」

Tomas-R-2D2-1:「ふむ。ゴシゴシキングくんを探している」

窓口の市民(GM):(驚いた声で)「…ゴシゴシキングくんですか!?」

Tomas-R-2D2-1:「ああ」

窓口の市民(GM):(さらに驚いた声で)「あの…あのゴシゴシキングくんですか!…あ、あなたがたはな…何なのですか、いったい!?」

Tomas-R-2D2-1:「えー、コンピュータさまから、ミッションを受けて」

窓口の市民(GM):「…あー、ミッションでですか。…ミッションコードは何ですか?

Tomas-R-2D2-1:「えー…ミッションコードはですね…KIR-EIN-ISI-TEA-GERUです」

窓口の市民(GM):「…はい。了解しました。ではですね…(数枚の書類を渡される)これをもって1階の受付まで行ってください」

Tomas-R-2D2-1:「うむ。まあ、いつものことだ」(たらい回しはね)

(1階へ逆戻り)

Tomas-R-2D2-1:「ではこの書類を受付のお姉さんに見せます」

HPD&MC受付嬢(GM):「あー…はいはい。では、裏口へ回ってください」

(そして裏口へ。従業員出入口のようなもの。そしてそこには管理人っぽいのおっちゃんが)

GM:おっちゃんの服の色は黄色です。

Tomas-R-2D2-1:…おっちゃん強そうだ!2ランクも違うってことは相当強いぞ。

AREN-R-LLL-1:…強いっていうか偉いでは。

おっちゃん(GM):「貴様らはなんだ!」

Tomas-R-2D2-1:「は!わたくしはコンピュータのご命令でゴシゴシキングくんを使ったミッションに参加することになりまして」

おっちゃん(GM):「何!? うーぬ。許可証を見せろ!」

Tomas-R-2D2-1:「許可証でありますか?…この胸の証は許可証にはなりませぬか?」(※リーダーバッチはチーム内権力の象徴であって対外的には全く役に立ちません)

おっちゃん(GM):「…いや、許可証は?」

Tomas-R-2D2-1:「許可証でありますか?…この書類は許可証でありますか?」

おっちゃん(GM):「おう、それだそれだ。っていうか持っているなら早く出したまえ!」

Tomas-R-2D2-1:「申し訳ありません。完璧なのですが、コレが許可証であるということを上で配布している者や受付の者が一言も申しませんでしたので」

おっちゃん(GM):「ぬ。それはイカンな。あとでキツク言っておこう。…では、ついてこい」

(ビルの裏にあるデカイ倉庫に連れて行かれる一行)

おっちゃん(GM):(倉庫の横にあるスイッチを操作している)

(音を立てて開く巨大なシャッター。そして中に見える巨大ボット)

MONG-R-OLL-1:では、それを足元のほうからゆーっくりと上に向かって(MULTI CORDERで)うつします。

Tomas-R-2D2-1:…これ、僕の仕事中に見たことあります?

GM:ないッスね。あまり使われることはないです。

Tomas-R-2D2-1:噂に聞いたことあります?

AREN-R-LLL-1:…噂は反逆ですよ!市民!

Tomas-R-2D2-1:…まだ私は何も言っていないが。

AREN-R-LLL-1:噂と言いましたよ、今!

Tomas-R-2D2-1:噂という単語は…私は知っている。

AREN-R-LLL-1:しかし、噂を聞いたりすることは反逆ですよ。分かっていますか?

Tomas-R-2D2-1:そのとおりだ。間違いない。

AREN-R-LLL-1:しかし、あなたは今、何を口走ったのですか!?正直にお願いします。

Tomas-R-2D2-1:いやいやいや…。これが……

おっちゃん:「おーい。何を見てんだ。それは『スーパーゴシゴシくん』であって『ゴシゴシキングくん』じゃないぞ!こっちゃ来ーい!」

Tomas-R-2D2-1:「……そうか。そういうことらしいぞ。」

BEL-R-BET-4:「…さっきのは何だったのですか?」

Tomas-R-2D2-1:「ん?聞きたいか?…いや私のHPD&MCではな、こいつのことを『ウワサくん』と呼んでいるのだ」

AREN-R-LLL-1:……先に行ってます。

MONG-R-OLL-1:私は聞いておこう。

Tomas-R-2D2-1:「…うむ。だからこいつは『ウワサくん』にそっくりだ、と言いたかったのだ。…で、では行くぞ!」

MONG-R-OLL-1:ウワサくん…(笑)

BEL-R-BET-4:…すげー(言い訳能力だ…)

AREN-R-LLL-1:「早く来たまえ!…全く完璧な市民にあるまじき行為ですね」

おっちゃん(GM):(奥からなにやら持ってくる)「ゴシゴシキングくん…これだ!」

(手のひらサイズの小さなボット…それが『ゴシゴシキングくん』のようだ)(※ちなみに普通の清掃ボットの大きさは『スターウォーズ』に出てくるR2-D2のような大きさ・形です)

MONG-R-OLL-1:「あれ?」

Tomas-R-2D2-1:「…これがゴシゴシキングくんでありますか」

MONG-R-OLL-1:「これはまた無駄を省いたより完璧な…」

Tomas-R-2D2-1:「で、ではこれの管理はEQUIPMENT GUYに任せる」

AREN-R-LLL-1:(マスターにメモを渡す))

GM:(メモを見て)君の能力ではできないよそれは…。(※マシンエンパシーではボットを操ることはできませんよ、市民)

Tomas-R-2D2-1:ゴシゴシキングくんをEQUIPMENT OFFICERに吸い取り口を向けて渡しますw

おっちゃん(GM):「…まあ、技術的なことは私にも分からないのだが、これはR&Dが開発したものでな。吸い込んだ物質を圧縮するとかなんとからしい」

Tomas-R-2D2-1:「まあ、我々には優秀なEQUIPMENT OFFICER…いやEQUIPMENT GUYがいますので。心配は要りません」

おっちゃん(GM):「なるほど…。ちなみに計算上だが、1分で約1平方キロメートルのゴミを片付けるらしい。普通のゴシゴシくんの…約1440倍だな。ものすごく早い」

Tomas-R-2D2-1:「すばらしい」

おっちゃん(GM):「まあ、とりあえずちゃんと返してくれれば問題はない。(市民ARENの方を見て)君がそのEQUIPMENT GUYか。ちゃんと管理してくれよ」

AREN-R-LLL-1:「分かっています。お任せください」

Tomas-R-2D2-1:「…これの管理はEQUIPMENT GUYに任せるとして、使用はHYGIENE OFFICERに任せてもよろしいのでしょうか?」

おっちゃん(GM):「もちろん、その辺は君たちが判断してくれたまえ」

Tomas-R-2D2-1:「わかりました。…では、EQUIPMENT GUYがいつHYGIENE OFFICERに渡すかのタイミングをだな、決めなければ」

AREN-R-LLL-1:(笑)「完璧なタイミングで渡しますよ」

GM:まだ、スイッチはついてないね。スイッチをつけるとAIが起動して命令することで初めてやってくれます。

Tomas-R-2D2-1:「では、我々は次に行かなければならないところが」

おっちゃん:「うむ。では、がんばってきてくれたまえ!」

ついに『ゴシゴシキングくん』を手に入れたトラブルシューターたち。果たして反逆者どもの陰謀を打ち破ることはできるのか?……次回へ続く!!

PARANOIAリプレイ「市民、自然の脅威をかみしめる」その①

2013年02月24日 | TRPGリプレイ
2003年12月25日という10年近く前ににやったセッションのリプレイその①。
キャラクター作成と、プレ・セッション、ミッションブリーフィングの途中まで。

使用システムは「PARANOIA 2ndEdition」…を「奉仕の会」(※同人サークル)の同人誌などを参考にしながらのプレイ。
PARANOIAについては 『パラノイア』紹介を読むと幸福になれます。
いつもながら用語解説とかはしません。
(※)は後からつけたツッコミとか解説です。



キャラクター紹介


<キャラクター名/サービスグループ/(秘密結社/ミュータントパワー)>

MONG-R-OLL/PLC/(FCCCP/チャーム)
Tomas-R-2D2/HPD&MC/(シエラ・クラブ/テレパシー)
BEL-R-BET/Army/(プロ・テック/レビテーション)
AREN-R-LLL/Tech/(ミスティック/マシン・エンパシー)



個別プレ・セッション


別室にて。キャラクターシートの裏(シークレット)を決めるために個人個人のプレ・セッションを行う。


シークレット/市民MONG-R-OLLの場合

(市民MONGに秘密結社とミュータントパワーを決めてもらう。秘密結社はコンピュータプログラマー・キリスト第一教会(以下、FCCCP)ミュータントパワーはチャーム(魅了))

GM:それではですね…FCCCPの人に呼ばれて、あなたはその集会にやってきます。

MONG-R-OLL-1:な、なにぃ!?

GM:いえ、プレ・セッションも兼ねてるんですよ。

MONG-R-OLL-1:はあ…。

FCCCP(GM):「あなたはコンピュータを信じますか?」

MONG-R-OLL-1:……。

GM:何か答えないんですか?

FCCCP(GM):「…えっとですね同志、あなたにお誘いしたいことがあります」

MONG-R-OLL-1:同志…(笑)。「お誘いですか」

FCCCP(GM):「実はとあるセクタ…DOMセクタでですね、クリスマスパーティーをするので行きませんか?というお誘いなのですよ」

MONG-R-OLL-1:「行きましょう。……って、それだけですか?」

FCCCP(GM):「ええそれだけです(笑)。なぜかといいますと、どこかの親切な秘密結社がですね、DOMセクタになんとあの聖なる『モミの木』を植えてくれたのですよ!」

MONG-R-OLL-1:(笑い)…はあ。

FCCCP(GM):「それで、それを囲んでクリスマスパーティーをするので、良ければ是非おいでください」

MONG-R-OLL-1:はあ。

FCCCP(GM):「ついでに誰か結社に勧誘してつれてきてくれたら昇進モノです。『パーティのお誘い』のチラシもあげますよ」

MONG-R-OLL-1:はあ…。


シークレット/市民Tomas-R-2D2の場合

(市民Tomasの秘密結社はシエラ・クラブ、今回のメイン結社である。パワーはテレパシー)

GM:シエラ・クラブのほうから指令が届きます。

Tomas-R-2D2-1:Yes,sir!

シエラ・クラブ(GM):「う~ん自然は美しいねぇ」

Tomas-R-2D2-1:「最高ですよ~」

シエラ・クラブ(GM):「実はだね、今回私達はとあるセクタを乗っ取ったのだよ」

Tomas-R-2D2-1:お~立派立派。がんばった。(※生意気な下っ端結社員だな~(笑))

シエラ・クラブ(GM):「そして、とある秘密結社の力を借りてそのセクタ全体に、外にある『土』というものを覆いかぶせて、『木』というものと『草』というものを大量に喚び寄せて植えた。また、小動物と呼ばれるものたち…『リス』とか『ムシ』とか『ゴキブリ』とか…も喚んだのだ」

Tomas-R-2D2-1:「自然が増えたわけですね~」

シエラ・クラブ(GM):「うむ。で、だな。実は今回君を呼んだのは他でもない。君が近々トラブルシューターとして、我が占領セクタに派遣されることがわかったのだ。
そこで、だ。君にはそのミッションの妨害をしてほしいのだ。頼んだぞ!」

Tomas-R-2D2-1:「Yes.sir!」


シークレット/市民BEL-R-BETの場合

(市民BELの秘密結社はプロ・テック。パワーはレビテーション)

GM:あなたはプロ・テックの同志に呼ばれます。

BEL-R-BET-1:はい。

プロ・テック(GM):「技術はサイコーだ!…でね、今回その技術を自由企業という秘密結社を通じてある別の結社に売ったんだよ。…この秘密結社、シエラ・クラブというのだが、『自然』とかいうもの狂信的に愛好する奴らでね。彼らに売ったのがAlpha Complexの外部から『自然』を喚び寄せる一種の転送装置なのだよ。名付けて『大自然転送装置(仮名)』という!!」

BEL-R-BET-1:「はあ…」(そのまんまじゃないッスか…)

プロ・テック(GM):「でね、今回君に頼みたいのはこの機械のメンテナンスだ!なあに、この部品を取り替えるだけだから簡単だ。よろしく頼むよ!あ、ちなみに場所はDOMセクタという場所だから」

BEL-R-BET-1:「はあ…」


シークレット/市民AREN-R-LLLの場合

(市民ARENの秘密結社はミスティック、今回はちょっと某オ○ム(現ア○フ)風という色んな意味でアブない感じ。パワーはマシン・エンパシー)

尊師(GM):「修行してるか?」

AREN-R-LLL-1:「はあ」

尊師(GM):「次のステージへ行くための指令を与える」

AREN-R-LLL-1:「何でしょうか?」

尊師(GM):「うちの結社と友好関係にあるシエラ・クラブがだな、最近とあるセクタを占領したらしいのだよ。しかしだな、忌々しいクソコンピュータの邪魔がはいっててな…実はその邪魔をする実行部隊であるトラブルシューターに君が選ばれることがわかったのだよ」

AREN-R-LLL-1:「もうそこまでわかっているのですか」

尊師(GM):「うん、そこまでわかってしまっている私の力は偉大なのだよ」

AREN-R-LLL-1:「さすがですね」

尊師(GM):「そこでだな…、シエラ・クラブを支援するために、これをもっていってほしいのだよ」(小さなボンベを渡す)

AREN-R-LLL-1:「これは…なんですか?」

尊師(GM):「これは毒ガスのサ○ンというものでな…致死性の高いもので、風に乗ってばら撒かれるとたくさんポアされるという素晴しいものなのだよ」

AREN-R-LLL-1:「なるほど」

尊師(GM):「これを適当なところで流してほしい」

AREN-R-LLL-1:「わかりました」

尊師(GM):「それではな。修行するぞ?修行するぞ?」(といいつつ去っていく)



セッション開始



GM:え~っとですね。現在、昼時間です。実時間も昼ですが(笑)皆さんはなんと!一ヶ所に集まっております。

一同:おぉー!

AREN-R-LLL-1:死なずにすんだ…。(※今までのセッションでは集まるまでの死亡率が80%近くありました)

GM:場所は食堂。皆さんはですね、今日の朝自室にとある封書が送られてきたんですよ。中には紙が入っていまして、それにこう書いてありました。

「市民へ。ミッションアラートだ。本日昼1時にESTセクタのHPD&MC、6C会議室に集まりたまえ。反逆が進行中だ!それを阻止するべく動いてもらいたい。ミッションコードはKIR-EIN-ISI-TEA-GERUだ。※なお、この紙は10秒で消滅する。」

Tomas-R-2D2-1:(メモメモ…)

GM:で、その前に…

AREN-R-LLL-1:12時59分になったら自室で頭をぶち抜きます。(※ギリギリの時間だとGMがお情けで(というか都合で)次のクローンが目的地の近くに出現することがあるのでこういう行動に出たのでしょうけど……世の中そんなに甘くはありませんよ、市民)

GM:…で、その前にお昼の時間なわけですよ。君達はESTセクタの食堂で「偶然」知り合ったわけです。

AREN-R-LLL-1:ああああ!無視された!

GM:おお、そうか一緒のミッションなんだ~ということで、一緒に食事をとります。

Tomas-R-2D2-1:…みんなどこ行くか覚えてる~?(笑)

BEL-R-BET-1:カクカクシカジカですよー(泣き笑い)(※市民BELはメモれなかったらしい)

(などと和やかな会話(笑)をしていると食事が出てきます)

GM:食堂なんですが…大学のカフェテリアみたいな感じなんですけど、テーブルにベルトコンベアがついてまして、奥から何かが出てきます。シューという煙を吐く金属製の食器と下になにやら注意書きが。「スプーンは長く浸けないようにしましょう。溶けます。」え~っと、Alpha Complexでの食事は食べてもすぐには死なないくらいの刺激があります。

AREN-R-LLL-1:…完璧ですな。完璧な刺激です!

BEL-R-BET-1:ははは…。

Tomas-R-2D2-1:素晴しい!…今日も食べるか。「皆さんどうです?ご一緒に?」

BEL-R-BET-1:「…そうですね」

(乾いた笑いが)(※幸福そうには見えませんね、市民)

NPCな市民A(GM):「やはり食事は幸福ですね市民」

NPCな市民B(GM):「そうですね」

GM:…という声があちこちから聞こえてきますね。皆さん食べますか?

BEL-R-BET-1:食べる。

AREN-R-LLL-1:まあ、食べないわけにはいかないでしょう。

MONG-R-OLL-1:まあね。

Tomas-R-2D2-1:飢えたくないので。

GM:では、口の中がしびれててください(笑)

MONG-R-OLL-1:…なんという、ことだ。(あきれてものも言えない)

GM:いえ、普段の食事風景です。

MONG-R-OLL-1:あ、そうなんですか(笑)じゃ、いいです。

AREN-R-LLL-1:この天国(地獄)に昇るような感覚…。

BEL-R-BET-1:さすがコンピュータ様~。

GM:まあ、そういう風に皆さんが朗らかに楽しく食事をしているとですね…

(一同笑い)

NPCな女性市民(GM):(後ろのほうで)「きゃー!」

Tomas-R-2D2-1:時計を見る。

GM:12時45分くらいです。

Tomas-R-2D2-1:「…出発しません、みなさん?」

BEL-R-BET-1:そうですね。(※市民、懸命な判断です。トラブルからはできるだけ離れたほうが良い)

GM:とか言ってると、ある市民があなた達のテーブルにドシャー!っと倒れこんできます。

Tomas-R-2D2-1:色は何色?

GM:赤ですね。

Tomas-R-2D2-1:じゃ、いいや。

AREN-R-LLL-1:(笑)

GM:え~っと。みなさんその市民の方は見ないんですか?(※少々思惑と違ったようで困惑しているようです。甘いです、GM)

Tomas-R-2D2-1:い、いや…何で?

AREN-R-LLL-1:「市民、人のテーブルを荒らすのは完璧ではありませんよ」

NPCな女性市民(GM):「そこに!そこに変なものが!!」

MONG-R-OLL-1:変なもの?

AREN-R-LLL-1:撃ち抜きます。

GM:何を?

AREN-R-LLL-1:その市民を。

GM:では判定してください。

AREN-R-LLL-1:外れました。

NPCな女性市民(GM):「何するんですか!いや、そんなことよりあの変なものは何なのですか!」

AREN-R-LLL-1:変なもの?見ますよ。でも完璧な私は見ても見えなかったということもある。

MONG-R-OLL-1:見ましょう。

Tomas-R-2D2-1:私は見ない。

BEL-R-BET-1:同じく。

GM:見た人には見えるんですけど。(といってゴキブリの絵を出す)これが飛んでますね。

AREN-R-LLL-1:「何もいないじゃないですか」

NPCな女性市民:「そんなこと無いわ、そこにいるでしょう!」

AREN-R-LLL-1:「あなたちょっと幻覚の気でもあるんじゃないんですか?それは完璧ではないですね」

BEL-R-BET-1:…さらに撃ちますか?

AREN-R-LLL-1:いやさすがに撃っても外れることを自覚した(笑)(※レーザー技能:1)

GM:そういうあなた(AREN)の顔面にその謎の物体(ゴキブリ)が飛んできますね。(※このゴキブリは伏線だった…ハズなのですが、結局使われませんでした(泣))

AREN-R-LLL-1:かわします。

GM:ダイスを振ってください。

AREN-R-LLL-1:(コロコロ)6です。

GM:ならギリギリ…失敗ですな。ペト♪ってくっつきます。

AREN-R-LLL-1:ぽん、っと払いますよ。そして、おもむろに洗面所に行って顔を洗います。

BEL-R-BET-1:「さあ、行きましょうか」

Tomas-R-2D2-1:「行こう、我々にはブリーフィングが待っている」

BEL-R-BET-1:「さあ行きましょう」

MONG-R-OLL-1:「そうですな」

Tomas-R-2D2-1:「重要なのは、急いでいくことです。完璧な市民は迅速を尊びます」

(といいつつ、市民ARENを置いて3人は食堂を出る。市民ARENが戻ってくると、他のトラブルシューターな市民はいなくなっていた)

AREN-R-LLL-1:「おや?」

GM:…(ブリーフィングルームが)どこだか知っていますかね?

AREN-R-LLL-1:いや、知りません。断言します。(メモを渡してくる)

GM:う~んそうだね…。ではダイスを振ってください。

AREN-R-LLL-1:(コロコロ…)

GM:ではなぜか分かっちゃいました。(※マシンエンパシーでコンピュータと仲良くなって教えてもらったらしい)

(一方その頃、3人は…)

GM:ではですね…、場所はわかってますかね。

Tomas-R-2D2-1:はい(メモってた)

GM:ここから5分くらいところなので。…行きますか?

Tomas-R-2D2-1:はい、行きます。

GM:着きました。

Tomas-R-2D2-1:お、着いた着いた。何事も無く着いた。

BEL-R-BET-1:おおおおー!

MONG-R-OLL-1:かなり珍しいことなのか!?

Tomas-R-2D2-1:よかったー。じゃあ、まあ行きます。

GM:では会議室の前ですね。今5分前くらいですね。

Tomas-R-2D2-1:うぃーん。

GM:入るんですね。他の方は?

BEL-R-BET-1:待ってます。1分前くらいになったら入ります。

MONG-R-OLL-1:私はどうすべきか…。待ってましょうか、ギリギリまで。

GM:そうして待っているとですね。…廊下の向こうから青い市民が歩いてきますね。

NPC的青い市民(GM):「ん?君達は何だね?」

BEL-R-BET-1:「え?今からここでブリーフィングがあるので、そろそろ入ろうかと思っております」

NPC的青い市民(GM):「なぜ入らないのかね?」

MONG-R-OLL-1:「集合時間が1時だからです」

BEL-R-BET-1:「そうです」

NPC的青い市民(GM):「私の時計では1時5分なのだが…」

(一同笑い)

BEL-R-BET-1:「その時計は完璧ではないからです!」

NPC的青い市民(GM):「何を言う!私の時計が完璧ではないと?」

BEL-R-BET-1:「…それはコミーの策略によって作られた時計だからです!」

NPC的青い市民(GM):「ふむ。その証拠はあるのかね?」

BEL-R-BET-1:「え……、じゃあ『騙し』使います。(コロコロ…)あ、2」

NPC的青い市民(GM):「…なるほど、確かにそうかもしれないな!(笑)この時計をくれたあの市民はもしかしたらコミーなのかもしれない。…まあ、とにもかくにももう時間だ!入りたまえ」

BEL-R-BET-1:「はい、分かりました。といって入ります」

MONG-R-OLL-1:「入ります」

BEL-R-BET-1:こえー。ヤられるかと思った。

NPC的青い市民(GM):「…しかし、この反逆的な時計め!」

GM:君達が部屋に入った直後、部屋の外からレーザーの発射音と小さな爆発音が。

(一同笑い)

(市民AREN-R-LLL-1も何とかギリギリ駆け込んできたので、ブリーフィングが始まります)

NPC的青い市民(GM):「えー、ではブリーフィングを始める。まず、私の名だが、BETTER-B-ESTだ。まあ、ベターベストと呼んでくれ」

(一同苦笑)

MONG-R-OLL-1:「なるほど」

BETTER(GM):「私はここ、HPD&MCの幹部だ。で、君達に集まってもらったのは他でもない。各々の部屋に届けた紙にも書いてあったと思うが、現在反逆が進行しておる」

Tomas-R-2D2-1:「反逆ですか?」

BETTER(GM):「うむ」

MONG-R-OLL-1:「それは、どのような?」

BETTER(GM):「反逆者どもが増長するので現在情報は公開されていないのだが…実はとあるセクタ、DOMセクタという所がとある秘密結社に占領されてしまったのだ」

AREN-R-LLL-1:「それは大変ですね」

BETTER(GM):「しかもこの秘密結社はあろうことか何か茶色い不潔な謎のものをセクタの床に敷き詰めて、同じく茶色く縦にそびえ立ち、先のほうに緑の飾りのついた柱をどこからか持ってきて建て始めたのだ!」(※森の風景を口頭で描写するのは難しい…)

(一同笑い)

AREN-R-LLL-1:「不思議な光景ですね」

Tomas-R-2D2-1:「それはかなりの反逆なのですね?」

BETTER(GM):「うむ。しかも床の茶色の不潔なものの上に緑色の何かを敷き詰めているようだ。しかも小さなミュータントがそこかしこに潜んでいるという情報だ」

BEL-R-BET-1:「それは恐ろしい…」

AREN-R-LLL-1:「ずいぶん不潔な光景のように思われます」

BETTER(GM):「現在、その秘密結社…名前をシエラ・クラブというらしいのだが、その反逆者どもは自ら建てた謎の茶色い柱に隠れながら、我らがトラブルシューターの解放軍の進攻を妨害しておるのだ」

MONG-R-OLL-1:「なるほど」

BETTER(GM):「そのトラブルシューターというのが…君らの及ばないベテランのトラブルシューター、イエロークリアランスのトラブルシューターたちなのだ。彼らに一昨日、反逆者からセクタを解放すべく突撃を敢行してもらったのだが…」

BEL-R-BET-1:「が?」

BETTER(GM):「それが、反逆者の陰謀により……失敗してしまったのだよ!!」

BEL-R-BET-1:「なんと!」

AREN-R-LLL-1:「彼らの中に反逆者がいたわけですね」

BETTER(GM):「うーん、そうではない。彼らの報告にはこう、書いてあった。『このセクタは、汚すぎます…』」

BEL-R-BET-1:(笑)

AREN-R-LLL-1:「なるほど」

BETTER(GM):「『…あまりにも汚くて、ミッションに失敗してしまいました』と、こう書いてあったのだ。そこでだな、そのミッションの成功のために、君らには一役買ってほしいのだな。…すなわち!かのセクタのすべての茶色いものとか緑色のものとかをすべて掃除してほしい、と。そういうことだ」

BEL-R-BET-1:「わかりました!」

BETTER(GM):「完璧に清掃してほしいのだ!」

BEL-R-BET-1:「了解しました!」

BETTER(GM):「それが今回の任務の詳細だが…何か質問はあるかね?」

BEL-R-BET-1:「えー…どうやって掃除すればよいのでしょう?」

BETTER(GM):「うむ。それはだな…まだ言ってなかったが、実はかのDOMセクタは反逆者どもによって閉鎖されている。であるから現在直接移動することができない状態だ。そこで、隣のDONセクタにだな、実はDOMセクタにつながる秘密の地下通路があるのだが、それを使って進入してもらおうと思うのだ。そして反逆者に気づかれないように、秘密裏に、わがHPD&MCが誇る最強の清掃ボット『ゴシゴシキングくん』を使ってだな…」

(一同笑い)

Tomas-R-2D2-1:「か、彼を使うのですか……!!」

BETTER(GM):「うむ」

Tomas-R-2D2-1:「なんと…」

AREN-R-LLL-1:「あれを使う日がついにこようとは…」(※市民、あなたはTech所属でしょう?HPD&MCの装備のことをなぜ知っているのですか?)

BETTER(GM):「普通の清掃ボットは『ゴシゴシくん』といってだな、大体1日かけて1平方キロメートルのゴミを片付けるのだが、その『ゴシゴシキングくん』はだな、計算上は1分で1平方キロメートルのゴミを片付ける、すばらしいものなのだよ!」

BEL-R-BET-1:「すばらしい…!」

AREN-R-LLL-1:「まさしく完璧な清掃ボットですね」

MONG-R-OLL-1:「完璧ですね!」

BETTER(GM):「順調にやれば計算上は1時間強でDOMセクタの清掃が終わるはずなのだ。1時間強とはいえ…もし反逆者どもに知られたら必ずやきゃつらはゴシゴシキングくんを狙ってくるであろう。であるから気づかれないよう、秘密裏にことを進めるのだ!」

Tomas-R-2D2-1:「了解しました!」

AREN-R-LLL-1:「完璧なまでの秘密行動を!」(※市民ARENは「完璧」が好きですね)

BETTER(GM):「ゴシゴシキングくんはDONセクタのHPD&MCにあるので、それを使いたまえ。あとはそうだな…。おお、そうだ、R&Dからとある兵器を実験してほしいという要請がきている。これもだな、DONセクタのR&Dに行ってだな、受けてきてほしい」

Tomas-R-2D2-1:「はい。了解であります」

BETTER(GM):「あとはそうだな……さきのイエロークリアランスのトラブルシューターたちなのだが、気が短いのだ。できるだけ早く終わらしたほうが良いかもしれない。もしかしたら君らを無視して強力な兵器で一斉攻撃を仕掛けて、セクタごと爆発するようなことがありうるかも知れない」

AREN-R-LLL-1:「それは彼らは完璧ではないということでしょうか?」

BETTER(GM):「なぜだ?」

AREN-R-LLL-1:「気が短いということは怒りっぽいということではないでしょうか?」

BETTER(GM):「いや、勇敢だということだ」(※どちらもこじ付けにしか聞こえません)

AREN-R-LLL-1:(ごまかされた!!)

BETTER(GM):「まあ、できるだけ早めに終わらせてほしいということだ。では、君らにはこの…」

BEL-R-BET-1:「質問があります」

BETTER(GM):「ん、なんだね?」

BEL-R-BET-1:「ゴシゴシキングくんではDOMセクタを何分で掃除できるんでしょうか?」

MONG-R-OLL-1:「1時間強…」

AREN-R-LLL-1:「さっきそれは聞いた…」

BETTER(GM):「さっきそれは言ったのだが」

BEL-R-BET-1:「あ、間違えた。じゃなくて何分でかを具体的に言ってください。1時間強などという…」

Tomas-R-2D2-1:「BETTER様、コンピュータの完璧な計算で1時間強なのですよね?」

BETTER(GM):「うむ、1時間強だ」

Tomas-R-2D2-1:「この市民は何を言っているのでしょうか?私にはさっぱり理解できません…」

AREN-R-LLL-1:(銃を市民BELの頭に押し付けて撃とうとする)

GM:市民BEL、その一瞬に何かしようとしますか?(といって5本指を立てる)

BEL-R-BET-1:えっと、そうですね『いいくるめ』を…いや『騙し』を使おうかな…。

GM:(指を一本づつ折っていく)

BEL-R-BET-1:ええっと、何しようかな…。

GM:(指を全部折った時点で)zapzapzap...はい、じゃ、打ち抜かれました。

BEL-R-BET-1:ええ!

Tomas-R-2D2-1:クローンが減ったー。

AREN-R-LLL-1:減った減ったー。

BEL-R-BET-1:わぁ!(※質問をしすぎると墓穴を掘ります。質問をしないと情報が手に入りません。難しい線引きです)

GM:ではですね、そこには、市民BEL-R-BET-1の死体が転がっています。

Tomas-R-2D2-1:「やはり反逆者というものはどこにでもいるものですなぁ」

(ウィーンという音と共に清掃ボットが入ってきて死体を片付けていく)

Tomas-R-2D2-1:…ちょっとだけ離れる。

AREN-R-LLL-1:離れます。

(2人目の市民BEL-R-BET-2が目を覚ました)

GM:市民BEL、何か記憶が混乱していますが、目の前に赤い扉がありますね。6C会議室と書かれています。入りますか?

BEL-R-BET-2:入ります。

Tomas-R-2D2-1:「やあ、完璧な市民BEL」

AREN-R-LLL-1:「より完璧になって帰ってきた!」

Tomas-R-2D2-1:「君は完璧だよね?前回の…1とは違って(笑)」

BEL-R-BET-2:「もちろんですよ」

MONG-R-OLL-1:「市民とは常に完璧であるべきだ」

Tomas-R-2D2-1:「幸せだな」

BETTER(GM):「…まあ、このCOM UNITという通信装置などを持っていってほしいのだが…まずミッションの時には役割分担が必要だと私は思う。やはり役割分担をしたほうが効率的に物事はすすむ」

AREN-R-LLL-1:「完璧ですね」

Tomas-R-2D2-1:「ブルークリアランスのあなたが言うのだから間違いはありません!」

BETTER(GM):「いつもは役割を決めるためのテスト用紙を使っているのだが…今回は特別に役割を適切に、自動的に分けてくれるというR&Dの開発した機械を使おうと思う」

MONG-R-OLL-1:「ほほぅ」

(なにやら持参のホワイトボードを持ってくるGM)

BETTER(GM):「では市民。どれかひとつを選びたまえ!◇、△、×、○、◎、☆のどれかを!」

(一同笑い。真ん中を隠してあるアミダクジが出現。記号が書いてある)

MONG-R-OLL-1:「さすがコンピュータ!完璧だ!」

Tomas-R-2D2-1:「完璧をあらわす◎で」

MONG-R-OLL-1:「なるほど」

AREN-R-LLL-1:「では私はより完璧をあらわす☆で」

MONG-R-OLL-1:「では私は無難に完璧をあらわす○で」

BETTER(GM):「…無難にとは何です?市民」

(笑い)

BEL-R-BET-2:「それでは△を」

(なかなか付かないペンのインクに苦戦しながら名前を書くGM)

BEL-R-BET-2:…余計な一言は言わないでおこう。

MONG-R-OLL-1:ほんとだ。(笑)

AREN-R-LLL-1:そりゃそうだ。

BETTER(GM):「では…OPEN!」


市民の役割分担はどうなるのか。というか、そもそもミッションに無事出発できるのか!?……次回へ続く!!

シノビガミリプレイ「眠れる龍を呼び覚ます者」後編

2013年02月16日 | TRPGリプレイ
1月21日に行った「シノビガミ」のリプレイ的な何かの後編。
これが一番長くなってしまった…。

用語解説とかはしません。
なお、先にエントリしている
シナリオの概略
と、
リプレイ前編
と、
リプレイ中編
を読んでからのほうが良いです。


クライマックスフェイズ

第1ラウンド

バルタン:では、私は屋上に現われて言いましょう。「バレてしまっちゃあしょうがねえなあ!俺様は東雲バルタンではない。我が本名は幽世(かくりど)ラファエロだ!」(笑)

ニキータ:どっちも残念な名前だ!(笑)

バルタン→ラファエロ:…何でですかねー?(笑)ランダムに決めたら「奇天烈名前表」ばかり振ったんですよ(笑)

鵺(ハルタ):「一緒に修行した仲だというのに…なぜこんなことに」(笑)

ラファエロ:「だから、お前はバルタンって呼ばれるんだよぉ!(笑)このラファエロ様が『龍眼宝玉』はもらっていくぜえ!」

ニキータ:「『龍眼宝玉』は返してもらうにゃ!」と言っておこう。

那智:「このゆとりどもが、老体に鞭打たせよって…許さん!」

GM:この流れだと、学園でクライマックスの戦闘になりそうですね。というわけで冬休みの学園、誰もいない校舎の屋上で、最後の戦いが始まります。クライマックスフェイズは全員参加の戦闘シーンとなります。NPCの卯巳も参戦します。1ラウンド目。それぞれプロットをお願いします。

鵺(ハルタ):影分身!(コロコロ…)成功。

プロット:
ニキータ:4。
ラファエロ:4。
那智:4。
鵺(ハルタ):2、5。
卯巳:3。

鵺(ハルタ):5にします。

ニキータ:4がいっぱい(笑)

GM:ではハルタさんからですね。

鵺(ハルタ):「貴様だけは…許さない!」奥義を使います。「夜叉映し!」【クリティカルヒット】です。

ニキータ:奥義公開だ!

GM:皆さんハルタさんの奥義【情報】を取得できます。ところでどんな奥義です?

鵺(ハルタ):《掘削術》で、内臓を掘ります。

GM:誰に?…って分かりきったことか。

ラファエロ:「来いよ!バルタン野郎よぉ!」(笑)

鵺(ハルタ):「偽者は死ねい!」

GM:では卯巳も奥義を使うよ。

卯巳:「させません!『降龍の陣』!」

GM:半透明の龍がラファエロを包み込んで、攻撃からかばいます。【絶対防御】ですね。

ニキータ:卯巳さんの奥義の【情報】も取れるのかな?

GM:卯巳は【揺音】という、奥義の【情報】を隠す忍法を持っています。《見敵術》の判定に成功しないと【情報】を取ることができません。

ニキータ:(コロコロ…)失敗。

鵺(ハルタ)&那智:(コロコロ…)成功。

GM:では、ハルタさんの奥義による攻撃は卯巳に防がれました。5のプロットは終了ですね。というわけで次は4のプロットの皆さん。

ラファエロ:同時攻撃ですね!

那智:とりあえず、現状ニキータを狙う理由がないので、バルタンを狙いに行きます。

ラファエロ:ラファエロです!「俺の名前は幽世ラファエロだ!バルタンなんて情けない名前じゃない!(笑)あんな奴と一緒にされてもらっちゃ困るんだよ」(笑)

鵺(ハルタ):「バルタンなんていません!ハルタです、ハルタ!」(笑)

ラファエロ:「うるせえバルタン!てめえぶっ飛ばしてやる!」(笑)

鵺(ハルタ):「うるせえ偽者がー!」(笑)

ニキータ:盛り上がってまいりました(笑)

那智:(笑)じゃあ、『偽バルタン』を攻撃しますね。

ニキータ:『偽』を付けるとわかりやすいね。

那智:【陽炎】!(コロコロ…)成功。偽バルタンさんの回避判定が-2されます。そして、【交叉】で攻撃。

ラファエロ:こちらは【鬼影】を持っているので、こちらに攻撃してくる命中判定に-2修正が入りますよ。

那智:7以上か…(コロコロ…)6!と、【武芸】で命中判定に+1がつくのでギリギリ成功ですね。

GM:では、卯巳が「旦那様がんばって!」といってラファエロに感情修正で+1しますね。…まあ、もう旦那でも何でもないのはバレてますが。

ラファエロ:(コロコロ…)失敗…。

GM;じゃあ、卯巳が【かばう】を使って代わりにダメージを受ける。

那智:接近戦ダメージ2点ですね。

GM:では(コロコロ…)「体術」と「忍術」が削れました。

ラファエロ:卯巳が頼もしすぎる…。

ニキータ:と、時を同じくして。【学園の七不思議】その4!「どこからともなく落ちてくるタライ」が発動します(笑)。《野戦術》で。ちょっと卯巳ちゃんの頭に直撃させちゃおっかなー(笑)(コロコロ…)成功でございます。

GM:《野戦術》か…7以上だ。(コロコロ…)回避成功。そして【返し技】を使います。回避に成功したら攻撃してきた間合内の相手に反撃できます。《瞳術》で(コロコロ…)成功。射撃戦ダメージ1点。

ニキータ:うーん。「器術」が削られました。…じゃあ、落ちてきたタライが割れて、破片が飛び散って、ダメージを受けた感じかな。

GM:卯巳は《瞳術》でニキータを睨んでますね。

ラファエロ:では、時を同じくして、幽世ラファエロが動きます。奥義使います。奥義!「空から弥勒」!

鵺(ハルタ):(笑)

ラファエロ:《呪術》を使用して周りの人間の不幸を呪うことによって、偶然空から弥勒菩薩が頭上に降りかかってきます。

GM:(笑)意味がわからないよ!

ニキータ:どいつもこいつも偶然偶然…。

ラファエロ:【範囲攻撃】です。対象はニキータさん、鵺さん、那智さんの3人。で、【揺音】を持っているので、奥義の【情報】を得たいなら、《見敵術》で判定です。

GM:判定して、成功した人は奥義の【情報】を得られます。そして、皆さん射撃戦ダメージを2点ずつ食らってください。

ラファエロ:…GM、このタイミングで「アレ」してもいいですか。

GM:…いつでもできますよ。クライマックスフェイズ中なら。

ラファエロ:では、「空から弥勒」でダメージを受けた3人の血を『龍眼宝玉』に浴びせてですね…儀式を行います。

鵺(ハルタ):ほう。

ラファエロ:『龍眼宝玉』を卯巳に触れさせて…その真の力を発揮させます!

『龍眼宝玉』の【秘密】:このプライズに3人以上の忍者の血を浴びせ(持っている状態で通算3人以上の生命力を1以上減らす)、儀式を行う(内容を知っていればクライマックスフェイズ中にいつでも行える)ことで龍眼宝玉の真の力を発揮させ、「震龍(しんりゅう)」を目覚めさせることができる。「震龍」を目覚めさせた者は強大な「シノビガミ」の力を得ることができる。

卯巳の【秘密】(再):実はプライズ「龍眼宝玉」の化身である。「龍眼宝玉」が東雲家の宝物庫に張られた結界の外に出たことによって出現した。「龍眼宝玉」の真の力を発揮するには、クライマックスフェイズ中に条件を満たした「龍眼宝玉」に卯巳を戻す(接触させる)という儀式が必要になる。

GM:では、卯巳は「これで旦那様とひとつに…」とつぶやいて、『龍眼宝玉』に吸収されます。『龍眼宝玉』が紅く輝きだし、それと同時にラファエロさんの身体に6つの見たこともない紋様が浮かび上がり、そして膨大な力が流れ込んで来ることが感じられます。

ラファエロ:「力が…力が溢れてくるッ!」

GM:地面が揺れ出して、巨大な龍の形をした「力」がラファエロさんの身体に流れ込んで来ているようですね。

鵺(ハルタ):パワーアップするんですかね。

GM:ですです。…ラファエロさんは追加で奥義を6つ、1回づつですが、使えるようになりました。

ラファエロ:奥義を6つ!?

GM:はい。【クリティカルヒット】【範囲攻撃】【不死身】【絶対防御】【完全成功】【判定妨害】の6つですね。それぞれ1回きりですが。

鵺(ハルタ):…やべー、死んでまう。

ラファエロ:「力が溢れてくるぜェ!こんなに楽しい気分は初めてだァッ!」(笑)

ニキータ:最高に「ハイ!」ってやつですね(笑)

ラファエロ:ていうかラスボス化ですよね、これ(笑)

GM:まあ、そんな感じです(笑)というわけで、このラウンドは全員行動終了なので、次のラウンドですね。

第2ラウンド

ラファエロ:「倒せるもんなら倒してみやがれフォーフォッフォッフォッ!」(笑)

ニキータ:その笑い方クセになってるんですか(笑)

GM:もうバルタンじゃないのに(笑)

ラファエロ:「これは元から俺の笑い方だッ」(笑)

GM:(笑)では、それぞれプロットをお願いします。

鵺(ハルタ):【影分身】(コロコロ…)成功。…これはだいたい成功するな。

プロット:
ニキータ:2。
ラファエロ:5。
那智:2。
鵺(ハルタ):2、4。…4で。

GM:そういえば、ラファエロさんの【使命】は「『龍眼宝玉』を用いて強大な『シノビガミ』の力を得ること」だからもう使命を達成してるんだよね。

ラファエロ:あとは倒されずに生き残るだけですね(笑)みなさん、いまどれだけダメージ食らってるんでしたっけ?

那智:さっきの【範囲攻撃】で2点です。

ニキータ:【範囲攻撃】と卯巳の【返し技】で3点ですね。

鵺(ハルタ):メインフェイズ中に【頑健】分の2点食らって、さらに【範囲攻撃】2点です。

ラファエロ:ふむ。じゃあまずは…プロット値1以内にいる、「バルタンてめーから始末してやるぜ!」(笑)【クリティカルヒット】を使用します。

鵺(ハルタ):ぎゃー!(笑)…4点ダメージですよね。はい、死にましたー。離脱ですね。

ニキータ:じゃあ、そこで奥義を使います。奥義「七不思議バリアー!」…二宮金次郎像が校庭からスプリンターダッシュした後、走り高跳びの要領で屋上まで飛び込んできてその【クリティカルヒット】を止めます(笑)【絶対防御】です。

ラファエロ:「な、なんだァ、こいつはァァ!」(笑)

鵺(ハルタ):「あ、ありがてえ!」

ニキータ:「私が指示したわけじゃないにゃ。学園の生徒を守る、学園の意志だにゃ!」

鵺(ハルタ):学園の生徒じゃなくてフリーターですよ(笑)

GM:あとで、学園の生徒に勧誘するわけですね! (笑)というわけで、5のプロットは終了ですね。次は4のプロットの鵺さんです。

ラファエロ:「来いよバルタンッ!俺は今最高の気分だぜェ!」

鵺(ハルタ):「ともに修行した仲間だ、苦しまずに逝かしてやるよ!」奥義使います。【クリティカルヒット】。

ラファエロ:奥義の【情報】は持っているので…奥義破りします。《掘削術》だから《刀術》からで8以上(コロコロ…)成功!「その技はすでに見切ってるんだよ、バルタン野郎!」(笑)

GM:というわけで、4のプロットも終了ですね。次は2のプロットのお二人ですが…。

那智:届く技がないので、何もできないです。

ニキータ:私の技の間合は3なので、《野戦術》を使用した【七不思議】で攻撃します。

ラファエロ:じゃあ、それに感情修正します。「侮蔑」の【感情】を持っているのでー1で。「ニキータ、てめえは短い間だったが、イヤなやつだったぜ!」(笑)

ニキータ:「ハルタくんに化けるなんて、なんてひどいことを!」と言いながら、(コロコロ…)7なので成功ですかね。

ラファエロ:いえ、【鬼影】で-2きて、感情修正で-1なので、8以上でないと失敗だと思います。

GM:ですね。じゃあ、このラウンドは終了ですね。

第3ラウンド

鵺(ハルタ):【影分身】(コロコロ…)成功。

プロット:
ニキータ:2。
ラファエロ:4。
那智:5。
鵺(ハルタ):2、5。…5で。

ラファエロ:「俺は『シノビガミの力』を手に入れたんだ!こんな奴らに負けるわけがねえ!」(笑)

ニキータ:すばらしい悪役っぷりだ(笑)

那智:では私から。【陽炎】を使って(コロコロ…)成功。相手の回避に-2を与えつつ、ラファエロさんに【交叉】で攻撃します。(コロコロ…)失敗。というかファンブルなので、「神通丸」を使って振り直します。(コロコロ…)また、ファンブル!

GM:うーむ、よくある話ですね。【逆凪】なので、このラウンド中は那智さんの行ういっさいの判定が自動的に失敗になります。

鵺(ハルタ):では、次は私ですね。「これが二の太刀だッ!」【クリティカルヒット】をラファエロさんに。

ラファエロ:「来いよバルタン!」奥義破りします(コロコロ…)失敗。では、【絶対防御】で防ぎます。「効かねえっつってんだろ、バルタンよォ!」

ニキータ:卯巳さんの幻影が出てきて守っている感じかな。

ラファエロ:じゃあ、こっちの番ですね。【範囲攻撃】を全員にです。新たに加わった方の奥義なので、奥義破りはできません。「最高にハイってやつだあああ!」全員に2点づつダメージです。

現在の残り生命力はニキータ1点、那智2点、鵺2点。完全に負けムードが漂い始めた。

鵺(ハルタ):うーん、どうするかな…。

ニキータ:どうも何も、もう詰んでるよ。

GM:うーん、確かに。…ともかく、次はニキータさんです、どうぞ。

ニキータ:じゃあ、相変わらず【七不思議】でラファエロさんに攻撃します。(コロコロ…)成功ですね。

ラファエロ:《野戦術》なら…《死霊術》があるから6以上で回避(コロコロ…)成功!そして、回避成功したので【返し技】を発動します。(コロコロ…)さらに成功。射撃戦ダメージを1点。

ニキータ:えーと。では、「兵糧丸」を使って「体術」の生命力を回復しつつ、同じく「体術」にダメージを受けて、残り1点です。

第4ラウンド

GM:それでは次のラウンド。プロットをお願いします。

鵺(ハルタ):【影分身】(コロコロ…)成功。

プロット:
ニキータ:2。
ラファエロ:4。
那智:4。
鵺(ハルタ):2、5。…5で。

鵺(ハルタ):では、私から…「三の太刀!」ラファエロさんに【クリティカルヒット】で。

ラファエロ:じゃあ、【完全成功】を使って、奥義破りします。「効かねえっつってんだろォ!」

ニキータ:怖くなったらしい(笑)

GM:これでラファエロさんが持つ「力」…追加の奥義は【不死身】と【判定妨害】だけですね。次は那智さんです。

那智:まず【陽炎】を、(コロコロ…) 成功。相手の回避-2。そして【交叉】でラファエロさんを攻撃します。

鵺(ハルタ):那智じーさんがんばれ!

那智:(コロコロ…)成功です。

ラファエロ:《刀術》なら持ってる(コロコロ…)7でぎりぎり回避成功。

那智:「遁甲符」!回避判定振り直してください。

ラファエロ:もう一回(コロコロ…)12!スペシャルで成功!見切ったつってんだろォ!このじじい!そっくりそのまま返すぜェ」【返し技】を発動します(コロコロ…)成功。射撃戦ダメージ1点受けてください。

那智:これで残り生命力1点。イタいな…。

GM:次はラファエロさんが同時攻撃ですね。

ラファエロ:では、奥義「空から弥勒」を使用します。元々から持ってる【範囲攻撃】の奥義ですね。

那智:それを奥義破り判定します。そして奥義の【完全成功】でそれを成功させます。「神技、虹封じ!」

ラファエロ:「俺の『弥勒』を破っただとー!」

GM:では、次はニキータさんです。

ニキータ:【七不思議】で攻撃(コロコロ…)失敗か。

GM:では次のラウンドです。


第5ラウンド

鵺(ハルタ):【影分身】(コロコロ…)成功。

プロット:
ニキータ:2。
ラファエロ:6。
那智:3。
鵺(ハルタ):2、5。…5で。

GM:では、6のプロット。ラファエロさんから。

ラファエロ:ではもう一度、奥義!「空から弥勒」!【範囲攻撃】です。対象は鵺さんと那智さんですね。

鵺(ハルタ):奥義破り判定します(コロコロ…)成功!

ラファエロ:「こいつー!バルタンのくせに生意気だぞォオイ!」

鵺(ハルタ):「いっしょに修行していたんだ、てめーの手の内は見えてんだよバーロー!」

GM:ラファエロの奥義は破られました。次は鵺さんですね。

鵺(ハルタ):「四の太刀!」【クリティカルヒット】!

ラファエロ:奥義破りします(コロコロ…)あ、ファンブル。

GM:逆凪ですね。どうします?

ラファエロ:…うーん。もう、何も手はないですね。

ニキータ:4点ダメージ!

GM:それでは、ランダムに生命力を4点分削ってください。

ラファエロ:(コロコロ…×4)「妖術」「戦術」「器術」「謀術」

鵺(ハルタ):「貴様が死ぬまで、殴るのを、やめない!」(笑)

GM:というわけで次は那智さんですが。

那智:…せっかくの逆凪なのに届く攻撃が無いですね

ニキータ:私も同じく。

ラファエロ:よかったー …。

GM:すごいホッとしてる(笑)では次のラウンドですね。


第6ラウンド

ラファエロ:まずいなー、どうしようかなー…。ま、いいか。がんばろう。

GM:形勢逆転ですもんねー。

プロット:
ニキータ:3。
ラファエロ:4。
那智:1。
鵺(ハルタ):5で。

GM:では、鵺さんから。

鵺(ハルタ):「五の太刀!」(笑)【クリティカルヒット】!

ニキータ:まるでスペ○ウム光線を連発するウルト○マンのようだ…(笑)

ラファエロ:奥義破りをします。…これが成功しないと厳しいな(コロコロ…)7。あ…1足りない?

ニキータ:お、「妖怪いち足りない」が出た(笑)【不死身】を使うしかないね(笑)

ラファエロ:奥義の【不死身】を使いまーす。(コロコロ…)1点回復(泣)

GM:いまラファエロさんの生命力が2点で、1点回復したら3点。【クリティカルヒット】は4点ダメージだから…。

ラファエロ:ダメだ。終わった。「兵糧丸」持ってるけど、結局1点足りない。「バカなァ!この俺が敗れるだとォ!」(笑)

ニキータ:まさにゴリ押しの勝利(笑)

GM:お役目ご苦労さまでした(笑)

ラファエロ:きっちり倒されるっていう(笑)まさにお約束的展開ですね。

那智:…ところで勝利はしたけど、次はどうなるんだろう?

GM:んー?…それぞれの【使命】を達成する為にがんばるんじゃないでしょうか?

ニキータ:ですよー。それじゃ次は私の番です。というわけで、【学園の七不思議】が那智じいちゃんにキバをむきます(笑)「デカいのを倒したから、次はおまえにゃ!」(コロコロ…)成功!頭上から二宮金次郎像が那智じいちゃんに降ってきます(笑)

那智:回避は《野戦術》か…奥義の【完全成功】を使って回避します。

ニキータ:奥義破りを…《刀術》か。「体術」つぶれてるから10以上だな (コロコロ…)残念、失敗。

那智:「若造が!ナメるな!」…とはいえ、こちらからは間合が届かないので何もできない(笑)

GM:では終了ですね。次のラウンドに…。

鵺(ハルタ):その前に、このラウンドの終わりに離脱したいんですが。

GM:もう【使命】は達成したしね。

鵺(ハルタ):俺の【使命】は終わった!…というわけで離脱します。

GM:では次のターンですね。…後はプライズが隠忍の手に戻るか、鞍馬の手に渡るか、の戦いですね。


第7ラウンド

プロット:
ニキータ:4。
那智:5。

GM:那智さんからです。

那智:じゃあ、攻撃します。【陽炎】(コロコロ…)あ、失敗しました。

GM:それはファンブルですね。逆凪です。

ニキータ:ではこちらは【七不思議】で攻撃。(コロコロ…)成功です。

那智:逆凪で判定は失敗するので、回避判定を奥義の【完全成功】を使って成功させます。

ニキータ:奥義破りを(コロコロ…)残念、失敗。

GM:ではどちらも失敗ということでこのラウンドは終了ですね。ちなみにどちらもあと生命力1点なので、どちらかの攻撃が通った時点で決着が着きますね。

ラファエロ:最後の決戦ですね。それなのにこのグダグダ感(笑)


第8ラウンド

プロット:
ニキータ:3。
那智:4。

那智:攻撃します。【陽炎】(コロコロ…)成功。そして命中判定に【完全成功】を使います!

ニキータ:では私は奥義「七不思議バリアー」を使うので、【絶対防御】です。指定特技は《用兵術》です。

那智:《用兵術》は…《刀術》からで11以上で奥義破り(コロコロ…)無理ですね~。

ニキータ:攻撃を飛んできた二宮金次郎像が弾いた!(笑)というわけでこちらの攻撃です。【学園の七不思議】で攻撃。《野戦術》で回避してください。

那智:そうか、もうこのラウンド奥義を使っちゃってるんだ。11以上。(コロコロ…)あ~ダメですね。

ニキータ:なんで奥義を回避に残しておかないんだろうと思ったんですけど。…ではですね、音楽室からうなりをあげて飛んできたギターがあなたを殴打して戻って行きます(笑)

GM:では勝者はニキータですね。

ラファエロ:なんだかんだ言って結局PC①が勝利した(笑)

ニキータ:「今宵も七つ以上の不思議な事が起こったにゃ」(笑)

GM:というわけで。…では、エンディングに入る前に。ラファエロさん。気絶していたあなたの身体に異変が起きます。身体に浮かんだ紋様が光りだして、ものすごい苦痛をラファエロさんに与えはじめます。

ラファエロ:「ぐぎゃァ!く、苦しいィィ!…どういうことだァ!誰か助けろォ!」

GM:ではそこに、「よっ、と」という声とともに、腰まである銀髪をみつあみにまとめた女性…卯巳に似た女性がやってきます。ただ、卯巳とは違ってラフな格好の上に白衣を着こんでいるといういでたちだね。

:「ふう。いいデータがとれたわ」

GM:彼女は懐から蒼い玉を取り出して、ラファエロさんの方にかかげました。すると、ラファエロさんの身体に浮かんだ紋様がその蒼い玉に吸い取られて、それと同時にラファエロさんの苦痛も引いていきます。

ラファエロ:「た、助かった。な、なんだてめえは」

:「ん~?あんさんには関係ないことや。ほな!」

GM:と言い残して、彼女は去って行きました。


エンディング

GM:という感じで。エンディングに入ります。PC番号順に行きます。PC①のニキータさんから。

ニキータ:はーい。

GM:あなたの手元には「龍眼宝玉」があります。

ニキータ:じゃあ、それを持って、東雲家に戻しにいきます。で、源朗と二人きりなので、いきなりババくさい感じになって「こんな面倒はこれっきりにしてもらいたいのう」と言います(笑)

ラファエロ:この人は結局何歳なんだ(笑)

源朗:「…色々迷惑をかけたな。しかし、無事に『龍眼宝玉』を取り戻していただき、ありがたい。礼を言おう、ニキータばあさ…いや、これは禁句か?」

ニキータ:じゃあ、指を鳴らして、どこからともなく走ってきた二宮金次郎像が源朗をはたいて去っていきます(笑)

源朗:(何食わぬ顔で)「ところで、ワシの孫はどうであったか。修行の成果は」

ニキータ:「しっかりと戦ってはおったが、いまひとつじゃったのう…まあ、しかし、最後まで立ってはおったし、まあまあじゃな」と言ってお茶をすすります。

GM:…というわけで、「龍眼宝玉」は東雲家に戻ったということで。では、次はPC②のバルタン…じゃなくて、ラファエロさん。

ラファエロ:じゃあ、戦いが終わった後、ハルタ(鵺)に、「ゆ、許してくれぇ!もうこんなことはしねえよぉ!魔がさしただけなんだよ!頼むよ!一緒に修行した中だろう!?」と懇願します(笑)

ニキータ:(笑)

鵺(ハルタ):(笑)「わかったよ。確かにおめえとは一緒に修行した仲だしな。…とりあえず、行こうや?」

GM:どこに?(笑)

鵺(ハルタ):え、東雲家の本家。ズルズル引きずって行きながら、本家に出頭させます(笑)

GM:じゃあ、その続きは鵺さんのエンディングシーンでやりましょう(笑)次はPC③、那智さん。あなたは、鞍馬神流の上司に呼ばれています。「那智よ、しくじったようだな」

那智:「申し訳ない。…ワシもそろそろ潮時かのお」

GM:では上司から「次こそしくじらないよう、よろしく頼む」と言ってあなたの前から去ります。というわけで、次はPC⑤、鵺(ハルタ)さんです。どうしますか?

鵺(ハルタ):源朗じっちゃんに会いに行きます。「じっちゃーん、久しぶりだぜ!」

源朗:「おお、帰ったか。元気にしておったか」

鵺(ハルタ):「ああ。…ところで、土産を持ってきたぜ」といってラファエロを前に突き出します(笑)

ラファエロ:うげっ。

源朗:「ふん。こいつか。…影でこそこそしていたようじゃが。もう十分に痛い目にあったじゃろう」

ラファエロ:「ゆ、許してくれるのか?」

鵺(ハルタ):「…まあ、そいつじっちゃんに任せるからよ。俺、まだ修行が足りねえんだ。だから、もう一回、言ってくるぜ!」

源朗:「いや、ならぬ」

鵺(ハルタ):な、なんだってー!

源朗:「お主は父親と同じで放浪癖があるじゃろう。次にいつ帰るかもわからんし、そもそも連絡もなかなかつけられん。…そこでじゃ、おまえにお目付け役をつけようと思う」

GM:源朗はそう言うと、何やら印を切り出して、呪文を唱えだします。するとラファエロの頭に輪のような紋様が浮かびます。「鵺の近くから離れられなくなり、変なことをすると頭が痛くなる」術ですね。ついでに、ラファエロを通じて連絡も取れるようになった(笑)

ラファエロ:「な、何だこれ…痛てえ、取れねえ!」(笑)

鵺(ハルタ):「一人でも大丈夫だよ、じっちゃん!」

源朗:「連れて行け」

鵺(ハルタ):「まったく、信用ねえな。…まあいいや。じゃ、とりあえず、行こうぜ…『バルタンくん』よ!」(笑)

ラファエロ:「ちくしょう、どうして俺がこんな目に…あ、頭痛てえ。ちくしょう~!」

ニキータ:憎めないキャラクターだ(笑)

GM:というところで、今日のシナリオは終了です。お疲れ様でした。

一同:お疲れさまでしたー。

シノビガミリプレイ「眠れる龍を呼び覚ます者」中編

2013年02月09日 | TRPGリプレイ
1月21日に行った「シノビガミ」のリプレイ的な何かの中編。
用語解説とかはしません。
なお、先にエントリしている
シナリオの概略
と、
リプレイ前編
を読んでからのほうが良いです。

メインフェイズ:第2サイクル

GM:それでは2サイクル目です。マスターシーンはないので、鵺さんから。

:ドラマシーンでいきます。那智さんに出てきてもらいたいです。シーン表(コロコロ …) 『5.世界の終わりのような暗黒。暗闇の中、お前たちは密かに囁く』。

ニキータ:またか。

:ではですね。那智じーさんと二人で東雲家に忍び込む直前のシーンで。暗闇に乗じて潜んでいる。

ニキータ:きっとバルタンさんが屋根の上ででフォーフォッフォ!とか高笑いしているところなんじゃない?なんだあいつは!みたいな(笑)

:(笑)それでは、一緒に忍び込んだ那智じーさんの身のこなしをみながら、このじーさん実はすごいんじゃあ…と思い、【感情】を結びます。

GM:はいよ。

ニキータ:なるほど。情報弱者になりたくなかったらしい(笑)。

:《第六感》で判定します。(コロコロ…)成功。

那智は「忠誠」。

那智は「殺意」。

那智:このゆとりは…殺す(笑)。

:えー(笑)。

GM:これが一方通行の思い。というかランダムだしね。

那智:だってプラスの場合は「狂信」ですし、それはないでしょう(笑)。

:じゃあ、私は那智さんに対して、このじーさんはただのじーさんじゃなかった!とでも思っている。そんな感じで。

GM:了解です。

GM:それでは次は、順当にいけば那智さんですが。どうしますか?

ニキータ:せっかくだから、さっきのシーンを引き継いで先にやりたいことがあるんだけど、いいですか?

那智:いいですよ。

ニキータ:ではドラマシーンで。シーン表ふりますね。

GM:シーン引き継ぐならそのまま暗闇のシーンでもいいよ。

ニキータ:そう?じゃあ暗闇で。鵺さんの【居所】を情報判定したい。

GM:はいはい。

ニキータ:《野戦術》で判定。(コロコロ…)成功。鵺さんの【居所】がわかりました。【感情】を結んでいるバルタン兄ちゃんには鵺さんの【居所】を共有します。

GM:あれが賊か!みたいな感じで気づいたわけですね。

ニキータ:いえ。私が気づいたという感じではなく。…演出的には、地響きとともにどこからともなく走ってきた二宮金次郎像が向かっていった先に鵺さんがいたという感じで。

:なんか走ってる!(笑)

ニキータ:これぞ忍法【学園の七不思議】。…しかも謎の忍法の効果でそのまま戦闘シーンに突入します。

バルタン:な、なんだってー!(笑)

GM:え、ドラマシーンなのに?(ニキータのキャラクターシートを確認して)…あ、なるほど。【七不思議】の謎の忍法ですね(笑)。

ニキータ:まあ、謎の忍法というか。私は手番を消費しないで、勝手に二宮金次郎像が走っていって【居所】を見つけたという感じの演出で。「あ、賊があんなところにいるにゃ。がっぽりにゃ」そのまま戦闘へ行きます(笑)

GM:えーと。じゃあ、そのまま鵺とニキータの戦闘シーンに移行します。どちらかに【感情】を持っている方は乱入できます。鵺さんに【感情】を持っている那智さんは乱入できますね。しますか?

那智:ええと。いえ、隠れてます。見つかりおって。何やってんだこのゆとりが!という感じで(笑)。

:私は足が滑って見つかってしまったーという感じかな。

ニキータ:というより、ものすごい勢いで走り去っていった二宮金次郎像にあっけに取られている鵺さんに襲いかかる感じで。「賊をみつけたにゃ」。

GM:それでは戦闘です。まず、戦場に出ている二人はプロットをお願いします。

:【影分身】を使います。(コロコロ…)成功。

プロット:
:3、5。
ニキータ:4。

GM:鵺さんどっちにする?

:5…いや、やっぱり3で。

GM:それでは先にニキータさんからです。

ニキータ:では【学園の七不思議】で攻撃します。

GM:全部【七不思議】やん(笑)

ニキータ:戻ってきた二宮金次郎像がラリアットをかまします。指定特技は《野戦術》。(コロコロ…)7で成功。

:野戦術はちょうど持ってる。(コロコロ…)5で避けた。二宮像の動きに合わせてスッと避けます。

GM:ぎりぎり(笑)

:では攻撃をしてきた二宮像を目で射止めます!

ニキータ:二宮像を打ち落としてどうするんだよ!(笑)

:…やっぱり、像を操っているやつを見つけて、瞳術で射ころします。【接近戦攻撃】(コロコロ…)7で成功。

ニキータ:3つ離れているから8以上か。(コロコロ…)8。回避成功。

GM:それでは次のラウンドです。戦闘参加キャラクターが二人なので、これが最終ラウンドです。プロットしてください。

:再度【影分身】!(コロコロ…)成功!

プロット:
:2、5。
ニキータ:4。

:5を選びます。というわけでまたまた目からビーム!【接近戦攻撃】です。《瞳術》で、(コロコロ…)5。成功!

バルタン:いや、それファンブル…。

GM:鵺さんのプロットは5なので、残念ながらそれは【逆凪】ですね。このラウンドはもう避けられません。

ニキータ:では、こちらの攻撃。どこからともなく飛んできた野球ボールがあなたの頭に当たるという感じの【忍法七不思議】で。《野戦術》(コロコロ…)4。ファンブル!…うーん。この勝負はちゃんと勝っときたいんだよねえ。

GM:なにかやりますか?

ニキータ:しかたない。「神通丸」使って振り直すかなあ。(コロコロ…)今度は成功。では、大きく外れたボールを偶然持っていたバットで打ち返し、鵺さんのボディに当てて射撃戦ダメージ1点。さらに謎の効果により追加で射撃戦ダメージ1点と集団戦ダメージ1点もどうぞ。

GM:強えー!(笑)

ニキータ:だってコンボ組んでるもん。

:じゃあ、【頑健】分の2点を削って。さらに変調表を。(コロコロ…)故障。すべての忍具が使えなくなる。…もう忍具もってないから関係ないね(笑)

GM:では勝利したニキータさん。鵺さんから何をとる?

ニキータ:鵺さんの秘密をとります。情報共有でバルタンさんにも行くから、これで公開情報ですね。(鵺さんの【秘密】を読んで)…なるほど。これはおもしろい。…バレてしまいましたね~バルタンさん。

バルタン:(同じく鵺さんの【秘密】を読んで)ですよねー。そのへんがそうなんだろうなーと思ってはいたんだけど。

鵺の【秘密】(再):あなたは実はPC②である。東雲家のしきたりで修行にでていたあなたは、断崖絶壁から落下し、長い間生死の境をさまよっていた。親切な老夫婦に助けられたあなたは、目覚めたとき、自分にすり替わっているPC②の存在を知った。あなたの【本当の使命】はPC②を倒す(生命力をゼロにする)、である。

:そうなんです。実は鵺というのも通り名で、この名前はフェイクなんですよ。

バルタン:もちろん私の名前もフェイクですよ。というわけで鵺さんが本当のバルタンです。がんばってくださいね「バルタンさん」。

:…え、あ、そうか!自分「バルタン」なんだ(笑)

バルタン:私は「バルタン」を演じていただけなので。本当はあなたが「バルタン」なんですよ(笑)

一同:(笑)

:いやいや、本名は「東雲ハルタ」とかなんですよ!バルタンというのはあなたが言い始めただけなんですよ!(必死)

一同爆笑。そんなにバルタンはイヤか。

ニキータ:あーおもしろかった。…というわけで、これでシーン終了で。

GM:はい。

GM:それでは残り二人です。那智さんからで良いですかね。

那智:ドラマシーンでお願いします。シーン表(コロコロ…) 『6.優しい時間が過ぎていく。影の世界のことを忘れてしまいそうだ』

ニキータ:まただ。

那智:ふむ。それでは外で争っている間に、東雲家の屋敷内に侵入して、源朗の【秘密】を探りに行きたいです。プライズを持っているかもしれないし。

GM:了解です。…この屋敷はこんなに簡単に侵入できて大丈夫なのか(笑)

ニキータ:まあ、次期当主不在だからこんなもんじゃないですか。

那智:では《調査術》で。(コロコロ…)成功。

GM:では、あなたは源朗の部屋を探り、秘密を知ることができました。鵺さんにも情報共有されますね。

源朗の【秘密】(再):実はPC②は何者かが化けている別人であることを知っているが、ある目的の為に泳がせている。また、本物のPC②が近くにいることを知っている。そしてPC②の婚約者を名乗る卯巳がプライズ「龍眼宝玉」の化身であることも知っているが、あえてスルーしている。

那智:(読み終えて)…なんてドロドロした屋敷なんだここは。

GM:それでは次が第2サイクルの最後ですね。バルタンさん。

バルタン:ドラマシーンを選びます。卯巳に登場してもらいます。

GM:ではシーン表を。

バルタン:(コロコロ…)『8.凄まじい人混み。喧噪。影の世界のことを知らない無邪気な人々の手柄話や無駄話が騒がしい』…では学校に行って七不思議の秘密を探ろうと思います。ニキータさんの【秘密】を、《瞳術》で、生徒たちに。

ニキータ:信じられる?あの娘いつまでたっても一年生のままなんだよ、とか噂されてそう(笑)

GM:ニキータさん(16歳)の【秘密】を求めて学校内をうろつく怪しい25歳(笑)

バルタン:情報判定行きまーす(コロコロ…)2 !?

ニキータ:ピンゾロったー!(笑)

GM:学校でとんでもない失敗をしてしまったに違いない(笑)

バルタン:「神通丸」で振り直し!(コロコロ…)成功。よし。

GM:ではあなたは学校でニキータさんの【秘密】を探ります。…あら、そういえば冬休み中という設定だった気が(笑)

ニキータ:きっと宿直の先生とか用務員のおっちゃんとか、部活生とか。

バルタン:じゃあ、理事長室とかで、秘密の資料か何かを見つけたということで。

ニキータ:きゃー!お兄ちゃんに【秘密】探られちゃう♪とか言っておこう(笑)

ニキータの秘密:あなたはプライズ「龍眼宝玉」の真の力の発揮により目覚める「震龍(しんりゅう)」の【秘密】を知っている。「震龍」はとある都市の真下にある活断層に眠る古龍であり、目覚めさせることで直下型大地震が起き、その都市は崩壊する。あなたはそんな事態は絶対に起こしてはならないと思っており、そのためにも「龍眼宝玉」が世に放たれないよう取り戻したいと思っている。

バルタン:(ニキータの秘密を読んで)フォーフォーフォー…なるほど。だいたいわかってきたぞ。

GM:作戦は立てられそうですか?(笑)

バルタン:具体的に言うとあと【秘密】を知らないのは卯巳さんだけ。驚異の回収率!と自分で言ってみる。あ、念のため卯巳さんと【居所】交換を。

卯巳:「これで二人はいつでも一緒ですわ」

ニキータ:いつでも襲いかかれるの間違いじゃないの(笑)

バルタン:じゃあこれでシーン終了で。

GM:はいー。


メインフェイズ:第3サイクル

GM:はい、それでは3サイクル目に入りますが、最初にマスターシーンを入れます。東雲源朗の回想シーンです。源朗は夢を見ています。場所は東雲家の応接間で、特徴的な姿の女性と対峙をしている。小柄で、腰まである銀髪を三つ編みに束ねていて……卯巳とそっくりな女性だね。ただ、こちらはラフな格好の上から白衣を羽織っているといういでたちだ。源朗は紅い玉。卯巳に似た女性は蒼い玉を持っている。

源朗:「…おぬし、奴を実験台にすると申すか」

卯巳に似た女性:「まー、その方が色々と都合ええんとちゃいますか?お孫さん、巻き込む訳にはあかんですやろ?」

源朗:「しかし、鞍馬の奴らにも嗅ぎつけられておる。奴らに奪われたらどうするつもりじゃ」

卯巳に似た女性:「まあ、奪われたらまた取り返したらええねん。それが『忍び』いうもんやろ?…大丈夫大丈夫。バッチリ成功するって」

GM:…といったところで、源朗は目覚めて、一人つぶやきます。

源朗:「我らが悲願、シノビガミの復活の為とはいえ。奴らを信用して本当に良かったのか」

GM:というところでシーンを切ります。ではプレイヤーの番です。特に希望がなければ、時計回りでいくけど。

バルタン:先に行動して、卯巳の【秘密】を探っとこうかな…。良いですか?

:あ、はい。いいですよ。

ニキータ:バルタンさんが持っていないのは、あと卯巳の【秘密】だけだしね。

バルタン:【秘密】をコンプリートしたい!(笑)というわけでドラマシーンで。シーン表をふります。(コロコロ…)『4.眼下に広がる街並みを眺める。ここからなら街を一望できるが……。』

GM:誰か呼びますか?

バルタン:じゃあ、卯巳に登場してもらって。「きれいな夜景だろう…」と(笑)

卯巳:「はい、旦那さま…」

バルタン:では「卯巳、おまえのことがもっと知りたい…」と言って、卯巳の瞳をみつめて《瞳術》で判定したいと思います。(コロコロ…)5!ギリギリ成功。

GM:では、卯巳の【秘密】です。どうぞ。

卯巳の【秘密】:実はプライズ「龍眼宝玉」の化身である。「龍眼宝玉」が東雲家の宝物庫に張られた結界の外に出たことによって出現した。「龍眼宝玉」の真の力を発揮するには、クライマックスフェイズ中に条件を満たした「龍眼宝玉」に卯巳を戻す(接触させる)という儀式が必要になる。

バルタン:…なるほど。わかりました。

ニキータ:(情報共有で卯巳の【秘密】を読んでいる)

GM:何か、言いますか?

バルタン:うーん……どうしよう…。

GM:どうしようって(笑)

卯巳:「旦那さま…私はすべてをあなたに捧げます」

バルタン:「そうかそうか愛い奴よ。すべて私に任せておけ。悪いようにはしない。フォーッフォッフォッフォッ」と高笑いしておきます(笑)

:怪しすぎる(笑)

バルタン:そんな感じで終了します。

GM:他にやりたい人がいなければ時計回りでシーンを回します。

那智:ところで、このサイクルが終わったらもう、クライマックスなんですよね?

GM:はい。なので皆さんはあと1回ずつの行動で、どれだけの【情報】が集められるか、という感じですね。

:やる事は決まってるので、【情報】を取る必要性が無くなっているんですけど…。

ニキータ:じゃあ、とにかく襲撃したら?

:【居所】がわからないので…。なので情報収集します。ドラマシーンで【秘密】を探ります。だれにしようかな~(コロコロ…)

バルタン:適当に決めたー!(笑)

GM:とにかくドラマシーンならシーン表振ってくれい。

:てい!(コロコロ…)『9.強い雨が降り出す。人々は、軒を求めて、大慌てで賭けだしていく。』

GM:強い雨が降り出した。

:じゃあ、「なぜ、なぜ、おまえは俺になろうとする!」という感じで、《第六感》でバルタンの【秘密】を探ります。

GM:《第六感》なのね(笑)

:(コロコロ…)成功。ひらめいたー!やつの狙いがわかったぞー(笑)

ニキータ:何か万能っぽいな(笑)

バルタンの【秘密】:あなたはPC②ではない。PC②はあなたの修行仲間であったが、とある事故で死んだ。あなたはPC②に化けて「東雲家」に行き、そしてPC③に偽の情報を流し、騒ぎに乗じてプライズ「龍眼宝玉」を盗んだ。実はプライズの持ち主はあなたである。この【秘密】を知るキャラクターは戦闘の戦果としてプライズを奪うことができ、その後持ち主は公開される。また、あなたの【本当の使命】は「龍眼宝玉」を用いて強大な「シノビガミ」の力を得ることである。なお、このハンドアウトの中にプライズは挟んである。

:(【秘密】を読んで)。…えーと、どうするかなぁ。

GM:ある意味、あなたはやることはっきりしてると思うけど。

那智:(情報共有で【秘密】を読んで)うーん、なるほど。

:…どうしてこうなった。まあ、とりあえず奴を殺れば話は丸くおさまるか。

GM:では次は那智さんの番です。どうしますか?

那智:じゃあ、ドラマシーンで、卯巳さんの【秘密】を調べに行きます。

ニキータ:あの女、一体何者だ…?という感じですね。

GM:はい。ではシーン表振ってください。

那智:(コロコロ…)『7.清廉な気配が漂う森の中。鳥の囀りや、そよ風が樹々を通り過ぎる音が聞こえる。』

GM:誰か呼びます?

那智:呼ばない…というか、屋敷の裏の森に卯巳さんが物思いに耽って佇んでいるところを影から見ている感じで。「あいつは一体…」

GM:なるほど。呼ばないけど、背景的な扱いというところかな。

那智:《調査術》で判定。(コロコロ…)成功。

GM:はい。では、卯巳さんの【秘密】をどうぞ。

卯巳の【秘密】(再):実はプライズ「龍眼宝玉」の化身である。「龍眼宝玉」が東雲家の宝物庫に張られた結界の外に出たことによって出現した。「龍眼宝玉」の真の力を発揮するには、クライマックスフェイズ中に条件を満たした「龍眼宝玉」に卯巳を戻す(接触させる)という儀式が必要になる。

那智:「この娘にはこのような秘密が…」うーん、どうすればいいかなあ。

GM:ちなみに鵺さんにも情報共有されるね。

那智:うーん…。

【秘密】が明らかになるにつれ、悩み出すPCたち。

那智:3サイクルしかないのがイタいなあ…。

ニキータ:だから最初に【感情】を結んでおくと、スムーズに【情報】が流れるんだよね。

GM:ところで那智さん、何か言いますか?

那智:いえ。シーン終了で。

GM:次は最後。ニキータさんの番ですね。

ニキータ:うーん、どうしよっかな。誰の【居所】抜いて戦闘仕掛けよっかな(笑)

GM:まあ、情報判定でなくても、戦闘で勝てれば相手の【秘密】を奪うことができるからね。

ニキータ:えーと。じゃあ、さっき鵺の【秘密】を知って、あのバルタン兄ちゃんと思っていたのは誰なんだにゃ!という感じで【居所】を抜きに行くかな。

GM:ドラマシーン?

ニキータ:ドラマシーンをします。シーン表!(コロコロ…)『6.優しい時間が過ぎていく。影の世界のことを忘れてしまいそうだ』…またか。うーん。じゃあ、学園の音楽室に行きます。

GM:ほう。

ニキータ:そして、なぜか勝手に演奏される音楽に癒されつつ(笑)。バルタン兄ちゃんの【居所】を調べます。そのまま音楽室の楽器たちがメロディを通して私にバルタン兄ちゃんの【居所】を教えてくれる。これも忍法【学園の七不思議】!(笑)《伝達術》で判定。(コロコロ…)あら、失敗。

GM:残念。どうする?終わる?

ニキータ:いえ、鵺さんをシーンに呼びます。「ハルタくん」

鵺(ハルタ):「なぜ、俺の名前を知っている!」

ニキータ:いやいや、あなたが本当の親戚だし(笑)

鵺(ハルタ):あ、そうだった(笑)くそ、まったく襲って来やがって(笑)

ニキータ:「まったく、どうしてこんなことになったんだにゃ」

鵺(ハルタ):「俺にもまったくわからん」

GM:彼女は暗にバルタンさんとかの【秘密】がほしいと言ってるんじゃない?(笑)

鵺(ハルタ):じゃあ、渡す。

ニキータ;(バルタンの【秘密】読んでいる)ふむふむ。

バルタンの【秘密】(再):あなたはPC②ではない。PC②はあなたの修行仲間であったが、とある事故で死んだ。あなたはPC②に化けて「東雲家」に行き、そしてPC③に偽の情報を流し、騒ぎに乗じてプライズ「龍眼宝玉」を盗んだ。実はプライズの持ち主はあなたである。この【秘密】を知るキャラクターは戦闘の戦果としてプライズを奪うことができ、その後持ち主は公開される。また、あなたの【本当の使命】は「龍眼宝玉」を用いて強大な「シノビガミ」の力を得ることである。なお、このハンドアウトの中にプライズは挟んである。

GM:ではバルタンさんの【秘密】は公開情報になりましたね。ハンドアウトの中に挟まっている「本物のプライズ」を出しておきましょう。

バルタン:「バレてしまっちゃあしょうがねえなあ」(笑)

GM:じゃあ、そのままクライマックスに突入しましょう。