2003年12月25日という10年近く前ににやったセッションのリプレイその③。
使用システムは「PARANOIA 2ndEdition」…を「奉仕の会」様(※同人サークル)の同人誌などを参考にしながらのプレイ。
PARANOIAについては 『パラノイア』紹介を読むと幸福になれます。
いつもながら用語解説とかはしません。
(※)は後からつけたツッコミとか解説です。
なお、先にエントリしている
その①
と、
その②
を読んでからのほうが良いです。
前回までのあらすじ:ついに「ゴシゴシキングくん」を手に入れたトラブルシューターたち。はたして無事ミッションを遂行できるのか!?
Tomas-R-2D2-1:「では、次に行くところはEQUIPMENT GUYが一人で行ってくれたほうが…と、あとカメラマンがついていかなければならないな。一人で行っても大丈夫なところだから(笑)行ってきたまえ」
AREN-R-LLL-1:「はい。…では完璧を期するために改めてコードネームを確認したいのですが?…ミッションコードを」
Tomas-R-2D2-1:「ミッションコード?…じゃ、ゆっくり言うから覚えておけ。KIR-EIN-ISI-TEA-GERUだ。……まさか忘れていたと言うわけではないよな?」
AREN-R-LLL-1:「そんなことはありませんよ。完璧な市民にあるまじき行為ですね。改めて確認しただけですよ!」
Tomas-R-2D2-1:「仕方ないなあ…。ま、確認するという行為はすばらしいことだ」
AREN-R-LLL-1:「では、行ってきます」
Tomas-R-2D2-1:「任せたぞ。私はHYGIENE OFFICERと今後のミッションについて話し合いをしておくから」
(ここで市民AREN、MONGチーム、市民Tomas、BELチームに分かれる)
GM:では市民ARENと市民MONGはどこへ向かうのですか?
AREN-R-LLL-1:R&Dです。
(R&Dの前)
GM:R&Dの周りは…いつものことなのですがあまりにも人が少ないです。いや、むしろ居ない。(※R&Dの周りは謎の爆発がよく起こる危険地域である。噂ではR&Dの発明品が原因だと言われているが…噂は反逆です、市民)
AREN-R-LLL-1:まあ、いつものことですね。
MONG-R-OLL-1:気にしてはいけない。
GM:中に入ると受付があって、…人が寝てます。
MONG-R-OLL-1:…寝てる?
GM:えーっと。黄色い服を着た市民ですね。
AREN-R-LLL-1:市民!仕事中に寝るのは良くない行為ですよ!…銃を押し付けて撃ちます。
GM:…じゃあ、当たりました。
MONG-R-OLL-1:(笑)
GM:少しすると奥の部屋から同じ顔をした市民が出てきます。眠そうに。
R&D職員(GM):「あ~よく寝た…ん?何だね君たちは?」
MONG-R-OLL-1:よく寝たって…(笑)
AREN-R-LLL-1:「…えっと、ミッションを受けて、ここに試作品を取りに来いということだったのですが」
R&D職員(GM):「ん?…どのミッションだね?」
AREN-R-LLL-1:「ミッション名が…『KIR-EIN-ISI-TEA-GERU』です」
R&D職員(GM):「…ミッションコードではないのかね?」
AREN-R-LLL-1:「…そのとおりです」
R&D職員(GM):「市民、誤りは反逆だ」
AREN-R-LLL-1:「!!それはコミーの陰謀です。記憶が改ざんされていました!」
(zapzapzap...放たれるレーザー)(※さっきのお返しですよ☆市民)
AREN-R-LLL-1:…間に合わなかった。
(一同笑い)
R&D職員(GM):「んー、まあようはミッションコードがそれなわけだな。…はいはい。聞いとるよ。聞いとるけど私はここの事務官でな。技術屋の方がいまちょっと出ておるでな。ちょっと待っておれよ…」(ごそごそと何かを探しに奥に入っていった)
AREN-R-LLL-2:(帰ってきた)初めて黄色い市民を殺せた…。
R&D職員(GM):「あー、これだこれだ」(と言って、巨大な銃のようなものと、大きな四角い箱を机の上に置く)
AREN-R-LLL-2:大きいんですか?
GM:人が入るくらいの大きさで、背負うための紐と取っ手がついてるね(※引っ張ったら箱がばらけて中には聖衣が…って、当時仲間内で流行っていた某アニメの影響ですね)
AREN-R-LLL-2:……ちょっと待ってください。『聖○士○矢』の見すぎですよ。
R&D職員(GM):「『聖闘○星○』とはなんですか、市民?」
(一同爆笑)
AREN-R-LLL-2:…は?何も言ってませんよ。幻聴じゃないのですか?
R&D職員(GM):「いや、確かに私は聞いた。君も聞いただろ?君のMULTI CORDERにも撮られてるはずだ、そうだろ?」
MONG-R-OLL-1:(MULTI CORDERを再生中)「『聖○士○矢の見すぎですよ』…という風に発言しておりますな」
R&D職員(GM):「なるほど。…で、市民、『聖闘○星○』とはなんなのかね?」
AREN-R-LLL-2:「それはコミーの陰謀です!!」
R&D職員(GM):「いや、意味が分からないのだが」
AREN-R-LLL-2:「コミーが私を陥れるために何かをやったのです」
R&D職員(GM):「…何をやったと?」
AREN-R-LLL-2:「コミーにはミュータントと呼ばれる変な種族が…」
Tomas-R-2D2-1:この場には居ないから何も言えないなあ…。
MONG-R-OLL-1:(笑)「噂はいけませんよ、市民」
AREN-R-LLL-2:「…ということを上司に聞いた覚えがあります。きっとそいつらが何かしたに違いありません」
R&D職員(GM):「ふーむ。それで証拠はあるのですか、市民」
AREN-R-LLL-2:「そんなわけの分からない力に証拠などあるわけ無いでしょう」
R&D職員(GM):「なるほどな……。まあ、良い。(※GM的にここはさっさと進めたかったらしい)とりあえず、このでかい銃。名前が…まあ、私は文系だから良く分からないのだが…『試作型携帯マイクロブラックホール作成機』というらしいのだ」
MONG-R-OLL-1:「ほう」
R&D職員(GM):「なにやら、着弾と同時に半径3メートル以内の空間を削り取るとかいう代物らしい」
BEL-R-BET-4:へえ。
MONG-R-OLL-1:まさに…。
R&D職員(GM):「…これがまあ、一つテストしてもらいたいものらしいのだ。もう一つがこの大きな箱でな。中にアーマーが入っとる。んでこの取っ手を引くとだな、引いた者に装着されるのだが…これがまたすごい代物でな。全身に装着されるのだが、とりあえず手元のスイッチを入れないと全く動けない。スイッチを押すとだな、なんと、アーマーの部分すべてが不可視…つまり見えなくなるらしいのだ!その名も『ステルスアーマー』というらしい」
MONG-R-OLL-1:ほー。
R&D職員(GM):「んでだな。私も技術屋の言うことは良く分からないのだが、見えなくなるということは、自分も外が見えないということらしい。そこで、3つのオプションが選択できる。『目だけ出す』『顔だけ出す』『頭だけ出す』どれかを選ぶことができるらしい。…この2つをとりあえずテストしてほしいということだそうだ」
AREN-R-LLL-2:「了解しました」
R&D職員(GM):「とりあえず、今あるのはこんなとこだから、よろしく頼むよ」
AREN-R-LLL-2:「ありがとうございました」
R&D職員(GM):「うむ。…で、聖○士○矢とはなんだね?」
AREN-R-LLL-2:「へ…? 私はそんなこと言った覚えありませんよ」
R&D職員(GM):(市民MONGに向かって)「再生してくれたまえ」
MONG-R-OLL-1:(再生中)
AREN-R-LLL-2:「だから!それはミュータントの陰謀ではないのですか?私はそんなこと言った覚えありませんよ」
R&D職員:「うーむ。まあ、いいか」
(二人は戻っていきます)
GM:…では2人が戻ってきたね。大きな銃を持って、大きな箱を背負ってるよ。
Tomas-R-2D2-1:「やあ…MONGくん。すばらしい画が捕れただろう?(笑)…撮れたに違いない!私が見ていなかったときの状況を是非知りたいのだが…」
MONG-R-OLL-1:(笑)
Tomas-R-2D2-1:「再生してみてくれないか」
AREN-R-LLL-2:「…その前にとりあえず、装備の分配をやりたいと思います!」
Tomas-R-2D2-1:「うーむ。まあ、それは再生しながらでもできることかな?…分配と同時に、再生…まあ、聞きながらでもできるだろう」
(再生される映像…R&Dの受付から帰ってくるまでの一部始終)
Tomas-R-2D2-1:「ああ…あのときの市民は反逆者だったのか……これは…ああ…ん?…ちょっと待ちたまえ(市民ARENのほうを向いて)一つ聞きたいことがあるのだが。市民AREN?」
AREN-R-LLL-2:「…なんでしょうか?」
Tomas-R-2D2-1:「いやあ…私はミュータントという言葉は初めて聞くのだが。それは何だね?」
AREN-R-LLL-2:「いえ…上司が教えてくれた、私達の敵の一部らしいです」
Tomas-R-2D2-1:「ちょっと待ってくれよ…。コンピュータと話がしたいのだが。それは私が知らないということは、クリアランス以上の情報かもしれん。処罰するかどうかを、コンピュータさまにお伺いをたててくれ」
MONG-R-OLL-1:「わかりました」(COM UNITを操作)
(通信がつながります)
THE COMPUTER(GM):「市民のご用件を伺います」
MONG-R-OLL-1:「えー、コンピュータさまに少々お伺いをたてたいと思いまして…」
THE COMPUTER(GM):「何ですか?市民」
MONG-R-OLL-1:「えー…同ミッションを遂行するパートナーが、ミュータントという発言をいたしました。しかし、それを私は存じませんでしたので…この情報について私どもは知るべき情報なのかどうかを、コンピュータさまにお伺いをたてたところでございます」
THE COMPUTER(GM):「市民。ミッションコードは何ですか?」
MONG-R-OLL-1:「ミッションコード…KIR-EIN-ISI-TEA-GEUR!の作戦の執行中の出来事でございます」
THE COMPUTER(GM):「市民。ミッションコードが承認されません。もう一度お願いします」
BEL-R-BET-4:「…最後に『RU』でなく『UR』っていいましたよ」(※市民、そこですることは訂正でなく『誤りは反逆です、市民!zapzapzap』…ではないのですか?)
MONG-R-OLL-1:「マジか?…KIR-EIN-ISI-TEA-GERU!…以上」
THE COMPUTER(GM):「用件は何ですか、市民」
MONG-R-OLL-1:「え~っと…さっき言ったとおりでございます」
THE COMPUTER(GM):「…市民、ミッションは至上命令です。直ちに実行しなさい。…他に聞くことは?」
MONG-R-OLL-1:「…了解」
(通信が切れます)
Tomas-R-2D2-1:「…結果はどうだった?」
MONG-R-OLL-1:「え~っと。コンピュータは、回答を保留にしております」(笑)
Tomas-R-2D2-1:「保留か」
MONG-R-OLL-1:「はい。直ちにミッションを遂行せよ、と」
Tomas-R-2D2-1:「…では直ちにミッションを遂行することにしよう。…EQUIPMENT GUY!では装備の配給を行う。直ちにということだから、可及的速やかに行ってくれたまえ!」
AREN-R-LLL-2:「では私がこの背中に担いでいるものは…ステルスアーマーといって、装備している人間の姿を隠すことができる…すばらしい兵器です!!」
Tomas-R-2D2-1:「完璧だな!」
AREN-R-LLL-2:「まあ、これは作戦の遂行のために、安全を確保すべき人員に着せるべきだと思います。…そこで!リーダーにこれを受け取っていただきたいと思います」(笑)
Tomas-R-2D2-1:「…私か」
BEL-R-BET-4:「それはいいですね!」
Tomas-R-2D2-1:「それは…君の言うことだから間違いはないのだろう」
AREN-R-LLL-2:「ええ!私はこれを完璧な提案だと自負しております!」
Tomas-R-2D2-1:「で、コレの使用タイミングはいつがいいのかな?」
AREN-R-LLL-2:「え…敵に襲われる前に使えばいいです」
Tomas-R-2D2-1:「わかりました。では『敵に襲われる前』に私は使用する!…ま、君の完璧な意見に従おう」
AREN-R-LLL-2:「…それとこの銃ですが。一応…射出兵器の技能を持っている人間が持つのが良いかと」
Tomas-R-2D2-1:「私が前にリサーチしたところによるとだな…射出兵器を使えると発言したものは、いない」
AREN-R-LLL-2:「では一番『器用』な人間が持つのが良いかと」
Tomas-R-2D2-1:「一番器用…そういえば自分は器用だと言っていた人間がいたな…市民MONG!」
AREN-R-LLL-2:「ではこれを」(と言って市民MONGに渡す)「君は私の隣にいて共に話を聞いていたから、使い方は分かるね?」
MONG-R-OLL-1:「完璧であります!…ではお受けいたします」
(和やかに?進む装備の分配)
Tomas-R-2D2-1:「他にはもう?…無いのか。では可及的速やかにDOMセクタに向かいたいところだが…」
BEL-R-BET-4:「はい」
Tomas-R-2D2-1:「…こっから先の移動手段については指示が一切無い…わかるか?」
(一同沈黙、そして笑い)
AREN-R-LLL-2:「そういえば確かに秘密通路を使っていけと言われただけで具体的にどこから行くかは聞いていませんね」(※まあ、聞かれない限り答える義務は無いですし)
Tomas-R-2D2-1:「まず、秘密通路の場所が分からん」
BEL-R-BET-4:「DONセクタ…ですよね?」
Tomas-R-2D2-1:「…DONセクタに秘密通路があり、DOMセクタに入れるという話を聞いたが…どこから秘密通路が通じていてどこに抜けているのかと言う話は聞いていない…」
BEL-R-BET-4:(笑)
Tomas-R-2D2-1:「…まあ、私は完璧なリーダーなので、秘密通路は当然知っている」(笑)
AREN-R-LLL-2:「さすがリーダー!(笑)」
Tomas-R-2D2-1:「完璧な秘密通路を通っていこうではないか(笑)…ただ、そのためには地図が必要なので、これから地図を私はとってくる」
MONG-R-OLL-1:「了解しました」
BEL-R-BET-4:「どうやって取ってく…」
AREN-R-LLL-2:「分かりました!では我々はここで待っています!」
Tomas-R-2D2-1:「……仕方あるまい」
(一同笑い)
BEL-R-BET-4:「どうやって取ってくるのですか?」
Tomas-R-2D2-1:「いや、当然…配給所に行って、配給してもらってくるに決まってるではないか」
BEL-R-BET-4:「なるほど」
Tomas-R-2D2-1:「なんでそんな当たり前の聞くのだ?」
BEL-R-BET-4:「…いえ、少し気になったからです」
Tomas-R-2D2-1:「うむ。…あまり気にしすぎは良くないぞ。ここにHAPPINESS OFFICERがいないからいいが…いたら君は」
AREN-R-LLL-2:ハッピーピルを飲まされている(笑)
MONG-R-OLL-1:そうなんですか?
AREN-R-LLL-2:余計な事を考える頭など必要ない(笑)
MONG-R-OLL-1:…なるほど。「……懸念は反逆の第一歩ですよ、市民」(笑)
GM:いい言葉を言う…。
AREN-R-LLL-2:っていうかHYGIENE OFFICERだったらそれらしい仕事をしないと…。
(市民Tomasは一人地図を取りに行く…と見せかけてなにやら怪しいところへ)(※市民Tomasからのメモ<シエラ・クラブの同志のところへ地図を貸してもらいに行きます>/GMより返答:ありません。/市民Tomasからさらにメモ<地図を偽造します>/GMより返答:了解。ダイスを振ってください。/市民Tomas(コロコロ…18))
(帰ってきた市民Tomas)
Tomas-R-2D2-1:「地図を受け取ってきた」
GM:地図にはですね…子供の落書きのような、クレヨン描きのような線とですね、「このへん」と書いた矢印のようなものが大雑把に書かれていますね(笑)
BEL-R-BET-4:「へー…さすがリーダー!」
MONG-R-OLL-1:「…完璧だ。」
Tomas-R-2D2-1:「完璧だろ?(笑)配給してくれたんだ、これを。細やかな注意事項も完璧に聞いてきたから」
BEL-R-BET-4:「では早速行きましょう!」
Tomas-R-2D2-1:「うむ」では、(地図?を示しながら)この道なりに私の先導で行きます。
GM:ではその道なりに行くとですね、先のほうの通路は黄色いですね。
Tomas-R-2D2-1:完璧な地図が…あ、そうか。私はクリアランスを宣言していなかったからな。仕方ない。「では、迂回するとしよう」
MONG-R-OLL-1:「了解!」くるり。
AREN-R-LLL-2:「…完璧な市民がミスを犯したのですか?ひょっとして」
Tomas-R-2D2-1:「ミスではない。言わなかっただけだ」
AREN-R-LLL-2:「それはミスとは言わないのでしょうか?」
BEL-R-BET-4:「それをミスと言うのですよ」パキューン。(コロコロ…)
GM:…当たらないねえ。
Tomas-R-2D2-1:「イエロークリアランスの通路にレーザーを向けるとは何事だ!」
MONG-R-OLL-1:撃ちます。(コロコロ…)6だ。
GM:…じゃあ、市民BELはクローンナンバー増やしといてください。
BEL-R-BET-4:…はーい。
GM:では、新しい市民BELが後ろから来ますね。
Tomas-R-2D2-1:「前回の市民BEL-R-BET-4は、おそらく反逆者だったのだろう」
AREN-R-LLL-2:「…市民BELは反逆的な思想を持つクローンが多いですな」
BEL-R-BET-5:「まあ私は完璧ですので心配しないでください」
Tomas-R-2D2-1:「…ま、じゃあとりあえず、昔の市民BEL-R-BET-4の陰謀によってあらわれたこのイエローの通路、迂回して行くとするか」
MONG-R-OLL-1:「はーい」
GM:では迂回してどんどん進むとですね、他のセクタのへの通路がありますね。『DOL』と書いてますね。
Tomas-R-2D2-1:僕の記憶ではここ通る必要はあります?
GM:記憶?…ああ、もらった地図?のならここをまっすぐかな…?と思った。
Tomas-R-2D2-1:「一度DOLセクタに入って、別のゲートから入らなければならないから」とか言います。中に入ろうとするよ。(※DOLセクタなんぞ出てくる予定はありませんでした(笑)。ここからアドリブに入ります)
AREN-R-LLL-2:…いきなり入り口の色が違ったりしませんよね?
GM:とりあえず赤いですね。…進んでいくとビルが立ち並んでます。
Tomas-R-2D2-1:では僕の記憶を…じゃない。この地図を頼りに進みます。「…まあ、完璧だからな。俺は」(笑)
GM:ではどんどんと人気の無い場所に来ていますね。えっと、『POWER』と書かれた大きな建物にたどり着きますね。…『POWER』というのはようは発電所ですね。
MONG-R-OLL-1:なるほど。
Tomas-R-2D2-1:まあ、極秘だから…この中に入ったこととか他言しないように。コンピュータさまが『秘密通路』と言っておられるわけだからな。他言すると撃たれるぞ。
GM:え~とですね。こういう形のマーク(といって手で原子力のマークを表してみる)が描いてあって、その隣にドクロマークも描いてあるね。
Tomas-R-2D2-1:ああ…黄色いケーキを扱ってるところか。…たまに青い光が見えるという…。
GM:向こうのほうに見えてますね。綺麗な青い光が。あと、ちょっと蒸し暑いですね。
Tomas-R-2D2-1:あ…見えてる。あれ青いな~綺麗だな~(笑)「…この中にあるから。入るぞ」
MONG-R-OLL-1:「はい」
(そうするとオレンジ色の特殊な服を着た警備員らしき市民が近寄ってきます)
警備員(GM):「待て待て待て。お前ら何者だ?許可は取ってあるのか?」
Tomas-R-2D2-1:「コンピュータ様から『シエラ・クラブ』という秘密結社が悪事を働いていると聞きまして、その反逆者どもが占拠したDOMセクタの清掃に向かっている途中です。これ以上は秘密事項なので、お教えすることはできません」
(※市民Tomasからのメモ<『シエラ・クラブ』と言ったときにテレパシーで結社員かどうかをチェック、そうであれば同志であることを伝える>…無論結社員ではありません。ただの即興NPCです)
警備員(GM):「DOMセクタだと?…貴様ここのセクタの名前は知っているか?」
Tomas-R-2D2-1:「DOLセクタですな」
警備員(GM):「うむ。…ぜんぜん違うではないか。逆方向だぞ」
Tomas-R-2D2-1:「それは…言えません。コンピュータさまの…」
警備員(GM):「許可証はあるか?」
Tomas-R-2D2-1:「許可証……えー、許可証ですか…」
警備員(GM):「まあその前にミッションコードを示してもらおうか」
Tomas-R-2D2-1:「えー、KIR-EIN-ISI-TEA-GERUです」
警備員(GM):「分かった。ちょっと待ってろ(端末のほうに確認に行った)…ここにはそのようなミッションのことは来ておらぬようだが?」
Tomas-R-2D2-1:「おや?…それは恐らくシエラ・クラブの陰謀です!」
警備員(GM):「それは何なのだ?」
Tomas-R-2D2-1:「シエラ・クラブというのは…まあ、コンピュータさまのおっしゃるところによると、秘密結社らしいのですが」
警備員(GM):「秘密結社?…まあ、ようわからんが、とにかくウチは関係ない。大体今は施設が稼動中だ。邪魔になる」
Tomas-R-2D2-1:「稼動中でありますか…しかしここを通らないとDOMセクタには行けないのであります」
警備員(GM):「本当にそうなのか?確かめたのか?」
Tomas-R-2D2-1:「確かめては…おります。ここに地図もあります。配給所でもらったものであります」
警備員(GM):(地図?をみて)「地図…か?……これはどう見たって適当に描いた落書きに見えるのだが…」
Tomas-R-2D2-1:「配給されたときからこれなのですが」(笑)
警備員(GM):「どこで配給されたって?」
Tomas-R-2D2-1:「え…DONのHPD&MCで配給された…」
AREN-R-LLL-2:「隊長隊長。間違ったものを渡されたのかもしれませんよ。ちょっと戻って確認したほうがいいと思います」
Tomas-R-2D2-1:「…まさかコミーの陰謀だったとは」
AREN-R-LLL-2:「我々が行って隊長が受け取ったのが本当にそれだったのか確認してきましょうか?」(笑)
Tomas-R-2D2-1:「あ、それがいいかもしれないな。じゃあ、私がここに残っ…あっ、いやちょっと待て」(※市民Tomasはある重大なことに気が付いたようです)
AREN-R-LLL-2:「いや、隊長が行かないとまずいですよ」
Tomas-R-2D2-1:「君たちはしばらくここに残っていてくれたまえ」
AREN-R-LLL-2:「では記録係(市民MONG)も行ってもらいましょう」
Tomas-R-2D2-1:「そうだな。記録係もついてきてもらわないと困る。ではゆっくりいくぞ!」
BEL-R-BET-5:「…可及的速やかに行くのではないのですか?」
Tomas-R-2D2-1:「あ、そうだな。では可及的速やかに…できるだけ速く行くぞ」で、DOLを出たとたんにゆっくりと行きます。HPD&MCでも時間がかかるかもしれないな(笑)
GM:…その頃市民BELと市民ARENは、なぜか肌がひどく痒いなあと思ってかくと、ぼろぼろと皮膚が取れてきます。
BEL-R-BET-5:…えっ!?
GM:髪の毛も何本かつるつるっと抜けてきましたね。
AREN-R-LLL-2:…そういうことか。やられた。
(その頃、DONセクタのHPD&MCでは)
Tomas-R-2D2-1:「これが本物かどうか教えてほしいのだが」
HPD&MC受付嬢(GM):「これが本物か…って言われましても。意味が分からないのですが」
Tomas-R-2D2-1:「あの、これコンピュータさまから受け取った地図なのですが」
HPD&MC受付嬢(GM):「…どこで受け取ったのですか?」
Tomas-R-2D2-1:「いえ、ここで受け取ったのですが」
HPD&MC受付嬢(GM):「……あなたは記録によるとこちらに来られたのは…『ゴシゴシキングくん』を受け取りに来られたときだけで、その後には来られてないようですが…」
Tomas-R-2D2-1:「来ましたよ」
HPD&MC受付嬢(GM):「ですから記録によると来られていないと…」
Tomas-R-2D2-1:「もう一度確認してください」と50ほど…(と言いつつ袖の下を渡す。ギリギリ成功)
HPD&MC受付嬢(GM):「…あ、ありました、記録に。すみません」
MONG-R-OLL-1:すげー…。
Tomas-R-2D2-1:(地図?を見つつ)「我々はこれはコミーの陰謀ではないかと疑っているのですが」
HPD&MC受付嬢(GM):「そうですね。そうかもしれません。上のものに言っておきます」
AREN-R-LLL-2:(市民MONGに向かって)カメラで撮れなかった?あれ。素晴らしいアングルで。
GM:…では『厚かましさ』で判定してください(笑)
MONG-R-OLL-1:『厚かましさ』ですか!?…では(コロコロ…)。
GM:うん。バッチリ撮れた。
MONG-R-OLL-1:ジー(素晴らしいアングルで撮影中)
HPD&MC受付嬢(GM):「そうですねえ…私としてはとりあえずミッションの…ブリーフィングオフィサー?ですか。その人に聞いてみるのが良いと思うのですが」
Tomas-R-2D2-1:「あ、そうですね。分かりました。…やはりコミーの陰謀でしたね」
HPD&MC受付嬢(GM):「そのようですね」
Tomas-R-2D2-1:「うーむ。では急いで戻らなければ。仲間が危ない!」
色々と時事的にアブないネタが展開しつつ…。我らが勇敢なるトラブルシューター達の運命や如何に!次回を刮目して待て!
使用システムは「PARANOIA 2ndEdition」…を「奉仕の会」様(※同人サークル)の同人誌などを参考にしながらのプレイ。
PARANOIAについては 『パラノイア』紹介を読むと幸福になれます。
いつもながら用語解説とかはしません。
(※)は後からつけたツッコミとか解説です。
なお、先にエントリしている
その①
と、
その②
を読んでからのほうが良いです。
前回までのあらすじ:ついに「ゴシゴシキングくん」を手に入れたトラブルシューターたち。はたして無事ミッションを遂行できるのか!?
Tomas-R-2D2-1:「では、次に行くところはEQUIPMENT GUYが一人で行ってくれたほうが…と、あとカメラマンがついていかなければならないな。一人で行っても大丈夫なところだから(笑)行ってきたまえ」
AREN-R-LLL-1:「はい。…では完璧を期するために改めてコードネームを確認したいのですが?…ミッションコードを」
Tomas-R-2D2-1:「ミッションコード?…じゃ、ゆっくり言うから覚えておけ。KIR-EIN-ISI-TEA-GERUだ。……まさか忘れていたと言うわけではないよな?」
AREN-R-LLL-1:「そんなことはありませんよ。完璧な市民にあるまじき行為ですね。改めて確認しただけですよ!」
Tomas-R-2D2-1:「仕方ないなあ…。ま、確認するという行為はすばらしいことだ」
AREN-R-LLL-1:「では、行ってきます」
Tomas-R-2D2-1:「任せたぞ。私はHYGIENE OFFICERと今後のミッションについて話し合いをしておくから」
(ここで市民AREN、MONGチーム、市民Tomas、BELチームに分かれる)
GM:では市民ARENと市民MONGはどこへ向かうのですか?
AREN-R-LLL-1:R&Dです。
(R&Dの前)
GM:R&Dの周りは…いつものことなのですがあまりにも人が少ないです。いや、むしろ居ない。(※R&Dの周りは謎の爆発がよく起こる危険地域である。噂ではR&Dの発明品が原因だと言われているが…噂は反逆です、市民)
AREN-R-LLL-1:まあ、いつものことですね。
MONG-R-OLL-1:気にしてはいけない。
GM:中に入ると受付があって、…人が寝てます。
MONG-R-OLL-1:…寝てる?
GM:えーっと。黄色い服を着た市民ですね。
AREN-R-LLL-1:市民!仕事中に寝るのは良くない行為ですよ!…銃を押し付けて撃ちます。
GM:…じゃあ、当たりました。
MONG-R-OLL-1:(笑)
GM:少しすると奥の部屋から同じ顔をした市民が出てきます。眠そうに。
R&D職員(GM):「あ~よく寝た…ん?何だね君たちは?」
MONG-R-OLL-1:よく寝たって…(笑)
AREN-R-LLL-1:「…えっと、ミッションを受けて、ここに試作品を取りに来いということだったのですが」
R&D職員(GM):「ん?…どのミッションだね?」
AREN-R-LLL-1:「ミッション名が…『KIR-EIN-ISI-TEA-GERU』です」
R&D職員(GM):「…ミッションコードではないのかね?」
AREN-R-LLL-1:「…そのとおりです」
R&D職員(GM):「市民、誤りは反逆だ」
AREN-R-LLL-1:「!!それはコミーの陰謀です。記憶が改ざんされていました!」
(zapzapzap...放たれるレーザー)(※さっきのお返しですよ☆市民)
AREN-R-LLL-1:…間に合わなかった。
(一同笑い)
R&D職員(GM):「んー、まあようはミッションコードがそれなわけだな。…はいはい。聞いとるよ。聞いとるけど私はここの事務官でな。技術屋の方がいまちょっと出ておるでな。ちょっと待っておれよ…」(ごそごそと何かを探しに奥に入っていった)
AREN-R-LLL-2:(帰ってきた)初めて黄色い市民を殺せた…。
R&D職員(GM):「あー、これだこれだ」(と言って、巨大な銃のようなものと、大きな四角い箱を机の上に置く)
AREN-R-LLL-2:大きいんですか?
GM:人が入るくらいの大きさで、背負うための紐と取っ手がついてるね(※引っ張ったら箱がばらけて中には聖衣が…って、当時仲間内で流行っていた某アニメの影響ですね)
AREN-R-LLL-2:……ちょっと待ってください。『聖○士○矢』の見すぎですよ。
R&D職員(GM):「『聖闘○星○』とはなんですか、市民?」
(一同爆笑)
AREN-R-LLL-2:…は?何も言ってませんよ。幻聴じゃないのですか?
R&D職員(GM):「いや、確かに私は聞いた。君も聞いただろ?君のMULTI CORDERにも撮られてるはずだ、そうだろ?」
MONG-R-OLL-1:(MULTI CORDERを再生中)「『聖○士○矢の見すぎですよ』…という風に発言しておりますな」
R&D職員(GM):「なるほど。…で、市民、『聖闘○星○』とはなんなのかね?」
AREN-R-LLL-2:「それはコミーの陰謀です!!」
R&D職員(GM):「いや、意味が分からないのだが」
AREN-R-LLL-2:「コミーが私を陥れるために何かをやったのです」
R&D職員(GM):「…何をやったと?」
AREN-R-LLL-2:「コミーにはミュータントと呼ばれる変な種族が…」
Tomas-R-2D2-1:この場には居ないから何も言えないなあ…。
MONG-R-OLL-1:(笑)「噂はいけませんよ、市民」
AREN-R-LLL-2:「…ということを上司に聞いた覚えがあります。きっとそいつらが何かしたに違いありません」
R&D職員(GM):「ふーむ。それで証拠はあるのですか、市民」
AREN-R-LLL-2:「そんなわけの分からない力に証拠などあるわけ無いでしょう」
R&D職員(GM):「なるほどな……。まあ、良い。(※GM的にここはさっさと進めたかったらしい)とりあえず、このでかい銃。名前が…まあ、私は文系だから良く分からないのだが…『試作型携帯マイクロブラックホール作成機』というらしいのだ」
MONG-R-OLL-1:「ほう」
R&D職員(GM):「なにやら、着弾と同時に半径3メートル以内の空間を削り取るとかいう代物らしい」
BEL-R-BET-4:へえ。
MONG-R-OLL-1:まさに…。
R&D職員(GM):「…これがまあ、一つテストしてもらいたいものらしいのだ。もう一つがこの大きな箱でな。中にアーマーが入っとる。んでこの取っ手を引くとだな、引いた者に装着されるのだが…これがまたすごい代物でな。全身に装着されるのだが、とりあえず手元のスイッチを入れないと全く動けない。スイッチを押すとだな、なんと、アーマーの部分すべてが不可視…つまり見えなくなるらしいのだ!その名も『ステルスアーマー』というらしい」
MONG-R-OLL-1:ほー。
R&D職員(GM):「んでだな。私も技術屋の言うことは良く分からないのだが、見えなくなるということは、自分も外が見えないということらしい。そこで、3つのオプションが選択できる。『目だけ出す』『顔だけ出す』『頭だけ出す』どれかを選ぶことができるらしい。…この2つをとりあえずテストしてほしいということだそうだ」
AREN-R-LLL-2:「了解しました」
R&D職員(GM):「とりあえず、今あるのはこんなとこだから、よろしく頼むよ」
AREN-R-LLL-2:「ありがとうございました」
R&D職員(GM):「うむ。…で、聖○士○矢とはなんだね?」
AREN-R-LLL-2:「へ…? 私はそんなこと言った覚えありませんよ」
R&D職員(GM):(市民MONGに向かって)「再生してくれたまえ」
MONG-R-OLL-1:(再生中)
AREN-R-LLL-2:「だから!それはミュータントの陰謀ではないのですか?私はそんなこと言った覚えありませんよ」
R&D職員:「うーむ。まあ、いいか」
(二人は戻っていきます)
GM:…では2人が戻ってきたね。大きな銃を持って、大きな箱を背負ってるよ。
Tomas-R-2D2-1:「やあ…MONGくん。すばらしい画が捕れただろう?(笑)…撮れたに違いない!私が見ていなかったときの状況を是非知りたいのだが…」
MONG-R-OLL-1:(笑)
Tomas-R-2D2-1:「再生してみてくれないか」
AREN-R-LLL-2:「…その前にとりあえず、装備の分配をやりたいと思います!」
Tomas-R-2D2-1:「うーむ。まあ、それは再生しながらでもできることかな?…分配と同時に、再生…まあ、聞きながらでもできるだろう」
(再生される映像…R&Dの受付から帰ってくるまでの一部始終)
Tomas-R-2D2-1:「ああ…あのときの市民は反逆者だったのか……これは…ああ…ん?…ちょっと待ちたまえ(市民ARENのほうを向いて)一つ聞きたいことがあるのだが。市民AREN?」
AREN-R-LLL-2:「…なんでしょうか?」
Tomas-R-2D2-1:「いやあ…私はミュータントという言葉は初めて聞くのだが。それは何だね?」
AREN-R-LLL-2:「いえ…上司が教えてくれた、私達の敵の一部らしいです」
Tomas-R-2D2-1:「ちょっと待ってくれよ…。コンピュータと話がしたいのだが。それは私が知らないということは、クリアランス以上の情報かもしれん。処罰するかどうかを、コンピュータさまにお伺いをたててくれ」
MONG-R-OLL-1:「わかりました」(COM UNITを操作)
(通信がつながります)
THE COMPUTER(GM):「市民のご用件を伺います」
MONG-R-OLL-1:「えー、コンピュータさまに少々お伺いをたてたいと思いまして…」
THE COMPUTER(GM):「何ですか?市民」
MONG-R-OLL-1:「えー…同ミッションを遂行するパートナーが、ミュータントという発言をいたしました。しかし、それを私は存じませんでしたので…この情報について私どもは知るべき情報なのかどうかを、コンピュータさまにお伺いをたてたところでございます」
THE COMPUTER(GM):「市民。ミッションコードは何ですか?」
MONG-R-OLL-1:「ミッションコード…KIR-EIN-ISI-TEA-GEUR!の作戦の執行中の出来事でございます」
THE COMPUTER(GM):「市民。ミッションコードが承認されません。もう一度お願いします」
BEL-R-BET-4:「…最後に『RU』でなく『UR』っていいましたよ」(※市民、そこですることは訂正でなく『誤りは反逆です、市民!zapzapzap』…ではないのですか?)
MONG-R-OLL-1:「マジか?…KIR-EIN-ISI-TEA-GERU!…以上」
THE COMPUTER(GM):「用件は何ですか、市民」
MONG-R-OLL-1:「え~っと…さっき言ったとおりでございます」
THE COMPUTER(GM):「…市民、ミッションは至上命令です。直ちに実行しなさい。…他に聞くことは?」
MONG-R-OLL-1:「…了解」
(通信が切れます)
Tomas-R-2D2-1:「…結果はどうだった?」
MONG-R-OLL-1:「え~っと。コンピュータは、回答を保留にしております」(笑)
Tomas-R-2D2-1:「保留か」
MONG-R-OLL-1:「はい。直ちにミッションを遂行せよ、と」
Tomas-R-2D2-1:「…では直ちにミッションを遂行することにしよう。…EQUIPMENT GUY!では装備の配給を行う。直ちにということだから、可及的速やかに行ってくれたまえ!」
AREN-R-LLL-2:「では私がこの背中に担いでいるものは…ステルスアーマーといって、装備している人間の姿を隠すことができる…すばらしい兵器です!!」
Tomas-R-2D2-1:「完璧だな!」
AREN-R-LLL-2:「まあ、これは作戦の遂行のために、安全を確保すべき人員に着せるべきだと思います。…そこで!リーダーにこれを受け取っていただきたいと思います」(笑)
Tomas-R-2D2-1:「…私か」
BEL-R-BET-4:「それはいいですね!」
Tomas-R-2D2-1:「それは…君の言うことだから間違いはないのだろう」
AREN-R-LLL-2:「ええ!私はこれを完璧な提案だと自負しております!」
Tomas-R-2D2-1:「で、コレの使用タイミングはいつがいいのかな?」
AREN-R-LLL-2:「え…敵に襲われる前に使えばいいです」
Tomas-R-2D2-1:「わかりました。では『敵に襲われる前』に私は使用する!…ま、君の完璧な意見に従おう」
AREN-R-LLL-2:「…それとこの銃ですが。一応…射出兵器の技能を持っている人間が持つのが良いかと」
Tomas-R-2D2-1:「私が前にリサーチしたところによるとだな…射出兵器を使えると発言したものは、いない」
AREN-R-LLL-2:「では一番『器用』な人間が持つのが良いかと」
Tomas-R-2D2-1:「一番器用…そういえば自分は器用だと言っていた人間がいたな…市民MONG!」
AREN-R-LLL-2:「ではこれを」(と言って市民MONGに渡す)「君は私の隣にいて共に話を聞いていたから、使い方は分かるね?」
MONG-R-OLL-1:「完璧であります!…ではお受けいたします」
(和やかに?進む装備の分配)
Tomas-R-2D2-1:「他にはもう?…無いのか。では可及的速やかにDOMセクタに向かいたいところだが…」
BEL-R-BET-4:「はい」
Tomas-R-2D2-1:「…こっから先の移動手段については指示が一切無い…わかるか?」
(一同沈黙、そして笑い)
AREN-R-LLL-2:「そういえば確かに秘密通路を使っていけと言われただけで具体的にどこから行くかは聞いていませんね」(※まあ、聞かれない限り答える義務は無いですし)
Tomas-R-2D2-1:「まず、秘密通路の場所が分からん」
BEL-R-BET-4:「DONセクタ…ですよね?」
Tomas-R-2D2-1:「…DONセクタに秘密通路があり、DOMセクタに入れるという話を聞いたが…どこから秘密通路が通じていてどこに抜けているのかと言う話は聞いていない…」
BEL-R-BET-4:(笑)
Tomas-R-2D2-1:「…まあ、私は完璧なリーダーなので、秘密通路は当然知っている」(笑)
AREN-R-LLL-2:「さすがリーダー!(笑)」
Tomas-R-2D2-1:「完璧な秘密通路を通っていこうではないか(笑)…ただ、そのためには地図が必要なので、これから地図を私はとってくる」
MONG-R-OLL-1:「了解しました」
BEL-R-BET-4:「どうやって取ってく…」
AREN-R-LLL-2:「分かりました!では我々はここで待っています!」
Tomas-R-2D2-1:「……仕方あるまい」
(一同笑い)
BEL-R-BET-4:「どうやって取ってくるのですか?」
Tomas-R-2D2-1:「いや、当然…配給所に行って、配給してもらってくるに決まってるではないか」
BEL-R-BET-4:「なるほど」
Tomas-R-2D2-1:「なんでそんな当たり前の聞くのだ?」
BEL-R-BET-4:「…いえ、少し気になったからです」
Tomas-R-2D2-1:「うむ。…あまり気にしすぎは良くないぞ。ここにHAPPINESS OFFICERがいないからいいが…いたら君は」
AREN-R-LLL-2:ハッピーピルを飲まされている(笑)
MONG-R-OLL-1:そうなんですか?
AREN-R-LLL-2:余計な事を考える頭など必要ない(笑)
MONG-R-OLL-1:…なるほど。「……懸念は反逆の第一歩ですよ、市民」(笑)
GM:いい言葉を言う…。
AREN-R-LLL-2:っていうかHYGIENE OFFICERだったらそれらしい仕事をしないと…。
(市民Tomasは一人地図を取りに行く…と見せかけてなにやら怪しいところへ)(※市民Tomasからのメモ<シエラ・クラブの同志のところへ地図を貸してもらいに行きます>/GMより返答:ありません。/市民Tomasからさらにメモ<地図を偽造します>/GMより返答:了解。ダイスを振ってください。/市民Tomas(コロコロ…18))
(帰ってきた市民Tomas)
Tomas-R-2D2-1:「地図を受け取ってきた」
GM:地図にはですね…子供の落書きのような、クレヨン描きのような線とですね、「このへん」と書いた矢印のようなものが大雑把に書かれていますね(笑)
BEL-R-BET-4:「へー…さすがリーダー!」
MONG-R-OLL-1:「…完璧だ。」
Tomas-R-2D2-1:「完璧だろ?(笑)配給してくれたんだ、これを。細やかな注意事項も完璧に聞いてきたから」
BEL-R-BET-4:「では早速行きましょう!」
Tomas-R-2D2-1:「うむ」では、(地図?を示しながら)この道なりに私の先導で行きます。
GM:ではその道なりに行くとですね、先のほうの通路は黄色いですね。
Tomas-R-2D2-1:完璧な地図が…あ、そうか。私はクリアランスを宣言していなかったからな。仕方ない。「では、迂回するとしよう」
MONG-R-OLL-1:「了解!」くるり。
AREN-R-LLL-2:「…完璧な市民がミスを犯したのですか?ひょっとして」
Tomas-R-2D2-1:「ミスではない。言わなかっただけだ」
AREN-R-LLL-2:「それはミスとは言わないのでしょうか?」
BEL-R-BET-4:「それをミスと言うのですよ」パキューン。(コロコロ…)
GM:…当たらないねえ。
Tomas-R-2D2-1:「イエロークリアランスの通路にレーザーを向けるとは何事だ!」
MONG-R-OLL-1:撃ちます。(コロコロ…)6だ。
GM:…じゃあ、市民BELはクローンナンバー増やしといてください。
BEL-R-BET-4:…はーい。
GM:では、新しい市民BELが後ろから来ますね。
Tomas-R-2D2-1:「前回の市民BEL-R-BET-4は、おそらく反逆者だったのだろう」
AREN-R-LLL-2:「…市民BELは反逆的な思想を持つクローンが多いですな」
BEL-R-BET-5:「まあ私は完璧ですので心配しないでください」
Tomas-R-2D2-1:「…ま、じゃあとりあえず、昔の市民BEL-R-BET-4の陰謀によってあらわれたこのイエローの通路、迂回して行くとするか」
MONG-R-OLL-1:「はーい」
GM:では迂回してどんどん進むとですね、他のセクタのへの通路がありますね。『DOL』と書いてますね。
Tomas-R-2D2-1:僕の記憶ではここ通る必要はあります?
GM:記憶?…ああ、もらった地図?のならここをまっすぐかな…?と思った。
Tomas-R-2D2-1:「一度DOLセクタに入って、別のゲートから入らなければならないから」とか言います。中に入ろうとするよ。(※DOLセクタなんぞ出てくる予定はありませんでした(笑)。ここからアドリブに入ります)
AREN-R-LLL-2:…いきなり入り口の色が違ったりしませんよね?
GM:とりあえず赤いですね。…進んでいくとビルが立ち並んでます。
Tomas-R-2D2-1:では僕の記憶を…じゃない。この地図を頼りに進みます。「…まあ、完璧だからな。俺は」(笑)
GM:ではどんどんと人気の無い場所に来ていますね。えっと、『POWER』と書かれた大きな建物にたどり着きますね。…『POWER』というのはようは発電所ですね。
MONG-R-OLL-1:なるほど。
Tomas-R-2D2-1:まあ、極秘だから…この中に入ったこととか他言しないように。コンピュータさまが『秘密通路』と言っておられるわけだからな。他言すると撃たれるぞ。
GM:え~とですね。こういう形のマーク(といって手で原子力のマークを表してみる)が描いてあって、その隣にドクロマークも描いてあるね。
Tomas-R-2D2-1:ああ…黄色いケーキを扱ってるところか。…たまに青い光が見えるという…。
GM:向こうのほうに見えてますね。綺麗な青い光が。あと、ちょっと蒸し暑いですね。
Tomas-R-2D2-1:あ…見えてる。あれ青いな~綺麗だな~(笑)「…この中にあるから。入るぞ」
MONG-R-OLL-1:「はい」
(そうするとオレンジ色の特殊な服を着た警備員らしき市民が近寄ってきます)
警備員(GM):「待て待て待て。お前ら何者だ?許可は取ってあるのか?」
Tomas-R-2D2-1:「コンピュータ様から『シエラ・クラブ』という秘密結社が悪事を働いていると聞きまして、その反逆者どもが占拠したDOMセクタの清掃に向かっている途中です。これ以上は秘密事項なので、お教えすることはできません」
(※市民Tomasからのメモ<『シエラ・クラブ』と言ったときにテレパシーで結社員かどうかをチェック、そうであれば同志であることを伝える>…無論結社員ではありません。ただの即興NPCです)
警備員(GM):「DOMセクタだと?…貴様ここのセクタの名前は知っているか?」
Tomas-R-2D2-1:「DOLセクタですな」
警備員(GM):「うむ。…ぜんぜん違うではないか。逆方向だぞ」
Tomas-R-2D2-1:「それは…言えません。コンピュータさまの…」
警備員(GM):「許可証はあるか?」
Tomas-R-2D2-1:「許可証……えー、許可証ですか…」
警備員(GM):「まあその前にミッションコードを示してもらおうか」
Tomas-R-2D2-1:「えー、KIR-EIN-ISI-TEA-GERUです」
警備員(GM):「分かった。ちょっと待ってろ(端末のほうに確認に行った)…ここにはそのようなミッションのことは来ておらぬようだが?」
Tomas-R-2D2-1:「おや?…それは恐らくシエラ・クラブの陰謀です!」
警備員(GM):「それは何なのだ?」
Tomas-R-2D2-1:「シエラ・クラブというのは…まあ、コンピュータさまのおっしゃるところによると、秘密結社らしいのですが」
警備員(GM):「秘密結社?…まあ、ようわからんが、とにかくウチは関係ない。大体今は施設が稼動中だ。邪魔になる」
Tomas-R-2D2-1:「稼動中でありますか…しかしここを通らないとDOMセクタには行けないのであります」
警備員(GM):「本当にそうなのか?確かめたのか?」
Tomas-R-2D2-1:「確かめては…おります。ここに地図もあります。配給所でもらったものであります」
警備員(GM):(地図?をみて)「地図…か?……これはどう見たって適当に描いた落書きに見えるのだが…」
Tomas-R-2D2-1:「配給されたときからこれなのですが」(笑)
警備員(GM):「どこで配給されたって?」
Tomas-R-2D2-1:「え…DONのHPD&MCで配給された…」
AREN-R-LLL-2:「隊長隊長。間違ったものを渡されたのかもしれませんよ。ちょっと戻って確認したほうがいいと思います」
Tomas-R-2D2-1:「…まさかコミーの陰謀だったとは」
AREN-R-LLL-2:「我々が行って隊長が受け取ったのが本当にそれだったのか確認してきましょうか?」(笑)
Tomas-R-2D2-1:「あ、それがいいかもしれないな。じゃあ、私がここに残っ…あっ、いやちょっと待て」(※市民Tomasはある重大なことに気が付いたようです)
AREN-R-LLL-2:「いや、隊長が行かないとまずいですよ」
Tomas-R-2D2-1:「君たちはしばらくここに残っていてくれたまえ」
AREN-R-LLL-2:「では記録係(市民MONG)も行ってもらいましょう」
Tomas-R-2D2-1:「そうだな。記録係もついてきてもらわないと困る。ではゆっくりいくぞ!」
BEL-R-BET-5:「…可及的速やかに行くのではないのですか?」
Tomas-R-2D2-1:「あ、そうだな。では可及的速やかに…できるだけ速く行くぞ」で、DOLを出たとたんにゆっくりと行きます。HPD&MCでも時間がかかるかもしれないな(笑)
GM:…その頃市民BELと市民ARENは、なぜか肌がひどく痒いなあと思ってかくと、ぼろぼろと皮膚が取れてきます。
BEL-R-BET-5:…えっ!?
GM:髪の毛も何本かつるつるっと抜けてきましたね。
AREN-R-LLL-2:…そういうことか。やられた。
(その頃、DONセクタのHPD&MCでは)
Tomas-R-2D2-1:「これが本物かどうか教えてほしいのだが」
HPD&MC受付嬢(GM):「これが本物か…って言われましても。意味が分からないのですが」
Tomas-R-2D2-1:「あの、これコンピュータさまから受け取った地図なのですが」
HPD&MC受付嬢(GM):「…どこで受け取ったのですか?」
Tomas-R-2D2-1:「いえ、ここで受け取ったのですが」
HPD&MC受付嬢(GM):「……あなたは記録によるとこちらに来られたのは…『ゴシゴシキングくん』を受け取りに来られたときだけで、その後には来られてないようですが…」
Tomas-R-2D2-1:「来ましたよ」
HPD&MC受付嬢(GM):「ですから記録によると来られていないと…」
Tomas-R-2D2-1:「もう一度確認してください」と50ほど…(と言いつつ袖の下を渡す。ギリギリ成功)
HPD&MC受付嬢(GM):「…あ、ありました、記録に。すみません」
MONG-R-OLL-1:すげー…。
Tomas-R-2D2-1:(地図?を見つつ)「我々はこれはコミーの陰謀ではないかと疑っているのですが」
HPD&MC受付嬢(GM):「そうですね。そうかもしれません。上のものに言っておきます」
AREN-R-LLL-2:(市民MONGに向かって)カメラで撮れなかった?あれ。素晴らしいアングルで。
GM:…では『厚かましさ』で判定してください(笑)
MONG-R-OLL-1:『厚かましさ』ですか!?…では(コロコロ…)。
GM:うん。バッチリ撮れた。
MONG-R-OLL-1:ジー(素晴らしいアングルで撮影中)
HPD&MC受付嬢(GM):「そうですねえ…私としてはとりあえずミッションの…ブリーフィングオフィサー?ですか。その人に聞いてみるのが良いと思うのですが」
Tomas-R-2D2-1:「あ、そうですね。分かりました。…やはりコミーの陰謀でしたね」
HPD&MC受付嬢(GM):「そのようですね」
Tomas-R-2D2-1:「うーむ。では急いで戻らなければ。仲間が危ない!」
色々と時事的にアブないネタが展開しつつ…。我らが勇敢なるトラブルシューター達の運命や如何に!次回を刮目して待て!