爆破予告された高校、「インフル流行」と休校

　６日午前９時前、長野県佐久市の岩村田高校に、「今日、昼に爆破する」といった内容の封筒入りの文書が届いているのを職員が見つけ、池田義則校長が佐久署に通報した。

　　一方、同校は１月２２日にインフルエンザの流行を理由に休校していたが、この際も同様の脅迫文書が届いており、休校は緊急避難措置だったという。池田校長は読売新聞の取材に「警察と相談してやっている」と説明している。

　　同署は脅迫と威力業務妨害の疑いで捜査している。

　　６日は、署員約４０人を動員し、午後にかけて学校の内外を捜索したが、不審物は見つからなかった。同校は１、２年生約５５０人を、いったん体育館に避難させ、午後は下校させた。