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Echidna's Diary♪ エキドナの日記

エキドナの幸せ♪結婚生活

本『カラフル』

2010-10-10 | 
森絵都著。

以前から気になってたこの本。

それが文庫本になって発売され、やっと買ってみることに。

一気に読んじゃいました。

そして、一気に大好きな本の1冊に仲間入り。

最初は、
あれ?あんまりかなぁと思って読み進めていくと、
少しずつおもしろくなってきた。

主人公の描写が分かりやすく、結末は『そうなんや!』と思わせる、
明るい将来が待っていそうな想像が出来る。


内容は、自分が死んで、ある中学生の男の子に魂が入り、
自分がどんなあやまちを犯して死んだのかを思い出す、という課題を天使から与えられる。
じゃないと、輪廻のサイクルに乗れない。

ある中学生の家族や友達、初恋の女の子などを通して、
人のいい所、誤解していた事、友情が芽生える事とか、色んな事が見えてくる。

中学生の時に読んでたら、どう思ったかなぁ。
ぜひ、この年代の子に読んでもらいたいなぁと思った。
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本『阪急電車』

2010-08-12 | 
有川浩著。

どの本屋さんに行っても目立つ所にたくさん並べられてる。

しかも聞いた事のある『阪急電車』というタイトルやし、
思わず手に取って見てみる。

心暖まる話、かぁー!

ついこの間までは怖い話だったし、
基本こういう和み系の話しの方が好きやから、
次はコレにした。

あ、それと帯に
『映画決定!中谷美紀主演』
にも惹かれた事もあった。

どこまでもミーハー。。。


宝塚方面へ向かう阪急電車の乗客達のお話。

おもしろい!!

テンポよく見れる。

電車の中で、初めて会った老婦人に、
結婚直前に同僚に盗られた女の人に、話す言葉とかが、印象的で、
その後もその老婦人は他の人にも助言をして、正気を戻させる事とか、

次の駅ではどんな人が乗り込んでくるんやろう、
どんな物語が始まるんやろう、
ってワクワクする。

これを入力しながら、
電車の乗り降りが少し楽しくなった。

前から、色んな人がいるなぁと思ってはいたけど、
改めて周りを見回したりする。

この本にも、関西の女子高生達の会話が、
電車の中でも繰り広げられるんやけど、
それを聞いている乗客もいて、読んでる私まで、側で聞いてる気持ちになり、
臨場感があっておもしろい。

関西弁の女子高生達やおばさま達の話しって、
おもしろいんよねぇ。

あ、男子同士の会話も
『男の子同士って、こういう事を話すんや』
って思ったりするけど、
女子のように、歯切れよくテンポよくとまではいけへんのよねぇ。

まだ最後までは読んでないから、次が楽しみで、読み終わるのが惜しいくらい。

実際にこの沿線を利用している人や、
住んでいる人からしたら、
ものすごくおもしろいんやろうねぇ。
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本『ぬばたま』

2010-08-10 | 
あさのあつこ著。

ホラー、ミステリーの本を買ってみた。


こわかったー。

早く読み終わりたいって思ったくらい。

この手の本を読むのは初めて。

山に関する不思議な話しが書いてあるのかと軽い気持ちで、
レジに持って行ったけど。。

短編集。

リストラされ、奥さん、子供にも見放されて、山に入ってからのストーリー。

1本の電話を受け、幼い頃に住んでいた故郷へ帰り、
そこで初恋の人を奪われた山に壮絶な復讐をする主婦。

幼なじみの男の人3人のうち1人の死に関連し、
故郷の山へ帰り、幼い時に経験したある出来事から、
ミステリー、サプライズへ。

そして、4つ目の話しは霊が見える2人の男女のどんでん返しなストーリー。

怖かったけど、おもしろかった。

印象には残る。

さて、次は何を読もっかなぁ~!
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本『虹色ほたる』

2010-07-26 | 
前々から気になってた本が文庫本として発売されてるのを発見!

上下巻に分かれてる。

まだ100ページ位を読んだだけやけど、
小学6年生の子供達の夏休みの話し。

でも、現代はダムになっていて、そこに沈んだ村にタイムスリップっていう話し。

自分も夏休みになったような不思議な感覚で読んでしまう。

しかも懐かしく感じ、楽しい♪
続きが楽しみ。
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本『青い鳥』

2010-07-23 | 
重松清著。

『くちぶえ番長』も書いていた人の本が、最新版の単行本で出ていたので、買ってみた。

非常勤教師が色んな学校へ行き、
そこにいるひとりぼっちの生徒の『そば』にいるストーリー。

どもるので、大切な事しか話しません、というその先生。

色んな学校へ行き、悩み、問題を抱えている生徒と会い、
『間に合ってよかった、
自分を嫌いになる前に』

という先生。

初めて知った事があった。
法律で学校の黒板は西側と決まってるんやって。

それはどうしてかというクイズを生徒に出題してた。

そういえば、思い返してみるとそうだった。
黒板が西側にあるから、必然的に西側を向いて授業を受ける。
それの意味かぁ。。。


この本、本当によかった。
中学生に読んでもらいたいなぁと思ったけど、
大人になった今やから『イイ』と思えるんかも知れへん。

また大切ないい本に出会えた。
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本『きみ去りしのち』

2010-04-07 | 
重松清著。

いい本だった。

主人公は、幼い子供を亡くした父親、
前の奥さんとの間にいる16歳の女の子から、
数年ぶりに連絡がきて、
二人で旅をする。

女の子の母親、
主人公からすると前の奥さんは、
病気で、余命数ヶ月。

子供を亡くした親と、
これから親を送ろうという子供、
旅先で出会う人達とのそれぞれのストーリー。


ずーっと同じ場所で続けて旅をしているわけじゃなくて、
時間があいて、北海道、青森、熊本、長崎、与那国島とかいろいろ。

自分も一緒にその場所へ行ってるような気分になる。

この本を選んだのは、重松清さんっていうのもあったけど、
ほかの人は、人が亡くなる事に対してどんな気持ちでいるんかなぁって思ったから。

重松清さんの書き方が柔らかく、わかりやすく表現されてるから、
スッと心に入ってきて読みやすい。


『あの時こうしてればよかった』

とか、後悔や罪悪感を持ちながら日々暮らしていく主人公。

そういう所とかを重ね合わせて読んでると、
本の内容にではなくて、
自分に起きた色んな事を思い出して、しょぼんとなる。

読んでいる途中までは、
母親にもすすめようかなぁと思ったけど、
私と同じように沈んでしまいそうやから、
またそれは時を待とうかなぁ。



昨日、久々に夢で弟に会った。


見た後、初めて寂しくなった。


この間、母が
『(弟は)今、何してるんやろな』
って言ってた。

何してるんやろう。。。

生きている限り、永遠の謎やねぇ。
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本『プリンセスと魔法のキス』

2010-03-17 | 
本屋さんで、次は何の本を読もっかなぁ~と、探していたら、

キラキラ、キレイな表紙に目がとまった。

見ると、ディズニーの本。
王子様がカエルになったストーリー。

でも、私が小さい時に知った『カエルの王子』じゃない。

主人公の女の子もカエルになってしまうっていうお話し。

カエルになった主人公達に、ホタルとワニの素敵な友達が出来る。


主人公達のストーリーはもちろんいい話しなのは、わかってるんやけど、
あ、でもこの2人にも色んな出来事が起こる。

で、その友達のホタルのレイの話しがすごくよくて、印象に残った。

レイが、『恋してる人』を

『この世で一番綺麗に輝くホタルなんだ』

といって紹介してくれたのが…

………

これから読む人や映画で見る人もいるかもしれないので、
ここまでにしておきますが。。

映画だともしかしたら印象に残らなかったかも。
小説やから、心に想像を描ける。

いい話しだったなぁ~。

ディズニーってホンマに素晴らしいねぇ!!
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本『かいじゅうたちのいるところ』

2010-03-13 | 
ついこの間、実写版で映画にもなってた
『かいじゅうたちのいるところ』

小さい時に、この絵を見かけた事はあった。
でも、小さい私にとってのこの絵は、
かわいくなかったのを覚えてる。
大人になってもそれは、変われへんなぁ~

でも実写版のかいじゅうたちは、なんだかホワホワしてて、
かわいく見えていい感じ

映画のノベライズが売られてた。

『こどもたちと、かつて子供だった大人たちへ』

の言葉に惹かれて購入


タイトル通り、かいじゅうたちが登場するんやけど、
実写版の写真から想像すると、
体は大きく不器用やけど、イイかいじゅう達の話しで、
何も構えなくて読めると思ってた

男の子が主役。

家族とケンカして、家を飛び出し、
船を出したらいつの間にかかいじゅうたちが住んでる島に到着

みんなを楽しませるために、
いろんな事を考えて実行に移すんやけど…

それまでかいじゅうたちはかいじゅうたちの世界で動いてた。

それが、男の子が考え出す色んな事で、
かいじゅうたちの世界がグシャグシャになっていく。

かいじゅうたちと決めた事を、
独断で変える。ルール違反

そういうのって、本の世界だけじゃなくて、
私達の日常でも考えられる事。

男の子が考えた事で、かいじゅうたちの生活が変わっていく。

ラストあたりでは、もしそうなったらゾッとする事があった

ピリッと「ゾッ」とする事を入れるところが、
いいんやろうねぇ。

日本昔話でもあるもんねぇ、
子供向けやと思ってたら、ちょっとピリッとする怖い所が…

DVD出たらレンタルしにいこーーーっと
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本『楽園』

2010-03-07 | 
宮部みゆき著『楽園』を読んだ。

『模倣犯』で出てきてる人が、今回9年を経て、違う事を扱うストーリー。

『模倣犯』は小説も映画も見た事ないけど、
随所随所に『模倣犯』の場面や事件の内容や結末が書かれていて、
どんな内容だったかが分かる。

今回のこの『楽園』、文庫本になって上下巻。

いつもだいたいそうやけど、次が読みたくて、読みたくて。

ストーリーは、主人公の女性記者の元に、
12歳で事故死した男の子の母親が、
息子が書き残した絵が、何かを意味しているかどうか調査してほしい、
と依頼にくる。

ある住宅街での火事で、
1軒の床下から、
その家に住んでいた夫婦の出頭で、
16年前に家出していた15歳の娘の遺体が見つかる。

その男の子の絵は、
その遺体が見つかった家の中に、
肌が灰色に塗られた女の子が横たわっている。

『この女の子はとても悲しいんだよ』

と母親に話しをしていた息子。

12歳の男の子が、
16年前に実の両親から殺害されていた女の子とは、
重なる時がない。

生前、こういう不思議な絵を描いていた男の子。

調べていくうちに、色んな人達が関わり、繋がり、
色んな事がわかっていく。

これも読み応えがあった。

ソフトな所が不思議な能力、
ハードが、その女の子に関わる話し。
それが交錯してるからか、重い内容っていう印象は薄いから、
読みやすかった。

次の本ももう買ってあるんよねぇ♪
次は、楽しんで読めそうな本。
楽しみ♪♪
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本『食堂かたつむり』

2010-01-31 | 
小川糸著『食堂かたつむり』を読んだ。

柴咲コウ主演で映画が公開される。

その広告を見て、小説を読みたくなった。

この食堂で食事をした後、不思議な事が起きる、
みたいな表現で、不思議な事が好きな私にとったら、
それは大変惹かれるフレーズ。

読んでると、小川糸さんの表現がとっても素敵で、
読んでいくのが楽しかった。

そう、楽しかったはず。

このまま楽しく読み進められるんやと思ってたら、

あいにく、そうはいかなかった。

私の中であまりに予想外な展開になったから、
ビックリしながら読んだ。

それが現実的?な事なのかも知れへんけど、
でもちょっと…

『ん?』
と思った所が、事細かく表現されてて…

表現が豊かな分、そこの部分ももちろん豊かに書かれてて…

映画ではどんなふうになってるんかなぁ。。

この本の大きな感想は、
また違ったところで、印象的な内容だった。
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