ぬるい!砂糖も多い!

おいしいコーヒーが飲みたい

小島寛之氏の監修希望

2021年08月01日 | 日記
ニンテンドーのDSでは、ずいぶんいろんなことができるようだ。ゲームや検定試験準備などのほかにも、音楽や絵を教えてくれるソフトなんかもある。小説も読めるんじゃなかったか。

わたしがほしいのは、数学読み物的なもの。随所でパズルを解きながら、ストーリーを追うのがいい。パズルを解き、解説を読み、メインのストーリーにもどるというスタイルで。100問ばかりクリアしたときには、数学一般の(浅くても)広い知識が身についている。あるいは特定のテーマの発展が分かり、高いレベルへの入り口が遠望できる。そういうソフトがほしい。2画面が常に開き、図には動きをもたせられるDSには、紙の本にない強みがある。

そんなソフトは売れそうにないか。数学なら、せめて受験勉強に特化していないとだめか。だが、受験生に色目を使わなくても、「偏差値の高い生徒たちに高い人気」ならば売れるだろう。とは言え、評判になるにはとにかく世に出ねばならぬのだ。そう思うと、エンツェンスベルガー『数の悪魔』は奇跡の一冊だな。