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disfrutamos la musica

歩く鍵盤弾き さすらいの日々

ライブ中止のお知らせ

2009-01-31 22:07:46 | 音楽のこと
こちらにお知らせしていた2/2の荒砥さんとのライブ、中止させていただくことになりました。
合わせて、2/5にアコーディオンで出演予定だったMebiusでのライブも、お休みさせていただきます。
(2/5のライブは予定通りあります)
大変残念で、申し訳なく思っております。
どうかご了承ください。

お知らせまで

Steely Dan中毒

2009-01-22 00:29:09 | 音楽のこと
私は大のSteely Dan好きである。

高校生の時、"Green Earring"のカバーを聴いて、
なんだこの曲はー!!と思ったのが始まり。

最初に買ったのが"The Royal Scam"、GreenEarringが入ってるやつ。
2曲目の、The caves of Altamiraにハマったな。

ちょうどその頃、20年ぶり(!)のアルバム
"Two against nature"が出た時だったので、すぐ買った。
そして、"Gaucho"、"Aja"…ひととおり揃った。
ラジオ番組を収録したレアモノも持ってるぜ。
Steely Danになる前のBecer&Fagenのも持ってるぜ!

去年のツアーで来日した時、東京と福岡、二度ライブに行った。
チケット代だけで五万円かかったぜ。
出費は超痛かったけど、超有り難い運の恩恵を受け、
バックバンドのお一人と話すことができた。
私はSteely Danの大ファンで、超貧乏なのにコンサートに二度来た!と言ったら、
君は物好きだねー、僕はほんとはジャズがやりたいんだよ!
と。
このバンドはリハがすっごい大変だとも言ってた。

いやー、そうでしょう、
ライブも、ライブか!?って思うような完璧さだった。
すごいよなぁー。決して、押し付けがましくないのに だ。


昨日、うっかり、"two against nature"のライブ版のDVDを観てしまった。
それからというもの、しばらくおさまっていた中毒症状が…!
昨夜から、ずーっと Steely Danばっかり聴いてる。
75年の"Katy Lied"に収録されている
Bad Sneakersって曲がすっごい良い曲なことに気付いて、
何で今まで気付かなかったんだろう!?って、驚いている。
Steely Danの魅力はそこにもあると思う。
いつ聴いても 新鮮な驚きがある。
それで ある日突然、お気に入りナンバー(と言うか、病み付きナンバー)が変わったりするのだ。

何気ない(けれど、絶対何気ないわけじゃない) ドラムのちょっとしたfillやら、
(Two against natureの4曲目、
Janie runawayのドラムがたまらん!
2分30秒~を聴かれよ!)
構成、コード進行、アレンジ、
リフ、オブリ、エンジニアリング…

前に友人と話したが、
彼らの楽曲は、痒いところに手が届くように
「そうそう!」って感じなのに、
決して自分では思いつけない。
どの曲もそう!すごいよーすごすぎる。

ほんっと、全てが完全に私のツボ。

Steely Danはどんなアルコールより薬物より
強烈な中毒症状をもたらす。

やばいです。いま聴くのを止めたら、呼吸困難になる。
困った けど 困ってない。
ハハハ~。
ドナルド フェイゲンよ、
あと一万年生きて、曲を作り続けてくれ!


今度の土曜ライブです。
09.1.24(sat)@横浜 六角橋ココペリ亭
20時スタート
Charge 1000yen
Vo.Nori☆
Per.Muupy
Key.ウメ

Steely Danの曲はやりませんが、
ココペリ亭はご飯が中毒症状が出るほど美味しいです。
是非!

男前とは

2009-01-15 08:06:27 | 日々のこと
「男前な演奏をするね」と言われるのは嬉しい。

しかし、私は女子である。
昨夜帰りに、お気に入りの銭湯 巣鴨の「ニュー椿」に寄ったら、
番頭さんに、男湯に案内された!なんてこった!!

言い訳をすると、最近 髪を切り、ベリーショートにした。そこらの男子諸君より短いと思う。
しかし、それだけか?髪が短くても、女子とわからないものか?

実をいうと、以前にもこのような経験がある。
学生時代、試食販売のアルバイトをしていた時。
同じようにベリーショートで、その日は 風邪をひいて声がガラガラだった。
五歳くらいの少年が、
「お母さん、あの人、女かな、男かな?」
という疑問を投げかけているのを目の当たりにした。
その日は、「今日のこの声のせいだ」と 自分を納得させていたが、
今日、いたって普通な状態で間違えられ、
もしかして、あの日も見た目で判断されたのではとショックを受けている。

更に言い訳をすると、見た目はそんなに気にしていない。
けれど、私自身の女子度がここのところ あまりにも低下しているのではないかと、心配になってきた。


学生の頃から、「オッサンみたいなキーボード弾くね」と言われることがしばしばあった。
それはなかなかの褒め言葉と受け取っており、
自分の長所であると思っていた。

今、問う。はて、男前な演奏とは?

タッチが強い、潔い、
…そのくらいしか思い当たらない。
ただそれだけじゃあ、ちっとも魅力的ではない。

繊細な演奏をしたい。
これでも、いろいろ 辛かったり切なかったりするのだ。
常にポジティブでありたいけれど、
哀しい気持ちを大事にすることも、大切なことだとおもう。

「繊細」なのが女性的か というと、それもどうなのでしょうな。
男性の方が、よほど繊細だと思うこともある。
言ってしまえば「個人」の問題だ。

「大胆、かつ 繊細」というのは魅力的だ。
「大胆」な部分が、ハッタリにならなければ。

女性的な演奏、というか、
「母的な演奏」ができれば素敵だろうな。
包み込むような優しさと愛に溢れた演奏を目指そう。
母親は、本当にすごいと思う。


13日はnicauライブでした。
歌ののぞみさんと、アフリカイベントの時素敵なフライヤーをデザインしてくださったエリさんの
お手製キャンドルを燈して。
とても可愛くきれいで、乙女心がくすぐられました。

そんな中で演奏し、ライブ終了後、ベースの荒砥さんに
「男前なピアノだね」
と言われたのでした。
うーん。


男前ベーシスト 荒砥さんとのデュオライブやります。

09.2.2(mon)@合羽橋Knuttel House
20:00start
Charge 2000yen
Pf/梅野 絵里
Bs/荒砥 亮太
2月2日、2・2で、デュオデュオの日ではないか!
スタンダードをスタンダードにやったり、
スタンダードをスタンダードじゃなくしたりすることに
挑戦してみようかと。

力強くナイスセンスな荒砥さんのベースのファンで、
とても楽しみです!


来週末はココペリ亭。
09.1.24(sat)@横浜 六角橋 ココペリ亭
20:00 Live Start
Charge 1000yen
【Fuu's Friends】
Vo.Nori☆
Per.Muupy
Key.ウメ

このメンバーでのライブ、
本当に楽しくて大好きです!
無駄に笑います!
女子三人だけど、それこそ、
男前な女子三人かもしれない。
ココペリ亭のご飯は めちゃくちゃ美味しいです。
おいしすぎて失神します。
是非!

始動

2009-01-08 01:43:02 | 日々のこと
2009年の活動、始動しました!

昨夜はクラシックライブ、
結局、ごちゃごちゃジャンルのライブになってしまいましたが…
私自身、練習しながら改めて勉強になって、ものすごーく良い経験でした。
クラシックのレパートリーを増やさねば。2009年の新たな課題だな。

来週は、新春初ニカウ。

1/13(tue)@四ツ谷 Mebius
nicau
Vo.辻 のぞみ
Pf.梅野 絵里
Bs.荒砥 亮太
Ds.植田 充弘

20:00start
Charge 2300yen

新春に因んだ曲も、ニカウアレンジでやりますよー。
原曲 わかるかな~ わからないだろうなぁ~


ニカウライブの前に、なってるハウスのご近所ライブがあります。

1/11(sun)@合羽橋 Knuttel House
13:00~
Charge free!
Vo.Rimiko
Bs.服部 将典
Ds.若杉 大悟

ボーカル、リミちゃんが歌うスタンダード、素敵です!!

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この正月、クラシックに追い詰められていて気が休まる間がなかったので、
今日はフワフワデーにしました。フワフワ~としたくて。
朝一の映画を見に行き、その後散歩しようと。
映画館に着いたら、映写機のトラブルで上映が遅れる、とのこと。
いいよいいよ、今日の私は急いでないよー、と、何にも気にしていなかったのですが、
上映終わって出る時、いつでも好きな映画がタダで観られるチケットを「お詫びに」といって くれた。ラッキー。

その後、たまに寄る古着屋さんの前を通りかかったら60年代くらいのワンピースが800円で売られており、即購入。運の良い日だ。

気付けば日のくれる時間になっていた。
裏通りの夕暮れがとても素敵だった。冬は空がきれいだ。

夜、荻窪でリハで、スタジオの近くの好きなパン屋さんに寄ったら、
店員さんに「お帰りなさい」と言われた。お!
前、帰りがけに「おやすみなさい」って言われたこともある。家か?
ともあれ、すごく接客が丁寧で手際よくて、いつも感心する。


さて2009年、やりたいことがたくさん。
そのまえにまず、詰めの甘さをどうにかしよう。いろいろ中途半端だ。
いろんなことが 同時進行できるように工夫する知恵がほしい。要領よくできるようにならねば。

とにかく動けばいろんなことができることを身を持って感じた2008年。
さらに動いて、いろんなものに出会っていきたいです。

新年

2009-01-04 23:39:05 | 音楽のこと
あけましておめでとうございます。

昨年は、本当に、感謝感謝の年でありました。
今年も、音楽、その他、いろいろ挑戦したいことがたくさん!
みなさま本年も、どうぞ よろしくお願いいたします。

2009年初ライブは、クラシックでございます。

09.1.6(tue)@四ツ谷 mebius
1st stage 20:00~
2nd stage 21:30~
Music Charge 2300yen
Piano/梅野 絵里、工藤 勇人
Flute/鈴木 和美

1st stageでは、フルートとのデュオを交えながら、フランスの楽曲を中心に。
2nd stageでは、子どものための曲やJazzのクラシック(!?)など、
愛すべき曲たちを。ピアノ連弾を交えながらのプログラムで。

美味しいお酒を飲みながら、昔作られた素敵な曲たちをお楽しみください。

フルートのかずみんぐさんこと鈴木和美さんとプーランクのフルートソナタを演奏します。
明確な旋律とハーモニーがあるのですが、この楽曲、全楽章通して調号がない!
最初は、なんとも弾きにくかったが、だんだんその感じが病みつきになり、
んん~って肩があがっちゃうような響きにもとりつかれ、
プーランクサウンドに夢中な今日この頃であります。


さて、今回のライブでは、フランスの楽曲を中心にやりますが、
わたくし、ロシアものが好きであります。オーケストラの楽曲は特に。
韃靼人の踊り(ストレンジャー イン パラダイスというタイトルで知られていますね)
で有名な作曲家、ボロディンの交響曲第二番が大好きであります。
三楽章から四楽章にいく感じがたまらん。やさしさ溢れる三楽章で心洗われて、
生き生きした5拍子の四楽章へ。ドキドキします。生で聴いてみたいです。
メキシコのオケがやっている映像がありました。
なんかラテンの曲みたいになってる!楽しいです。
Borodin - Symphony No. 2 (Movt.IV) - Pablo Varela, conductor

ボロディンの曲はどれもメロディが美しい。『中央アジアの草原にて』という曲でも
知られているが、そうそう、中央アジアの感じ。土色の大地の響き、みたいな。
そして、なんとも懐かしいような響きである。哀愁がある、というのとはまた違う。
やさしく、あたたかいメロディ、鼻唄でうたいたくなる。
このボロディンさん、なんと、化学者でもあったのですねー。
化学用語で、『ボロディン反応』ってのがあるのだそう。
ちなみに、わたくしにおけるボロディン反応は、
聴く→泣く→心躍る→テンション上がる
って感じであります。フフフ~。

2009年、たくさんの音楽に触れたいです。
未知との遭遇もできたらいいな。
いい年になりますように。