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今はGIMPの画像処理も面白い  

「おくりびと」を見に行きました

2009-03-10 | Weblog

第81回アカデミー賞 外国語映画賞受賞!  
という宣伝につられ、中州大洋劇場へ今評判の映画「おくりびと」を見にゆきました。
映画館が込むかナ?と思い平日の朝一回目の時間に行ったのだけど
人が一杯でなかなか席が無くて どうしよう。

物語は リストラ後の職探しで
「年齢問わず、高給保証!実質労働時間わずか。旅のお手伝い。」の
求人広告で訪れた主人公が 社長 から指示された業務は
[納棺師]として遺体を棺に納める仕事。


広末涼子が主人公の妻役、他の役者さんもいい味をだしてたけど・・
社長役の 山努 は今まで数々の受賞経験のあるシブイ味の出せる実力派、
主人公役の 本木雅弘 は今の日本の名実ともに代表的な実力派俳優
この二人の織り成す演技で物語に引き込まれてしましました。


以前プロダクションノートを読んだ時、色々なエピソードを見つけました。
遺体役の人が納棺シーンで身体をまさぐられる(?)と
どうしてもくすぐったくて動いてしまい使い物にならなかった・・とか

本木雅弘は撮影前から、チェロと納棺技術の練習、
宿泊ホテルの部屋に防音マットを張り巡らせて毎晩2時間チェロの特訓
また納棺はスタッフを実験台に現役納棺師の監督のもと
腰痛と闘いながら猛練習した・・とか


映画の中にはユーモアがちりばめられ、涙と笑いの中に
一人一人の仕事の奥深さ・人生観・家族への愛情を考えさせられ
見終わったあと心の中はほのぼの
人は皆「おくりびと」 「おくられびと」であることを再認識!!


映画が終わる頃外が騒々しいと思ったら、
外には次の上映を待つ人の長い列、びっくりしました
この映画、これから当分は混雑しそうです。