あした天気になぁれ!!               

  
心の中に残った事を書いてます。   
今はGIMPの画像処理も面白い  

ルカ&ロレイン・バリッキ のパーティ

2009-12-25 | 社交ダンス



ダンスの世界でこの人達の名を知らぬ人はいません。
元世界スタンダードチャンピオンで、今はイタリアその他で後進の指導にあたり、
世界中で活躍している ダンスの神様みたいな人。

私の先生がレッスンを受けている【そのルカ&ロレイン・バリッキが北九州でデモ】
と聞いたのは、9月ごろだったでしょうか。

北九州の小木戸太一・七田ユカ組の教室のパーティと聞いて、
「小倉駅の隣だし、新幹線に乗ったら17分で着くから皆で見にイコ!」と簡単に思ったのだけど・・

先生が「賛助出演で僕も踊ることになりました」には(小木戸先生と親しいから当然)と思い

「生徒も連れてきていいと言われてます(つまりアマデモ)」には
(ウチの教室上手な人多いから誰かいるでしょ。私は下手だし関係ないけど)と呑気にしてました。
それがどう間違ったのかオハチが回ってきて「どうしよう!タイヘンダー!」


その日12月19日は前日からの寒波だったけど、パーティは昼間、1時から。
北九州市no1といわれるリーガロイヤルホテルの中は豪華で温かく
主催者の七田ダンススポーツクラブは、私のような他教室の出演者にも
控え室での心配りが行き届いていたのは感謝です。


アマチュア演技発表が一部8人、二部8人。
プロフェッショナルショーで先生達が踊られ、

その後岡田大輔・菱田純子組(統一全日本選手権で準決勝)のセグエ、

今年スーパージャパンカップ選手権で引退表明した家泉尚樹・家泉朋美組のセグエ。

最後にスペシャルゲストデモンストレーション【 ルカ&ロレイン・バリッキ

なにしろオーラが違いました。

実は九州インターの1回目の頃、シンキンソン(英)と組んでいた
ロレインの柔らかさ、美しさを見てすっかりファンになった私ですが、
その後パートナーチェンジしてルカ(伊)と組みダンスも変わったようで、
DVDを見ても同一人と思えないような逞しさ・激しさに驚きです。
その伝説的なカップルの踊りがすぐ近くで見られるなんてほんとに興奮。

「人間わざ」と思えないような踊り、オリンピックなら金メダリスト
観客へのサービスも忘れず、笑いの渦に誘いながら、直後に素晴らしい踊り!!


うちの教室からも30人位(3テーブル)が来てたけど、終わった後も余韻に浸り、
「来て良かったネー。こんなパーティなら何度も来たい。」と皆満足そうでした。

私に遠くから来て写真とって呉れたSeさん、目立った扇子で応援してくれたKoさん、
花束や着替えをてつだってくれたHaさん、ずっと家まで荷物を持ってくれたKuさん
その気持ちがとっても嬉しくて・・! 皆さまホントにありがとう。

そして、多分ハラハラし通しだった先生。すみません。お疲れさまでした。


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YouTubeに2009年のルカ&ロレイン・バリッキ組の踊りがアップされていました。
北九州での二人の踊りを思い出します。(当日の映像ではありません)
下記の三角印をクリックしてください。


Luca & Loraine Baricchi 2009 Waltz



Luca & Loraine Baricchi 2009 Tango



残りの種目は下記をクリックして御覧ください。

ルカ&ロレイン・バリッキ 2009 Slowfxtrott

ルカ&ロレイン・バリッキ 2009 QuickStep

ルカ&ロレイン・バリッキ 2009 V Waltz



教室の舞踏晩餐会

2009-12-06 | 社交ダンス


毎年8月頃からダンス教室の秋の発表会のデモの練習が始まります。
私は今年、クイックの順番でした。先生が軽やかなルーテンを教え始め
私もかなり興味を持っていたのだけど・・気が付くと左足が変!
幼稚園で子供達がしているようなスキップが全然出来ない!
すぐ整形外科へとんでいったら、お医者さんは「どこも悪くない。出来る筈」
でもダメでした。「出来ないヨー。どうなったの?私の足」
上へ跳ねる動作が全く出来ない。左足が床から1センチも離れない。
自分の身体の事なのにまるで狐につままれたみたい。
とうとう先生が「無理しなくていい。ワルツに変えよう」といわれてやっと一件落着。

そこで今年の私のデモはワルツに決まりました。
ワルツのルーテンは初めにまず「日本インターの規定フィガーを踊って・・」と先生。

規定フィガーというのは、インターの決勝に残った人たち(世界クラスの人達)が
一人ずつ、まずベーシックの同じルーテンを踊ってから、それぞれのオリジナルにつなぐもの。

練習を始める前、上手な人達が踊るとはいえベーシックだから・・
と簡単に思っていた私は、その難しさにびっくり!!
つなぎ方で難易度がグンと違う!

(スピンターン)に(リバースピボット)を続けるなんてとても踊りにくいし
(フォーラウエイリバース・アンド・スリップピボット)は1回なら普通使っているのに、
2回連続になったらどうしてこんなに難しいのでしょう。

そのあとのルーテンは、日本インター3位(バオロ・ボスコ&シルビア・ビットン組)
のオリジナルルーテンの一部をとりいれて作って下さったけど
DVD見てるのに私にはこれが滅茶速くて難しくて覚えられなくて・・・

そしてやっと判ったことは、プロの上のクラスの方ほど、
私からみると踊り難い、流れの悪いように見えるルーテンをバンバン踊って
その結果は個性的で、魅力のある踊りに仕上がっている事。

(今までは踊りの流れが滑らかに続き、踊りやすいのがいいルーテン)かと思っていたけど、
その考えは今回見事に覆りました。

11月29日の教室の「舞踏晩餐会」
世界チャンピオンの「アルナス・ビゾカス&カチューシャ・デミドヴァ組」
を特別ゲストに迎えて感激、
アマデモの出場者は順に舞台メイクとドレス姿で緊張しながらで先生方とフロアで踊り、
一方終わった人は招待した友人達とディナーを食べながら
他の人の踊りを見たり、お喋りを楽しんだり・・
こうして2009年のパーティは過ぎてゆきました。


ちなみに、以前感じた足の不調は全くなくなっていました。あれは一体何だったのでしょう。