今回はLinuxクライアントがTrust内に構築されているNTPサーバとの時刻同期設定(NTPサービス)の設定についてまとめておきます。
まずntpサービスの設定ファイルのバックアップします。
[root@server]# cd /etc
[root@server]# cp –p ntp.conf ntp.conf_org
次に設定ファイル(ntp.conf)の編集を行います。
#server 0.rhel.pool.ntp.org ←デフォルトで設定されているserver項目をコメントアウトします。
#server 1.rhel.pool.ntp.org ←デフォルトで設定されているserver項目をコメントアウトします。
#server 2.rhel.pool.ntp.org ←デフォルトで設定されているserver項目をコメントアウトします。
server NTPサーバのIPアドレス ←*設定例:server 10.1.1.1
#server 1.rhel.pool.ntp.org ←デフォルトで設定されているserver項目をコメントアウトします。
#server 2.rhel.pool.ntp.org ←デフォルトで設定されているserver項目をコメントアウトします。
server NTPサーバのIPアドレス ←*設定例:server 10.1.1.1
Linuxクライアントが再起動時にNTPサービスが開始するように以下のコマンドを実行します。
[root@server]# chkconfig ntpd on
正常に設定が反映されているか以下のコマンドを実行し、同じ結果になっていることを確認してください。
[root@server]# chkconfig --list |grep ntp
ntpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
NTPサービスの再起動を行うため、以下のコマンドを実行します。
[root@server]# /etc/init.d/ntpd restart
NTPサービス再起動した時点で時刻同期されると思いますのでNTPサーバと同じ時刻になっているかご確認ください。
あとNTPサーバと時刻同期できているかは以下のコマンドで確認できます。
[root@server]# ntpq -p
以上。
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