マチニワ」舞・音・食で祝う…八戸
7月21日開業 イベント内容決まる
八戸市の中心街に7月21日にオープンする八戸まちなか広場「マチニワ」のオープニングイベントや、関係者らを招いた内覧会などの内容が決まった。小林真市長は18日の記者会見で「マチニワのオープンをきっかけに中心市街地の魅力向上や回遊性の向上、にぎわいの創出を目指していきたい」と意気込みを語った。
マチニワは、八戸ポータルミュージアム「はっち」の向かい側に建設中の広場スペース。地上2階、地下1階の延べ約1250平方メートルの広さがある。「光・緑・水などの自然を感じられる透明感あふれる空間」をテーマに整備が進められ、ガラス屋根や休憩場所、トイレなどを備え、各種イベントや交流スペースなどに利用できる。
裏手には八戸ブックセンターや飲食店が軒を連ねる横丁などがあり、中心街の人の流れを作りだす通路の機能も兼ねる。
内覧会は、7月12日に中心商店街の関係者や報道機関などを集めて行う。翌13日から16日までは「八戸七夕まつり」に合わせ、市民向けに広場を開放する「プレオープン」を実施する。七夕まつりの名物「八戸小唄流し踊り」もマチニワ内で披露する。
オープニングセレモニーは7月21日午前10時から始め、マチニワのシンボルオブジェとなる「水の樹」をお披露目する。同日午前から夜までステージイベントを開き、神楽やチアダンス、バトントワリング、ブラスバンド演奏、タップダンス、ジャズバンドの演奏などを行って新名所の誕生を盛り上げる。市内シェフによる限定300食のブイヤベースの振る舞いもある。
オープン翌日の7月22日には、マチニワを会場に、「はちのへ歌謡祭」や「夕暮れライブ」などが開かれる。
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