勁草丸(デゲロ28)でスローな人生の楽しい航海⇒終了

ヨットを卒業したのでブログタイトルも変更しました。
新しいタイトルは、『飾らない素直な毎日に乾杯!』です。

もう一つのキーワード『忖度ってのは、どういう意味でございましょうか?』

2018-03-15 09:40:24 | 話題のこと
佐川氏が記者団に「逆質問」を発したらしい。
当然だろう。佐川が忖度する立場ではないからだ。官邸から指示されて動いただけの話だ。構図ははっきりしている。官邸と昭恵&公安秘書がタッグを組んで、今回の森加計疑惑が発生したのである。その黒幕からの指示に、官僚が規範を逸脱し、背任をもいとわずに行動したのである。
そして、近畿財務局職員の自殺となった。想像するに、体調不良で休職していた職員に、口裏合わせをしようとしたのだろう。普通に考えれば、それが引き金で自殺したのだと思える。国の決裁文書の書き換えなど、断じてあってはならないことが行われた。それに加担した関係者の重責は想像に難くない。

失態続きで、国民からの信頼も失くし、法治国家の番人としての正義も失っている『検察』が、どう処理するのかが一番の問題だ。今回の『検察』の対応で、戦後日本の法治国家としての世界からの信任が覆るかもしれない。(2018/3/10のブログ)

この佐川氏が、図らずも呟いた「忖度ってのは、どういう意味でございましょうか?」がすべてを語っている。つまり、メディアや元政治家、コメンテーターなどが言う『忖度』は作り話である。以下、解説したい。
1.役人は政治家のように単純に嘘はつかないし、忖度で動くことはない。
2.今回の事件は、すべて官邸等からの指示が絡んでいる。
3.近畿財務局等と本省が、いろんな指示を受けている。
4.最前線の近畿財務局は、無茶苦茶な政治案件に辟易していた。
5.本省は本省で、何度も何度も飛んでくる官邸等からの飴と鞭に苦慮していた。
6.現場でも、あらゆる手練手管を駆使する森友にホトホト参っていた。
7.売却と開校の号砲が官邸等から最終通告され、本省が指示を出した。
8.近畿財務局は、役人としての矜持から、あり得ない(実名入りの解説を付けた)決裁文書を作成した。
以上がすべてでろう。

『忖度』などといった生易しいものではなく、指示・命令だったのである。だから、「忖度ってのは、どういう意味でございましょうか?」と、マジで切れたのである。

自殺した職員の気持ちは、財務省の全職員に共有されていると考えた方がいい。そして、他省庁も共感する職員は多いだろう。
今や、開き直った財務省に対して、官邸等は震え上がっている筈だ。世論も、矛先を財務省から官邸に移し始めるだろう。
佐川氏よ、証人喚問ではすべてを語って欲しい。全省庁の職員のみならず全国の国民もあなたの後ろから支えていることを忘れないで欲しい。

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