辻元清美参議院による発言に、蓮舫主義員議員が同調しているという。誰もが認める立憲の大物議員である。現執行部内でも政調会長自身も「人事の断行、人心の一新、刷新を図るべき 」と述べており、代表以外の刷新が図られる可能性が大きいようだ。
国民側から見ると、立憲民主党=枝野私党というイメージが捨てきれない。事実、枝野氏が立ち上げた政党である。彼の功績=立憲民主党でさえある。それ故に、毎回国政選挙で伸び悩んできた。昔の仲間を集めても落選者を出して減らしてしまうのだ。要するに、私党から公党に脱皮できなかったのである。
今回、大物議員から刷新のお声が掛かった。非常事態であろう。だが、党名すら変えられない党に何ができるのだろうか。甚だ疑問である。
立憲に若きリーダーはいるのだろうか?例えば山添拓議員(37)のような人材だ。
主な30代の議員
石川香織 衆議院2期、おおつき紅葉 衆議院1期
緑川貴士 衆議院2期、馬場雄基 衆議院1期
中谷一馬 衆議院2期
国会で思う存分政権と対峙した人物はというと、疑問符がついてくる。即ち、若手の人材がいない上に晴れ舞台の経験も少ないのである。気の毒だが、刷新するような新たな人物がいないのではないかと思えてしまう。