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DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

私にとってブログは「放送局」です。常に発信していなくてはならない。 発信が止まったらそれは「放送事故」です。

サウナつかさ新城(川崎市中原区新城5-7)2017/7/20廃業

2017-07-29 17:46:05 | 銭湯・温泉
 書き忘れましたが、武蔵新城駅から千年温泉へ向かう途中にある、サウナつかさ新城がつい先日の7/20に廃業した跡地に遭遇します。サウナ入浴だけなら1500円、なかなかリーズナブルなサウナだったようで、残念。


千年温泉(川崎市高津区千年新町20-4)8/6休業前訪問

2017-07-29 17:22:04 | 銭湯・温泉
 再び川崎市内に休業予定の銭湯情報。なんか川崎勤務になってから急に増えた気がする(これまでも市内に廃業休業する銭湯はたくさんあったのだろうが、やはり目に入る機会が増えた)。金曜定休は今の忙しさで会社帰りは厳しいので週末にリベンジ。
 名前に温泉がつくくらいだから、今でも十分にレジャー志向の銭湯だが、1年かけてさらにバージョンアップするのだと言う。さすが川崎市は銭湯王国である。
 先週よりも道を覚えたので武蔵新城駅からまっすぐ到着。駅を降りた時にはポツポツだったけど、銭湯に着くまでには傘なしではいられなくなった。しかし、銭湯に着くと店の前にたくさんの自転車。人気銭湯だな、と感心する前に、みんなどうやって帰るの?とそちらが心配に。
 「漆黒の湯 千年温泉」のオリジナルのれんをくぐると、確かに8/6までで改築休業に入る旨の告知が。と言うか、下駄箱の空きがほとんどないぞ!混んでるなあ。なんか上からカラオケの歌声が聞こえる、宴会ルーム併設?(別の店の様子)
 フロントの女将さんに湯銭を払う。脱衣室に入ると、やはり混んでました。13:30に開いているようだから一番湯ではないと思うが、本当に人気。中段にすき間のあるロッカーに荷物と衣服を。体重計がYAMATOとTANITAの2台、若干測定結果が違うw 浴室入口横にも休業告知の貼り紙。
 浴室へ、湯道具はケロリン桶と青の台形座椅子。島カランは2列、カラン数は右側女湯側から5・5・5・5・5・3。両壁際カランは少し座高の高い銀色の座椅子が備え付けでリッチな感じ。
 浴槽奥はペンキ絵ではなくタイル絵、しかし山から川が流れ、川の水が浴槽に注ぎ込む雄大なモチーフの作品。
 さて浴槽。右側と中央は透明湯。右側は鉄格子の中にカエルの置物。中央は人間洗濯機とジェットバス。
 そして左側に黒湯、これは濃いぞ、見えなくなるまで5cmくらいの濃さ。その右手がまたでんき風呂ってすごいな。
 ヤッホー、露天風呂もあるよ!もちろん黒湯だ。しかし、この日は黒湯よりも、天然のシャワーが素晴らしかった。今年の首都圏はただでさえ貴重なお湿り、それをちょうど露天風呂で味わえるのは至福!と言ってられるのは5分くらい、全然止む様子がないので、帰りの電車大丈夫かな?とそちらが心配になる。とはいえ、そんなことを気に病んでも仕方ない。どしゃ降りの露天風呂を楽しみました、閉店前入浴の良い思い出になりました。
 最後は水風呂で。サウナは有料なのでパスしましたが。残念ながらこちらは透明。
 湯上がりは森永コーヒー120円。やはり雨宿りのお客さんで待ち合いスペースが激込み、座れなかった。と言うか、自分は帰れるのか?


富の家(鬼越、韓国料理)

2017-07-29 12:49:31 | グルメ
 本八幡は魂麺とか菜とかラーメンの名店があるのでついそっちに行ってしまうが、この韓国料理の老舗(子どもの頃からあった)も重要。地元でなかなか入る機会のない店シリーズw
 ランチタイムでカルビクッパ1050円を注文。ちょっとお高いかな、と思ったが、その代わり漬物小皿が10品!やはりキムチのバリエーションが多いですな、3品。やっぱり韓国のりは旨い、おかずと言うより、食べ始めたら止まらなくなるスナック菓子としての美味しさ。
 そしてカルビクッパ。焼肉屋では焼肉よりも好きなメニュー。この辛さで暑さを吹っ飛ばす、インド人的な発想だが、韓国人はそういう食べ方しないのかな?むしろ寒い季節に身体を暖めるために辛いものを食べるようなことは聞いているが。


Welcome to FETISH PARTY!

2017-07-28 08:10:21 | 音楽
#次の発表資料の下書きとして投稿します。一部不正確な部分もありますが、ご容赦のほどを。

○前書き
 クラブカルチャーの最先端として、最も刺激的な空間を提供してくれるフェティッシュパーティ。しかしその一方、基本的に参加者が“表の顔”を隠して参加するパーティであり、メディアや活字になることはほとんどない。文化記録が残らないのはもったいなく、かじっただけの素人だが、むしろ多少距離を置いた自分の方が語りやすいだろう、と考え、資料作成にトライすることにした。

○フェティッシュパーティとは
・「変態パーティ」と呼ぶのが正しい
 フェティッシュとは、後で述べるが、原義は“モノ(衣装素材)への偏愛”であり、現在では本来のフェティッシュはパーティの一要素に過ぎない、現在のフェティッシュパーティは様々な“変態”をイベント化したものであり、実質的には“変態パーティ”である。詳細については「フェティッシュの種類」の章で述べる。また、「変態」の定義についても、終章で問題提議する。
・クラブカルチャーとは似て非なるもの
 基本的にはクラブフロアで催されるパーティであり、クラブカルチャーとの関係は深い(もちろん、ほとんどのパーティではフロアではDJがハードテクノをかけている)。しかし、フェティッシュカルチャーはクラブカルチャーの下位分類ではない。と言うか、そもそもフェティッシュカルチャーは音楽カルチャーではない、上述の通り、変態文化全般である。
・ヨーロッパの文化に日本文化がブレンドされている
 フェティッシュカルチャーがクラブカルチャーの下位ではないことは、前述の通り“変態パーティ”である側面もあるが、それ以上に日本の変態文化を取り入れて、さらにクラブカルチャーとは異なる独自性を持って発展している点が大きい。詳細は後に述べるが、“緊縛”がその最たるものである。さらにオタク文化とのクロスオーバーも日本独自のフェティッシュカルチャーの発展に大きく影響。
・性的側面はあるが、LGBTとも異なる
 LGBTは(一部後天性の場合もあるが)基本的に先天的な性癖である。本人が望む望まないに関わらず、DNAレベルで同性を愛し、自身の生物性を否定する。一方、フェティッシュは完全に後天的なものであり、本人が自らの意思で選び取った性癖である。とはいえ、もちろん、フェティッシュパーティにはLGBTの方あるいはLGBTの人権養護運動に携わるアクティビストも少なからず参加している(と思われる)。

○フェティッシュな人々
・社会的地位の高い人が多い
 そもそもクラブカルチャーは、もともとは階級社会の産物であり、エスタブリッシュメントの集う場であった。それがビートニクなど60年代のサブカルチャー登場によって、労働者階級独自のクラブカルチャーが生まれた。
 フェティッシュパーティは、どちらかと言えばゴージャスな空間であり、むしろエスタブリッシュメントのクラブ色を強く残している。これもまた、クラブカルチャーとフェティッシュカルチャーの線引きの理由の1つ。
#これって、ネット炎上に加担するのはむしろ高学歴が多い、と言う調査結果と関係あるのでは?と邪推もするが、今回の本題からは外れるのでまた次の機会に。

・ドレスコード
 パーティと言うもの自体、昔からドレスコードはあった。つまり、結婚式にカジュアルウェアでの参加はご遠慮ください、と言うのと同じ。ディスコ時代にもGパンサンダルはダメとか、一定のドレスコードはあったし、クラブカルチャー時代でもパーティによって「赤い衣装が望ましい」などのドレスコードが敷かれることは珍しくない。しかしフェティッシュパーティでのドレスコードはそれらに比べ遥かに厳格である。ドアマンがパーティにふさわしいコスチュームかどうかを吟味し、雰囲気にあわない人は容赦なくお引き取り願う(私自身、当時5万くらいかけてコーディネートしたサイバーファッションをキメて向かって、ドアマンに断られた時は泣きました:-))。それは、パーティが出演者で作られるものではなく、観客が参加して初めて成り立つ空間だと言うこと。そこには「お客様vsサービス提供者」のような今日の経済至上主義へのアンチテーゼにもつながる。

○フェティッシュの種類
・フェティッシュ
 先ほど「モノへの偏愛」と簡単に書いたが、詳しく言えば「衣服の素材への偏愛」と言うべきもの。メジャーなものではラバーフェティッシュ、エナメルフェティッシュがあり、ラバースーツ、エナメルスーツは大人のおもちゃ系の通販などで購入可能。手軽なところでは全身ガーゼ包帯などからチャレンジしてみると良い。
・サイバー
 自分のパーティウェアはこの系統だが、なにげに説明は難しい。宇宙人ファッション、なんて言い方もあるが、少なくとも私は宇宙人コスプレをしている意識はないので、説明より実物で。サイケデリックとも似ているが、サイケの特徴である極彩色とも異なる。
・ユニセックス
 LGBT的なgender twistもあるが(男子がスカートをはいたり、V系のように男子が化粧したりなど)、現在では一般的認知も進んでいるので、実質的にサイバー系との区別は難しい。
・SM
 性愛としてのSMは風俗雑誌にもよく取り上げられるし、今日の日常会話にもよく現れる。むしろフェティッシュカルチャーでのSMは性的刺激もさることながら、階級転倒class twist的な意味合いが強い、女王様プレイはよくあるが、フェティッシュパーティでは奴隷のレベルではなく家畜のレベルまで自分をおとしめるファッションをコーディネートする。ほぼ全裸の女子を犬のコスプレをした男子が首輪を付けて散歩する光景など。
・ゴシック
 ゴシックもまたサイバー同様、ファッションとして進化してきたジャンル。日本ではV系ロックアーティストが好んで取り入れるので、ユニセックスと混同されることもあるが、ユニセックスがgender twistの表現であるのに対し、ゴシックはキリスト教の宗教的な表現である。つまり、天使と悪魔=善と悪の対立、が重要なモチベーションである。また、中世的なイメージもゴシックを特徴づける。
・人体改造
 タトゥーやピアッシングは、日本では不良文化、ヤンキー文化の一部と考えられているが、海外では宗教タトゥーもあるので一筋縄では語れない。また、人体改造には他にサイボーグ整形(豊胸手術で行われているようなシリコン注入を、腕や頭部などの他の身体部位にも入れて改造してしまう、あるいは、耳や舌以外の様々な身体部位にピアッシングを施すなど)もあり、ユニセックスよりさらにシリアスな表現とも言える。
・緊縛
 日本人には説明不要であろう。縄で身体を縛り付ける行為だが、西洋にもコルセットで激しく身体を締め付ける文化があるため、ヨーロッパのフェティッシュパーティにも古くから登場している。コルセットはある意味、女性のやせ信仰が生み出した究極の形とも読めるが、フランス革命以前から存在するファッション文化である以上、首長族のように民族文化と見なすべきであろう。
・人形愛
 これもオタク文化と親和性が高い分野だろう。もちろん性的欲求解消のためのラブドールは昔からあるが、フェティッシュではむしろフィギュアコレクションの延長としてのドールと考えた方が良い。ある意味、最もフェティッシュ(物神崇拝)の元義に近いとも言える。ラブドールに関しては、以前ちきりんさんのビジネスブログからも引用した通り、日本は非常に技術が発達しており、見映え、肌の質感ともにリアルな人間の女の子と大差なくなりつつあり、今や人形っぽい違和感がほとんど薄らいでいる。さらに3Dプリンターのような技術が進めば、素人が簡単に人気アイドルそっくりのラブドールを作れる時代もそう遠くはなく、未来の婚姻率にも大きく影響する可能性がある。さらに言えば、コスプレ的感覚として「自分が人形に成りきる」と言うアプローチも存在する。これは人体改造同様の「自分以外の誰かに成りきる」コンセプトである。
・ボディサスペンション
 視覚的に、フェティッシュパーティでも最も刺激的なパフォーマンス。背中や肩などの身体部位に直接フックを刺し、宙吊り状態で行われるパフォーマンス(他のもそうだが、本当に“良い子はマネしちゃダメ”の世界である。パフォーマーも医師と相談の上、OKをもらえる体調下でしか行わない)。究極の“見る痛み”が強烈。

○フェティッシュパーティの楽しみ方
・No Spectators
 ドレスコードの章でも述べたが、フェティッシュパーティでは“参加者全員がパフォーマー”であることを求められる。階級社会が地位の違いを否定し、偽りのない自分を解放することが本意だが、いずれにせよ、「選りすぐりの変態ども」が集う場に、気安くノーマル人が立ち入ってはならない。そこは神聖にして神秘の間なのである。
・大人のファンタジー
 どんな人にも、天国に行きたい願望はある。俗っぽく言えば、南の島のバカンスだったり。高望みしない人には家族の団らんが最も大事。それらに当てはまらない、ねじれた時空間に生きる人々への、第三の天国。そこにはアリスが住むワンダーランドが待っている。テレビでもインターネットでもなく、現実に存在する究極の非日常。
○グッズ
 後ほど写真を付けるが、大した視覚的インパクトはない。肌に触れ、五感で感じるグッズばかりである。
・ラバースーツ、サイバーウェア
 ラバーはシンプルに全身タイツ型のスーツがおすすめ。今の日本の蒸し暑さではおすすめしかねるが、コットンともシルクとも違う、強烈な肌へのフィット感が第一。隠れ家で楽しむファッションなのだから、先ずはフィット感だ。サイバーは逆に、デザイナーのクールなウェアも良い。
・緊縛道具
・手作り

○世界のフェティッシュパーティ
・Torture Garden
 フェティッシュパーティの本場イギリスの中でもさらにその最高峰。最強のドレスコードが敷かれる一方、世界最高峰のフェティッシュパフォーマーが登場する。
・Department-H
 日本最大のフェティッシュパーティ。変態への間口の広さでは世界一と言えるかもしれない。西洋的な変態と日本的な変態が入り交じるカオス状態を楽しむべし。

○あらためて「変態」の定義
・人類の中での「生物多様性」である
 性愛の多様性と言うのは、まだ歴史が浅い。セックスがリクリエーションになったのは19世紀に入ってからである。いまだにフェティッシュが好奇の目で見られるのはやはり歴史の浅さに負うところが大きい。逆に言えば、フェティッシュカルチャーの歴史は始まったばかりであり、今後何世紀もかけて進化する文化になると考える。すなわち、人類の中での“生物多様性”こそがフェティッシュ、変態である。
・サブカルチャーはどこへ行くのか
 階級闘争の中でサブカルチャーが生まれ、その下位カテゴリーの1つのクラブカルチャーと変態文化が出会ってフェティッシュカルチャーが誕生した。階級社会から格差社会に変わった現在、新たな文化闘争の現場にフェティッシュカルチャーは中心的ポジションを獲得していくだろう。