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DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

私にとってブログは「放送局」です。常に発信していなくてはならない。 発信が止まったらそれは「放送事故」です。

東洋経済のインタビュー

2024-07-10 23:42:11 | 社会・政治
http://blog.tatsuru.com/2024/06/30_0955.html

 内田先生のインタビューに加えて、先ほど「最後の授業」で山崎マリさんがおっしゃっていたことが重なり合う。
 内田先生は、「声をあげる」ことへのリスクが高まっていることを指摘(成長の時代ではなく停滞の時代だから、パイの取り合いになるから「浮く」ことに大きなリスクを負う時代になったという)。一方、山崎マリさんは表現者を目指す若者を中心とした講義の中で、「表現者になるためには「自由」は欠かせない。しかし、「自由」には大きな覚悟が必要」ということを、ご自身のリアルなご体験の中から語られる。
 表現者自身でなくても、内田先生はクリエイター(新商品開発者)が生み出したものを広めるインフルエンサーたる「アーリーアダプター」の存在も重要、とお話しされる。経済の活性化にはちょっとしたヒマと小金を持ったアーリーアダプターが必要だが、今の時代はフリーライダーと揶揄される。
 今回の都知事選泡沫候補も同様だなと思った。何かを生み出すためにリスクをとって立候補した、というより、落選しても他に得るものがあるものが保証されていて、あの奇怪な選挙パフォーマンスにつながっていて、民主主義の後退もさることながら、日本経済的にもこりゃ停滞が加速する状況をまさに映し出した鏡のような馬鹿馬鹿しさ、情けなさを感じた。
 誰か、ちゃんとリスクが取れる人、そして、そういう人物を見出してサポートできる人々、民主主義と日本経済の復活にはそれしかないな、と思う。


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