
中へ。番台の女将さんに湯銭と横浜湯らんスタンプ帳を。女将さんが気さくで、この銭湯の歴史を語ってくださいました。明治から4代続く、小さくても横浜銭湯名湯中の名湯。関東大震災も横浜大空襲も生き延びた、ってすごいですね。
もちろん乱れ籠が現役、まあ仕事のカバンがあるんじゃ鍵付きロッカーを使わざるを得ませんが。入口上に飾られた脱衣場の坊っちゃんの写真、かすかに記憶があり、過去に訪問したことを覚えてる。体重計はTANITA の家庭用デジタル。
さて浴室、ウォー、島カランがない本格的な地方銭湯の味わい。左右両壁に6機ずつ。右側外壁側カランはシャワーなし。湯道具、ケロリン桶はよく見ると「ケロリン」とだけあり、内外薬品の会社名がない。そして座椅子は木製!ついでに、独占状態(笑)。
二段天井、少しだけ男湯寄りです。ペンキ絵は丸山さんだと思ったが。女将さんによれば中島さん、オイラの目も衰えたなあ(汗)。静かな内海の絵なのでそう思ったのですが、女湯側は富士山。小さい銭湯なので、右側壁に折れて描かれてるのが貴重。
しかし、ペンキ絵以上に鈴栄堂章仙の九谷焼タイル絵。この3枚のタイル絵が明治からの歴史を見て来たんだろうなあ。
浴槽は2槽。右側は床バブル、左側は無設備。やはり薪で沸かした湯は柔らかいです。
湯上がり後も女将さんとおしゃべり。なんと、この浜通りをテーマに、6/16(日)朝8時のNHK「小さな旅」に井川湯も登場するとのこと。これはぜひ見なければ!プリキュアの前に(笑)。お風呂ドリンクはオーソドックスに明治コーヒー牛乳130円。
と言うことで、湯上がりに浜通りを少し歩いてみる。入江川にたくさんの漁船が停泊していて、今も現役の漁師町だと分かります。録画予約しとかないと。子安駅に戻って帰途へ。


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