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DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

私にとってブログは「放送局」です。常に発信していなくてはならない。 発信が止まったらそれは「放送事故」です。

井川湯(横浜市神奈川区子安通1-165)

2019-05-29 20:47:13 | 銭湯・温泉
 横浜勤務もあとわずか、新しいどころだけでなく久々に名湯に行きたくなった。子安の井川湯ヘ。京急踏切と第一京浜の信号と言うゲートはあるが、かなり駅近な銭湯。交通量の多い第一京浜から細道に入ると真正面に煙突。横浜の漁師町として名高い浜通り。非常にこじんまりした建物、下駄箱も狭い。富士錠ってあんまり聞いたことのないメーカーだが、木札が大きくて良い感じ。
 中へ。番台の女将さんに湯銭と横浜湯らんスタンプ帳を。女将さんが気さくで、この銭湯の歴史を語ってくださいました。明治から4代続く、小さくても横浜銭湯名湯中の名湯。関東大震災も横浜大空襲も生き延びた、ってすごいですね。
 もちろん乱れ籠が現役、まあ仕事のカバンがあるんじゃ鍵付きロッカーを使わざるを得ませんが。入口上に飾られた脱衣場の坊っちゃんの写真、かすかに記憶があり、過去に訪問したことを覚えてる。体重計はTANITA の家庭用デジタル。
 さて浴室、ウォー、島カランがない本格的な地方銭湯の味わい。左右両壁に6機ずつ。右側外壁側カランはシャワーなし。湯道具、ケロリン桶はよく見ると「ケロリン」とだけあり、内外薬品の会社名がない。そして座椅子は木製!ついでに、独占状態(笑)。
 二段天井、少しだけ男湯寄りです。ペンキ絵は丸山さんだと思ったが。女将さんによれば中島さん、オイラの目も衰えたなあ(汗)。静かな内海の絵なのでそう思ったのですが、女湯側は富士山。小さい銭湯なので、右側壁に折れて描かれてるのが貴重。
 しかし、ペンキ絵以上に鈴栄堂章仙の九谷焼タイル絵。この3枚のタイル絵が明治からの歴史を見て来たんだろうなあ。
 浴槽は2槽。右側は床バブル、左側は無設備。やはり薪で沸かした湯は柔らかいです。
 湯上がり後も女将さんとおしゃべり。なんと、この浜通りをテーマに、6/16(日)朝8時のNHK「小さな旅」に井川湯も登場するとのこと。これはぜひ見なければ!プリキュアの前に(笑)。お風呂ドリンクはオーソドックスに明治コーヒー牛乳130円。
 と言うことで、湯上がりに浜通りを少し歩いてみる。入江川にたくさんの漁船が停泊していて、今も現役の漁師町だと分かります。録画予約しとかないと。子安駅に戻って帰途へ。






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