DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

つれづれと 7/4

・最近よく思うのは、今の仕事って、学生の頃やっていた麻雀に例えられる要素が多いなあ、と感じている。
 麻雀は、勝負事としては単なる運任せではない。捨て牌から相手の手作り状況を読み取り、時には自分の手作りを崩してでも相手に振り込んだりしないようにしながらゲームを進める。
 麻雀が好きな人は、振り込んで負けを重ねる中で、こういう状況では自分の手作りにこだわらず当たらないように捨て牌して勝負は次の回に持ち越すなど、リアルな社会経験として学んで行くが、僕の場合、振り込んでもそれが反省に行かず、なんで僕がこの役を作ってるのに捨て牌が当たるかなあ、と運のせい、相手のせいにしか考えが向かなかった。つまり、そもそも麻雀を勝負と考えられなくて、自分1人で配牌からの役作りに没頭しているだけだった。そんなだから、勝負にも勝てないし上達もしないので、麻雀そのものがちっとも面白いと思えなかったし、当然のように社会人になってからは一度も麻雀をやっていない。
 つまり、今の仕事の現場で求められているコミュニケーション能力とは、麻雀で場を読みながら勝負をするようなものだ、と感じている。資料や、相手と打合せした時のメモからお客様の真意を読み取り、退却はしないがお客様のふところに飛び込んで質問したりお願いしたりと言うさまざまな知恵を働かせることが大事。麻雀で場を読まずに自分の手作りにこだわっていた自分には、今もそういう応用力がない。そしてそういう現場で成長の仕方も分かっていないし、仕事を楽しいとも思えない。学校で頭が良いと呼ばれる人と、社会に出てから頭が良いと呼ばれる人との違いも、きっとこの辺にあるのだろう。
 一言で向き不向きを語るのではなく、具体的にこういうところが欠けていると言うか、最近の仕事を楽しめない原因を考えてみたのでメモ。
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