午後のワークショップ「ポピュラー音楽と政治の現在ーフジロック「政治に音楽を持ち込むな」問題を中心にー」。個人的には近年のワークショップで一番盛り上がった(盛り上がるものなのか?)。
いやあ、最初から津田大介先生がブッ飛ばしていて良かった。ネット炎上のプロ:-)の語る言葉はへヴィネットユーザな私には参考になると言うか、結構本音ベースのトークがウケた!もちろん内容的にも濃いもので、今後の投稿にも反映させていただきます、と言う感じ。POST-TRUTHと言う概念は初めて聞いた(って、日本語に訳せばデマなんだけど)。まあデマをビジネスモデルとして流すサイトとか、そんな扇動的なものがあったら、確かに正統派ジャーナリズムは勝てないのも分かる。
増田聡先生は音楽の政治性に対抗する議論として、自律美学の伝統と言うものを上げておられた。僕もその理論は反対する訳ではなく、自分では「作品と作者は無関係」と言う主張で通底している話。だから、音楽そのものに政治性はなく、音楽を実践する場(プレイヤーとリスナーが対峙する場)で政治性が立ち上がるものだと考えている。
伊藤昌亮先生も大変面白い。「祭り」と言われていた頃からのネット炎上の研究者。なるほど、文化資源としてサヨクは音楽を利用し、ウヨクはコミック、アニメを利用するとのこと。ウヨクが音楽を利用できなかったのは、軍歌や演歌など祝祭性の低い音楽にしかコミットできなかったからか。
永田夏来先生、フジロックの女性側の体験談も目からウロコ、フジロック参加率って女の子の方が高いのね。確かに、インスタグラムと夏フェスの親和性を考えると、もっと別のところで自分の心がフェスから離れて行った理由も見えてくる。
と言うことで今日1日、発表者の皆さま、スタッフの皆さま、お疲れ様でした。
いやあ、最初から津田大介先生がブッ飛ばしていて良かった。ネット炎上のプロ:-)の語る言葉はへヴィネットユーザな私には参考になると言うか、結構本音ベースのトークがウケた!もちろん内容的にも濃いもので、今後の投稿にも反映させていただきます、と言う感じ。POST-TRUTHと言う概念は初めて聞いた(って、日本語に訳せばデマなんだけど)。まあデマをビジネスモデルとして流すサイトとか、そんな扇動的なものがあったら、確かに正統派ジャーナリズムは勝てないのも分かる。
増田聡先生は音楽の政治性に対抗する議論として、自律美学の伝統と言うものを上げておられた。僕もその理論は反対する訳ではなく、自分では「作品と作者は無関係」と言う主張で通底している話。だから、音楽そのものに政治性はなく、音楽を実践する場(プレイヤーとリスナーが対峙する場)で政治性が立ち上がるものだと考えている。
伊藤昌亮先生も大変面白い。「祭り」と言われていた頃からのネット炎上の研究者。なるほど、文化資源としてサヨクは音楽を利用し、ウヨクはコミック、アニメを利用するとのこと。ウヨクが音楽を利用できなかったのは、軍歌や演歌など祝祭性の低い音楽にしかコミットできなかったからか。
永田夏来先生、フジロックの女性側の体験談も目からウロコ、フジロック参加率って女の子の方が高いのね。確かに、インスタグラムと夏フェスの親和性を考えると、もっと別のところで自分の心がフェスから離れて行った理由も見えてくる。
と言うことで今日1日、発表者の皆さま、スタッフの皆さま、お疲れ様でした。
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