
と言うことで、ギャスパー・ノエ監督作品を観る。ゆらぎで酔っぱらって、さらに映画観賞とは何か。
いやはや、90年代でもここまで悪趣味な作品は見たことがない(まあ逆に言えば、90年代前半はこんな映画ばっかり観てた)。ここまでBADでMADでCRAZYな作品を21世紀に撮るとは、ギャスパー・ノエ監督あっぱれである。
うまく説明できない、強いて言えば、クラブカルチャーを嫌う連中が抱く典型的なクラブの負のイメージをそのまんま具現化したようなストーリー。これを素面で映像作品に仕上げた監督も役者も相当メンタル強いな。とにかく、ギャスパー・ノエ健在、と言う感じだ。フランス映画監督の異端児として出てきた当時もかなりヤバかったが、これはそれを超えてる。
クレジットではアルゼンチン映画となっている。さすがに表現の自由を重んじるフランス本国ですら、この作品は作らせてもらえなかったのだろう(もちろん日本でも無理、と言うか、その壁を突破できる監督が果たしているか?)。そりゃそうだ、実際にクラブでのテロ事件を体験したフランスではこんなの作れない。逆に言えば、こんなにイカれてる映画が上映される日本はまだまだ安全ってことか。とにかく、クラブカルチャー好きとしては、ヒドイ映画だが、この作品を上映できる価値を大事にしたい。真っ赤になる画面、上下逆さまになる画面、ギャスパー・ノエ監督ならではの審美眼を堪能する映画。
いやはや、90年代でもここまで悪趣味な作品は見たことがない(まあ逆に言えば、90年代前半はこんな映画ばっかり観てた)。ここまでBADでMADでCRAZYな作品を21世紀に撮るとは、ギャスパー・ノエ監督あっぱれである。
うまく説明できない、強いて言えば、クラブカルチャーを嫌う連中が抱く典型的なクラブの負のイメージをそのまんま具現化したようなストーリー。これを素面で映像作品に仕上げた監督も役者も相当メンタル強いな。とにかく、ギャスパー・ノエ健在、と言う感じだ。フランス映画監督の異端児として出てきた当時もかなりヤバかったが、これはそれを超えてる。
クレジットではアルゼンチン映画となっている。さすがに表現の自由を重んじるフランス本国ですら、この作品は作らせてもらえなかったのだろう(もちろん日本でも無理、と言うか、その壁を突破できる監督が果たしているか?)。そりゃそうだ、実際にクラブでのテロ事件を体験したフランスではこんなの作れない。逆に言えば、こんなにイカれてる映画が上映される日本はまだまだ安全ってことか。とにかく、クラブカルチャー好きとしては、ヒドイ映画だが、この作品を上映できる価値を大事にしたい。真っ赤になる画面、上下逆さまになる画面、ギャスパー・ノエ監督ならではの審美眼を堪能する映画。
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