朝帰りして仮眠したらモーニングシアター(笑)。ドクトル・ジバゴなんて今どきミニシアターでもなかなかやってくれないので、こういう一生に一度は見るべき映画は見ておく。
どちらかというと、デビッドリーン監督(戦場にかける橋)よりもテーマ曲「ララのテーマ」のモーリス・ジャールが目当て。ジャールと言えばアラビアのロレンスだが、私的にはジャン=ミシェル・ジャール(フランスの冨田勲みたいな人)のお父さんとして名前を知った。
映画の物語は思ったほど重くはなかった(3時間超えの超大作で途中休憩もあるのだが)。ロシア革命を描いたにしては、悲惨さの描き方がいまいち生ぬるいと思ったし、何より登場人物がロシア人なのに英語をしゃべるのがめっちゃ違和感(笑、まあ真田広之がSHOGUNを撮るまでハリウッドではサムライの物語は皆英語だったし)。
しかし、考えてみれば、ソ連を舞台にした大河ストーリーがこんな風にロマンチックに描かれるのは興味深い。ソ連憎しのプロパガンダでも、かと言ってアンダーグラウンドで共産主義を讃えるわけでもなく、憎たらしいクソオヤジが最後には主人公の2人の逃亡をサポートしたり、悪党にも人の情があるシーンは結構泣ける。まあ、モーリスジャールのテーマ曲はまさにそういうシーンのために書かれたスコアと言っていい。
それにしても、モスクワからウラル(まだシベリアの西の入口、極東まではさらに同じ距離がある)まで鉄道で11日、日本なら在来線でも3日4日あれば北海道から九州南端まで行ける。いかにロシアが広いか。
どちらかというと、デビッドリーン監督(戦場にかける橋)よりもテーマ曲「ララのテーマ」のモーリス・ジャールが目当て。ジャールと言えばアラビアのロレンスだが、私的にはジャン=ミシェル・ジャール(フランスの冨田勲みたいな人)のお父さんとして名前を知った。
映画の物語は思ったほど重くはなかった(3時間超えの超大作で途中休憩もあるのだが)。ロシア革命を描いたにしては、悲惨さの描き方がいまいち生ぬるいと思ったし、何より登場人物がロシア人なのに英語をしゃべるのがめっちゃ違和感(笑、まあ真田広之がSHOGUNを撮るまでハリウッドではサムライの物語は皆英語だったし)。
しかし、考えてみれば、ソ連を舞台にした大河ストーリーがこんな風にロマンチックに描かれるのは興味深い。ソ連憎しのプロパガンダでも、かと言ってアンダーグラウンドで共産主義を讃えるわけでもなく、憎たらしいクソオヤジが最後には主人公の2人の逃亡をサポートしたり、悪党にも人の情があるシーンは結構泣ける。まあ、モーリスジャールのテーマ曲はまさにそういうシーンのために書かれたスコアと言っていい。
それにしても、モスクワからウラル(まだシベリアの西の入口、極東まではさらに同じ距離がある)まで鉄道で11日、日本なら在来線でも3日4日あれば北海道から九州南端まで行ける。いかにロシアが広いか。