夏が過ぎ、風アザミ♪美しいモノで充電

　　　　　　　　　　　　　（初秋のススキ）


のっちさんからのご指摘。「そろそろバッテリー切れじゃないの～！」

あははは。そうかもね。もともとの充電が不十分だったという説も。さぁ、私のバッテ
リーはどこからとればいいのかしら。。。とりあえず、細々と自家発電で補給するしか
ないか、って話はバシッとやめて、トットと本題に入ってしまえ～～。
（あらっ、どこかで聞いたことがある言い回し・・・？ぶるぶるっ、気のせいよきっと！）


本日は「審美眼」について、ちょっと思いついた事をノタマッテみましょう。


以前、自分の母ほどの年上の女性と、友だちでした。

彼女はデパート勤めを定年になって、数年経っていましたが（当時66才くらい？）近所の
人に頼まれて、アルバイトをしていました。普通のお宅のお掃除の仕事です。

だいたい朝自転車で行って、お昼過ぎには帰ってくるというようなカンジ。週に3日、彼女
は女医さんの母親と高校生の息子さんが住むお宅に行き、ほとんど掃除する必要もない
ほど綺麗なところなのですが、問題はリビングのケージの中にいるレトリィバーの周囲を
きれいにする事くらい。なにせ、彼女は犬が苦手だから。

あらかじめ、仕事に行く前に女医さんが出しておいてくれたオヤツを、仕事が済んだ後いた
だき、お茶を飲んでそそくさと帰ってくるだけの、きわめてラッキーな仕事。

そこのお宅の高校３年生の息子さん。有名進学校に通う、クールな二枚目。彼は、よその
オバサンに、いくらお掃除とはいえ、自分の部屋には入ってほしくないのだろう。

ドアに張り紙をしているという。「僕の部屋は自分で掃除しますから、ここは結構です」と。

友人は、ほ～んとに、可愛いんだから～、たまたま会った時にも優しいし、すご～くステ
キでハンサムなのよ～と、トロケそうな顔をして言いました。

へっ!?おばちゃん、大丈夫？と言いそうになった私。彼女の一番上の孫は、ハンサムくん
と同じ男子高校の１年生なんだけど！


ふ～ん。そうかそうか、きっと年は関係ないんだね。幾つになっても、綺麗なものは、綺
麗に見えるんだよね～。う～む、その辺の仕組みがなんとなく分かってきたぞ。


若い頃好きだったもの、好きだった音楽、好きだった絵、好きだった本、好きだった映画、
好みのタイプetc、年とったからって、嫌いになんてなれないはず。

あんた、いい年なんだから、ロックなんて聴くのおかしいよ、演歌にしな。なんて言われ
ても、そうはいかない。

いい年なんだから、同世代の俳優さんがいいんじゃない？そんな若い俳優さんのファンだ
なんておかしいよ、年を考えなさい、年を。と言われても、そうはいかない。

いくら年だって、綺麗とあまりキレイじゃない位の見分けはつくんだワ～イ。

昔から思っていたけど、男の子が綺麗なのは25才くらいまでね。え？なんか、これって、
オジサンの女の子の見方と似ている。・・・ちと、ヤバイなぁ。


娘は、オババが何を言うか～、とあきれていたけど、でも、実は私もそう思うとの事だった。
空見ろ、年に関係なく、誰しも内心ではそう思っているんじゃい。

娘によくよく顔を覗きこまれて、感心された。う～むう～む、なぁるほどね～、だって・・・。
なぁによ～！悪い～!?


ここで、誤解のないよう言っておきますが、あくまでビジュアルに関してですよ、25才説
は。年を経るほどイイ男になっている男性は、対象外のお話でございます。悪しからず。。




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