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春の季語/蕨(わらび) 岩根草・山根草・蕨手・早蕨・老蕨・蕨汁・煮蕨・蕨飯

2025-04-08 20:10:03 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
  ニリンソウの中に蕨↑シャクナゲ2枚↓     高野素十/道ばたに早蕨売るや御室道   加藤楸邨/バスを待つ四五人の目の蕨かな   及川 貞/八ヶ岳仰ぐやわらび手にあまり   探したるひとは農婦のワラビ売り/青萄     . . . 本文を読む
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岸本白霧/虎杖を噛みつゝ地図をしらべけり

2025-04-07 17:23:21 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
      ヒサカキの花↑ニリンソウ3枚↓ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)↓↓         横山白虹/虎杖一本立つ滑走路のほとり   飯田蛇笏/苅籠やわけて虎杖いさぎよし   辺境に生(あ)りてうつくしさいたづま/青萄 & . . . 本文を読む
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平井照敏/はくれんの昼より白き七夜かな

2025-03-28 17:44:19 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
    今日の花盛りだったのはハクモクレン(白木蘭)↑一点モノは白花ショウジョウバカマ(猩々袴)↓       臼田亞浪/はくれむや起き居のかろき朝来り   中村汀女/白木蓮の散るべく風にさからへる   松本たかし/木蓮の花びら風に折れてあり   天女らもとびたつ構へ . . . 本文を読む
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杉田久女/蝶去るや葉とぢて眠るうまごやし

2025-03-27 18:47:31 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
      古めのミヤマウグイスカグラ↑菜の花も咲く畦塗り後↓     💬俳句ではうまごやしとシロツメクサ(クローバー)♣は別です 野のものはウマゴヤシと言い 広く栽培されているものは苜蓿(もくしゅく)と呼ぶようです 💬当blogは俳句初心者への啓蒙等はしていません もし何か調べたい方はどうぞご . . . 本文を読む
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春の季語/酸葉(すいば) 酸模(すいば)・すかんぽ・すいすい・あかぎしぎし・すし

2025-03-24 19:43:57 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
      接骨木(ニワトコ)↑一華(イチゲ)↓         角川源義/すかんぽや死ぬまでまとふからび声   阿部登世/すかんぽを噛んでくやしき少女の眼   なあなあが世間を通るすいすいと/青萄     . . . 本文を読む
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春の季語/韮(にら) かみら・みら・ふたもじ(葱はひともじと言うのに対しての韮の名称)

2025-03-19 17:35:23 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
      ショウジョウバカマ(猩々袴) 産直で購ったニラは殊に柔らかく凄烈で美味         酒井鱒吉/韮粥や雀にのこる冬のいろ   飴山 実/落第の始末にゆくや韮の雨   花田春兆/韮汁や体臭を売る私小説   春寒の風神雷神葛根湯/青萄   . . . 本文を読む
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木津柳芽/山繭や樫の古葉の掃きよせに

2025-03-18 22:36:28 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
    ヤママユ     阿波野青畝/山繭のひとつづゝ居て垂れさがる   関根黄鶴亭/松風や山繭のねむりなほ浅き   山繭のさみどり美(は)しき核シェルター/青萄     . . . 本文を読む
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春の季語/春愁(しゆんしう) 春愁(はるうれひ)・春恨・春怨・春かなし・春思

2025-03-11 17:00:45 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
    花桃 今日は東北大震災忌 昨日はポカポカ陽気でミヤマウグイスカグラ開花を2輪見たのだが…     飯田蛇笏/春愁のまぼろしにたつ仏かな   後藤秋邑/山椒魚の春愁の顔見とどむる   男には春かなしてふ喉仏/森 青萄     . . . 本文を読む
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近藤 惇/少しづつ少しづつ雪割りて住む

2025-03-01 19:01:48 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
        成田千空/雪割ると仄めくみどり鳩の胸   鶴ほども長命の雪割らむとす/森 青萄     . . . 本文を読む
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石黒卜風/蛍烏賊青き飛沫をふりこぼす

2025-02-26 18:32:44 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
  春晩景とソーラーパネル   船平晩紅/蛍烏賊ともりておのれ照らしけり   眼の部品いれかへてをり螢烏賊/森 青萄     . . . 本文を読む
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竹本白飛/娶る日の春泥に藁惜しみなく

2025-02-06 18:19:03 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
      佐野良太/春泥や石と思ひし雀とび   春泥や嘘抜かりなき財務省/森 青萄     . . . 本文を読む
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西東三鬼/薄氷の裏を舐めては金魚沈む

2025-02-05 18:29:16 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
  今日見つけた花はペーパーホワイト(白花水仙) 厳しい寒気のなか遠回りした道に     岡井省二/藁しべを引くや着ききし春氷   隠ぺいは美しきかな春氷/森 青萄     . . . 本文を読む
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飯田蛇笏/川波の手がひらひらと寒明くる

2025-02-03 18:06:51 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
  川の工事の看板↑寒明けというも寒の戻りという寒さ…ビン詰めなどの蓋が金輪際あかない🐨   村松ひろし/水といふものを身近かに寒の明け   寒明やしぶとく開かぬ瓶のフタ/森 青萄     . . . 本文を読む
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大橋敦子/文楽に二十日正月とて遊ぶ

2025-01-20 17:54:12 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
    新年の季語シリーズは今日の二十日正月で全て終り 次回からは寒中シリーズになります とはいえこれまでの厳寒は今日少し緩みました  先週の木曜日以降ダンナが高熱を出して寝込みましたので ワタシもあまり体調がよろしくなく 寒気と強風で外に出かけることもできず 家では青竹踏みなどしておりました💦(笑)   高浜虚子/ものがたき骨正月の老母かな &nbs . . . 本文を読む
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山口青邨/初便りとは淡々の恋ごころ

2025-01-18 19:04:45 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
        梅村好文/ロンドンを倫敦と書き初だより   中村汀女/初便り一子を語るつまびらか   いつぞやの菓子の礼なる初便/森 青萄     . . . 本文を読む
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