去年のある時期から、毎回居場所(私がやっている方の居場所)に来てくれていたゆーこさんの最後の日だった。
今調べたらコロナ禍の4月から参加してくれるようになった。
こちらも3か月間休んでいて再開のタイミングだった。
パステル画の体験をして、それからどんどん描いた。
ウチでも毎日描くようにしてると見せてもらったりもした。
すごーく上手くて繊細でいい絵を描く人だ。
うちの猫たちと同い年の猫がいるので、色々話がはずんだ。
そうやって付き合っているうち、お酒が好きなのを知った。
それからは飲みながらおしゃべりも何度かあって、
話をするうち、彼女が精神疾患を抱えているのを知った。
ほんの数か月前。
双極性障害のようだ。
きっと調子のいい時に来ていたので、全くわからなかった。
詳しくはわらかないが、ある事件から、それが自分のせいだと思ってしまって鬱状態になったということだ。(これは本人からではなく彼女をよく知っている方から聞いた)
絵を描くことや、みんなで話すことはとても楽しく
精神的にもすごく救われていると言っていた。
色々考えた結果、一人暮らしではなく、実家でゆっくり治していこうということになったようだ。
それで、今回が最後の参加になった。
もう翌週には実家にいく。
ここのところ居場所には高齢の方々が来ていて、本来の対象の若者は少ない。
唯一ナオちゃんが来てくれるくらいで、今回はお休みだった。
そうはいってもゆーこさんみたいに(たぶん40代後半?)この場所をありがたいと言ってくれる人がいるわけで、
年齢に関係なく孤立を防ぐ場でありたい。
昨年末に書いたお手伝いをしている居場所の方は若者が多く参加してくれている。
以前、気をもんだちえちゃんは、10月にその会を抜けてしまって今は連絡も取れていない。
あえて連絡もしていなくて薄情だなと思いながらも、あの時本当に心配したので今は声をかけていない状態だ。
一緒にサポーターをしているKさんはLINEをブロックされたと言っていたので、
もし連絡してブロックされてたらつらいなとかそんな気持ちも働いている。
生きづらい人が平気に生きられるようになってもらえたら、
そんな思いでやっている居場所。
先日、オンラインの講演会「令和3年度ひきこもりに関する講演会」で、
『いいかげんさという力を持っていないからつらい』ということを知った。
なのでいいかげんな私などはみんなのつらさをなかなか分かってあげにくいのかもしれない。
でも、そんな風だからこんな大人もいるんだとちょっと気持ちを楽に思ってもらえるのかもしれない。
※写真は、
道楽さんに描かせていただくことになった秋の花ジニア(百日草)の写真です。
居場所で2か月かけて描き、季節外れの11月にすでにできていたのですが、
なかなかアップできないでいました。
もっと季節外れの1月に…下にちょこっと登場させました。
絵にして残してくれてありがとう。
いつアップしようかと悩んでいました。居場所のことを書いたのでこれを機会に登場させました。
今度は蝋梅を描いています。
まだまだ咲き始めなので咲いてるうちに完成するかな?(月一回の居場所でしか描かないので…)
いつも素敵なお写真を拝見できて拝借できて幸せです。