昨日は「沈黙」を観ました。
キリシタン弾圧をテーマにした非常に興味深い映画どえす👾
何度見てもツッコミどころ満載😹
今回おもしろいなと思ったのは、百姓どもが神のことをデウス様と呼んでいること。
これってゼウスのことでしょ?🐥
ギリシャ神話の主神たる全知全能のおっさんでしょ?🐣
キリシタンは棄教を拒んで処刑されることを怖れない。
イエスと同じ苦しみを味わうことは、彼らにとってはむしろ喜びなのだ。
苦しければ苦しいほど喜びはさらに倍✌🏽
だって死ねばパラダイスに行けるんでちょ?🐇
ただしそれは信仰を守り抜けばってことであって、イエスの顔に唾を吐くような裏切者は対象外🐼
殉教は正義だ!と信じて疑わない。
無知無明の百姓だけでなく、ポルトガルの宣教師たちもそう信じている。
彼らは子どもの頃からキリスト教的価値観を刷り込まれ、完全に洗脳されてますからね~
キリスト教こそ絶対だ!と信じて疑わない。
原始人の国にキリスト教を広めることが我らの使命だ🐬
まあロドリゴらはそのために日本に来たわけじゃないんだけどさ。
恩師が棄教したと聞いて、そんなことはあり得ない!と思ったが、
仮に真実だとしたら、
恩師を悪魔から救うことが我らの使命だ!🐳
アンタらどんだけ使命感に燃えてんの?🐕
キチジローの家族は棄教を拒否して火で焼かれたが、キチジローだけは絵を踏んだ。
ミィも踏んだ🐰
キリシタン弾圧の話を最初に聞いたのはいつだったのか思い出せないが、
私は隠れキリシタンだ!と即座に思った(๑˃̵ᴗ˂̵)
踏み絵のおもしろいところは、宗教が人間の心にどういう影響を与えるかってことなんですよね。
あんなものはSMプレイと同じで、拒んだら火あぶりとか、棄てないと逆さ吊りとか、ドSでなければ絶対に思いつかないようなことをやってけつかる。
と思いきや、
棄教担当は別に残酷な方法で殺してやろうとか、キリシタンが苦しむのを見て楽しむとか、そういうんじゃないのね。
腐れカポーとは違うんだよね。
もちろん恐怖心を煽るっていうのはあったと思うけど、
一番大きいのは宣教師にそれを見せること。
自分らが何をやったのかを思い知らせること。
最初からそうだったわけじゃなくて、学習したらしいどえす🐝
お奉行様のディープラーニング~🐞
自分が苦しみに耐えるのも辛いけど、民百姓が苦しむ姿を見るのは、もっと辛いに違いない。
が、
一人目のパードレはそれでも転ばなかった。
海に放り込まれる民を助けに行って、自分も死んじゃった。
アホちゃいまんねん、パードレー🕺
一方ロドリゴ神父は、お奉行様が「今夜転ぶ」と予告した通りになった。
ま、それが普通だよね。
もしそれで転ばないなら、
お前に天国の門は開かない🦋
ロドリゴはひたすら神に祈り、なぜ沈黙しているのか、
なぜこれほど苦しめるのかと神に問うが、
神は何も言ってくれない。
But、
神は井上様を通して語った。
苦しみの原因を作っているのはロドリゴ、お前だよ🌹
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます