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「性善説」から出発する人間の集合意識で理想の未来を創る 

2022年03月22日 | 魂の人間学
 あの世には残念ながら「地獄」という領域があるが、生まれ変わる人は、天国の住人でなければ、生まれ変われないしくみになっている。
 かつて地獄にいたことがある魂でも、地獄で反省して、地獄を脱し、天国に上がって来れた人のみが生まれ変わることができる。地獄からは生まれ変わることはできないのだ。
だから、人間は善人として生まれる。性悪説、性善説で言えば、性善説が正しい。ただし、文字通り、「生まれた時の人間性は善である」という意味で。
 人間には、自由意思というものが与えられている。素晴らしい目標や一生を選び、努力していく一生も自由に選択できるし、悪の道を選択する自由意思も与えられているのだ。
 善なる赤ちゃんとして生れながら、成長していくうちに 周りの環境などから、知らず知らずに内に悪の道に染まってしまう場合もあるだろう。悪への道を選択することも自由意思なのである。
 個々に話を聞けば、同情すべき点があることも多い。しかし、悪に染まってしまったからと言って、その後の自由意思もある。心の底からの「反省」「悔い改め」によって善への道を選ぶ機会は必ずあるのだ。それを選択しないということは、自由意思で悪の道を選び続けているということになる。
 人間が幸福になるには、意識して幸福への道を選ぶ必要がある。人間が善人になるには、善への道を選び続ける必要があるのだ。そのうち習い性、習慣になってくる。良き習慣を身に着けることは、幸せになるための大切な土台なのだ。
 人間は、生まれた時には、善であるということは、希望が持てる事実だ。
生れた後の環境や教育などは、人類の努力によってより良いものにしていくことができるからだ。子供の家庭環境を健やかな成長ができる環境にし、正しい教育を受けることができる世界。それだけでもユートピアの第1歩であろう。
 個々の努力の集積が、人類の集合意識になる。それぞれの努力によって人類全体の善なる理想の未来、光り輝く地球の未来を選び取っていきたいものだ。
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