たれぱんだあざらしの貴重な産卵シーン

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モナコGPのM. シューマッハの追い上げにしびれる

2006-05-29 21:10:35 | モータースポーツ
F1GPのモナコGPの放送を途中から(といってもレーススタート前だったが)見る。
M. シューマッハがPPを取ったが、予選で進路妨害をしたとのことで最下位スタート。
進路妨害のことはなんともいえないが、故意だとしたら卑怯極まりなく、残念だ(故意ではないと信じたい)。正々堂々とやってほしいものだ。
もっとも、M. シューマッハは過去に何度かクラッシュを故意に起こしたとの疑惑がいくつかあるので(特に1997年のジャック・ヴィルヌーヴとのクラッシュは故意とみなされ、その結果年間順位を剥奪・無効とされた)、そう思われるのも仕方ないかもしれない。

レースはM. シューマッハのかわりにPPに立ったアロンソがトップを走る。
M. シューマッハは最後尾から必死に追い上げる。
カーブやシケイン手前など、抜きどころで素早く前に出る。
走りからものすごい気迫を感じた。
結局、アロンソがポール・トゥ・ウィン、M. シューマッハは5位フィニッシュ。
アロンソは相変わらず速い。チャンピオンの貫禄か。
M. シューマッハはさすがに優勝は出来なかったが、それでもすごい追い上げだ。
モナコの市街地コースは抜きどころが少ないといわれるので、それを考えるともっとすごい。
伊達にモナコ・マイスター(名人)と呼ばれていない。
もっとも、M. シューマッハはレース前半でバトンをなかなか抜けずそこで苦しめられるなど、いくつかの場面でもっと速くほかのドライバーを抜いていればな、と個人的に思う。

シューマッハ以外には、マクラーレンのモントーヤが2位、レッドブルのクルサードが3位。ホンダのバリチェロが4位、トヨタのR. シューマッハが7位。スーパーアグリで井出の代わりにセカンドドライバーになったモンタニーが無事完走、チームメイトの佐藤はリタイア。
お世辞にも強いとはいえないレッドブルが3位に入賞できたのは、マシンの調子がこのときはよかったのか、クルサードの力(セッティングやドライビングなど)なのか。
レッドブルが次もポイントを獲得するようなら、コンストラクターズタイトル争いでちょっと不気味な存在になるかも。
ホンダとトヨタはとりあえずポイントを獲得できたので(個人的に物足りないがここは我慢)、今後に期待。特に、ポイントでレッドブルに並ばれたトヨタは、レッドブルに抜かれることだけは避けてほしい、と思う。
スーパーアグリは相変わらず苦しい。実戦での走行データの収集に終始している印象もあるが、新チームという点では仕方ない面もある。完走できるだけましかもしれない(完走率は割とよいほうらしいが、それはある程度データが蓄積されている(はずの)2002年のアロウズのマシンをベースにしているから?)。ここが踏ん張りどころだろう。そんな状況ゆえに、巻き返しには新型マシンの登場を待つしかないのか。


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