Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

美麗的日本和我 (美しい日本と僕)/栃木県

2021-06-22 07:59:42 | 旅行

2020年の記録

 

コスモス(秋桜)、まさに秋が来ている。

 

9月も下旬となり、秋がすぐそこまで来た晩夏、土曜日、日曜日の県内日帰りドライブの記録。

 

 

旧粟野町、粟野川の上流に公営の日帰り温泉施設がある。コロナ以前は、農作業が早めに終わった時など、「ちょっと一っ風呂」といった気軽な感覚で行けるところだった。旧粟野町は、現在鹿沼市に合併吸収されている。

 

旧粟野町の河川で、鮎などの釣りを楽しむ人も多い。(僕は釣りをしないので、詳しくは知らないが) また、初夏には、天然のホタルを見ることができた。(子供が小さい頃には、毎年見に行った) 自然が豊かなことは間違いないが、小規模の鉱業(珪石鉱山)と林業くらいしか産業がなく、高齢化と過疎化が進み、旧町内に高校がなくなり、小中学校の分校も廃校になっている。蛇足といったら何だが、ボクサー、俳優として一世を風靡したガッツ石松氏の出身地でもある。

 

夏の終わりを告げる彼岸花は、どことなく寂しく、行く夏の喧騒を思いださせる花だ。

 

翌日に訪問した那須フラワーワールドは、那須郡那須町にある民間有料花畑である。僕にとっては、それ以上でも、それ以下でもなく、花を美しいと思うが、見せるために植えられた花より自生する花や他の目的(食用ほか)のために植えられた花の方が、美しく思えてしまう。博物館や土産物屋になった聖堂やモスクより宗教施設としての聖堂、モスクが好きなのと同じ理屈だ。

 

 

【メモ】

8月31日から9月13日に掛けて開催した全米オープン (テニス)女子シングルスで大坂なおみ選手が、2年ぶり2回目の優勝を果たした。特質すべきことは、日本人(大坂なおみ選手は、テニスプレーヤーとしての国籍を日本としている。) が優勝したことではなく、2020年5月25日 ジョージ・フロイド氏の死をきっかけとして盛りあがったBLM運動 (Black Lives Matterの略称、黒人に対する暴力や構造的な人種差別の撤廃を訴える、国際的な積極行動主義の運動) への賛同の印として、勝ち進むことを前提として1試合1人の犠牲者の名前が記していたマスクを着用したことだ。その後、アメリカ合衆国の人種差別問題は、アジア系へのヘイトクライム(僕の知見では、加害者に多数の黒人を含む) へ、と違う方向に進んだ。

ジョージ・フロイド氏ほかの複数の黒人が、公権力の警察官に殺傷されたことは、経済格差など問題はあるけど、“人権は守られている国”とし思っていたアメリカ合州国は、虚構であったと考えざるを得なくなった。(この落胆は大きい!) だからといって、アメリカ合州国が、中国の人権問題を指摘できなくなったとは思わない。僕自身、新彊ウイグル自治区を何度も訪問し、友人もいるので、人権問題の存在を感じている。しかし、ウイグルの人権問題は、中国共産党政府固有の問題ではなく、もっと根の深い問題だ。

 

 

旅は続く



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2 コメント

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Unknown (ななだい)
2021-06-24 04:41:44
こんばんは。

彼岸花のお写真、綺麗です。

埼玉県、日高市の巾着田の彼岸花、面積も広くてついでに高麗神社や聖天院、高麗家住宅など寄れたので毎年のように行っていたのですが、コロナ禍で何だか行きそこなってしまいました。

彼岸花、一斉に咲くとちょっと妖しげな独特の美があり、好きなのですが、今年は行けるかしら?

那須フラワーワールドの秋桜など様々な種類のお花が咲き誇っていますね。
カメラが良いせいか一層美しい映ります。
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Unknown (zhen)
2021-06-24 09:17:01
ななだいさんへ

コメントありがとうございます。

確かに彼岸花の群生、特に赤は、妖しさを感じます。次の次のブログで、一山彼岸花の圧倒的な群生地をご紹介する予定です。お楽しみに!

今回の彼岸花も秋桜も撮影機材は、本ブログ・モノローグで紹介の十年以上昔のコンパクトデジカメですよ。日進月歩で、デジタル機材は進化していますが、古いものも中々でしょ(笑)

では、また。
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