いやー個人的には大満足!公開初日に観に行ってきますた。
T1・T2が大好き過ぎて、T4どうなるのかなーて思ってたけど、予告でこれは!ってもうすごい期待しつつ。(ちなみにT3は未見/観たかもしれないけど覚えてない…です)
いやT4、期待を裏切らない仕上がり!でした。
いよいよ未来の話になって、ジョン・コナーが主役になって、1・2とは違った物語が描かれてて、マックG監督に拍手!シリーズ物としてはとてもいい感じ。ちなみにT5の製作も決まって、どうやらターミネーターは全6部作になるみたいですね。時系列的にはT1~6で合ってるけど、1でシュワちゃんが現れたのは4~6があるおかげで、そう考えると4~6は1~3以前のおはなし??
いやースターウォーズの4~6→1~3的な流れにワクワクせずにはいられないです。
■ネタバレ(長い)■
内容ですが、とにかく大迫力で、CGとか撮影とか凄い!1・2と比較しちゃう気持ちがやっぱりあって、冒頭タイトルでの“ダダンダンダダーン!”って、コレ今までと音違くない?!なんて細かいとこまで初めは気になったけど、すっかり引き込まれる。初めのジョンが乗ってるヘリが墜落するとことか、ワンカットぽいけどどうやって撮ってんだ?!とか、次々に現れるT-600とか巨大なターミネーター:ハーヴェスターとか、もうとにかくすごい。
去年の5月にクランクインしてこんなん作ちゃうなんて脱帽です。
しかもそのおかげで、改めて未来のスカイネットの脅威に気付かされたり。空を飛んだりする技術のが圧倒的に優れてるけど、人間を追跡するなら確実にバイクのが便利=技術的には後退したモトターミネーターを作っちゃう辺り、スカイネットの頭の良さヤバイね。1・2では敵はT-800とT-1000だけだったけど、この先の未来はそれが横行する時代になるんでしょ。怖すぎる(笑)
カイルがマーカスの言葉を真似したりするとこは笑っちゃったけど、基本は常に緊迫した空気が流れてる今作。1に近い感じだけど、1はまだ審判の日を知らない人は平和に日常を過ごしてるわけで、またちょっと違う。
それを考えるとやっぱりシュワちゃん×ジョンの、娯楽作としても圧倒的に優れたT2はすごい名作だと思うしいちばん大好きです。
(ちなみにLAタイムス紙はT4を「笑いの要素はないかもしれない(だってどうやって終末後の世界で楽しいなんてことがある?)」なんて書いてて、なるほどなぁと思ったけどw)
でも、今作T4のカイル・リース役のアントン・イェルチンが良すぎてもう笑!!T1のマイケル・ビーンカイルも勿論好きだけど、アントン君とにかくハマってるしカッコいいしで(笑)大好きになりました。
来週観に行く予定だけど、スタートレックにも出てる(しかもチェコフ役!)らしいのでワクワクです。
ちなみに、よくありがちな“荒廃した街に10代の少年と幼い少女が隠れている”ってのが今作にもあるけど、スターの存在はいまいち…。わたし的にそうゆう設定だと“子供だけど少年と少女は恋をして支え合ってる”な認識なので(笑)カイルにはサラだけであって欲しいのです。
でも審判の日以降に生まれたスターが、音楽聴いてびっくりする顔とか可愛かったけどね。
マーカスについては、キャラクターとしてはそんなに好きになれず。サラとかジョンみたいに“弱い人が強くならなければいけなかった”じゃなくって、マーカスは最初から強かったからなー。
まぁ、主役のジョンよりは際立ってたと思うけど(笑)マシニストしかり、バッドマンしかり、クリスチャン・ベイルの作品をあまり観てなくて思い入れがないせいかもしれませんが。
でも、今回のジョンがマーカス(サイボーグ)に助けられたことでT-800を再プログラムして過去に送り込む、なにかひとつの伏線かも…って考えればなかなか。過去に送り込まなきゃイケナイのはジョンも分かってるだろうけど、機械軍と戦ってる中で機械に助けられるってゆうのは、T2シュワちゃんを生み出す中で大きなきっかけになるんじゃないかなぁなんてね。
ただ、心臓のオチだけはんんー?って感じでしたが。まぁそのへんは置いといて。
ちょこちょこ微妙なとこもあったけど、映画として楽しむ分にはそこまで気にならず。
ちなみに色んなひとのレビューで「スカイネットはなんでカイルのことを知ってたのか?」てのがあったけど、by Wikipediaによるとスカイネットはカイルを知ってたみたいね。
↓
【キャメロン監督は、「スカイネットは、ジョン・コナーの父親がわかっていなかったわけではない。ただ、父親を殺すというシミュレーションをした際にも、別のジョン・コナーが誕生してしまうため、サラ・コナーこそが、ジョン・コナーの誕生に重要な存在としてターミネーターが送られている」とも語っている。】
なるほど。T4の段階で実際のカイルを殺そうとしたけど結局殺せなくて、じゃあ過去のサラを~て考えるとつじつま合う。
あとはもう!ファンには堪らない1・2から引用したセリフと映像!!!
シュワちゃんの振り向きとか、“I'll be Back”とか、声マネとか、“もし、生きたいのなら俺と一緒に来い”とか、ATMだけじゃなくてスカイネットのドアもそれで開けちゃうの!!!とかもうにやにやしっぱなし。ジョンの顔傷の理由も明らかに…ふふふ。
一部では“出来の悪いパロディ”なんて言われてるけど、そうゆう要素を織り込みながら新しい話を作っていくのは素晴らしい。てゆーかもうマックG監督はターミネーターのファンなんだろうなーって(笑)嬉しくなっちゃいます。
そしてシュワちゃん、出ます。若いです。ハイパーかっこいいです。
体はシュワちゃん同じくオーストリア出身のボディビルダーで(このひと、シュワちゃん映画のときにシュワちゃん役で出てるらしいです)
顔はCG。でもそんなん微塵も感じさせないです!もうシュワちゃん出た瞬間、鳥肌たった。
ちょっぴり、ベンジャミン・バトンみたくリアルシュワちゃんをCGで若くして欲しかったけど、満足です。
スターだったり、サラの知る未来とどこか変わってきているセレーナやマーカスの存在だったり、ケイトが妊娠していたりーっていろいろな伏線があってT5も楽しみ!
ジョン・コナーの息子の名前はなんだろう?ジョン・コナーJr.か笑?なんて考えたりもしたけど、どうやらジョンってヨハネ(Johannes)の英語名らしく、そう適当にはつけられないなと(笑)
基本的にターミネーターはキリスト教と関係してるっての聞いたことあったけど(ジョン自身が自分の父を過去に遣わせて、でもカイルは死んじゃうからサラは未婚の母(マリア)、ってゆう。)まぁすっかり忘れてましたけど。で、今回のT4は原題は「Terminator Salvation」で実は「4」は付かないんだけど、“salvation”ってキリスト教だと「魂の救済」て意味なんだってー。どこまでマックG監督が狙ってるか分かんないけど、こーゆうことをふわふわ考えるのも楽しいです。
終わり方がサラ→ジョンのモノローグになってるのも素敵でした。これがT3なら良かったのに、なんて。とにかくターミネーター好きは観て損はないです。星よっつ★★★★☆で!
■ ■ ■
ちなみに新宿ピカデリーにはマーカス?とT-600の等身大フィギュアがあってカッチョよかったです。てかこんなん襲ってきたら怖すぎる!コレ販売するそうだけどヤフオクとかにかかったらすごい値がつきそうだなー
でもそれより、個人的にはこちらもピカデリーにあったモーションポスターが欲しいっす!!部屋に飾りたいー。ちょうカッコイイよね、これ。
http://www.sonypictures.jp/movies/terminatorsalvation/poster.html
THE END BEGINS。
子供のころ大好きだった作品の新作を、スクリーンで観れるのはやっぱり幸せです。
マックGは頑張ったね。
ヤツはかなりのターミネーターファンだね。
まずはオープニング。
新たなシリーズの幕開けを感じさせてくれたね。
感じが、「1」にそっくりなのよ。
音楽が往年のあの音楽じゃなかったけどね。
そしてジョンがヘリから降りてきてT-600の頭を
吹っ飛ばすシーン。
クリスチャン・ベイル版ジョン・コナー
(ヤバいカッコよかったね)
一瞬、こんなジョンってカッコよかったっけと
確認したくなったけどね。
ストーリー的には、二瓶ちゃんが書いてくれてるから
省くけど、時間軸とかのあたりで、ちょっと戸惑う場面は
あったりしたけど、新たなシリーズの幕開けと思えば
成立する話だから、「5」・「6」の展開でどう描いて
来るか注目したいね。
それにしてもマーカスが、今回はシュワちゃんの役割の
代わりみたいなもんなのかな。
ラストの心臓をあげちゃう所は、「ちょっと」って
思ったけど、良しとしてあげましょう
随所に、シリーズネタのリンクがあったのは
ファンとしてはかなり嬉しかったね。
ジョンの顔傷とかのシーンは、思わずニャリとして
しまいました。
そして、シュワちゃん
やはり、どんな形でもシリーズの象徴的な方ですから
出てくれて嬉しかったね。
「5」・「6」では、本人に出て欲しいね。
今度、どこかでターミネーター談議に花を咲かせましょ
同窓会行きました?わたし行けなかったんですよねー
ほんと、今度ターミネーター談義やりましょう