でりら日記

日々の雑記帳

読んだメモ『邪眼(じゃがん)は月輪(がちりん)に飛ぶ』ほか

2007年05月29日 | 趣味の雑記
 夕べはブログの更新に勤しむ余り、風呂の湯を二時間近く出しっぱなしにしてしまったでりらですこん
ばんは。ちなみに設定温度は六十度でした。弟を先に入らせて正解でした(鬼)。いえ先に入れと命じたわ
けではなくPCに向かっていたら声をかける暇もなく先に入られてしまったというだけで。

 私が入る頃には適温でした(外道)。

 明日はGOGO耳鼻咽喉科第二段、歓送迎会、月末だよ!全員集合、の三本です。

 エマ(第二章)。

 OPから気になっていたのですが、ちょっと顔がへちゃすぎる。前々回あたりからすんごくいい場面な
のに正直作画があまりにアレなのでちょっと萎えてたりする。前回のキスダムほどじゃないけれど(まるで
私が左手でマウスで描いたような絵だった)ちょっと森薫女史の絵を誤解しているのではないか。
 それにつけてもハンスがんばれ。ちょっと空回りだけどがんばれ。よろめき大好きなお姉さんは応援す
るぞ。にしてもどんどん原作から乖離していくぞ。でもうまく纏めて欲しい。

 家に帰るたびに、しまったぁぁぁぁと思うこと。
 化粧コットン、また買い忘れた。拭取り化粧水愛用派なのだが日焼け止めを使っていることを考えると
クレンジングオイルが正解なので暫く忘れたままでもよいのだが、べたべた感をぱぱぱっと取り除きたい
ときにコットンがないと不便。でもトリ頭は今日も忘れて帰ってきてしまった。

 本日の幸せ。
 昔好きだった小説サイトさんが閉鎖される際、お疲れ様でしたメールを送ったらば、お返事が頂けた。
物凄く嬉しくて大事にとってある。それをさっき懐かしく読み返したついでに再開したかなぁと何気なく
ぐぐったら、なんと本になっていた。キリハラキリコさんの怠惰な堕胎というサイト。大好きだったのだ。
 紺野キリフキ名義で「キリハラキリコ」というタイトルにて2003年、第4回小学館文庫小説賞佳作を受
賞されていた。1980年札幌のお生まれらしい。学生時代は戯曲を書いておられたとのこと、なるほどなる
ほど。ちょっと生きてて良かったと思った瞬間。続編を・・・ぜひにとこっそり思うことひとしきり。

 読んだメモ。
『邪眼(じゃがん)は月輪(がちりん)に飛ぶ』/藤田和日郎
 「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載、床井雅美氏協力。おお、さすが。
 ちなみにがちりん、とは満月の事。仏教用語でもある。鎧兜の額部分の飾りなどに使われたり、日輪(に
ちりん、=生命)、月輪(がちりん、=不死・再生)とペアで観音像の飾りに使われたりといろいろ。今ふり
がなをふっていて気付いたが、自分はルビなしでストレートに「がちりん」と読んでいたのだがそういえ
ばいつからこれを「げつりん」ではなく「がちりん」と読むようになったのか自分でもよくわからない。
多分仏像関係だとは思うのだけれど。まぁがちりん、ですわ。

 ストーリー。
 何処から来たのか分からない、いつからいたのか判らないが、一匹のシマフクロウがいた。その目に見
つめられたものは全て死んでしまう。かつて一度だけそのミネルヴァに銃弾を打ちこんだのは一人のマタ
ギ、鵜平。傷を負ったシマフクロウを運び去ったのはアメリカ軍。軍はこれをミネルヴァと名付け、軍用
化を試みるがミネルヴァは逃亡。あらゆる武器・兵器、兵士らを嘲笑うかのようにミネルヴァは全てをか
いくぐり、その目に映るもの全てを死に至らしめる。

 やっぱり藤田和日郎はすごい。自分はポイントがずれているかもしれないけれど、「お前は×××(敢え
て伏字)が欲しかったんだな」と、「ああ、こわいよ」で泣いてしまった。今回は人よりもミネルヴァにや
られた。それは多分、藤田氏の思い入れが篭っていたからだと思いたい。ミネルヴァがただただ恐ろしい
だけのものではなかったのは、きっと鵜平が自然全て、勿論ミネルヴァを含めて、自然を敬っていたから
なのだと思う。

 コミックの帯に「携帯ストラップ型クリーナー『ミネルヴァちゃん』合計200名にプレゼント!!」情報。
おお、応募しておくか。ちなみに明日、5/31当日消印有効だぜベイベー。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。