書評

　某新聞社サイトの書評に目が留まる。6年ぶりに長編小説発表、とのことでほほう、と思い読む
とはなしに流し読み。読んだことが無い人だなぁ、と思いつつ、ああこの人だったかと納得。読んだ
ような読んでいないような。いや、代表作だけ読んだのだと思う。

　実際面白そうなので、ふむふむと思い、今度読んでみるか、と思ったのだが、画面をスクロール
してゆくと、なんとオチにまで言及しているではないか。しかも、ラストの解釈についての作者自身
のコメントまで載っている。

　何をするだァーーーーーーー！！！

　いや、浜村淳の映画紹介もダイスキなんだ。観た気分で満足してしまうあのラジオ番組がダイス
キだったんだ。だけど、やっぱりほんのさわり程度でとめて欲しい時もあるんだ。

　しかし、私自身「読んだメモ」を書きなぐっているわけで、出来るだけ注意はしているつもりだけれ
ど、うっかり筆が滑っていることもあるかもしれない。そもそも、自分がどの本を読んだか忘れない
用のメモなので、紹介ではないし感想ですらないし、支離滅裂でさっぱりわからんのだろうなと自
負しているぐらいだが、ひょっとするとひょっとするかもしれない。こういうのって難しいなぁ。

　とそんなこんなしているうちに、密林から魔人のカレンダーをお届けしますよメールが。そうか、も
うそんな季節なのだな。

　というわけで、「一部地域より愛をこめて」。
　はい、関西です。見事なまでに一部地域在住です。しかも動画サイトは業界全体の首を絞める
よなぁと思って以来、ぜんぜん観に行ってないのでDVD待ちです。で、何気なくアンチスレを覗き
にいったら、ネウロの声はパピヨンの中の人がよかったな、という人がいて、同志！！とPCの前
で拳を握り締めました。はい。

　TV版「武装錬金」を観ていない人はぜひ一度レンタルなりで御覧あれ。ヨン様ことパピヨン（蝶野
攻爵）、私の中では彼が一番魔人に近い。いやあのファッションセンスではなく、声。口調も好みだ。
中の人は真殿光昭氏。高すぎず低すぎない緊張感のある声で痺れた。放送当時から、魔人がも
しTVで動くことがあれば彼がいいのになと思っていた。

　同じくアンチスレで言及されていたが、小安氏は子安というキャラの声として出来上がってしまっ
ていて、「誰かの声」にはなれないのだと確かに思う。まぁ私のイメージで言えば、「シュラト、殺
す！」か、「卵の殻を破らねば、雛鳥は生まれずに死んでゆく。」だけど。旧い。すんません。
（オチてない）