特集 だまされる脳
世の中には、幽霊や超能力といった常識では説明できない不思議な現象を実際に見たと思ったり信じたりする人が結構多い。また世間には様々な陰謀論があふれており、これを真に受ける人も少なくない。人々がたやすく『だまされて』しまうのは考え方に問題があるのではなく、人間の脳は元々、超常現象などを見るようにできているらしい。限られた情報から素早く結論を引き出すという生物としての生存に不可欠な脳の働きによって、時に存在しないものを誤って検出し、『見て』しまうことがある...という事で特集が組まれています。『プラセボ効果』と『サブリミナル効果』の記事は興味深かったです。
凶暴になる結核菌
結核は過去の病気ではない。世界中で毎年100万人以上の人々が結核で死亡しており、世界人口の約3分の1は潜在感染した保菌者だ。従来よりはるかに致死性が高く、急速に広まり、抗生物質に対する耐性も獲得しやすい新しい結核菌が現れ、近年広がりつつあるようだ...怖いですね。ワクチンがむしろ菌にとって有利に働く場合があるなど、対策はなかなか難しいようです。