Kokkei-菜園ス

自称サイエンティストのどぎまぎ家庭菜園記録

芽キャベツの定点撮影15

2011年12月27日 | 芽キャベツ

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芽キャベツ定点撮影の15回目です。相変わらずのスローペース、というか、このひと月ぐらい、ほとんど変化がないように見えます。なかなか大きくなりませんなあ。この寒さですから、まあそんなものでしょうか?

変化といえば、また開き気味の芽球が増えてきた事ぐらいでしょうか。今日もその様なヤツをいくつか収穫してみました。

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日経サイエンス2012年1月号

2011年12月25日 | 日経サイエンス

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銀河を叩くハンマー - うねる銀河系

太陽系が属する天の川銀河は、真っ平らな円盤ではなく、うっかりヒーターの上に置いたレコードの様にうねっている。その『ウオープ』は、叩かれたゴングの様に振動する銀河の瞬間をとらえた姿である。この『ゴングを叩くハンマー』は、天の川銀河を周回する大小マゼラン星雲と考えられてきたが、暗黒物質が関わっているという可能性がある、という話です。ううむ、またもや暗黒物質です。暗黒物質は宇宙に関する謎を次々と解決(?)していますね。肝心の暗黒物質と暗黒エネルギーそのものは依然として謎のままですが...


がんワクチン新時代 - ベンチウォーマー出場

がんの治療法といえば手術、化学療法、放射線療法の3つであり、長年の改良で次第に副作用も減ってきたが、多くの場合、通常と同じ余命は得られない。第4の治療法、『患者自身の免疫系を刺激してがん細胞と戦わせる方法』は、何十年にも渡り研究されてきたが、失敗を繰り返してきた。ところが、2010年夏、アメリカで、化学療法と併用して前立腺がん患者の生存期間を延ばすがん治療用ワクチンが認可された。まだ課題も多い『がんワクチン療法』だが、今後10年ぐらいで、最も普遍的ながんに対しても、他の3療法と並んで重要な役割を担うようになるのでは?という話です。さらなる研究に期待したいですね。


日経サイエンス2011年12月号

2011年12月02日 | 日経サイエンス

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マルチバースは存在するのか? - 特集 実在とは何か?

望遠鏡で宇宙を除いて、観測する事のできる距離は『宇宙の地平線』である、約420億光年。その向こうはどうなっているだろうか、という議論です。妥当と思われる説は、『地平線の向こうも似たような宇宙だろう』というものですが、『物理法則などが全く異なる別の宇宙が存在している』という仮説もある。筆者はこの『多宇宙』という考え方に懐疑的な立場で色々な仮説を紹介しています。どうやっても観測できないという事は、どうやっても答えのでない問題と思うので、その何というか...まあ妄想する事は自由ですね。


知恵を生む場所 - 都市の力

人は何千年もの間、田舎で暮らし、農地で働き、近所以外の世界をほとんど知らず、だいたいの事を自分自身で何とかやってきた。それが徐々に集まり、都市になった。 最初はメソポタミアとエジプトにおいて、次にギリシャ・ローマからヨーロッパ、そして近年はアジアで都市化は顕著である。しかし、今やネット社会でどこにいても情報は得られるし、犯罪や大気汚染、騒音や過密化に悩まされる都市に、なぜ集まり住むのか。2008年、世界の『都市』に住む人口が史上初めてそれ以外の人口を上回った。...という事で、『都市の力』とか『スマートシティ』などについて解説されています。

『世界の10大都市-変わる顔ぶれ』というページでは、1975年から2050年(予測)の世界の大都市の人口順位が示されています。概ね『アメリカ・ヨーロッパ』から『アジア』へシフトしている感じですが、今までも、そしてこれからもずっと『東京』が1位というのは驚きながらもある意味納得です。

先日、世界の人口が70億人を超えた、というニュースがありましたが、200年前が約10億、100年前が20億足らず、という事ですから、ホモ・サピエンスは『異常発生』と言えるのでは?