ひな菊の丘から

上高地に行ってきました その2

いよいよ二日目は楽しみにしていた上高地です。

母は、三代澤ファンであるのはもちろんなのですが、これまでにあった3回のツアー全てに参加しているのは、そのどれもが行ってみたい場所だったからなのだそうです。最初は松本、2回目は北海道小樽、そしてこの上高地。もちろん私も音楽絡み以外で旅行をしたことがほとんどないので、上高地は初めて行く場所です。ドキドキ、ワクワク。

今回は、時間も限られているので、大正池から河童橋まで、地元ボランティアガイドの方とグループ別に歩いて、その後昼食、少し散策してバスに戻る、という行程でした。




うちのグループ(10名)のガイドさんは鹿児島出身、東京で子育てをして、信州に腰を落ち着けたというおじいちゃんでした。



一生懸命説明してくださるのに、私ときたらバシバシ写真撮ってます。



だって、あまりにもきれいなんですもの。焼岳の噴煙も見えました。風があると流れてしまって見えないのだそうです。



巨木には見えない力がたくさんあるから、見つけたら触って力を分けてもらうといいですよ、とガイドさん。そういえば、うちの最寄駅、ホームに木が生えてるんですが、毎朝ちょっと触ってから乗車場所まで移動する方が何人もおられます。



基本、何も触らないようにしているらしく、倒れかけの木もそのまま。危険はないのでこれでいいのでしょうね。



写真を撮ってる間にガイドさんはさっさか歩いて行かれます。母もさっさかついていってます。



透明度、すごすぎ。まるで中を浮いてるようなイワナ?



この広大な風景



説明してもらったんだけどなあ、なんの植物だったっけ?この後このフレーズ続きますがご容赦を。



立っているだけで絵になる木です。



天狗のカラマツ。二股になっているところに天狗さんが座るのですね。



ツマトリソウ、漢字で書くと褄取草、かな?



レンゲツツジ、はい、鮮やかなお色です。



田代池、土砂の堆積でずいぶん浅くなったとのことでした。池には見えへん。



鉄分を含んだ水が噴出しているところはこんな感じに茶色いです。葉っぱも染まってます。



ラショウモンカズラ、漢字で書くと羅生門ね。



クルマムグラ、漢字で・・・もうええか。



カラマツソウ、可憐なお花です。



ベニバナイチヤクソウ、色がかわいい。



対岸にケショウヤナギ



田代橋のあたりから撮った写真



うすぼんやりだけど、雪渓も。



なおも元気に歩く母



ウエストンの記念碑、なんだけど、その後ろの岩を触っています。



不思議な風景



タガソデソウ、誰が袖、って書くのかな。



護岸工事をする代わりに、岩で止めて針金で固定しています。蛇籠、というのだそうです。



猿がふつうに道に出没します。ただ、ここの猿は箕面のように、自動販売機に手を突っ込んでコインを探したり、人の持ってる食べ物を強奪したりするところまではいってないようです。



お昼ご飯はこちらのホテルで。ランチ営業は貸切とのことでした。



すてきな建物です。



内装もすてき



アルプホルンが飾ってありました。



冬場はここの周りに陣取ったら温かいでしょうね。



紙鍋でお肉が炊かれています。



これは、松本のおかみさん会だったかな、発案のデザートらしいです。



母が大絶賛でした。揚げ物や、ソーセージなんかのお弁当の定番はなくて、ていねいに作られたお惣菜の数々が美味しかった。



到着順にお昼ご飯、だったので、さっさと食べて散策に向かいました。梓川の流れが急な場所



河童橋の欄干、二代目だそうです。



河童橋と穂高連峰



ぐるっと回ってバスターミナルに到着です。美味しいお水を持って帰れるとのことでペットボトルに汲みました。



バスツアーのお約束、帰りは高山ラーメン工房に寄ってお土産ゲットです。



休憩したのは関のSA。思わず関に住む友人にメールしちゃいました。「今来てるよ~」って。



宿泊所、ホテル、売店、などなどで手に入れたご当地名産品の数々です。



楽しいツアーでした。おかあさん、ありがとう。
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