今は合併して今治市ですが、前回参加した時(8年前)は、まだ朝倉村で、恐らく日本で一番ブルーグラス人口密度の高い村、と言われていました。
朝8時に自宅を出発、さすが連休で、高速に入るなりの渋滞。それを1時間ほど我慢して、車は西へ。前回は、できたばかりのしまなみ海道から会場入りしたのですが、今回は一番距離の短い瀬戸大橋ルート。8年の間に四国の高速もずいぶん整備されたようです。

快晴、とまではいかないけど、気持ちのいい空です。橋を渡る時は、少し減速。同乗していた某フィドル弾きは、海を見ると心が騒ぐとかで、キャーキャーはしゃいでいました。

讃岐富士もお出迎えしてくれました。
お腹が空いたのでSAでお昼ご飯。四国に渡ったからにはうどんやろ、と思いきや・・・食券売り場から戻ってきたデジパパと末娘の手には「ラーメン」の文字が。
でも私は初志貫徹してうどんです。ま、SAのうどんをもって讃岐うどんを語っちゃいけないのでしょうけどね。ちく天と温泉卵と、ナゼかちりめん山椒が山ほど入っていました。美味しかったですよ。
前夜祭の始まる4時にはまだかなり時間があるので、予定通りタオル美術館を目指します。この辺りで唯一?の観光スポットらしいけど、行くのははじめてなので、デジパパがgoogleで調べてきました。高速を降りて、看板を見つけたけど、手元のプリントアウトと逆方向。でも、たぶん最短距離を調べてるのだから、裏道とかなんだろう、と思い、プリントに沿って進みました。ところが、行けども行けども辿り着かない。Uターンしたり、途中で止まって見直したり。なんと、その途中で、3回消防車と遭遇しました。3度目には笑ってしまいました。たぶん向こうも笑っただろうなあ。
結局諦めて、インターチェンジまで戻って看板の指示に従い、無事到着。これから、googleのことは、「ぐるぐる」と呼ぶことにします。タオル美術館は、想像してたより立派な建物でした。

美術館というより、巨大なお土産物屋さん?実は、入場料を惜しんでミュージアムの方には入りませんでした。それでも、大好きな俣野温子さんのコーナーは楽しんできました。夜のための日本酒を仕入れる人、アテを選ぶ人、留守番の子供達へのお土産も忘れず購入。

ここから会場へは車で5分ほど。早めに到着したつもりだったけど、既にジャム?が始まってました。フェス自体は日曜日のふれあい祭の一環として行われるので、夜はその前夜祭。せんざんき(鶏の唐揚)やおでんやおにぎりをいただきながら、室内でステージを楽しみます。

スタッフ勢ぞろいのオープニングです。今年は20周年記念とのことで、お揃いのトレーナー、背中には名前の刺繍入り。この出番が終わるまで飲食は準備ができないので、ちょっとだけ我慢してくださいね、と言われたのに、どうしても乾杯したかった私はデジパパにお使いを頼みました。そんな予感はしてたけど、彼が缶ビールを調達して戻ってきたのは、ちょうどスタッフがステージを降りて、スタンバイができた時でした。スタッフのA野さんに「ありゃー、買ってきたの?もう準備できたのに・・・」と言われましたが、まあいいや、普段は買わないおいしいビールで乾杯!

斎島のガンさんと、豊島のジャニータさん、岡山のあきちゃんがお手伝い。ジャニータさんの豊浜町の歌は絶品でした。

地元スタッフのマサコットさん、自然体の歌が、とても気持ちいいです。

奈良のしおたまに謎ちーが合体、高知のK野くんまで、総勢8名の大所帯。

ゲストバンド、JBBも何とか間に合いました。

デイジーヒルは、3人セットのぽっとデイジーヒルで演奏。

とうとう正式メンバーとしてバンド入りしたkimiちょん。
Todayはこれから、ばんばんライブ活動するそうです。

Grass Aboutsもヴォーカルのひろひろは大学祭を諦めてこちらに参加。夜中に宿題?レポートをロビーで書いてたのを見て、娘はびっくりしていました。「お母さん、大学生って宿題あるのん?お兄がしてるの見たことない。」ですって。
ステージが終わってからも宴は続きます。美味しい日本酒の差し入れがあったり、生ビールは格安でサービスされていたり。室内、屋外でも楽器の音は続き、私たちは何がおかしいんだか、笑い転げていました。

人数が減った後も、友人と話し込んでいたら、スタッフのお一人が仲間入り。そのまま明け方までお喋りは続き、ふらふらになりながら部屋に戻ってすぐ熟睡しました。