ひな菊の丘から

冬フェス2012 その2

ここまで、ほとんど遅れることなく進んでいます。皆さん時間をちゃんと守って下さる。それから、客席も真剣にずっと聴いて下さる。あんなにたくさんの方にきっちり聴いてもらえるなんて、なかなかないことです。フェスのお客さまは多いけど、けっこう酔っ払ってたり、お喋りしてたり、フェスには参加してもステージを見ないでジャムに興じてたりすることが多いでしょ?一生懸命な聴衆には応えないとね、という気持ちが演奏者側にもはっきり見受けられます。

去年のこのブログの冬フェスの記事に、「今年はお客さまが『聴く』スタンスで来られている」というような事を書いたのですが、更にそれがグレードアップし、それに呼応するようにステージも聴きごたえが増した、というのが今年のフェスの印象でした。あと、お客さまの数です。もちろん、これまでで一番のエントリー数(45バンド)なので、出演者も増えてるわけですが、リスナーの方も確実に増えてますね。嬉しい、本当にありがたいことだな、と袖で話していました。

ステージの写真に戻りましょう。
グラスホッパーです。




相変わらず渋い!K本さん。



モンローズ・ウォークの時は袖の控室で着替えていました。ので写真はありませんが、しっかり耳は立てていました。

その次がイッツ・アバウト・タイム。



ベースのT村さんがスキーで不在、トラはキミちゃんです。色んな人に「キミちゃんに入ってもらったらいいのに。」と言われたそう。私ももちろんいいました。




控室にいる時、ポケットにあめ玉を見つけたky子ちゃん、何気なく口に放り込みました。SゆりちゃんとMのりちゃんに同時に突っ込まれました。「えー!?なんで!なんでこのタイミングでアメちゃん食べるん?」ステージに上がりながら、ボリボリ噛み砕いたそうです。



デイジーヒル、去年このステージで何度も歌ったビル・モンソングとヘイゼルの歌を締めくくりとして歌いました。

1.Forever Upside Downの半分(これ去年と一緒)
2.The One I Love Is Gone
3.Green Rolling Hills

で、今からは変わるよ、ってことでドリーパートン。

4.Coat of Many Colors




今年の月例ブルーグラスナイトでは、色んな人の色んな歌を歌いたいと思います。



着替えたり楽器を片付けたりしていて、カメラはC-こからリノちゃんに渡っていました。ようやく受け取って、撮れたのは千日前ブルーグラスアルバムバンドからでした。OVERDUE とオイスターの皆さん、ごめんなさい。



千日前も月例のホストバンドみたいなもんですからね。今年もがんばってね。



グッド・トゥー・ブルー



M尾くんの歌にテナーを付けられるM井さん、やっぱりスゴイわ。



RAKKANです



O野さんのMCがおもしろいとかおもしろくないとか、聞えないとかわからないとか、色々言われてましたが、この翌日、私はあることを発見したのです。このお二人、素でお喋りしてる時はめっちゃ面白い。そのままMCになりそう。歌はあいかわらずすてきです。ギターも華麗ですよ~。



サザン マウンテン ボーイズ、今年の11月17日、ここアナザードリームで『なにか』が起こりそうな予感。



プログラムを見てて、あれ?と思いました。チャーチ・バック・トリオの方が先だったのでは?で、思い出しました。出番直前に、歌詞カードが行方不明になり、急遽順番を入れ替えてもらったのでした。客席から歌詞を持って向かってこられたI田奥さまに、「ありましたか?」と聞くと、「見つかりました。良かったわー、でも歌詞がないと未だに歌えないのよね。」っておっしゃってました。いや、そんなことない、ちゃんと歌ってはると思うんですけど。お守りみたいなものかな?それにしてもやっぱりすごい。この夜もノックアウト!です。憧れますねえ、こんなパワフルなギターと歌。



それをサポートするジョッシュのフィドルと



T頭くんのオートハープも息がピッタリでした。



プログラムではALMOST秋元慎バンド、となっていますが、PERFECT秋元慎バンドでした。




Tかちゃん、店に入ってくるなり私に、「ようこさんのブログのおかげでベース持ってくる羽目になったやんか。」と言うのです。はぁ?何のこっちゃ?ようく聞いてみると、欠席の予定だった彼が、来ることになって、去年はどうだったかな?とネット検索したら私のブログが出てきて、去年もベースを持ってきていたというのが判明したのだそうです。そんなん別に持ってこんでも良かったんちゃうん?



ちょい悪M-さん、ヒゲがないとそう悪でもないですね。



大分からの、レモンスライス。ちょっと後ろに回って撮ってみました。








アルバムバンドは、今回ちょっとメンバーチェンジ。体調不良のOさまに代わってプロフェッサーK村くんがベース。アルバム参加メンバーの他に、ツインマンドリンでぽっとでいじーの仲間が入ります。



久しぶりのSawing on the Strings、早口言葉みたいなコーラスが難しかった。



稲葉和裕&フレンズ



バックウッズマウンテニアーズ、こちらも渋い。



きたむらいづみ&フレンズ、入り口付近で3月にあるCD発売記念ライブのチケットを売りまくるいづみ姐さん。だいじょぶですって、きっとたくさんのお客さまが入って下さいますよ。



コーラスでお手伝いの、米原のT田さん。大病を克服してまた一緒に歌えて嬉しいです、と。



私も最後の1曲でお邪魔しました。youtubeに上がっているみたいなので、探してみてください。新曲なのに、一度も合わせずステージに上がってしまってごめんなさい。



でも、わわわわーって感じのコーラス、とっても楽しかった。



トリはこの方です。ジョッシュ大塚



ALMOSTリーブスですね。



最後はジャムになりました。K谷くんのハーモニカも登場。



C-この『ハレルヤ!』で、今年も無事終了。私は慌てて打ち上げ会場に向かいました。



基本、月例のレギュラーと遠方からのお客さまを中心に、先着順で人数を切らせていただいたので、当日お断りした方も出てしまいました。お店の定員は34名、予定してて来なかった人とか、直前キャンセルとかで何人か減って、ギリギリ定員と同じ34名でした。




9時半スタートの予定が、飲み物が揃ったのが10時前。ちょっとお店の段取り悪いんちゃう?と思いつつ、もうかなりいいご機嫌の方が何人もおられたので、店の二階は喧騒に包まれています。そんな中で、「生ビール以外の人~、何人ですかぁ、手ぇ挙げて。」「麦はお湯割り?ロック?」とか大声で叫び続けること1時間、翌日、投げ銭ライブの最中に擦れてきたと思ったら、今日火曜日には、とうとう私の声はどこかに行ってしまいました。




K寺せんぱ~い、私の声を返して~!!(今週末、ライブなくて良かった・・・。)





独断と偏見、偏りの激しい写真レポートでしたが、冬フェスの雰囲気をお伝えできていれば幸いです。いっぺん行ってみたいな、と思った方がもしおられたら、ぜひとも来年は参加してくださいませ。演る方でも聴く方でもどちらでも、きっと楽しんでいただける事と思います。
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