先日の、Hard To Findライブの時、マスターから「次の日曜、昼間やけど空いてる？」と聞かれました。特に予定がなかったので「はい、空いてますけど。」と答えると、店の人手が足りないとの事。これまでも何度かお運びのお手伝いはしたことがあるので、気軽にＯＫしました。が・・・良く考えてみると、Hard To Findの時程ではないかもしれませんが、この日のライブはかなりの集客が見込まれます。さあ、私なんかで手伝いになるのでしょうか？
という訳で、自宅から自転車で25分、適度に汗をかいて到着したのが１時前でした。店内ではリハーサルの真っ最中。
稲葉和裕＆Young Starsのステージです。稲葉さん(実際には稲葉くん、って呼んでますが、これは昔からの知り合いだからです。たぶん中学生の頃、うちの大学祭に来てくれたこともありました。）はプロのシンガーで、文化センターなどで教室も持っています。一緒に演奏するのは、バンドではなくて、関西の実力派の若手ブルーグラッサーです。ヤング、って言うても、三十路もいるんではないかな？
お客さまは３０人余り、狭いお店なので、ほぼ満員です。でも、この店の常連さん以外私の知ってる方はほとんどいらっしゃいません。稲葉さんは、固定のお客さまをちゃんとつかんでおられるようです。なので、この日は「どう行ったらいいんですか？」の問い合わせ電話がかなりありました。私も受けておろおろしましたが、何とか答えられて良かった・・・。若者の姿もちらほらありましたが、ヤングなスターの皆さんの応援でしょうか。
１セット目は４０分で終了。タイトなリズムと抜群の歌唱力で、聞き惚れていました。
２セット目には、マンドリンが参加。相方とやっているバンドではギターを弾いてます。
ゲストコーナーその1、「ここに立つには年齢制限があるので。」と稲葉さんのＭＣで場内を沸かせていた、ちょっとOldなマンドリンのスターが登場です。Ｈさんは、僕がバンジョーを弾き始めた頃には既に有名なマンドリン弾きでした、と紹介されていました。
次のゲストは、客席からリクエストもかかった、Ｓちゃん。今は宿のおかみをしていますが、すてきな歌うたいです。
この後もしばらくステージは続き、結局アンコールも入れると２回目は１時間半の熱演でした。立ちっぱなしなだけで、演奏中はまたもほとんど追加注文がなく、ほぼパーフェクトにステージを楽しむことができて、ラッキーでした。稲葉さんはもちろんですが、個人的にはバンジョーのＩくんの歌に感激でした。しばらく前に、偶然彼の歌を聴いて、ファンになりました。バンジョーが超絶テクなのに、それに加えて歌もうまいなんて！！ってちょっと悔しいですが、気負いのない、自然体で聴いてて気持ちよくなる歌を歌われます。ドブロのＨくんも絶妙なタイミングで音が入ってました。聞くと、以前はバンジョー弾きだったとか、まだドブロを始めて4,5年だそうです。若いってすばらしいなあ。
マスターから、晩ご飯を誘っていただいたのですが、残念ながら、この日は全員揃っているので、家で鍋を囲む予定にしていました。自腹でライブを聴きに来た相方と、自転車をこいで帰りました。
