赤門記者のメタボな日々

笑いの街・大阪で、笑えることも笑えないことも追いかける因果な商売。明日は笑っていたいなあ…。

ようこそ神戸へ

2008-11-28 20:37:40 | Weblog
 今日は久々に「ハロー!プロジェクト」話です。
「モーニング娘。」として活躍中の亀井絵里さんと久住小春さんに、
我がデイリースポーツ神戸本社をご訪問頂きました。
この日はラジオ関西やNHKの生出演など、関西でのPR三昧だったお2人。
その多忙な合間に、例によって「なにわShow劇場」用のインタビューをさせて頂きました。

 詳細は明日の朝刊(あまり詳しくはありませんが…)と、
12月17日付け関西版朝刊「なにわShow劇場」でご紹介しますので、
こちらでは差し控えておきますが、
26日発売のニューアルバムは「COVER YOU」とのタイトル通り、
全14曲が故・阿久悠氏の作詞というトリビュート作品。
シングルの「ペッパー警部」は言うまでもなく、
すべてお2人が生まれる前の作品ですから、
「ほとんど知らない曲で…」(亀井さん)
「サビは知ってる曲が結構ありましたけど…」(久住さん)という反応もやむなし。
それはそれとして、オリジナルはあまり意識せず
「とにかく元気に歌って、と言われました」(亀井さん)というように、
それぞれの個性を生かした作品になっているようです。
「『わたしの青い鳥』は、もう亀井さんの歌みたいですよね~」(久住さん)というほどの出来映え。
自信はかなりのものがありそうです。

 その他には、メンバーそれぞれの分析や、
日頃の生活、
モーニング娘。としての目標、
同じ「ハロプロ」内の他ユニットへの意識
などを語って頂きました。

 お2人が並ぶと、
ちゃきちゃきと明るくしゃべる妹(久住さん)と
おっとりしててうまくまとめる姉(亀井さん)という感じに見えました。
写真にもそんな雰囲気が出ていますでしょうか…。
正直、亀井さんはこれまでのテレビやラジオの発言などから、
もう少しオトボケ系なのかな、と勝手に思っていたのですが、
その話をすると亀井さんは
「そんな風に思われてるんですか~!?」
と驚いた様子。
そこに「思われてますって」とあっけらかんと突っ込む久住さん。
いい味のコンビでした。

 さらに、「モー娘。」を家族にたとえた話をしていたのですが、

「小春は犬かな」(久住さん)、
「みっつぃー(光井さん)は賢い犬、小春は誰にでもついて行っちゃいそうな犬」(亀井さん)、
「亀井さんは親戚って感じ。あと、近所の人とか」(久住さん)、
「ちょっと、家族に入れてよ…」(亀井さん)

などなど、爆笑トークのまま、あっという間に時間が過ぎました。

 生のままの面白さをお伝えできるかわかりませんが、
詳細は12月17日をお待ち頂ければと思います。

時には起こせよビッグバン

2008-11-25 22:03:53 | Weblog
 大変に久しぶりの更新となりました。
書くことがなかったわけではなくて、
書くべきことを取材する機会が多すぎて…。
まあ、これ以上言い訳はしますまい。

 そんな大量の取材の中で、かなり強い印象を受けたのが、
韓国からやってきたK―POPユニット「BIGNBANG」。
同じ韓国出身の「東方神起」の取材は何度かしたことがあるのですが、
BIGBANGは、東方神起と似ているようで似ていない。
まず、全体が発する「匂い」というか「雰囲気」というか…、
これがまったく異なります。

 詳しくは、明日26日発売のデイリースポーツ関西版
「なにわShow劇場」のインタビューに書いてありますので
そちらをご覧いただければと思うのですが、
なにより感じたのが、これまでの「韓流」の中にあって感じる“異端”の匂い。
来年から、日本の音楽シーンを騒がせる存在になりそうです。
どれほどの「Big Bang」を見せてくれるのか、
楽しみにしたいと思っています。

 ちなみに写真は、インタビューのため当社を訪問して頂いたときのもの。
顔を消してあるのは、当社社員です。 

死活問題

2008-10-08 04:05:07 | Weblog
 阪神タイガースの勝敗に様々なことを左右されがちな当社。
最近のデッドヒートで、社内には独特の緊張感が流れております。
私が入社したころ、この時期の緊張感は
たいてい監督の去就問題が原因だったりしたことを考えると、
本当に強くなったものだと改めて思います。

 我々、芸能社会担当にとってみても、
阪神関連というのは重要課題の1つです。
実際に試合の取材に行くことはありませんが、
何かにつけて阪神ネタを掲載することが多いわけです。

 とりあえずタレントの方にも、阪神ファンらしいという情報があれば、
必ずその手の話題を振ることになります。
今年だけでもう何回そんな話をしたことか。
実際、芸能界で阪神ファンの方というのは結構多いんですね。
最近ファンになられた方もたくさんいますし、
昔からずっと、という方もたくさんいます。

 「生まれたときからファンでした」と話していたのが、
以前にも書きました、石川梨華さん。
きっとドキドキしながら最近のデッドヒートをご覧になっていることでしょう。
そんな石川さんの、阪神への思いなどを語って頂いた
「なにわShow劇場」、
今日8日付けの関西版朝刊に掲載しております。
虎法被を着た写真も、しっかり載っておりますのでお楽しみに。

 以上、前置きたっぷりの宣伝でした。


 

ベリコレアレコレ

2008-09-22 00:18:03 | Weblog
 今日も呪文みたいですがそのままです。
今日は、神戸で行われました
berryz工房のコンサートツアー「ベリコレ」昼の部の取材にお邪魔しました。
先日インタビューさせていただいたご縁でご招待いただいたのですが、
大変に熱気あふれる、すごいコンサートでした。

 彼女たちの単独コンサートは初めてだったのですが、
こちらが想像した以上のパフォーマンスでした。
詳細、というほどではないですが、明日のデイリースポーツ朝刊にも若干掲載しております。
ここでは、また長くなってあれなのですが、それぞれに凄かったところを。

①熊井さんのスタイルが凄い
 
 言うまでもなく「ベリコレ」ですから、ファッションショーを意識した作りになっていますが、
熊井さんはもう、モデルそのものですね。
長身に長い手足に立ち姿の美しさ。お見事です。
全体的に一番楽しそうに、伸び伸びやってたように見えました。

 ②菅谷さんの雰囲気が凄い

 今回、唯一ソロ曲を披露したのが菅谷さんでしたが、
雰囲気というか表情というか、何とも言えない情感がこもっていました。
これがあの、インタビュー中に自分で話しながら内容を忘れた人と同一人物か…。
あのときはやはり14歳だなという感じだったのですが、
今日は本当に凄かった。やられました。

 ③夏焼さんの目が凄い

 これはインタビューの時と同じ印象です。
芸能人の方は誰しも目の力が凄いんですが、彼女は格別かもしれません。
今日は2階席の向かって左端辺りで拝見していたのですが、
夏焼さんの目だけは何故か光っているように見えました。
表現は悪いですが、暗闇で猫と対面した時のような…。
気のせいなのかどうなのか、わかりませんけども。

 ④嗣永さんの小指が凄い

 オーサカキングのイベントではあまり気づかなかったのですが、
嗣永さんはマイクを持つ小指が立ちっぱなしなのですね。
持ちにくくないんだろうか?などと要らぬ心配をしてしまうぐらいでしたが、
それはそれとして、今日もやはりアイドルオーラは全開でした。
自分の魅せ方は、メンバーの中でも一番心得ているように思います。

 ⑤徳永さんの表情が凄い

 さすがに直接ではなくてモニターを通して見たに過ぎませんが、
徳永さんの表情の豊かさは随一ですね。
文字にして説明すると多分伝わりにくいのですが、
普通に歌っている顔、ファンに呼びかける顔、メンバーと目を合わせる顔など、
場面場面で見る者を引きつける表情を繰り出していました。
自然だとしたら凄いことですね。

 ⑥須藤さんの笑顔が凄い

 インタビュー時のブログで書きましたが、
あの時は、実はあまり発言もせず、笑顔もあまり見られませんでした。
「お母さん役」というイメージで、常に落ち着いているのだろうと
勝手に想像していたのですが、
今日のステージでの弾けるような笑顔は、やはり16歳の素顔か。
周りも笑顔にしてしまうパワーが備わっているような気がしました。

 ⑦清水さんの底力が凄い

 メインパートを務めることも多くないですし、
あまり全面に出てくる感じはなかった清水さんですが、
何というか…、清水さんがいることでメンバーが安心して動いているというか、
そんな風に見えました。
MCでは当然、キャプテンとしてメンバーを引っ張ってますし、
やはり大黒柱ということなのでしょう。

とまあ、それぞれの凄さがちりばめられたコレクション。
でも何より凄かったのは、コンサートの構成ではなかったでしょうか。
実を言うと知らない曲も多かったので何とも言えませんが、
導入から中盤、アンコール前、そしてアンコールで、
「キメ曲」の配置の仕方、順番など(どれがキメ曲か、は想像で判断しました)
上手に場を盛り上げる工夫がなされていたと思います。
いい歌がたくさんあっても、構成の仕方で盛り上がり切れないというコンサートを
これまで何回か見たことがありましたから…。

 上から目線で恐縮ですが、
もちろん、まだ完成途上だなと思った部分もあります。
(どうしても歌が一本調子になりがちだったり、一生懸命すぎるのか、全体的に「ゆとり」がなく一気に駆け抜ける感じがしたり、など)
しかしそこは平均年齢15・6歳。
これからいかようにでも変わっていくのでしょう。

 終演後には少しだけ楽屋でご挨拶をさせていただきました。
衣装から私服(?)に戻った彼女たちですが、輝きは失せぬまま。
1時間40分も歌って踊った直後にあれだけ元気なのは、
やはり若さのなせる業ですねえ…。

 ちなみに今日は、MBSラジオなどでおなじみの
松竹芸能所属・松本美香さんも来場していました。
少しだけお話させていただいたのですが、
「berryz、いいですよね。ハローの方々は、みんな礼儀もしっかりしてるし…」
と絶賛されておりました。
プロも認めるプロ、ということでしょうか。

 またしても長くなった。
的確に文章にまとめることのプロであるはずの人間としてはお恥ずかしい限り。

ナナマナカナ

2008-09-19 04:30:12 | Weblog
 呪文のような、実はそのままのタイトル。
昨日はNHK大阪放送局で行われた、
朝ドラヒロインバトンタッチ会見を取材してきました。
半年に1回の恒例行事なのですが、
次回作が東京制作の時は東京で、大阪制作の時は大阪でやるのが恒例。
今度の次回作は大阪制作「だんだん」なので、
放送中の「瞳」から榮倉奈々さんが大阪へ出向き、
「だんだん」ヒロインの三倉茉奈、佳奈さんへバトンタッチしたというわけです。

 詳細は今日のデイリースポーツ朝刊でご覧いただきたいのですが、
まずは初めて見た榮倉さん。
まあ背が高い&スタイルいい&顔小さい。
はにかみながら話す様子などはやはりまだ20歳だなあと感じるところもありますが、
何か女優としての風格もだんだん身につけつつあるような、
そんな印象でした。

 マナカナさんは何度もお会い(正確には「会って」いるわけじゃないですが)してまして、
それなりに目が合うと微笑んでくれる(ような気がしている)のですが、
やはり大学も卒業されて名実共に社会人となられただけあって、
随分と大人っぽくなったような気がします。
それでも、仲の良さというか、息の合い方は変わらず。
今日も茉奈さんが会見で質問に対する答えをド忘れして焦っているときに
「大丈夫?」といいながら背中をさすっている佳奈さんの姿は微笑ましいものがありました。

 榮倉さんはこれまで、数多くの映画やドラマに出演されてきましたが、
「緊張が多くて、心から楽しいという思い出はあまりなかった」そうです。
それでも、今回の「瞳」に関しては
「家族みたいになれるよ、って聞いてたんですけど、本当に皆さんが心の支えになったというか…。これからも現場で楽しめるっていう自信になりました」
とのこと。
女優として一皮剥ける作品になったのでしょうか。

 一方のマナカナさんは、12年ぶり2度目のヒロイン。
ただ前作「ふたりっ子」は、少女時代のみということで、
完全なるヒロインという意味では初めてかもしれません。
「茉奈、佳奈を1人1人の役者として見ていただいて、ヒロインになってもらって良かったと思ってもらえるように頑張ります」(佳奈さん)
「『ふたりっ子』だけでなく、これからは『だんだん』のマナカナちゃんだと言ってもらえるように、私たちの代表作としてもう1つちゃんと残ればいいなと思ってます」(茉奈さん)
と、気合十分でした。

 「だんだん」は、29日にスタートします。
「瞳」の大詰めと合わせて、この秋、要注目です。

それが大事

2008-09-18 00:37:34 | Weblog
 「リーマン・ブラザーズ」と聞いて、
これを口ずさんだ人も少なくないかもしれません。
思いついても口にしなかった人はもっと多いかもしれません。

 資産総額6000億ドルの会社でも、破綻するときは破綻する。
信じ抜くことは大事ですが、にわかには信じがたい話ですね。
ものすごい額のお金を動かすということはやはり、ものすごいリスクを伴うということでしょうか。

 そうかと思えば、資産総額1兆ドルを超えるAIGも破綻。
こちらは米公的資金による救済を受け、投げ出されずに済んだとか。
この判断はダブルスタンダードだという声も多く聞こえますが、
米政府にとって一番大事なことは何だったのか。
素人の私風情にわかるはずもありません。

 いずれにしても、最早これまで、となる前に手を打つことはできなかったのでしょうね。
ダメになりそうな時を察知するというのは、個人レベルでも判断が難しいこと。
一寸先は闇。よく言い表した言葉だと思います。

 そんな中で昨日の仕事は、タレント・羽賀研二被告の裁判傍聴。
逮捕から1年2カ月余り、
5月に一度は結審したものの、再審理が行われ、ようやく再び結審しました。
羽賀被告は法廷で、
「私も嫁もお袋ももうボロボロ。今生きているのは裁判で潔白を証明するためだけ」
と涙を見せながら語っていました。
ダメになりそうな時に、
とりあえず負けず、投げ出さず、逃げ出さず、信じ抜いてきた、のは確かでしょう。

 どちらの言い分が正しいのか、これも当然私にはわかりません。
色々と取材をしてみると、有罪説、無罪説とも耳に入ってきます。
もちろん判断するのは裁判官ですから、
さし当たって私は判断を投げ出しておこうと思います。
そして多分、どちらになっても第二審に持ち越されるのでしょう。

 とりあえず、結果は11月28日。
おそらくはもう寒い朝に、傍聴券を求めて並ぶことになるでしょう。
メタボのくせに暑さより寒さが苦手な私。
自分だけ逃げ出すわけにはいかないんでしょうねえ…。

とりあえず現場に行くこと、それが一番大事。

ポルノ三昧

2008-09-16 00:35:30 | Weblog
 というタイトルを見て、
リアルに下ネタを想像する人はもはや絶滅寸前でしょうか。
大体そんな話こんなところで書けるわけないですね。

 てなことで、今日は淡路島で行われた、
ポルノグラフィティのライブ取材に伺いました。
淡路島というとずいぶんと遠いような気がしないでもないですが、
今回の会場は、実は三宮から1時間弱。
京都に行くのと大して変わらなかったりします。
淡路でも南の方だったら、2時間近くはかかりますけどね。
もっとも、これはあくまで神戸目線ではありますが。

 仕事で淡路に行くのは6年ぶり。
当時はサッカー担当をしていまして、日韓W杯が開催されておりました。
イングランドチームが、今回の会場に隣接するホテルに宿泊していたため、
離日の際にベッカム様の取材に行ったことを思い出します。
そのホテルを横目に会場に向かうと、
開演1時間以上前だというのに、ものすごい人。
改めて人気の凄さを思い知ります。

 詳細は明日のデイリースポーツ朝刊に掲載されていますので、
そちらをご覧頂きたいところですが、
今回、初めてポルノグラフィティのライブを拝見して強く思ったことは、
パワー(特にヴォーカル)が凄い、ということ。
歌唱力の有無に関しては、判断は人それぞれだと思いますが、
(ちなみに私は、ものすごく歌唱力は高いと感じました)、
何より声量と声のキレが素晴らしい。
野外ライブでは、どうしても声が散ってしまって聞き取りにくいということが
しばしばありますが、
アキヒトさんの声は非常にスムーズに耳に入ってきました。
ハルイチさんのギターももちろん素晴らしいのでしょうが、
如何せん音楽に関してはド素人の私、
そのあたりはまったく語ることができません。
(記者としてどうか、とは思いますが、なにせ「何でも屋」ですので…)

 そしてもう1つ驚いたのが、ファンの方々の一体感。
私は客席から少し離れたテントの中で見ていたのですが、
18000人ものファンが、最初から最後まで、
ほぼ同じ動きで盛り上がっているのがわかりました。
単独ライブなので、ポルノグラフィティのファンが集まっているのは当然ですが、
それにしても見事なもの。
25曲すべてに一体感を保ち続けるというのは、並大抵のことではないですね。

 9年間の歴史を振り返ることのできる演出も巧みでしたし、 
お2人の広島弁丸出しのトークも、暖かみがあって良かった。
「これからも皆さんにギフトを贈り続けられるように…」
と話した後、ヒット曲「ギフト」を歌った場面では、
ファンならずともグッとくるものがありました。
デビュー曲がいきなりヒットした後も、
9年間途切れることなくスターダムを歩み続けてきたお2人。
きっと次の9年、いやそれ以上に、トップアーティストで有り続けることでしょう。


別に…

2008-09-14 02:16:35 | Weblog
 過日、「普段は社会ネタなどの取材の方が多い」などと、
自分でも本当なのかどうか分からないような記述をした手前、
今回はそんな話をば。

 昨日は大阪で、自民党総裁選の立候補者が演説会を行いました。
会場となった難波・高島屋前はものすごい人混み。
大本営発表によると3500人が集まったということです。
9月も半ばとはいえ、昨日は夏が戻ってきたような暑さ。
そんな中でも、聴衆の方々は小一時間ほどの演説に耳を傾けておりました。

 当然我々もその中に紛れつつ、候補者の語る政策論をメモしていくわけですが、
うーん、「別に…」といったような、
なんだかピンとこない部分があったわけです。
別に美人の取材じゃないからテンションが上がらないとかそういうことではなく。
実際、耳を傾けている聴衆も、傾けてはいるのですが、拍手などの反応はまばら。
昨夏の参院選、今冬の大阪府知事選あたりと比較しても、
選挙活動のメッカである高島屋前に
同程度の数の聴衆を集めて演説を行っているにしては、
ビビッドな反応は最後まで見受けられませんでした。

 何故に…と考えてみますと、
①ある程度勝敗が見えている勝負なので、あまり興味がわかない。
②所詮聴衆は投票権がないので、伝わろうが伝わらなかろうがあまり関係ない。
③単に話が面白くない。
といった理由が思いつきました。

 まあ③はともかく(参院選や府知事選は「タレント候補」の演説だったため、若干の差はあるとしたものですが)、
①②あたりの理由は、少なからずあったのではないでしょうか。
特に判然としないのが②の点。
候補者の方々は、いったい何のために一般市民向けに演説をしているのか?
もちろん、現状の課題や自身の政策論を広く知らしめることは
政治家として大事な仕事だとは思いますが、
それは必ずしも「身内の争い」である総裁選という舞台を利用せずとも
普段から行っていくべきことでありましょうから、
必然性という意味ではあまり理由になっていないような気がします。

 もっとも、立候補者の方々にしても、
石原伸晃氏がいきなり
「このたび衆議院議員選挙に立候補いたしました…」などと間違うぐらいですから、
穿った見方をすれば、頭の中はすでに解散総選挙に向かっているのかもしれません。
そして、この総裁選でムーブメントを作ることが、
総選挙で自民党を優位に立たせる鍵になる、といった話が巷間なされているわけですが、
これがまたもう一つよくわからない。

 とにかく自民党の大物がしょっちゅうメディアに出て話題の中心にいれば、
半ば「サブリミナル」的な効果で得票が伸びるといったところかもしれません。
だとすると、これは選挙というものを単なるイベントとして捉えている感覚で、
決して正常なものとは思えませんし、
そんなことで盛り上がった機運による判断で生まれた政権が、
国民の不安を解消する効果的な策を打ち出せるかというと微妙な気がします。

  とまあ、今回は多少ながら、ブログのタイトルに恥じないものになったでしょうか。

 最後までご覧になった奇特な方、
どうでもいい長文でお腹いっぱい、メタボな気分になったのでは?

可憐な猛虎

2008-09-13 02:21:16 | Weblog
 昨日は里田さんの話を書かせて頂いたので、
今日は石川さんの話を書かせて頂きたいと思います。

 テレビで見る笑顔が印象的だったのですが、
実はこのインタビュー開始時は、その笑顔が若干影を潜めておりました。
「思いのほか気難しかったらどないしよか」などと考えたのですが、
取材が進み出すと、いつもの笑顔で応じてくれました。
やはりアイドル。笑顔が似合うし、笑顔の出し方も心得たもの。
取材はテレビの生放送前のあわただしい時間でしたので、
さすがに緊張もされていたでしょうからね。

 「モーニング娘。」加入後は、常にエース格として活躍。
「ハロプロ」内のユニットにも積極的に参加し、
「全部で13個だったかな…。メンバーの中でも一番多いと思ってたんですけど、この間テレビで矢口さんと話してたら、矢口さんの方が多かったみたいで…」
と若干悔しそう?に話していました。
それだけ引っ張りだこだったということは、
やはりハロプロ内でも“鉄板”の存在だったということなのでしょう。
里田さんがデビューしたユニット「カントリー娘。」にも、
里田さん加入前から参加していたということで、
お2人が極めて自然に仲良く接していたのも、そういった背景があるのだろうなと思った次第です。

 そんな石川さんにとって特別だったのが、先日解散した「美勇伝」。
石川さん+三好さん、岡田さんという“新人”2人という形態から、
「すごい不安でした」といいます。
「私1人が目立つのもイヤだったし、私もまだ20歳でしたから…。モーニング娘。のライブツアーに出るのも複雑な気持ちがあったし、慣れるのに2年かかりました。3年9カ月しかやってないんですけどね」
と冗談めかして話していましたが、かなりの部分本音だったのではないでしょうか。

 その他、ハロプロ内、モーニング娘。内における
「ボケ」と「ツッコミ」の分析、
「キャラクター」というものに対する考え方、
今後の活動における思い、
人生設計などなど、
様々な話をして頂きました。
独特というか斬新というか、私にとっては想定外の考え方もちらほら見受けられましたが、
何にしても感じられたのが「よく考えてはるなあ」ということ。
これまで石川さんに対してファンの方、そうでない方が
どのような印象を持たれていたかはわかりませんが、
少なくとも、私の中ではだいぶ見方が変わりました。

 そして、我らがデイリースポーツとしては捨て置けないのが、
石川さんの虎党ぶり。
噂には聞いていたのですが、
「音楽ガッタス」の新曲のジャケット写真で来ていた衣装(オレンジ&黒の“ジャイアンツカラー”)に、
自ら「阪神ファンはこれ着ないですよね…」と苦笑いでツッコんでいたのを聞いて
「本物だ」と確信しました。
神奈川出身なだけに、横浜スタジアムや東京ドームにはよく観戦に訪れていたそうです。
最近はなかなか時間もないようですが、
「近いうちにちょっと見に行こうかと思ってます」とのこと。
その“熱さ”に、横で聞いていた里田さんが
「私、野球はあまり知らないんですけど、なんか阪神が好きになりそう」
と話したほど。
それに対して石川さんが
「スポーツ好きなら絶対盛り上がるから、見に行こうよ!」
とアプローチしていた姿は、
阪神の勝敗が死活問題にもなりかねないデイリースポーツ社員として
大変に頼もしく見えました。

 そしてこの日の写真撮影で、
ダメ元でこちらが用意したタイガース法被&メガホン着用をお願いしたところ、
あっさりOKして頂きました。
グッズ一式はお持ち帰り頂いたので、
今度の観戦に活用して頂ければ幸いこの上ありません。
その写真もできればこちらに掲載したいと思っております。

 石川さんのインタビュー記事は、10月8日または15日付け関西版朝刊の
「なにわShow劇場」に掲載する予定です。
そちらでは間違いなく「虎法被」の写真が載ると思いますので、
そちらも合わせてお楽しみ頂ければ幸甚でございます。
 
 毎度毎度の長文で恐縮ですが、今宵はこの辺で。

映らないもの

2008-09-12 02:08:50 | Weblog
 先日は、ユニット「音楽ガッタス」のキャンペーンで来阪していた、
里田まいさん&石川梨華さんの取材をさせて頂きました。
 
 なんか最近、「ハロプロ」系の話ばかり書いているような気がしますが、
決して普段そういう取材ばかりしているわけではありません。
むしろ、その他芸能ネタや社会ネタ、囲碁将棋などを取材していることの方が
圧倒的に多いです。
誰に何の言い訳をしているのかわかりませんけども。

 それにつけてもこのお2人、言うまでもなくお美しい。
しかもただお美しいだけでなく、
トークも非常に滑らかで、
「立て板に水」などというと少し不遜かもしれませんが、
とにかくスムーズに取材を進めることができました。
これも「なにわShow劇場」用のインタビューですので、
詳細は後日の紙面をお楽しみにしていただきたく存じます。

 その里田さん。
世間的には「ハロプロ」というより「ヘキサゴン」というイメージで、
すっかり“おバカキャラ”が定着した感があります。
しかし、あれほどの番組に出演し、あれほどのトークをこなす里田さんが
本当に「おバカ」なはずはありません。
知識が豊富かそうではないか、という部分は、
「おバカかそうではないか」を判断する決定的な要素ではない。
それが今回、改めてよく分かりました。

 前述の通りインタビュー用の取材なので、
内容を事細かに書くわけにはいきませんが、
たとえば、しつこいようですが「おバカキャラ」については
「元々自分たちで言い出したことでもないし、世間の人たちが作ってくれたもの。嫌でもないし、うれしくもないし…」と笑いながら話してくれました。
そしてそのキャラが、ある意味“プレッシャー”になっている部分もあること、
「カントリー娘。」でデビューした当時、
華々しく活躍する他の「ハロプロ」メンバーを見ながら抱えていた思い、
1人で活動するようになってからの決意、
さらに、人生の“最大目標”まで語ってくれました。

 飾らない、深い、そして強い。
テレビの画面に映る里田さんも、もちろん素顔のままではありますが、
テレビに映らない部分の素顔も覗かせてもらったような、そんな気がしました。

 そして、来阪の目的でもある「音楽ガッタス」の新曲「Come Together」については
「明るい曲調です。フットサルから出たユニットなので、明るいだけじゃなくスポーティーですね。『ガッタス』はそれぞれのユニットから集まってますけど、フットサルを通じて築き上げられた絆ができていて、メンバーの結束は固いです!」
とPR。
どこまでも明るく、さわやかな里田さんでした。
魅力あふれる取材時の写真は、また入手次第アップさせて頂きます。

 今回のインタビューの詳細ですが、
とりあえず、里田さんは10月1日付け関西版朝刊の掲載が決定しております。
今回はまず変更の可能性はありませんので、どうぞよろしく。
改めて、関西地区以外の方にご案内をさせて頂きますと、
バックナンバーのご用命は
当社HP、または
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-10-8
デイリースポーツ大阪本社販売部
電話 06-6447-1831
にてお問い合わせ頂ければと思います。
宣伝丸出しで申し訳ございません。

 石川さんのお話は、また明日にでも掲載させて頂きたいと思っております。