大工のしげさん日記

仕事の風景や仕事中に感じたことなどを公開していきます!!!

本物の木の家の良さを体感して下さい。

同じ桧材でも・・・・。

2011-04-29 22:03:13 | Weblog

今日は 桧材を紹介しようかと思います。

単に桧といっても天然の桧と植林で育った桧では 木の年輪がぜんぜん違うんですよ。











まずは こちらが天然桧です。







そして こちらが植林で育った桧です。


木の育った環境と年月でこんなに違ってくるんでしょうかね。


昔は こんな材料もたくさんあっただろから 法隆寺とかの建物のように 


いい材料を使いそして匠の技術で何百年という月日にも負けず残っているんだろうと思います。







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集成材。

2011-04-21 19:19:30 | Weblog

今日は うちの近所で家にアリがでたというので見に行ったら柱が・・・・・。









しっかりと白アリに食べられていました。


よく見るとこの柱は 表面に桧材が貼られた集成材というものでした。


集成材とは 木と木が張り合わせられたものをいいます。





桧は  昔から腐食に強い木とされています。


なのでシロアリは 表面の桧材は食べずに 中の集成材の木を。

中の集成材は 何の木なのかちょっとわかりませんが シロアリが好むということは湿気に弱いのは間違いありませんね。


最近の住宅は 良く構造材にも集成材が使われているようです。

もし構造材がすべてこんなことになったらえらいことですよね。



















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無垢の木の良さ。

2011-04-09 09:34:35 | 手作り作品


現在、新築の住宅のほとんどが新建材に囲まれた生活となってしまっています。

確かに本物の無垢の木は高いというイメージもあるかもしれません。

しかし 長い目で見れば 本物の木は 年月が経つにつれ色あいや深みが増し愛着とかもでてくると思うのです。

反対に新建材とか使われた住宅は 最初見た目はきれいかもしれません。

でも5年・10年と年月が経ってくるとどうしても劣化してきてしまいます。














この地松の座卓のテーブルは最近作ったものです。


そして下の写真は 10年ほど前に作った同じ材質の地松の座卓テーブルです。





木も年月が経てばこんなにもかわってきます。


一人でも多くの方に本物の木の良さを知って頂けたらうれしいです。

















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モミの木。

2011-04-06 22:05:48 | 手作り作品

ここ最近の暖かい天気で うちの地元も桜が満開に近づいてきています。

今日は モミの木の座卓テーブル続きです。








上の写真は テーブルの板がそらないようにするために昔から使われている技法を活用。












もうこの木は引っ張っても抜けませんよ

もちろんボンドは つけていません。








足をつけて完成です。













少し日焼けしてこれば このモミの木ももっといい色になるかと その時が楽しみです。
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