10年目のＪＲ尼崎脱線事故

今日は出勤の土曜日。

尼崎脱線事故から１０年経ちました。

今朝、現場を通ったのは朝７時過ぎ。

現場では祭壇などの準備が行われていましたが、
ごくごく普通の朝を迎えました。


あっと言う間に１０年、のような気もします。
でも、事故に遭われた方々にとって
大変な１０年だったと思いますし、
ご遺族にとっても、とても悲しく切ない１０年だったでしょう。


あの日もとても良いお天気でした。
２５日、というと一般的にはお給料日ですので、
その日にいろいろな予定があった方もいるでしょう。
彼女とデート？
友達と飲み会？
初任給を親に報告？


避けられない運命と言うには
悲しすぎますが、
たくさんの偶然が引き起こした現実、
そしてたくさんの偶然から事故に遭わなかった方。


私などは直接の被害者ではありませんので、
もう今では、事故現場を通っても
いつの間にか通り過ぎていることが多いです。

でも時折、
事故のこと、
そして、
事故で人生が変わってしまった方のこと、
考えることがあります。


いつも思うことですが、
人間として、社会で生きている以上、
いつ、何が起きるかわかりません。


生きている今、
一生懸命に生きるしかないのかもしれません。


ワタシにとっては、
１歳だった息子が１１歳になるまで、
普通に生活してこれたこと、
それが一番幸せなことなのかもしれませんね。


安らかに。