ネット上で目にされた方も多いと思いますが…
5年前、家族旅行の車の中で寝ていた9歳の男の子が、
飲酒運転の車の衝突が原因で亡くなった記事を見ました。
富山県から福井県の祖父母宅に行き、
その深夜に京都へ移動していたときのことだったそうです。
悲しい、悲しい事故の記事でした。涙がこぼれました。
その中でその男の子は日記を書くことを習慣にしていて、
その事故の日、たぶん祖父母宅を出る前かどこかで書いたのでしょう。
楽しかったお休みの日のことが綴られていて、最後に
「あしたはもっと楽しくなるといいです」
という言葉で終わっていたとのことです。
ああ、今日は楽しかったなあ、明日は京都のお兄ちゃんに会えるなあ。
明日も楽しいといいなあ。
あした。
明日、明くる日、翌日…。
その子には来ることはありませんでした…。
明日を待つ、そんな気持ちで、でもごくごく普通に書いたのでしょうね。
そんなこんなを思うと、今もこれを書きながら鼻の奥がつんとしてきます。
ここでワタシはいったい何を感じたか。
明日を迎えることはないかもしれないから今日を大事に生きよう?
いえいえ違います。もう十分生きてきたし、
ワタシになんか明日が来なくてもいいんです。
そう、車を運転するワタシですから、
絶対に人の命を奪うような運転をしちゃいけない、ということでした。
子供たちに限りなくある明日、親の希望、
それらを奪うようなことは絶対にしちゃいけない。
当たり前のことかもしれませんが、
当たり前の「明日」をみんなが当たり前に迎えるためには
一人ひとりが普段からルールを守って独りよがりにならずに生きる。
それしかないですよね。
自分ルールがいつどこで他人に迷惑を及ぼすかもわかりません。
せめて、それを気にしていかなきゃ、と戒めのように思いました。
例えば制限時速30~40kmの市中の歩道のない道路。
30kmまでとか40kmまで速度を上げていい、ということではなく、
歩行者、特に子供がいたら。
遅いくらいに徐行してもいいんですから。
速度を緩めずにハンドル切ってよけるのではなく、
待てばいいのですから。
というようなことを改めて心がけようと思いました。
世間では相変わらず、高校生の自転車がトラックに巻き込まれるだの
登校中の児童の列に自動車が突っ込むだの、
子供たちの命を奪うような事故が毎日のように伝えられます。
心誠(しんせい)くんは、
歳の離れたお兄さん、お姉さんにも可愛がられていたとのことですし、
心誠くん自身もお兄ちゃん、お姉ちゃんが大好きだったようです。
そんなふうに、ごくごく普通に生活されていたご家族を悲しませちゃいけません。
子供の日記のひとことが
悲しく、悲しくココロニヒビキマシタ
心誠くん、安らかに。
昨日の昼間は暖かかったですね。
気温そのものはさほど高くなくても風がないと陽射しの恩恵を損ねない。
何をややこしい表現してんだって感じですが(^_^;)
明日は2週間ぶりの観戦ですから暖かいとうれしいな。
仕事はまたプチ残業が続いていますけどコツコツと前に進んでいます(^_^)v