紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

棟上げ!

2020年01月22日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

昨日は海南市岡田で棟上げでした!


棟上げ前の基礎工事の様子は前回ご紹介いたしましたが、棟上げ前には



基礎も出来、土台という構造材が施工されています。あと、ここに外部足場を組んで棟上げを迎えます。


棟上げ当日



昼過ぎには1階の梁まで組まれています。この辺の進捗スピードはお家の大きさ、間取りの複雑さなどとも絡みますが、こちらのT様家は1階が大きいので、かなり時間のかかっている方ですね。



昼からは2階の柱を立てて、次は梁。



クレーン車(レッカー車と言います)で、大工さん達が木組みの凸凹加工を施した梁を所定の位置まで吊ってきてもらい、



木組み加工の穴を合わせてから、大きな木槌(「かけや」と言います)で叩き込んでいきます。



こんな大きな梁や




こんな複雑な加工を施された梁も、次々と現場で組み上げられていきます。



難しい複雑な加工の梁は入りにくいから、何人もの手で組んでいきます。


3時過ぎには


随分と出来てきました。


そして4時過ぎには、



お家の格好になりました!


ここからは上棟式の用意に。




一番高い構造材=棟木(むなぎ。これを上げるから、棟上げですね)の前に、お米・お塩・お水・お酒・野菜・果物・鯛などをお供えして、工事の安全と無事完成すること、お客様の弥栄などに手を合わせます。


その後、


組み上がった内部を




ご覧になっていただいて、棟上げは終わりました。


なんてったって、基礎の状態から一日で木の家の骨格が現れるわけですから、ご近所様や前の道を通勤通学などで通る方はびっくりなさられます。けれど何よりお客様はやっぱり凄く喜んでくれるわけで、その様子や笑顔を見ていると、「あ〜この仕事やってて良かったな〜〜」となるわけなんですね。


さあ!ここから現場の大工さん達の工事がスタートです!!皆で一生懸命良い家をつくってまいります。T様、これからも何卒よろしくお願い申し上げます。


 


和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 


 


 

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