皆様こんにちは。いったん暖かくなった後に冷えますと、また雨も降ってますから、ちょっと体にこたえますね〜。現場はこないだも述べたようにコンクリートもう打ってますから余裕ですが(笑)
さて、築160年リノベのご紹介の3回目です。
上の写真は玄関から広間に入ってすぐのアングル。ここで皆様、おおっ〜と声をあげてくださりますが、今日はこの奥の和室。
色と雰囲気がとても味のある和室ですね。
この和室座敷は、建具も床の間も全てそのまま。天井は今回のリノベ前にはクロスを張っていましたが、こちらは建築当初と同じと思われる天井に戻しました。(新しく大工さんが造っています)
もちろん、黒い梁や柱も建具も綺麗に洗っているので、すごく雰囲気は良くなっていますが、デザインプロポーションは昔のまま。綺麗ですよね〜。ガラスも綺麗ですよね〜。
そうそう、奥のお庭を見えやすくするように縁側の開口部などは大きく変えています。手前味噌ですが、奥の庭が見えるようになってぐっとよくなりましたね。しかし、この庭も元々あったもの。前回も述べましたが、元に戻すと素晴らしくなってくるんですね。やりますよね〜。
床の間も美しいです。開口部と天井の高さのバランスなど勉強になる所がたくさんありますね。
和室・縁側から広間を。こちらもお気に入りのアングルです。
今日は金曜日ですからもう少しおまけ。キッチンです。キッチンにも黒い梁がでてきます。古民家はこの梁(差鴨居)があるから、構造が成り立ってるわけで、これは取れません。床を下げられる場合もあるけど、足元にも「足固め」という部材があって、これも切れないから(結構切っちゃってるの見ますけど)、やっぱり梁の下の高さが低くなる(173㌢位)のが辛い所。
これをできるだけ上手くかわしていくのもリノベ設計のポイントの一つですね。
キッチンの後ろはいつものような造付け収納。
反対側はこう。正面に食器収納があります。
キッチンから南を眺めるとこう。キッチンに立ってもここちよいのも大切ですね。
さて、続きはまた来週。
お楽しみに〜
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