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今日は、a様家のキッチン図面の詳細を書いておりました。
『造り付けキッチン』
造り付けキッチンは、システムキッチンの様に、メーカーさんのショールームで選び、部材が現場へ運ばれ、それを現場で組み立てるのではなく、
キッチン天板のステンレスは、ステンレス屋さん。
キッチンの箱というか、キッチン下部は、大工さん。
キッチンの扉(引戸や開き戸)は、建具屋さん。
引出しの金物(引出レールなど)は金物屋さんで選んだうえで、その金物を取り付けた引出の箱を造るのは、大工さん。
食洗機やコンロ・IH・換気扇などは、電機メーカーのを。蛇口や浄水器は水栓メーカーのを、選んで、取り付けるのは水道屋さん&電気屋さん&ガス屋さん&大工さん。
キッチンの扉などの塗装は、ペンキ屋さん。
等と、(忘れてる人いたらすんません(笑))
色んな職人さん達の合作で造られる、家具なキッチンです。
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造り付けキッチンは、システムキッチンよりも、空間になじむ事ができるし、高さや大きさなどはホント自由なのが良い所。
そして、値段の方も、あまり凝らなければ普通のシステムキッチンよりは、ちょっと高い。位でできるんです。(高級なモノよりは安いから、皆様の予想よりは多分安いと思います)
が、
引き出しのバリエーションや、オール引出しなど、そりゃやっぱシステムキッチンの方が、全体的には『かゆい所に手が届いております』し(調味料入れをこうしたい!とか、逆に細かい所でこだわりだすなら、造り付けキッチンの方がおススメ)、
最近はシステムキッチンのデザインも全般的になかなか良くなってきましたから、、、、
その辺どちらを選ぶか?は、プランやお好みで考えれば良いこと。であります。
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一つ忘れておりました。
造り付けキッチンの弱点。。
先ほど延べました様に、色んな職人さんがからむ『手づくりキッチン』となりますので、断然、「つくり手」は面倒くさい(笑)
それを造る職人さん達はもちろんですが、
実は、
コンロや食洗機、蛇口などの取り付け寸法や注意点を調べ(これ結構面倒くさいですよ~好きじゃなきゃ、やれないですよ~(笑))、耐久性や火などの安全性を検討し、使い勝手、納まり、等等を考え、図面をおこす。
設計者は、かな~り、しんどいです(笑)
システムキッチンが入るお家とは雲泥の差。。
だけど、おもしろい。かなり、おもしろい。
お客様のお好みを聞いて図面を書き、それを元に現場打ち合わせを何度かしてもらい、キッチンの格好を了解頂き、設備品を決めてもらい、
そしてようやく施工図面(詳細図面)にかかります。
まだ、序ノ口の図面でありまして、ここからもっと細部の納まり(原寸の世界)に入っていきますが、
この机の廻りの『ちらかり具合』
『あ~でもない。こ~でもない。』『あれ、ココどうなってたっけ?コンロのカタチはどうっだたか?壁から何センチ離さなきゃだったけ???』
等と、頭をかきながら格闘してる僕の姿が、頭に浮かぶでしょ?(笑)
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